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一年生編 第一章 オルエイ入学
第十二話 入学式
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大ホールについてからしばらくたつと、入学式はあっさりとはじまった。
まずは開会宣言を教頭先生らしき人が行う。
そして、終わるとすぐに校長先生の話。
校長先生の事は前から知っていた。何しろかつての戦場の英雄と呼ばれており、この国でトップクラスの有名人だ。
有名人の事を知らなさ過ぎて、ナルキに一般常識がなさすぎと言われた俺だが、流石にこの人物はわかる。
彼は、前のステージ立って話し始めるのだが、これが長かった。
やたらと長い紙を取り出して永遠と話し出す。
校長の話が長いのは小等学校や中等学校と同じか。
一体あれは何のためにやっているのだろうか。
まともに聞いている人なんているのか?
もっと簡潔に短くすれば、得する人ばかりだろうに。
校長先生の話が終わると、生徒一人一人の名前が呼びあげられる。
その都度、生徒達は返事を返した。
うちの学年は160人なので、160人分の名前が読み上げられた。
とは言え、返事を返したのは159人だったが。
一人だけいなかったらしい。
しかもHクラス、うちのクラスだ。
さぼったのか、体調不良か。同じクラスとして恥ずかしい。
それが終わると、閉会宣言だけして解散となり、それぞれ自身のクラスの教室へと行くように指示された。
校舎の構造が全く分からないので、担任の先生が案内するらしい。
先生の指示によって、俺達クラスメイト19名は教室へと向かうことになった。
教室へとつくと、それぞれ出席番号が指定されていて、番号に合わせた席に座らされた。
ちなみに中等学校だと名前の順で席が決められていたが、この学校では違う。
成績順らしい。
受験の点数から俺は二十番で、一番後ろだった。
一個前にはナルキ、その前にはヨロ。
俺らってビリ三人組やったんかい。
ナルキが159番目なのは知ってたが、ヨロもそんな下なのは正直驚いた。
一方ミナクール案外入試の成績はいいようで、出席番号5番目だった。
何だかむかつく。
全員が席に着き終えると、担任の先生が話し出す。
「はい、皆さん席に着き終えましたので、ホームルームを開始することにします。ではまずは自己紹介をいたしましょう。拙者、これから皆様の担任をいたします、ナートルと申します。よろしくお願いいたします。」
そう言うと、彼は深くお辞儀をした。
髪型はなんといえばいいのだろうか。ロングはロングなのだが、所々巻いていて、見た目は貴族って感じの雰囲気だ。一方礼儀作法はなんというか執事っぽい感じで、何ともつかめない人物だ。
オルエイ高等学校に来てから思うのだが、変な人とばかり会う気がする。
ナルキまではまだ個性の強い普通のやつだったが、とにかく叫ぶ先輩に加えて、変態ナルシストと気配をかけらも感じられないコミュ障眼鏡。そんでこの担任。
まだ今あげた中だとまとも枠ではあるが、一人称が拙者のやつなんか人生で初めて見た。
一体いつの時代に生きているのだろうか。
ナートル先生は、自己紹介を終えると続けて話す。
「それで、これからこの学校で生活するあなた達に重要事項や基本的なシステムを話していこうと思うのですが、その前に一言話しておかなくてはならない事があります。」
先生は一度深呼吸をすると、目の色を変えて人が変わったかのように急に叫びだした。
「よく聞け、Hクラスの雑魚共ッ!テメエらはザコだッッ!」
さっきまであんなに温厚な雰囲気を出していたのに、急に豹変したことで、クラス中でどよめきがおこった。
皆口をポカーンと口を開けて啞然としている。
先生はそんな俺たちの様子とは知らんばかりに話を続けた。
「テメエらは真の意味でこのオルエイに合格してねぇッ!いいか? Hクラスってのはオルエイの中じゃあ特殊で、唯一入試の合格点で決まらないクラスだ。教員がこいつ面白そうだとか、極端に技術が偏っている生徒を発掘する為の救済措置であり、俺達教員は誰一人としてテメエらを生徒とは認めてねぇッ!」
先生の態度の豹変にあっけにとられていた俺だったが、この言葉を聞いて、俺はハッとした。
生徒とは認められていない。
ボロボロの校舎に、癖の強い生徒達。
なんだか合点がいった。
なんで入試がダメダメだった俺がオルエイに入学できたのか? もしかして、、、
いやな予感が頭をよぎるが、あえて考えないようにする。
そこを考えるとなんだか自分が頑張れなくなりそうだったから。
先生は更に大声で叫んだ。
「毎年Hクラスがなんて言われてるか知ってるかッ! 落ちこぼれッ! 問題児ッ! いいか、テメエらはこの学校では最底辺だ。弱肉強食であるこのオルエイにて圧倒的な弱者だ。悔しかったら成り上がれッ!まずは俺様を認めさせてみろッ!」
瞬間、電撃のような何かがクラスのなかで駆け巡る。
何なのか。
周りの人を見ればすぐにわかる。
やる気、闘志。
やってやるという気概。
例え一番下のクラスだろうが、皆強い思いをもってここにきているのだ。
そもそもここで頑張ることの出来ないやつは、初代の試練すらも越えられないだろう。
例え、点数で受かった訳ではなくとも、ここに来た時点で俺はオルエイの生徒だ。
絶対に最底辺のまま卒業なんてしない。
残る159人を追い越して、目指すは首席卒業。
何が何でも達成してやる。
もともと硬かった決意をさらに固めた。
ナートル先生は、言いたい事を言い終えたらスッキリしたのか、最初の紳士な雰囲気に戻った。
そして直後、とんでもない発言をかます。
「申し訳ございません。拙者、多重人格でして。」
まじか。多重人格って、またとんでもないのが来たな。
やっぱこの先生も癖が強かったわ。
ナートル先生は一旦落ち着いてから、次は学校について詳しい説明を始めた。
「では言いたい事は言い切ったので、次は重要事項の話をしていきましょう。まずは・・・」
それから、俺達は先生の話を聞いた。
内容は概ねこの学校で生活していくのに必要な事を事細かく説明したものだった。
校内の構造や、1日のスケジュール等、様々なことを事細かく説明してくれた。
俺が1番びっくりしたのは独自通貨のシステムだ。
この学校の森は、 王都内だというのに魔獣がたくさん住んでいる。
ちなみに魔獣とは、名前から予想できる通り魔力を持った獣達の総称をいい、一般には危険な生物として扱われている。大きな街は、大抵巨大な壁に囲われているのだが、これは基本魔獣に襲われない為である。
そんな獣達が王都内になんかいたらとんでもない騒動になるはずだが、学校の敷地全体を超強力な結界で覆いつくして魔獣達が外へと出れないようにしているので、特に問題はない。
今まで獣害は一度も起こった事がないので、地域住民達もあんまり問題にする事はないらしい。
そして、この学校の森で暮らす魔獣達。
俺達は在学中、こいつらを狩って生計を立てていかなければならないようだ。
というのは、先生曰く、この学校には独自通貨デルが存在し、このデルは、魔物を狩る事で得られる。
日々の食費や日常品はこのデルを支払う事によって手に入れられるらしい。
物を食べる為にはデルが必要になるから、オルエイ生徒は、生活する為に魔獣を狩らなくてはいけない。
逆に普通に生活していたら、魔獣との戦闘を経て、強くなれるので、なかなか凄い仕組みである。
とはいっても休日や放課後に校外に出る事はできるし、外から食料を持ち込めるので、緩いシステムではあるが。
あとは、先生が説明した事といえば、学校行事くらいだ。
体育祭、文化祭、その他諸々。
案外そこら辺は普通の高等学校と同じらしい。
体育祭なんて、すぐあるらしいからとても楽しみだ。
「以上で説明は終わりに致します。本日は入学式ということもあり、学校は午前のみです。放課後はクラスメイトの中で親睦を深めるのもよし、魔獣を狩ってデルを稼ぐのもよし、お好きに過ごしてくださいませ。」
一連の説明を終えると、ナートル先生はそう言った。
ちょうどよくチャイムが鳴り響く。
これは放課後の合図なのだろう。
まずは開会宣言を教頭先生らしき人が行う。
そして、終わるとすぐに校長先生の話。
校長先生の事は前から知っていた。何しろかつての戦場の英雄と呼ばれており、この国でトップクラスの有名人だ。
有名人の事を知らなさ過ぎて、ナルキに一般常識がなさすぎと言われた俺だが、流石にこの人物はわかる。
彼は、前のステージ立って話し始めるのだが、これが長かった。
やたらと長い紙を取り出して永遠と話し出す。
校長の話が長いのは小等学校や中等学校と同じか。
一体あれは何のためにやっているのだろうか。
まともに聞いている人なんているのか?
もっと簡潔に短くすれば、得する人ばかりだろうに。
校長先生の話が終わると、生徒一人一人の名前が呼びあげられる。
その都度、生徒達は返事を返した。
うちの学年は160人なので、160人分の名前が読み上げられた。
とは言え、返事を返したのは159人だったが。
一人だけいなかったらしい。
しかもHクラス、うちのクラスだ。
さぼったのか、体調不良か。同じクラスとして恥ずかしい。
それが終わると、閉会宣言だけして解散となり、それぞれ自身のクラスの教室へと行くように指示された。
校舎の構造が全く分からないので、担任の先生が案内するらしい。
先生の指示によって、俺達クラスメイト19名は教室へと向かうことになった。
教室へとつくと、それぞれ出席番号が指定されていて、番号に合わせた席に座らされた。
ちなみに中等学校だと名前の順で席が決められていたが、この学校では違う。
成績順らしい。
受験の点数から俺は二十番で、一番後ろだった。
一個前にはナルキ、その前にはヨロ。
俺らってビリ三人組やったんかい。
ナルキが159番目なのは知ってたが、ヨロもそんな下なのは正直驚いた。
一方ミナクール案外入試の成績はいいようで、出席番号5番目だった。
何だかむかつく。
全員が席に着き終えると、担任の先生が話し出す。
「はい、皆さん席に着き終えましたので、ホームルームを開始することにします。ではまずは自己紹介をいたしましょう。拙者、これから皆様の担任をいたします、ナートルと申します。よろしくお願いいたします。」
そう言うと、彼は深くお辞儀をした。
髪型はなんといえばいいのだろうか。ロングはロングなのだが、所々巻いていて、見た目は貴族って感じの雰囲気だ。一方礼儀作法はなんというか執事っぽい感じで、何ともつかめない人物だ。
オルエイ高等学校に来てから思うのだが、変な人とばかり会う気がする。
ナルキまではまだ個性の強い普通のやつだったが、とにかく叫ぶ先輩に加えて、変態ナルシストと気配をかけらも感じられないコミュ障眼鏡。そんでこの担任。
まだ今あげた中だとまとも枠ではあるが、一人称が拙者のやつなんか人生で初めて見た。
一体いつの時代に生きているのだろうか。
ナートル先生は、自己紹介を終えると続けて話す。
「それで、これからこの学校で生活するあなた達に重要事項や基本的なシステムを話していこうと思うのですが、その前に一言話しておかなくてはならない事があります。」
先生は一度深呼吸をすると、目の色を変えて人が変わったかのように急に叫びだした。
「よく聞け、Hクラスの雑魚共ッ!テメエらはザコだッッ!」
さっきまであんなに温厚な雰囲気を出していたのに、急に豹変したことで、クラス中でどよめきがおこった。
皆口をポカーンと口を開けて啞然としている。
先生はそんな俺たちの様子とは知らんばかりに話を続けた。
「テメエらは真の意味でこのオルエイに合格してねぇッ!いいか? Hクラスってのはオルエイの中じゃあ特殊で、唯一入試の合格点で決まらないクラスだ。教員がこいつ面白そうだとか、極端に技術が偏っている生徒を発掘する為の救済措置であり、俺達教員は誰一人としてテメエらを生徒とは認めてねぇッ!」
先生の態度の豹変にあっけにとられていた俺だったが、この言葉を聞いて、俺はハッとした。
生徒とは認められていない。
ボロボロの校舎に、癖の強い生徒達。
なんだか合点がいった。
なんで入試がダメダメだった俺がオルエイに入学できたのか? もしかして、、、
いやな予感が頭をよぎるが、あえて考えないようにする。
そこを考えるとなんだか自分が頑張れなくなりそうだったから。
先生は更に大声で叫んだ。
「毎年Hクラスがなんて言われてるか知ってるかッ! 落ちこぼれッ! 問題児ッ! いいか、テメエらはこの学校では最底辺だ。弱肉強食であるこのオルエイにて圧倒的な弱者だ。悔しかったら成り上がれッ!まずは俺様を認めさせてみろッ!」
瞬間、電撃のような何かがクラスのなかで駆け巡る。
何なのか。
周りの人を見ればすぐにわかる。
やる気、闘志。
やってやるという気概。
例え一番下のクラスだろうが、皆強い思いをもってここにきているのだ。
そもそもここで頑張ることの出来ないやつは、初代の試練すらも越えられないだろう。
例え、点数で受かった訳ではなくとも、ここに来た時点で俺はオルエイの生徒だ。
絶対に最底辺のまま卒業なんてしない。
残る159人を追い越して、目指すは首席卒業。
何が何でも達成してやる。
もともと硬かった決意をさらに固めた。
ナートル先生は、言いたい事を言い終えたらスッキリしたのか、最初の紳士な雰囲気に戻った。
そして直後、とんでもない発言をかます。
「申し訳ございません。拙者、多重人格でして。」
まじか。多重人格って、またとんでもないのが来たな。
やっぱこの先生も癖が強かったわ。
ナートル先生は一旦落ち着いてから、次は学校について詳しい説明を始めた。
「では言いたい事は言い切ったので、次は重要事項の話をしていきましょう。まずは・・・」
それから、俺達は先生の話を聞いた。
内容は概ねこの学校で生活していくのに必要な事を事細かく説明したものだった。
校内の構造や、1日のスケジュール等、様々なことを事細かく説明してくれた。
俺が1番びっくりしたのは独自通貨のシステムだ。
この学校の森は、 王都内だというのに魔獣がたくさん住んでいる。
ちなみに魔獣とは、名前から予想できる通り魔力を持った獣達の総称をいい、一般には危険な生物として扱われている。大きな街は、大抵巨大な壁に囲われているのだが、これは基本魔獣に襲われない為である。
そんな獣達が王都内になんかいたらとんでもない騒動になるはずだが、学校の敷地全体を超強力な結界で覆いつくして魔獣達が外へと出れないようにしているので、特に問題はない。
今まで獣害は一度も起こった事がないので、地域住民達もあんまり問題にする事はないらしい。
そして、この学校の森で暮らす魔獣達。
俺達は在学中、こいつらを狩って生計を立てていかなければならないようだ。
というのは、先生曰く、この学校には独自通貨デルが存在し、このデルは、魔物を狩る事で得られる。
日々の食費や日常品はこのデルを支払う事によって手に入れられるらしい。
物を食べる為にはデルが必要になるから、オルエイ生徒は、生活する為に魔獣を狩らなくてはいけない。
逆に普通に生活していたら、魔獣との戦闘を経て、強くなれるので、なかなか凄い仕組みである。
とはいっても休日や放課後に校外に出る事はできるし、外から食料を持ち込めるので、緩いシステムではあるが。
あとは、先生が説明した事といえば、学校行事くらいだ。
体育祭、文化祭、その他諸々。
案外そこら辺は普通の高等学校と同じらしい。
体育祭なんて、すぐあるらしいからとても楽しみだ。
「以上で説明は終わりに致します。本日は入学式ということもあり、学校は午前のみです。放課後はクラスメイトの中で親睦を深めるのもよし、魔獣を狩ってデルを稼ぐのもよし、お好きに過ごしてくださいませ。」
一連の説明を終えると、ナートル先生はそう言った。
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