10 / 16
第一章 管理者(上司)が逃げた
第10話 色々とおかしい”友人”
しおりを挟む
あれは私が幼天使だった頃のこと。
とある出来事があって、私は”精神世界”で”イレギュラー”と相対することになった。
まあ、単純に肉体を”イレギュラー”に乗っ取られたからだけど。
”イレギュラー”は肉体を乗っ取った後、精神も乗っ取ろうとした。
しかし、私の精神までは乗っ取られなかった。
”肉体”は”精神”に作用するが、”精神”との結び付きは”魂”の方が強い事と、天使族という上位種族に生まれた私は元々”魂の力”が強い事によって、”イレギュラー”には精神を奪われなかった。
しかし、”イレギュラー”の意思は強く、”精神世界”に侵入してきた。
”イレギュラー”は私の精神を奪うため、私を”精神世界”で消そうとしてきた。
”精神世界”で死んでしまうと、魂が壊れてしまう。
ただ、”精神世界”はその”精神世界”の持ち主が例外を除き、絶対的な支配力を持つ。
当時の幼い私はその例外の事を知らずに、”イレギュラー”との戦いを始めてしまった。
まあその後なんやかんやあって宇宙のような瞳を持つ”友人”に私は助けてもらった。
❖ ❖ ❖ ❖ ❖
★この世界についてのちょっとしたメモ★
【天使】
神が生み出した、神の代行者となる者達のこと。
光り輝く輪と羽を持つち優れた容姿をした者が多い。
基本的に万能であり、人間とは隔絶した強さを持つ。
成長する事に種族が変わる。
幼天使、天使、大天使の順で成長する。
智天使や熾天使などは大天使に含まれる。
ちなみに匿名Nさんは天使についてこう供述している。
「とりあえず天使って『~~エル』つけとけば良くね?」
❖ ❖ ❖ ❖ ❖
「んー。んぅーん。んん?」
どうやら私は懐かしい夢を見ていたっぽい。
あの頃《幼天使時代》は大変だったなぁ…。
「あ、おはよ。起きた?」
「おはよう」
「うん。ご飯作っておいたよ。ここの洗いと掃除もしておいたよ。それと、上級神と楽しくお茶会もしたよ」
うん。やっぱり私の嫁は素晴らしい。
そういう所から私は友人に愛されているんだなって。
…ん?上級神?
「え?上級神って言った?」
「うん。なんか、”ミーティア世界団”の見回りに来たぞーっ!って来て、私がしっかりお話をしたら、なんか帰っちゃったよ」
ウチの友人が色々とブッ飛んでいる件について。
「ねえ、上級神って本当?」
「本当だよ?一応魔力量も確認したしね。大体1550垓ぐらいだったかな?」
「が、がい?」
何か恐ろしい単位を聞いた気がする。
「うん。たかだか1550垓程度でビビってちゃ駄目だよ。これからスイちゃんの魔力はそんな奴らよりも遥かに多くなるんだから」
うん。聞かなかったことにしよう。
「ところで上級神を呼んで欲しいんだけど。あの逃亡女神の処遇に付いて話し合いたいからね」
「あーごめん」
「ん?」
「上級神はちょっと…ね」
「んー?」
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
そして、露骨に目を逸らしながら友人言った。
「もふもふにしちゃった!」
友人の腕の中には丸々とした真っ白でもふもふそうな狐がいた。
とある出来事があって、私は”精神世界”で”イレギュラー”と相対することになった。
まあ、単純に肉体を”イレギュラー”に乗っ取られたからだけど。
”イレギュラー”は肉体を乗っ取った後、精神も乗っ取ろうとした。
しかし、私の精神までは乗っ取られなかった。
”肉体”は”精神”に作用するが、”精神”との結び付きは”魂”の方が強い事と、天使族という上位種族に生まれた私は元々”魂の力”が強い事によって、”イレギュラー”には精神を奪われなかった。
しかし、”イレギュラー”の意思は強く、”精神世界”に侵入してきた。
”イレギュラー”は私の精神を奪うため、私を”精神世界”で消そうとしてきた。
”精神世界”で死んでしまうと、魂が壊れてしまう。
ただ、”精神世界”はその”精神世界”の持ち主が例外を除き、絶対的な支配力を持つ。
当時の幼い私はその例外の事を知らずに、”イレギュラー”との戦いを始めてしまった。
まあその後なんやかんやあって宇宙のような瞳を持つ”友人”に私は助けてもらった。
❖ ❖ ❖ ❖ ❖
★この世界についてのちょっとしたメモ★
【天使】
神が生み出した、神の代行者となる者達のこと。
光り輝く輪と羽を持つち優れた容姿をした者が多い。
基本的に万能であり、人間とは隔絶した強さを持つ。
成長する事に種族が変わる。
幼天使、天使、大天使の順で成長する。
智天使や熾天使などは大天使に含まれる。
ちなみに匿名Nさんは天使についてこう供述している。
「とりあえず天使って『~~エル』つけとけば良くね?」
❖ ❖ ❖ ❖ ❖
「んー。んぅーん。んん?」
どうやら私は懐かしい夢を見ていたっぽい。
あの頃《幼天使時代》は大変だったなぁ…。
「あ、おはよ。起きた?」
「おはよう」
「うん。ご飯作っておいたよ。ここの洗いと掃除もしておいたよ。それと、上級神と楽しくお茶会もしたよ」
うん。やっぱり私の嫁は素晴らしい。
そういう所から私は友人に愛されているんだなって。
…ん?上級神?
「え?上級神って言った?」
「うん。なんか、”ミーティア世界団”の見回りに来たぞーっ!って来て、私がしっかりお話をしたら、なんか帰っちゃったよ」
ウチの友人が色々とブッ飛んでいる件について。
「ねえ、上級神って本当?」
「本当だよ?一応魔力量も確認したしね。大体1550垓ぐらいだったかな?」
「が、がい?」
何か恐ろしい単位を聞いた気がする。
「うん。たかだか1550垓程度でビビってちゃ駄目だよ。これからスイちゃんの魔力はそんな奴らよりも遥かに多くなるんだから」
うん。聞かなかったことにしよう。
「ところで上級神を呼んで欲しいんだけど。あの逃亡女神の処遇に付いて話し合いたいからね」
「あーごめん」
「ん?」
「上級神はちょっと…ね」
「んー?」
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
そして、露骨に目を逸らしながら友人言った。
「もふもふにしちゃった!」
友人の腕の中には丸々とした真っ白でもふもふそうな狐がいた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる