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「勇者、出番なし!?自爆で片付く異世界バトル」
ジャンケンで決まらず、押し問答していたその時。
「……って、そんな場合じゃないだろ!!」
俺Aが村の奥を指差す。
そこには、明らかに異世界の雑魚モンスターとは思えない、巨大なイノシシが暴れていた。体長3メートル、赤く光る目、そして背中には謎のエンジン(!?)。
「なんでエンジンついてんの!?バグか!?」
「多分、“異世界の理を超えた存在”って設定だな。まぁ、どうでもいいか!」
「だな!俺のチート力で――」
「いや、俺のチート力で――」
またか。
ドカーン!!!
どちらが先に突っ込むか揉めていたその時、イノシシターボが自爆した。
「えっ?」
「えっ?」
土煙が晴れると、そこにはぐったりと倒れたモンスターと、青ざめた村長が立っていた。
「……あの……お二人があまりに騒がしいので、我が村の自爆式防衛魔法が発動してしまいました……」
「防衛ってレベルじゃねぇぞ!!」
「あと5回までしか使えないので、以後お気をつけください……」
⸻
というわけで、特に戦うこともなく、村を救ってしまった俺たち。
「これで一件落着!」
「……したけど、俺たち、今後どうすんだ?」
「とりあえず、ギルド行ってランク上げて、王都目指すとか?」
「オーケー、王道ルートだな!」
俺Aと俺Bは拳を合わせ、次の目的地――冒険者ギルドのある街へと向かった。
が。
その道中、森の中で出会ったのは――
「わたしは“勇者を導く者”です。……あれ、勇者って一人じゃなかった?」
フードをかぶった銀髪エルフ少女が、あからさまに困惑していた。
「ご安心ください。片方はスペアです」
「お前が言うな!!」
「……って、そんな場合じゃないだろ!!」
俺Aが村の奥を指差す。
そこには、明らかに異世界の雑魚モンスターとは思えない、巨大なイノシシが暴れていた。体長3メートル、赤く光る目、そして背中には謎のエンジン(!?)。
「なんでエンジンついてんの!?バグか!?」
「多分、“異世界の理を超えた存在”って設定だな。まぁ、どうでもいいか!」
「だな!俺のチート力で――」
「いや、俺のチート力で――」
またか。
ドカーン!!!
どちらが先に突っ込むか揉めていたその時、イノシシターボが自爆した。
「えっ?」
「えっ?」
土煙が晴れると、そこにはぐったりと倒れたモンスターと、青ざめた村長が立っていた。
「……あの……お二人があまりに騒がしいので、我が村の自爆式防衛魔法が発動してしまいました……」
「防衛ってレベルじゃねぇぞ!!」
「あと5回までしか使えないので、以後お気をつけください……」
⸻
というわけで、特に戦うこともなく、村を救ってしまった俺たち。
「これで一件落着!」
「……したけど、俺たち、今後どうすんだ?」
「とりあえず、ギルド行ってランク上げて、王都目指すとか?」
「オーケー、王道ルートだな!」
俺Aと俺Bは拳を合わせ、次の目的地――冒険者ギルドのある街へと向かった。
が。
その道中、森の中で出会ったのは――
「わたしは“勇者を導く者”です。……あれ、勇者って一人じゃなかった?」
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「ご安心ください。片方はスペアです」
「お前が言うな!!」
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