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新しい
誰、、
しおりを挟む眩しいな、、、、
ん?
ここどこだろう、、、
見慣れない白いベットが6つ並ぶ部屋
病院かな??
「あら、あなた気づいたのね?頭は?大丈夫かしら?」
あた……ま?
私が何のことが分かっていないのを気付いたのか、
すかさず白い服を着た女の人が
「あら、あなたもしかして記憶がないの?相当頭を強く打ってたみたいだから、、、もう一度先生に診てもらいましょう」
記憶??何の??
あ、そう言われてみれば、、
私の名前って何だっけ??
わけがわからないまま女の人の後ろをついていくと
優しそうな男の人が座ってた
「私の魔力の検査によると、頭を打った時の衝撃が強くてそれにより記憶障害が起こってるみたいだね、、」
「記憶、、障害、、」
「それ以外に負傷したところは見られないけど、、どうだい少しも覚えてないかい??」
「は、い、名前もわからないんです、、」
どうしよう、、
「んー、魔力は相当強いみたいだし、、手の剣だこを見るからに剣術も心得ている、、相当な貴族なお嬢様だったのだろうかね、、」
魔力、、
剣術??
全然覚えてないよ、、
「困ったな、、、あ、君が寝てる間にずっとそばに居たかった男の子は知り合いかい?」
男の子?誰だろ、、
「あ、来たみたいだね、この子だよ」
そこには茶髪が似合う爽やかなイケメン君が立って居た
「どうも、意識が戻ったみたいで安心しました、、汽車の事故に巻き込まれたみたいなのですが、覚えてませんか??」
汽車の事故ね、、
んー、、
よく思い出せないなぁ、、
「その様子だと、覚えてないみたいですね、、奇跡的にあなただけ部品の狭間に落ちて、、僕たちが救出しました」
あなただけってことは、、
「残念ながら他の人は誰1人助かって居ません、、誰か知り合いと乗っていたかもしれませんが、、、記憶の助けにはならないと思います、、」
「そうですか、、」
私は誰かと一緒に乗っていたのかしら、、
ズキっ
思い出そうとするとどうも頭が痛いわ、、
「私はこれからどうすれば良いのでしょうか?」
もう1度お医者さんに質問する
「そうだね、、記憶がないとなると、、こちらも手の施しようがないんだ、、力になれなくて申し訳ない、、」
「そ、そうですか……」
「あの!」
ん?隣にいた茶髪の人が勢いよく手を取って来た
「是非、あなたの力が借りたいのですが、、」
私の力??
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