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Side LU - 531 - 1 - はじめまして -
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Side LU - 531 - 1 - はじめまして -
僕の名前はルシーア・シェルダン12歳、みんなからはルシア、シア、って呼ばれています、このローゼリア王国の歴史に興味があって、各地の図書館や資料館を訪れてお勉強をしている・・・お・・・女の子です。
僕のお家は貴族・・・伝統のある上級貴族になるのですが・・・お父様は家の当主、お母様は・・・泥酔したお父様に乱暴?された挙句、僕を妊娠したメイドです。
だから僕の立場はこのお家でとても弱いのです、僕が生まれた時、お父様はお母様に言いました。
「この子は男の子だ、我がシェルダン家の後継として野心を持たれると困る、だから一族の一員として認めるわけにはいかない、男として育てるならこの家に住むことは許さないし家の名を名乗ることも許さない、悪いが出て行ってもらう、だが女として育てるなら娘として我が一族に名を連ねることを許そう」
元々身寄りのない孤児だったところを拾われたお母様はこのお家を追い出されたらどこにも行くあてがありません、「ごめんね」と言いながら生まれて間もない僕の男性器を切断する事を了承、シェルダン家専属のお医者様の手で処置をされて僕は女の子になりました、この家に都合の良い、子孫を残すことの無い女の子・・・。
女性になる代償として僕が手に入れたものは衣食住、フカフカのお布団と快適なお部屋、毎日美味しいお料理を食べ、貴族として多くの知識を学ばせてもらいました、そして後継や上級貴族としての責任が比較的軽い自由な立場・・・。
僕の秘密を全て知っている母親違いの兄達はとても優しく、・・・というか末っ子として甘やかし、とても可愛がられました、・・・他のお家でよく聞くような陰湿ないじめや酷い仕打ちはされた事がありません、もちろん正妻であるお義母様も僕に優しく、本当は女の子が欲しかったらしくて、頻繁にお茶の相手や着せ替え人形に・・・。
メイドだったお母様の身分も特に変わることはなく、今ではお家のことを全て任せられたメイド長、お屋敷の敷地内に別邸を与えられ、お給料も良く他の平民のお家に比べてとても裕福です。
そして幼少の頃から一緒に育った幼馴染として、お母様はお父様に密かに恋心を抱いていたのだとか、だから表向きは泥酔した勢いでお父様が迫ってきた事になってるけど・・・、それ以上はお母様に聞いても教えてくれません・・・お母様はさっぱりした性格で、お父様に対して普段は男友達のように振る舞っているのに、・・・とても意外でした、「シアちゃん、これは誰にも言っちゃダメだよ」って僕だけに教えてくれました。
僕が自分の出生の事情を知った時にはお父様の事は随分と身勝手で酷い人間だと軽蔑した事もありましたが・・・、でもよく考えたら僕は幸せなのかも?、小さい頃は時々お父様の膝の上に乗って頭を撫でてもらったし・・・、何しろ僕の意思に関係なく女の子にされた事以外、僕に都合が悪い事は全く無いのだから。
今も午後のティータイム、綺麗なお洋服を着て僕専属のメイドさんが用意してくれた甘くて美味しい苺のケーキを綺麗なお庭に置かれたテーブルで頬張っています。
「わぁ・・・今日のケーキ、美味しいな・・・」
思わずそう呟くと、僕の専属メイド、タニタさんは。
「こちらは最近旧王都で人気のお店、「フェリーネ」の苺チーズケーキでございます」
「わ、これって、朝早くから並ばないと手に入らないやつ?」
「そうでございますよ、お嬢様、私が眠たいのに早起きして・・・そうですね・・・時計の針が1周半するほど並んだでしょうか・・・」
「わー、タニタさんありがとう!、でもわざわざ僕の為に・・・」
「か、・・・勘違いしないでくださいませお嬢様、私が食べたかったから買ってきただけでございます!、お嬢様の分は、・・・その・・・ついででございます!」
顔を赤くして照れ隠しをするタニタさん、可愛いな・・・僕より5つ上の17歳、感情表現が下手で、いつも無表情、だけど僕を甘やかしてくれてとっても優しいの。
時々僕に自分のお給料を使って美味しいものや可愛いものを買ってくれるんだぁ、お家に経費を請求してって言ってるのに・・・「私はいつもお嬢様に振り回わされていますので、その迷惑手当てで旦那様からのお給料が他の人達より良いのです、気にしないでくださいませ!」って凄い早口で言われちゃった、僕にとってタニタさんはお姉さまみたいな人なの。
「ふぅ・・・美味しかったぁ・・・ちょっとお部屋で休憩するね」
「はい、・・・しかしお嬢様、甘いものを食べてすぐ横になると太ります、もう少し運動を・・・」
「あー、はいはい、わかってるよー、そのうちやるから今日は許して」
僕の名前はルシーア・シェルダン12歳、みんなからはルシア、シア、って呼ばれています、このローゼリア王国の歴史に興味があって、各地の図書館や資料館を訪れてお勉強をしている・・・お・・・女の子です。
僕のお家は貴族・・・伝統のある上級貴族になるのですが・・・お父様は家の当主、お母様は・・・泥酔したお父様に乱暴?された挙句、僕を妊娠したメイドです。
だから僕の立場はこのお家でとても弱いのです、僕が生まれた時、お父様はお母様に言いました。
「この子は男の子だ、我がシェルダン家の後継として野心を持たれると困る、だから一族の一員として認めるわけにはいかない、男として育てるならこの家に住むことは許さないし家の名を名乗ることも許さない、悪いが出て行ってもらう、だが女として育てるなら娘として我が一族に名を連ねることを許そう」
元々身寄りのない孤児だったところを拾われたお母様はこのお家を追い出されたらどこにも行くあてがありません、「ごめんね」と言いながら生まれて間もない僕の男性器を切断する事を了承、シェルダン家専属のお医者様の手で処置をされて僕は女の子になりました、この家に都合の良い、子孫を残すことの無い女の子・・・。
女性になる代償として僕が手に入れたものは衣食住、フカフカのお布団と快適なお部屋、毎日美味しいお料理を食べ、貴族として多くの知識を学ばせてもらいました、そして後継や上級貴族としての責任が比較的軽い自由な立場・・・。
僕の秘密を全て知っている母親違いの兄達はとても優しく、・・・というか末っ子として甘やかし、とても可愛がられました、・・・他のお家でよく聞くような陰湿ないじめや酷い仕打ちはされた事がありません、もちろん正妻であるお義母様も僕に優しく、本当は女の子が欲しかったらしくて、頻繁にお茶の相手や着せ替え人形に・・・。
メイドだったお母様の身分も特に変わることはなく、今ではお家のことを全て任せられたメイド長、お屋敷の敷地内に別邸を与えられ、お給料も良く他の平民のお家に比べてとても裕福です。
そして幼少の頃から一緒に育った幼馴染として、お母様はお父様に密かに恋心を抱いていたのだとか、だから表向きは泥酔した勢いでお父様が迫ってきた事になってるけど・・・、それ以上はお母様に聞いても教えてくれません・・・お母様はさっぱりした性格で、お父様に対して普段は男友達のように振る舞っているのに、・・・とても意外でした、「シアちゃん、これは誰にも言っちゃダメだよ」って僕だけに教えてくれました。
僕が自分の出生の事情を知った時にはお父様の事は随分と身勝手で酷い人間だと軽蔑した事もありましたが・・・、でもよく考えたら僕は幸せなのかも?、小さい頃は時々お父様の膝の上に乗って頭を撫でてもらったし・・・、何しろ僕の意思に関係なく女の子にされた事以外、僕に都合が悪い事は全く無いのだから。
今も午後のティータイム、綺麗なお洋服を着て僕専属のメイドさんが用意してくれた甘くて美味しい苺のケーキを綺麗なお庭に置かれたテーブルで頬張っています。
「わぁ・・・今日のケーキ、美味しいな・・・」
思わずそう呟くと、僕の専属メイド、タニタさんは。
「こちらは最近旧王都で人気のお店、「フェリーネ」の苺チーズケーキでございます」
「わ、これって、朝早くから並ばないと手に入らないやつ?」
「そうでございますよ、お嬢様、私が眠たいのに早起きして・・・そうですね・・・時計の針が1周半するほど並んだでしょうか・・・」
「わー、タニタさんありがとう!、でもわざわざ僕の為に・・・」
「か、・・・勘違いしないでくださいませお嬢様、私が食べたかったから買ってきただけでございます!、お嬢様の分は、・・・その・・・ついででございます!」
顔を赤くして照れ隠しをするタニタさん、可愛いな・・・僕より5つ上の17歳、感情表現が下手で、いつも無表情、だけど僕を甘やかしてくれてとっても優しいの。
時々僕に自分のお給料を使って美味しいものや可愛いものを買ってくれるんだぁ、お家に経費を請求してって言ってるのに・・・「私はいつもお嬢様に振り回わされていますので、その迷惑手当てで旦那様からのお給料が他の人達より良いのです、気にしないでくださいませ!」って凄い早口で言われちゃった、僕にとってタニタさんはお姉さまみたいな人なの。
「ふぅ・・・美味しかったぁ・・・ちょっとお部屋で休憩するね」
「はい、・・・しかしお嬢様、甘いものを食べてすぐ横になると太ります、もう少し運動を・・・」
「あー、はいはい、わかってるよー、そのうちやるから今日は許して」
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