4 / 69
アンバランサー・ユウと世界の均衡「星の船」編
わたしたちは、神官(見習い)の少女に嫌われる。
しおりを挟む
冒険者ギルドの会議室。
「さて、それでは、打ち合わせをはじめよう」
サバンさんが、みんなの前で言った。
集まっているのは、明後日、王都に向かって出発するキャラバン隊の商人たち、同行する旅客、そして、護衛任務を請け負った冒険者パーティである。
隊商は、王都からいろいろな商品を運んで辺境の地に至り、逆に辺境の希少な産物を王都に運んでいく。
そうやって、定期的に王国を巡回しているのだ。
このキャラバンは、これから王都にもどるところであった。
キャラバンは、常に商品価値のあるものを満載し、移動しているのだから、盗賊団にとってはかっこうの獲物である。うまく商品を強奪できれば、たいへんな利益をえられるのだ。その上、キャラバン隊には、貴人が、用件があって同伴することもある。彼らを人質にとれば、莫大な身代金を請求することもできる。
また、一応安全と目されるルートを取るとはいえ、街中ばかりを移動できるわけでもなく、人気のない土地を進むこともあり、突然現れた魔物などに襲われることもないわけではない。
そんなわけで、キャラバンは、常に危険にさらされているのだ。
そのため、護衛を雇うのは必須である。
護衛役としては、冒険者パーティの精鋭が雇われることが多い。
このキャラバンも、冒険者を雇い、王国の中を巡回しつつ、わたしたちの町まできたのだが、ここで不都合が生じた。
いかんともしがたい理由によって、雇った冒険者たちの一部が、同行を続けられなくなってしまったのだ。
もちろん全員が抜けてしまったわけではなく、中核となるパーティは残ったが、それだけでは手が足りない。そこで、急遽、わたしたちの町のギルドに、護衛の補充依頼が来た。
ルシア先生がこのタイミングを見逃すわけがなく、わたしたち「雷の女帝のしもべ」は、キャラバンの護衛として、王都まで行動を共にすることになったのだ。
ここまで、護衛のパーティを指揮してきたのは、「月下の黒豹」という名の、五人組のベテランパーティである。「月下の黒豹」リーダーの戦士リベルタスさんは、黒人のいかつい大男で、その顔には片目の上を走るジグザグの傷がある、雰囲気がまるでサバンさんの兄弟みたいな人であった。事実、二人は昔からの知り合いのようで、わたしたちが会議室に入った時、なにやら楽しげに談笑していた。もう一組は、「夜明けの誓い」という、これは六人のメンバーからなる中堅どころのパーティ。この二組のパーティが、最初からキャラバンに同行しているパーティだった。
「この三人が、うちから出す、精鋭『雷の女帝のしもべ』だ。よろしく頼む」
と、サバンさんがわたしたちを紹介する。
その場にいるみんなから、え? なに? ほんとですか? という顔をされる。
まあ、そうでしょうよ。
なにしろ、ユウはあんな感じでのほほんとしているし、わたしとジーナはこんなふうだし、まあ、一見してとても頼りになるようには見えないから、無理もないのだ。
「そんな、女子供でなくて、もっと、ましなのはいないのか?」
という、あからさまな声も聞こえた。
ジーナがむっとした顔で、そちらをにらむ。瞳が黄金色に光る。
ユウは、いつもの緊張感のない声で
「あ、みなさん、ひとつ、よろしくお願いしますね」
などとあいさつした。
なにがあっても平常運転だ。
そんな様子をみて、サバンさんがにやりと笑い
「みかけにだまされないほうがいいぞ。この魔導師ライラは」
わたしを指して
「なんと、あの、麗しき雷の女帝、ルシア様の後継者だ!」
「おおっ!」
という感嘆の声が上がる。
いやいや、サバンさん、だれがそんなことをいったんですか。
「こちらのジーナは、血も凍る魔剣イリニスティスの使い手で、アンデッドだろうが、クラーケンだろうが、魔物を撫で斬りだ!」
「おおっ!!」
ジーナが、どうだとばかりに胸を張る。
「そして、このユウは」
といってから、どう紹介していいのか、よくわからなくなったようで
「ええと……まあ、いろいろよくわからない魔法をつかう、アンバランサーっていうやつだ」
「なんだ、それ?」
という声。
まあ、そうでしょう。
アンバランサーだなんて、いきなり言われても、さっぱりわからないよね。
「とにかく、こいつらの実力は俺が保証する。安心して、任せてくれ」
とサバンさんが太鼓判をおすが、冒険者はともかく、商人たちはいまひとつ納得しきれてはいない様子だ。
そのとき、
「ここには、邪教の神の臭いがします」
と、刺のある言葉を吐き捨てたものがいる。
みると、部屋の向こうで、王都の神官の、紫の衣に身をつつんだ、わたしたちと同じくらいの歳の、美しい少女が、こちらを睨んでいるのだった。神に使えるものの証である、錫杖を手にしている。
「あんたよ、ライラ、あんたのことよ」
ジーナが、わたしをつついて言う。
「なんであたしよ」
「あんた、ずいぶんヴリトラ様とつながってたじゃん」
「もう、縁は切れたよ」
(「冷たいぞ、娘よ」という声がどこか遠くで聞こえたような気がした。
気のせい。あくまで、気のせいです)
「向こうはそんなこと知っちゃいないわよ。きっと、あんたから、ヴリトラさまの臭いが、ぷんぷんするのよ」
「ずいぶんひどいことをいうわね、あんたは」
「あの人は?」
と、ユウがサバンさんに尋ねると
「あの女性は、アーダという。王都の神官だ。正確には、神官見習いだということだが」
「そんな人がなんでこんなところに?」
「なにかの伝令らしい。辺境の地から、重要な文を携えて、王都にもどるところだそうだよ」
アーダが、ずかずかとわたしたちの前までやってきた。
切れ長の目をした美しい顔が、紅潮している。
「ホラ、来た。ライラ、がんばって弁解するのよ、ヴリトラ様はとても良い神様だって」
ジーナが言う。
(どこか遠くで「そうだ、そうだ、いってやれ」という声が聞こえたような気がする。
気のせい。これは、あくまで気のせいです)
ところが意外なことに、アーダは、ユウにむかって錫杖を突きつけた。
錫杖の上部についた環が、ジャランと音を立てる。
「あなたからは、間違ったにおいを感じます。
わたくしは、あなたを信じません!」
いきなり、そう断言したのだ。
「あっ、ぼく?」
ユウもびっくりだ。
「へえ、まちがったにおいねえ……」
ジーナが
「間違ったにおいではなくて、すごくいい匂いの間違いじゃないの?」
などと頭が混乱するようなことを言う。
「とにかく、わたくしに、旅の間いっさい近づかないでください!」
アーダは厳しい顔で、そう言い捨てて、歩き去る。
わたしたちはあっけにとられてそれを見ていた。
しばしの沈黙の後、
「ええ……ごほん、ごほん」
と、咳払いをして話し出したのは、この隊商の主宰者、シュバルツ兄弟商会の副会頭、レオ・シュバルツ氏であった。
「その、護衛の件なんだが……この子たちに参加してもらっても、三人増えるだけだろう。
それで、提案があるんだが…」
「「提案?」」
サバンさんと、リベルタスさんが同時に、シュバルツさんの顔を見る。
「実はね」
と、シュバルツさんが言った。
「売り込みがあってね。どうしても護衛のメンバーに入れてほしいという若者たちがいて。話を聞いたら、熱意もあって、なかなか有望なんで、そのものたちも連れていきたいんだが、どうだろうか」
「ほう、今、このあたりに、そんな見込みのある連中がいましたかねえ? いったいどのパーティだろうな……」
サバンさんが首をひねる。
「みなさん、入ってきてください」
と、シュバルツさんが呼びかけ、
「「「「はいっ!」」」」
元気よく会議室のドアから入ってきたのは、
「あっ、また……」
「また、あんたたちか……」
剣士アーネスト、槍術士ヌーナン、盾使いパルノフ、魔法使いエミリアの四人組。
そう、パーティ「暁の刃」である。
「おいおい、お前ら、だいじょうぶなのか?」
「任せてください! あれから、バリバリ修行も積みました!!」
「どうだね? 熱意のある若者たちじゃないか。目が輝いているよ」
「確かに、熱意だけはある。熱意だけは。それは、俺も認めるが……」
サバンさんは少し考えていたが、
「まあ、王都まではそんなに距離があるわけじゃないし、ユウたちもいるし……まあ、なんとかなるか……雇い主があんなに乗り気だしなあ……はあ……」
ため息をつく。
「おい、サバン、さっきから、お前の言い方はなんだか不安をかきたてるぞ」
「ん……ま、まあ、だいじょうぶだろう。なにしろ、アンバランサーもいるからな」
そして、こちらをみて、
「おまえたち、まあ、何かあったら、よろしくたのむわ」
ああ……頼まれてしまいました……。
「シュバルツさん、あんた、商人なのに人を見る目がないよ……」
と、ジーナが小さな声で言った。
実は、あとで知ったことだが、ほんらい副会頭シュバルツさんはこういう現場には出てこないのだが、今回、いつも隊商を切り回している副番頭が急病に倒れ、きゅうきょ隊をひきいることになってしまったらしい。そのために、場慣れしておらず、冒険者の目利きという点では心許ないのであった。
「でもさあ、ジーナ、あの連中が参加するってことはさあ、いつもの」
「ライラ、だめ! それ以上しゃべったらだめ!!」
「でも、ジーナだってそう思うでしょ。あいつらの行くところ行くところ……」
「もう! だから、そう思っても言ったらダメなんだって。口に出すことで、フラグが立つの!」
あはは。
ジーナの忠告もむなしく、今回も、フラグは立ってしまったようです。
「さて、それでは、打ち合わせをはじめよう」
サバンさんが、みんなの前で言った。
集まっているのは、明後日、王都に向かって出発するキャラバン隊の商人たち、同行する旅客、そして、護衛任務を請け負った冒険者パーティである。
隊商は、王都からいろいろな商品を運んで辺境の地に至り、逆に辺境の希少な産物を王都に運んでいく。
そうやって、定期的に王国を巡回しているのだ。
このキャラバンは、これから王都にもどるところであった。
キャラバンは、常に商品価値のあるものを満載し、移動しているのだから、盗賊団にとってはかっこうの獲物である。うまく商品を強奪できれば、たいへんな利益をえられるのだ。その上、キャラバン隊には、貴人が、用件があって同伴することもある。彼らを人質にとれば、莫大な身代金を請求することもできる。
また、一応安全と目されるルートを取るとはいえ、街中ばかりを移動できるわけでもなく、人気のない土地を進むこともあり、突然現れた魔物などに襲われることもないわけではない。
そんなわけで、キャラバンは、常に危険にさらされているのだ。
そのため、護衛を雇うのは必須である。
護衛役としては、冒険者パーティの精鋭が雇われることが多い。
このキャラバンも、冒険者を雇い、王国の中を巡回しつつ、わたしたちの町まできたのだが、ここで不都合が生じた。
いかんともしがたい理由によって、雇った冒険者たちの一部が、同行を続けられなくなってしまったのだ。
もちろん全員が抜けてしまったわけではなく、中核となるパーティは残ったが、それだけでは手が足りない。そこで、急遽、わたしたちの町のギルドに、護衛の補充依頼が来た。
ルシア先生がこのタイミングを見逃すわけがなく、わたしたち「雷の女帝のしもべ」は、キャラバンの護衛として、王都まで行動を共にすることになったのだ。
ここまで、護衛のパーティを指揮してきたのは、「月下の黒豹」という名の、五人組のベテランパーティである。「月下の黒豹」リーダーの戦士リベルタスさんは、黒人のいかつい大男で、その顔には片目の上を走るジグザグの傷がある、雰囲気がまるでサバンさんの兄弟みたいな人であった。事実、二人は昔からの知り合いのようで、わたしたちが会議室に入った時、なにやら楽しげに談笑していた。もう一組は、「夜明けの誓い」という、これは六人のメンバーからなる中堅どころのパーティ。この二組のパーティが、最初からキャラバンに同行しているパーティだった。
「この三人が、うちから出す、精鋭『雷の女帝のしもべ』だ。よろしく頼む」
と、サバンさんがわたしたちを紹介する。
その場にいるみんなから、え? なに? ほんとですか? という顔をされる。
まあ、そうでしょうよ。
なにしろ、ユウはあんな感じでのほほんとしているし、わたしとジーナはこんなふうだし、まあ、一見してとても頼りになるようには見えないから、無理もないのだ。
「そんな、女子供でなくて、もっと、ましなのはいないのか?」
という、あからさまな声も聞こえた。
ジーナがむっとした顔で、そちらをにらむ。瞳が黄金色に光る。
ユウは、いつもの緊張感のない声で
「あ、みなさん、ひとつ、よろしくお願いしますね」
などとあいさつした。
なにがあっても平常運転だ。
そんな様子をみて、サバンさんがにやりと笑い
「みかけにだまされないほうがいいぞ。この魔導師ライラは」
わたしを指して
「なんと、あの、麗しき雷の女帝、ルシア様の後継者だ!」
「おおっ!」
という感嘆の声が上がる。
いやいや、サバンさん、だれがそんなことをいったんですか。
「こちらのジーナは、血も凍る魔剣イリニスティスの使い手で、アンデッドだろうが、クラーケンだろうが、魔物を撫で斬りだ!」
「おおっ!!」
ジーナが、どうだとばかりに胸を張る。
「そして、このユウは」
といってから、どう紹介していいのか、よくわからなくなったようで
「ええと……まあ、いろいろよくわからない魔法をつかう、アンバランサーっていうやつだ」
「なんだ、それ?」
という声。
まあ、そうでしょう。
アンバランサーだなんて、いきなり言われても、さっぱりわからないよね。
「とにかく、こいつらの実力は俺が保証する。安心して、任せてくれ」
とサバンさんが太鼓判をおすが、冒険者はともかく、商人たちはいまひとつ納得しきれてはいない様子だ。
そのとき、
「ここには、邪教の神の臭いがします」
と、刺のある言葉を吐き捨てたものがいる。
みると、部屋の向こうで、王都の神官の、紫の衣に身をつつんだ、わたしたちと同じくらいの歳の、美しい少女が、こちらを睨んでいるのだった。神に使えるものの証である、錫杖を手にしている。
「あんたよ、ライラ、あんたのことよ」
ジーナが、わたしをつついて言う。
「なんであたしよ」
「あんた、ずいぶんヴリトラ様とつながってたじゃん」
「もう、縁は切れたよ」
(「冷たいぞ、娘よ」という声がどこか遠くで聞こえたような気がした。
気のせい。あくまで、気のせいです)
「向こうはそんなこと知っちゃいないわよ。きっと、あんたから、ヴリトラさまの臭いが、ぷんぷんするのよ」
「ずいぶんひどいことをいうわね、あんたは」
「あの人は?」
と、ユウがサバンさんに尋ねると
「あの女性は、アーダという。王都の神官だ。正確には、神官見習いだということだが」
「そんな人がなんでこんなところに?」
「なにかの伝令らしい。辺境の地から、重要な文を携えて、王都にもどるところだそうだよ」
アーダが、ずかずかとわたしたちの前までやってきた。
切れ長の目をした美しい顔が、紅潮している。
「ホラ、来た。ライラ、がんばって弁解するのよ、ヴリトラ様はとても良い神様だって」
ジーナが言う。
(どこか遠くで「そうだ、そうだ、いってやれ」という声が聞こえたような気がする。
気のせい。これは、あくまで気のせいです)
ところが意外なことに、アーダは、ユウにむかって錫杖を突きつけた。
錫杖の上部についた環が、ジャランと音を立てる。
「あなたからは、間違ったにおいを感じます。
わたくしは、あなたを信じません!」
いきなり、そう断言したのだ。
「あっ、ぼく?」
ユウもびっくりだ。
「へえ、まちがったにおいねえ……」
ジーナが
「間違ったにおいではなくて、すごくいい匂いの間違いじゃないの?」
などと頭が混乱するようなことを言う。
「とにかく、わたくしに、旅の間いっさい近づかないでください!」
アーダは厳しい顔で、そう言い捨てて、歩き去る。
わたしたちはあっけにとられてそれを見ていた。
しばしの沈黙の後、
「ええ……ごほん、ごほん」
と、咳払いをして話し出したのは、この隊商の主宰者、シュバルツ兄弟商会の副会頭、レオ・シュバルツ氏であった。
「その、護衛の件なんだが……この子たちに参加してもらっても、三人増えるだけだろう。
それで、提案があるんだが…」
「「提案?」」
サバンさんと、リベルタスさんが同時に、シュバルツさんの顔を見る。
「実はね」
と、シュバルツさんが言った。
「売り込みがあってね。どうしても護衛のメンバーに入れてほしいという若者たちがいて。話を聞いたら、熱意もあって、なかなか有望なんで、そのものたちも連れていきたいんだが、どうだろうか」
「ほう、今、このあたりに、そんな見込みのある連中がいましたかねえ? いったいどのパーティだろうな……」
サバンさんが首をひねる。
「みなさん、入ってきてください」
と、シュバルツさんが呼びかけ、
「「「「はいっ!」」」」
元気よく会議室のドアから入ってきたのは、
「あっ、また……」
「また、あんたたちか……」
剣士アーネスト、槍術士ヌーナン、盾使いパルノフ、魔法使いエミリアの四人組。
そう、パーティ「暁の刃」である。
「おいおい、お前ら、だいじょうぶなのか?」
「任せてください! あれから、バリバリ修行も積みました!!」
「どうだね? 熱意のある若者たちじゃないか。目が輝いているよ」
「確かに、熱意だけはある。熱意だけは。それは、俺も認めるが……」
サバンさんは少し考えていたが、
「まあ、王都まではそんなに距離があるわけじゃないし、ユウたちもいるし……まあ、なんとかなるか……雇い主があんなに乗り気だしなあ……はあ……」
ため息をつく。
「おい、サバン、さっきから、お前の言い方はなんだか不安をかきたてるぞ」
「ん……ま、まあ、だいじょうぶだろう。なにしろ、アンバランサーもいるからな」
そして、こちらをみて、
「おまえたち、まあ、何かあったら、よろしくたのむわ」
ああ……頼まれてしまいました……。
「シュバルツさん、あんた、商人なのに人を見る目がないよ……」
と、ジーナが小さな声で言った。
実は、あとで知ったことだが、ほんらい副会頭シュバルツさんはこういう現場には出てこないのだが、今回、いつも隊商を切り回している副番頭が急病に倒れ、きゅうきょ隊をひきいることになってしまったらしい。そのために、場慣れしておらず、冒険者の目利きという点では心許ないのであった。
「でもさあ、ジーナ、あの連中が参加するってことはさあ、いつもの」
「ライラ、だめ! それ以上しゃべったらだめ!!」
「でも、ジーナだってそう思うでしょ。あいつらの行くところ行くところ……」
「もう! だから、そう思っても言ったらダメなんだって。口に出すことで、フラグが立つの!」
あはは。
ジーナの忠告もむなしく、今回も、フラグは立ってしまったようです。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。
「え、俺なんかしました?」無自覚チート《概念編集》で石ころを魔石に、なまくらを聖剣に書き換えて、国を追われた聖女様と世界を救う
黒崎隼人
ファンタジー
「え、俺なんかしました?」
ごく普通の大学生、朝霧 海(あさぎり かい)が迷い込んだのは、剣と魔法が息づく異世界エーテルディア。右も左も分からぬままモンスターに襲われた彼を救ったのは、聖なる光を操る謎の美少女、ルミナだった。
彼女は言った。『あなた、一体何者なの?』と。
カイ自身も知らない、触れたモノの”理”を書き換えるチート能力《概念編集(リアライター)》。
「ただの石」が「爆ぜる魔石」に? 「なまくらの剣」が「伝説級の聖剣」に!?
無自覚に規格外の力を振るうカイは、やがて国を追われる訳ありの少女ルミナと共に、巨大な陰謀に立ち向かう運命に巻き込まれていく。
これは、一人の平凡な青年が、大切な人を守るために世界の理すら書き換えて最強へと至る、王道異世界ファンタジー!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる