嗚呼、月が綺麗ですね、、

桜華i

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一夜

目に映るものは...

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『 お前は犯罪者だ。』


────
                     ────
                                         ────
「うぅぅ......。」
ズキズキする...。
あぁ、夢のせいだ...。
今日は頭痛が激しい。スイカ割りで割られるスイカもこのような痛さなのかな?
なんて、どうでもいい。
今日は頭痛薬を飲むか。
どうせ気晴らし程度で全くと言っていいほど効果なんて感じないけど。
病院に行っても理由なんて分からず、偏頭痛ではないからストレスからだろうか?
悩みがあるなら解決しろと言われても、正直困るだけだ。
「ブブー、、、ブル、」
ん?あーケータイにメールが届いたようだ。
スマホの電源をいれて見てみる。
あぁ、なんだよ。またこれかー。
最近多いなぁー、良かったら会いましょうってやつ。
ほんといい迷惑だ。
「あっ!やばっ、今日金曜日じゃん。」
すっかりわすれてた。
幸いなことに今から準備すれば遅刻しないで済む。
「はぁぁ、それにしても憂鬱だなぁ。」
まぁ仕方がない。
準備でもするかぁーーー。
急いで腕にワイシャツの袖を通す。
適当に身支度を整えて家を出た。
学校についた時には息が荒くなっていた。
──── 
                    ────
                                         ────
「なので、このような答えに――、、」
あぁぁぁ、めんどいなぁぁ。
先生の声が頭に響いて痛い。
薬飲むのをすっかり忘れてた。
窓から木々を見る。
太陽の光が当たる葉はまるで太陽の光が当たらない葉に自分の価値を見せつけているようだ。
まるで光と影のような、光り輝く希望溢れる人間と、闇に溺れる哀しい人間を表しているようだ。
まぁ、私は絶対的に後者だろう。
クラスの皆の目は前者の、光り輝く目をしている。
だからなのかなぁ?
見ていてとても眩しく感じて、圧倒的な人間価値の差を見せつけられている気持ちになる。
まるで勝者と敗者、だ...。
──── 
                   ────
                                       ────
学校も終わり家路を歩く...
電車は相変わらず混んでたなぁ。
高1になって、まだ間もないのにもう飽きてきた。
まだ夏にすら入っているかわからないくらいだというのに。
スクールバッグからポーチをだし、煙草とライターを取り出す。
「カチャッカチャッ」
「フゥゥゥー」
やっぱ、この銘柄美味しいな。
次はカートンで買おうかな...。
────
                   ────
ようやく家に着いた。
って言ってもそれほど歩いてた訳ではないけど。
リビングに入ってテレビをつける。
「なんであねん!」
全くつまらない。
お笑い番組とかは嫌いだ。
生きてる世界の違いを感じる。
そう、いつだって私の目に映る世界は
みんなの見ている世界とは違う...。
だ、から...、、わ、たしは...。







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