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続き
病気
しおりを挟む「え、えーとね……」
「誤魔化さず教えて下さい!アイリ様!」
そうよね……ラナは信用できるし……
「私ねあともって1年ぐらいなの」
しんっとした部屋に私の声だけが響き渡った
「もって1年って……何かの病気ですか?」
「2年くらい前に診てもらった時に言われたんだ、不治の病でもう手遅れって…」
「そんな、ひどいです……」
「最近、症状もなかったから治ったと思ってたけど、悪化してたみたいで……」
「それは、ウィル様の件ですか?」
「それも、少しあるかもね…」
「話していただいてありがとうございます」
ラナは、少し顔を下にさげた
「そんなしんみりしないでよ。せめてシオンが大きくなるまでは死なないよ?」
「これは、ラナと私の秘密だからね」
「ウィル様にはお伝えなられないのですか?」
「言うわよ…ちゃんとね……」
「なんでも行って下さいね?全力でサポートします!」
「ありがとうラナ……」
やっぱりラナに言えてよかった……
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