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戦争まで
とうとう
しおりを挟む上級治癒力を持つものが非常珍しく、城に来てから物凄い良い待遇を受けている私は逆にやつれていた、、
それと同時に、城専属の侍女さん達とはお友達のように仲良くなり
戦争前にこんな事してもいいの?って言うほどお肌のケアされたり、、
これって本当に嫁に出されようとしてません?っと疑い始める程だった
でも、、たまにすれ違う
シンの身体中の傷は増えていくばかりで、、
それを見るたびに戦争に向けて着々と準場が進められていることを痛感していた
今日も6国の代表会議がこの城で行われているし、、
そろそろ本当に本番なのね、誰も傷ついて欲しくないのになぁ、
はぁ………
「マリン様、最近少しお疲れが見えるのようですが、また上位魔法を?」
心配そうに見つめるのはこの城に来てから仲良くなった侍女のうちの1人であるマーヤちゃん
「本当に近づいて来たんだなって思うとじっとしてられなくて、、実践を少しね……」
「そうですか、ほどほどにしてくださいね!」
て、天使すぎるよマーヤちゃん…
「戦争なんて起きなければいいのに…」
「そうですね、、ルジャーク国には我々も苦しめられて来ましたから、、噂では女神と呼ばれていた女性が居なくなりまた王が荒れたと聞きますし、その女神が現れるといいのですがね、、」
シンが言ってたやつよね…
「そこらへんは私たちもよく知らなくて、、その女性が現れて急にルジャークの王様は仏様のように優しくなったとお聞きしましたが、それは最近また悪魔へと変わったようですね、何があったのでしょうか……」
ルジャーク……
最近になってまた、どこかに引っかかるこの響き
無事この戦争が終わることを願うのみね…
………
……
…
「マリン様起きてくださいませ、!」
急に朝早くに入って来たのは「ミーナどうしたの?朝早くに……」
彼女もまた侍女の1人であるミーナであった
「昨日の夜に、急に状況が変わりまして、今日にはルジャーク国が攻めてくると、、今、6つの国が急ぎ足で戦略をたて全て配置につき迎え撃つと、、マリン様も後手援護に回って欲しいと言うことです主に治癒力で」
急展開すぎて頭が追いつかないけど、取り敢えず私も準備しなくては、、
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