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印
しおりを挟む「レオどうかしたの?」
「お前の首の後ろに印がついてる……これは、お前がマヤラに操られている証拠なんだ…」
あ、操られてる……って
えぇぇ、
嘘でしょ……
「多分、お前が邪魔だったのか、お前の感情も体も操ってアイリが元いた場所から遠ざけたんだろうな」
「だったら、私が記憶がないのも…元いた場所から去ったのも操られていたってわけなの?」
「おそらくな、あの汽車に乗せたのも、あいつのせいだろうな…」
私は首の後ろに手を置くと
「レオ私もヤンミル国に連れてって、自分の目で色々確かめたいの…」
絶対に自分で記憶を戻さなきゃ…
そのためには、ヤンミル国に行った方が思い出せるかもしれないし……
「わかった、でも、行く前に守らなければいけないことがある…」
「守らないといけないこと?」
「あぁ、それを守らないと、1度術にかけられた人は一生マヤラに操られたまんまだからな」
いっ、一生……
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