34 / 37
脈動
柔らかい彼女の
しおりを挟む
試験+新作の執筆に夢中になり更新が酷く遅れてしまいましたm(_ _)m
傘下の村での惨劇から数日が経ち、村を渦巻いていた不安や心配、困惑は聖女オリビアの献身によって次第に消えていた。夜中に悪夢で目覚めることはあれど、ヴィクターとオットーも表面上の健康を取り戻し、日常を過ごすようになった。
珍しく早朝から剣を振るヴィクターを見つけると、レオンが駆け寄り隣で剣を振り出した。
「もう大丈夫なのか?」
「体はこのように万全だよ。心の方は時間に任せるしかないかな」
前世で死体を見るような生活をしていたわけでもなく、むしろ安全が担保されている日本で生活していたのだ。平気なふりをしていても、フィクションが現実として襲い掛ったことによる潜在的なダメージは深刻だった。
「オリビアさんにゆっくり癒して貰うことだな」
「今回ばかりはレオンの企みに乗ってやるよ」
「おっ、遂にやる気になったか」
「残念ながら、想像しているようなことじゃない。ほら教会って心の傷のケアしたりするだろ」
「そう言いながら実は、なんてな。ヴィクターにそんな度胸はないか」
「よくわかってるな。それじゃあ、そろそろオリビアが来る時間だから」
「汗臭いと抱き合った時臭うぞ」
ヴィクターは頬に伝う汗を拭い、水浴び場へ向かう。レオンの冗談とは異なり、抱き合うつもりなど微塵もなかったが、汗臭い状態で彼女に会うことを嫌った故の行動だった。冷ややかな水を頭から浴び、汗の溜まる部分を重点的に、いつもよりも丁寧に洗い上げ、オリビアが村で使っている家の前で待つ。
少しして現れたオリビアは、ヴィクターが家の前に居る状況にはてなを浮かべた直後、数日前のことを思い出し、慌てて手を引いて家の中へと入れた。
王都中央協会大司教の娘にして聖女でありながら、十九の村をまとめる人間の部屋にしては質素なものだった。輝くものは部屋の端に置かれている小さな姿見だけで、家具類も必要最低限と呼べる程度、むしろ客人をもてなすことを考えると不足していた。
「何かあったの?」
「オリビアに癒して貰おうと思って」
「ひゃい?」
深刻な話を身構えていたところに、普段の様子からは想像もできない言葉が飛び出したことで、年頃の少女は驚きのあまり変な声を出した。
「癒すって?」
「体の方は元気になったんだけど、やっぱりまだ心の方が変な気がして。教会でそういう人の対処もするって聞いたから」
「た、確かに教会で心的外傷を受けた人に治療することは多いね。私も一通り習ったから、それをしたらいいかな」
乙女な妄想捗る今日この頃お年頃。オリビアはもう少しばかりピンクな想像を頭の中で広げていたせいで、恥ずかしさから早口になった。最近王都ではやっている恋愛小説の影響か、ポンコツを晒してしまったオリビアだが、その実力は本物で、救いを求める人に差し伸べることに私情を挟むことはなかった。
「私も一度盗賊に襲われた村を見たことがある。支援を始めて少しした時にこの村が襲われたの。何人も知っている人が死んだ。戦いの中で盗賊は一人残らず殺された。だからヴィクターの苦しみはよくわかる」
「よく立ち直れたね」
「実は全然立ち直ってないんだ」
さらっと言ってみせたオリビアの瞳は遠く悲しみを見ていた。
「立ち直るなんて無理だと私は思う。だって生きていけたはずの人が死んだんだよ。ずっと心に残って当然。むしろ残らないといけないの」
「どうしてそう思うの?」
「だって、誰かが覚えておいてあげないとかわいそうじゃない。それに、人の死を簡単に受け入れれるようになるって、悲しいことだと思う」
どこかのだれかは言った。人は忘れられて初めて死ぬと。オリビアの言葉は忘れなければいけない、早く治らないと、と焦る気持ちをすっかり拭い去った。
目の前の少女が手を広げたことに、ヴィクターは疑問符を浮かべ、混乱する。家族や恋仲であれば、それが意味することは一つだったが、どちらでもなかったからだ。
「おいで」
少女の一言は惑い迷い、自らの行く末すらわからなくなっていた少年の耳に、スーッと入っていった。
上半身を覆うやさしさに心を任せ、ヴィクターはこの世界に来てから始めて涙を流した。ヴィクターが零す言葉をオリビアはすべて頷き受け入れた。
「お疲れ様。ここでは休んでいいからね」
頭をなでる柔らかでしっかりとした手にヴィクターは意識を手放した。
「おやすみ」
ヴィクターが目を覚ましたのは、夕方になってからだった。
「知らない天井に、オリビア?」
鮮明ではないヴィクターの脳が認識したのは、初めて眺める天井と視界に映るオリビアの優しい笑みだった。脳が視覚情報からある一つの可能性を導き出した瞬間。意識は一気に覚醒し、とてつもない反応速度で起き上がった。
「ちょっとまって、オリビア。もしかして」
「頭をなでてたら寝ちゃったから、膝枕してたんだ」
数日ぶりに悪夢を見ることなく熟睡できた理由がわかると同時に、とてつもない羞恥心がヴィクターを襲った。冗談で憧れの膝枕と言うことはあっても、オリビアにされたとなると話は違った。
「フフ。慌ててる。気持ちよかったでしょ」
「いや、まあ、うん」
「もう一回してあげようか?」
「ありがたいけど、ありがとう」
動揺を隠せず、意味のわからない回答をする様子をオリビアは、ニコニコと楽しそうに見つめる。いつも自分の前にいる男の子が、あの一時だけは無防備な姿で寝息を立てていたことが、たまらなく嬉しかった。
「ヴィクター。調子はどう?」
「いい枕で寝れたみたいで、元気いっぱいです」
「もう。いい加減いつもに戻ってきてよ。話して、全部さらけ出して、一眠りして楽になった?」
「うん。おかげさまで、すっきりできたよ。何も解決してないからこれから考えないとだけど」
「今はそれでいいじゃない。どうしようもなくなったら、また私に話して。膝枕してあげる」
「その時はお願いする」
「それじゃあ。私は帰るね。おやすみっ」
「おやすみ。また明日」
軽い足取りで村の入り口で待つ馬車に向かう少女を眺めながら、ヴィクターは感謝と不甲斐なさが混ざった思いを口にする。
「また救われちゃったな」
その日の晩。眠れないヴィクターはベッドの上で思案にふける。
(まだ覚えてる。絶対に忘れない。もし僕が残っていたら、ベルネットで同じことが起こったかもと思うと、この選択もよかったのかな。だけど逃げることを選んだだけだし、正しい行いではないと思う。ならせめて、オリビアが救った価値があると思えることをしたいな。これ以上逃げなくてもいいように、強い力と心を持ちたい)
後悔に囚われていた少年は、聖女の手によって自らで自らを縛っていた鎖を解かれて、初めて本当に前を向いた。そう簡単に答えが出る問題ではない。一生をかけて見つかるかどうかだ。だけど、ヴィクターは探すだろう。胸に彼女の言葉が残る限り。
それは呪いでも祝福でもある。
傘下の村での惨劇から数日が経ち、村を渦巻いていた不安や心配、困惑は聖女オリビアの献身によって次第に消えていた。夜中に悪夢で目覚めることはあれど、ヴィクターとオットーも表面上の健康を取り戻し、日常を過ごすようになった。
珍しく早朝から剣を振るヴィクターを見つけると、レオンが駆け寄り隣で剣を振り出した。
「もう大丈夫なのか?」
「体はこのように万全だよ。心の方は時間に任せるしかないかな」
前世で死体を見るような生活をしていたわけでもなく、むしろ安全が担保されている日本で生活していたのだ。平気なふりをしていても、フィクションが現実として襲い掛ったことによる潜在的なダメージは深刻だった。
「オリビアさんにゆっくり癒して貰うことだな」
「今回ばかりはレオンの企みに乗ってやるよ」
「おっ、遂にやる気になったか」
「残念ながら、想像しているようなことじゃない。ほら教会って心の傷のケアしたりするだろ」
「そう言いながら実は、なんてな。ヴィクターにそんな度胸はないか」
「よくわかってるな。それじゃあ、そろそろオリビアが来る時間だから」
「汗臭いと抱き合った時臭うぞ」
ヴィクターは頬に伝う汗を拭い、水浴び場へ向かう。レオンの冗談とは異なり、抱き合うつもりなど微塵もなかったが、汗臭い状態で彼女に会うことを嫌った故の行動だった。冷ややかな水を頭から浴び、汗の溜まる部分を重点的に、いつもよりも丁寧に洗い上げ、オリビアが村で使っている家の前で待つ。
少しして現れたオリビアは、ヴィクターが家の前に居る状況にはてなを浮かべた直後、数日前のことを思い出し、慌てて手を引いて家の中へと入れた。
王都中央協会大司教の娘にして聖女でありながら、十九の村をまとめる人間の部屋にしては質素なものだった。輝くものは部屋の端に置かれている小さな姿見だけで、家具類も必要最低限と呼べる程度、むしろ客人をもてなすことを考えると不足していた。
「何かあったの?」
「オリビアに癒して貰おうと思って」
「ひゃい?」
深刻な話を身構えていたところに、普段の様子からは想像もできない言葉が飛び出したことで、年頃の少女は驚きのあまり変な声を出した。
「癒すって?」
「体の方は元気になったんだけど、やっぱりまだ心の方が変な気がして。教会でそういう人の対処もするって聞いたから」
「た、確かに教会で心的外傷を受けた人に治療することは多いね。私も一通り習ったから、それをしたらいいかな」
乙女な妄想捗る今日この頃お年頃。オリビアはもう少しばかりピンクな想像を頭の中で広げていたせいで、恥ずかしさから早口になった。最近王都ではやっている恋愛小説の影響か、ポンコツを晒してしまったオリビアだが、その実力は本物で、救いを求める人に差し伸べることに私情を挟むことはなかった。
「私も一度盗賊に襲われた村を見たことがある。支援を始めて少しした時にこの村が襲われたの。何人も知っている人が死んだ。戦いの中で盗賊は一人残らず殺された。だからヴィクターの苦しみはよくわかる」
「よく立ち直れたね」
「実は全然立ち直ってないんだ」
さらっと言ってみせたオリビアの瞳は遠く悲しみを見ていた。
「立ち直るなんて無理だと私は思う。だって生きていけたはずの人が死んだんだよ。ずっと心に残って当然。むしろ残らないといけないの」
「どうしてそう思うの?」
「だって、誰かが覚えておいてあげないとかわいそうじゃない。それに、人の死を簡単に受け入れれるようになるって、悲しいことだと思う」
どこかのだれかは言った。人は忘れられて初めて死ぬと。オリビアの言葉は忘れなければいけない、早く治らないと、と焦る気持ちをすっかり拭い去った。
目の前の少女が手を広げたことに、ヴィクターは疑問符を浮かべ、混乱する。家族や恋仲であれば、それが意味することは一つだったが、どちらでもなかったからだ。
「おいで」
少女の一言は惑い迷い、自らの行く末すらわからなくなっていた少年の耳に、スーッと入っていった。
上半身を覆うやさしさに心を任せ、ヴィクターはこの世界に来てから始めて涙を流した。ヴィクターが零す言葉をオリビアはすべて頷き受け入れた。
「お疲れ様。ここでは休んでいいからね」
頭をなでる柔らかでしっかりとした手にヴィクターは意識を手放した。
「おやすみ」
ヴィクターが目を覚ましたのは、夕方になってからだった。
「知らない天井に、オリビア?」
鮮明ではないヴィクターの脳が認識したのは、初めて眺める天井と視界に映るオリビアの優しい笑みだった。脳が視覚情報からある一つの可能性を導き出した瞬間。意識は一気に覚醒し、とてつもない反応速度で起き上がった。
「ちょっとまって、オリビア。もしかして」
「頭をなでてたら寝ちゃったから、膝枕してたんだ」
数日ぶりに悪夢を見ることなく熟睡できた理由がわかると同時に、とてつもない羞恥心がヴィクターを襲った。冗談で憧れの膝枕と言うことはあっても、オリビアにされたとなると話は違った。
「フフ。慌ててる。気持ちよかったでしょ」
「いや、まあ、うん」
「もう一回してあげようか?」
「ありがたいけど、ありがとう」
動揺を隠せず、意味のわからない回答をする様子をオリビアは、ニコニコと楽しそうに見つめる。いつも自分の前にいる男の子が、あの一時だけは無防備な姿で寝息を立てていたことが、たまらなく嬉しかった。
「ヴィクター。調子はどう?」
「いい枕で寝れたみたいで、元気いっぱいです」
「もう。いい加減いつもに戻ってきてよ。話して、全部さらけ出して、一眠りして楽になった?」
「うん。おかげさまで、すっきりできたよ。何も解決してないからこれから考えないとだけど」
「今はそれでいいじゃない。どうしようもなくなったら、また私に話して。膝枕してあげる」
「その時はお願いする」
「それじゃあ。私は帰るね。おやすみっ」
「おやすみ。また明日」
軽い足取りで村の入り口で待つ馬車に向かう少女を眺めながら、ヴィクターは感謝と不甲斐なさが混ざった思いを口にする。
「また救われちゃったな」
その日の晩。眠れないヴィクターはベッドの上で思案にふける。
(まだ覚えてる。絶対に忘れない。もし僕が残っていたら、ベルネットで同じことが起こったかもと思うと、この選択もよかったのかな。だけど逃げることを選んだだけだし、正しい行いではないと思う。ならせめて、オリビアが救った価値があると思えることをしたいな。これ以上逃げなくてもいいように、強い力と心を持ちたい)
後悔に囚われていた少年は、聖女の手によって自らで自らを縛っていた鎖を解かれて、初めて本当に前を向いた。そう簡単に答えが出る問題ではない。一生をかけて見つかるかどうかだ。だけど、ヴィクターは探すだろう。胸に彼女の言葉が残る限り。
それは呪いでも祝福でもある。
0
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる