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異空間
しおりを挟むサファール国をでてかれこれ3日と5時間になるけど、ここがなんの国か全然分からなくなってしまった……
国っていうよりか、森だな……周りには木が生い茂っている
こんな風になったのも、3日前にいた国でパンを買おうとしたら、急にここに飛ばされていたんどけど
周りに目印もないし……どんどん心配なってきた
はぁ私どうなるんだろ……
ガサっ…
背後で茂みが揺れた……
な、なに?
なんかいるの?
ガサッ……
な、なにこの生物…ムーン国ではみたことがない……
キューン……でかいドラゴンみたいなんだけど、足に怪我してる
助けてあげたいんだけど…あ、私は自分の荷物から、薬と包帯を取り出した
「じっとしててね……」
よし、できた!
私の身長より何倍もでかいドラゴンも嬉しそう……
「じゃあ、私行くね!」
まえに進もうとしても、ドラゴンが後ろからついてくる
「ほら、自分の巣穴に帰らないとね?」
キューン……
か、かわいっ!
まぁ、いつか、離れて行くよね……
それにしても、ここはどこなんだろ…そろそろ足も限界だし
ドラゴンの方を見ると、頭を下げ、いかにも、乗ってっていっているようなポーズをしている
乗れってこと?
一か八か……「し、失礼します」
お、意外と乗り心地いい!
「上に飛んで欲しいな!」
すると、まるで私の声がわかるように上に飛び出した
「あなた、私の声がわかるの?」
……わかるよ
え?今……
……私の声はあなたにしか聞こえません、先ほどは助けていただいて本当にありがとうございます、一生あなたについていきます
「え?」
……大丈夫です、私はでかくも、小さくもなれます、何かありましたら、あなたのポケットに入れさせてください
「わかったわ、あなたの名前は?」
……ティルです
「ティルこれからよろしくね」
ティルと楽しく話していると
バンっ
……誰かが私たちを狙っています、捕まってください
「つ、捕まるってどこに?」
……アイリ様少しやばいです
ちょ、自由落下してる!!
や、こんな時に……視界がどんどん小さくなって行く
あ、アイリ様………………
「、ティ…………ル、
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