1 / 1
きっかけ
はじめまして
しおりを挟む
なんで?なんでだったっけ…思い出さなきゃ……!
〔ダメだよ。いい子にしてないと……〕
私は山瀬花美[やませはなみ]。5歳。今ね不思議な声が聞こえたの!私と同じぐらいの歳の子の声だった。誰だろう?今この部屋には私しか居ないのに…。今ねママがお買い物に言ってるから、1人でお留守番してるの。
「イタズラしたり、暴れたり、物を壊したり、勝手に何か食べちゃダメよ!」
ってママに言われたから大人しく待っとくの!私って偉い子なのよ!
パパはお仕事に行ってるの。最近なんか忙しいらしくてあんまり遊んでくれないの。だけど、
「いい子にしてたら、また遊んでくれるわよ。」
ってママが言ってたから私いい子にしとくの!偉いでしょ?私がいい子にしてたら、ママは褒めてくれるし、パパも遊んでくれるの。だから、私頑張るの!
そういえば、さっきの不思議な声はなんだったんだろう?
〔そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?〕
え?でも頑張らないと…
〔いいじゃん!もっと自分に素直になっても!〕
でも……ママに怒られちゃうよ………
〔大丈夫だって!〕
そうかな?
〔大丈夫!大丈夫!〕
なら、お菓子食べたいな~。食べちゃおうかな?
〔でも、お菓子食べたら怒られるよ?怒られたいの?〕
えぇ?あなたが言ったんじゃん!
〔本当に食べていいの?〕
やっぱりやめとこうかな?どうしよう……
〔やっぱり大丈夫だよ。〕
え?え?もう言ってることが違うよ!どっちなの?
〔どっちもだよ…〕
ん?どっちも?意味わかんない!もう黙ってて!!
家のドアが開く音がした。
「ただいまー。いい子にしてた?」
ママが私に向かって言う。一体あれからどれくらい時間がたってるんだろう?
「どうしたの?ボーっとして。何かあった?」
ママが買ってきた物を片付けながら聞いてくる。
「ママ。なんかね、不思議な声が聞こえたの。それで、よくわかんない事を言ってくるから『黙ってて』って言ったの。そしたら、なんかよくわかんなくなっちゃって……そしたら、ママが帰ってきたの。」
ママは片ずける手を止めて私の方に来て言った。
「大丈夫よ。不思議な声なんて聞こえないわ。大丈夫大丈夫。きっとただの幻聴よ。疲れてて何か聞こえたかもって思っちゃっただけよ。安心して、もう大丈夫だから。」
信じてくれないんだ…
「うん!わかった…」
本当に聞こえてたのに……
一近所の公園で一
「花美ちゃん!早く遊ぼ?」
私を呼んでいるのは、親友の南美[みなみ]ちゃんだ。南美ちゃんは親同士が仲が良くて、よく一緒に遊んでいる内にに仲良くなった。
「うん!南美ちゃん今行くよ。」
私は南美ちゃんがいる滑り台の方へ駆けていく。
「何して遊ぼっか?」
南美ちゃんが滑り台に座りながら聞いてくる。
「南美ちゃんは何して遊びたい?」
私は南美ちゃんと遊んだらなんでも楽しいので、南美ちゃんに選んでもらうことにした。
「うーん。じゃあ、ブランコに乗りながらおしゃべりしない?」
私は不思議な声について話をしたかったので、都合が良かった。
2人でブランコに向かい、ちょうど人数分空いていたので、そこに座った。
「南美ちゃん、あのね。私この前不思議な声を聞いたの。」
私は早速不思議な声について話し始めた。
「不思議な声?」
南美ちゃんは興味が湧いたようだった。
「うん。不思議な声…ママに行ったんだけど、『幻聴だ』って言われたんだ。」
私は南美ちゃんも信じてくれないのかと不安になった。
「そうだったんだ。私は信じるよ!親友だからね。」
南美ちゃんは笑顔でそう言った。私は南美ちゃんを見つめた。
こんな話を信じてくれるなんて思っても見なかった。心の底から嬉しかった。
〔本当に信じてくれたのかな?〕
え?そんな事言わないでよ!
〔こんな話本当に信じてくれると思ってるの?ママも信じてくれなかったのに。冗談だと思ってるかもよ…〕
確かに…そう思われてるかもしれない……南美ちゃんも信じてくれないのかな?
「花美ちゃん、大丈夫!私信じてるよ!」
そう言われて私は我に返った。親友の南美ちゃんを疑うなんて……!
「うん、ありがとう!これからも相談にのってくれる?」
私は恐る恐る聞いてみた。
「もちろん。親友だもの!」
私はやっぱり南美ちゃんに相談して良かったと強く思った。そして、これからも南美ちゃんを信じてなんでも話そうと決めた。
-花美の家-
今日はパパが早く帰ってくるの!パパなら南美ちゃんみたいに私の話を信じてくれるかもしれない。私はパパが帰ってくるのを楽しみに待っていた。
玄関のドアに鍵を入れた音がした。パパが帰ってきたのだ。私は玄関の方を見つめた。パパがドアを開けて家に入ってきた。私は期待で胸がいっぱいになった。それと同時に不安もあった。パパもママみたいに『幻聴』って言うかもしれない……
〔きっとパパもそうなんだよ…パパもママみたいに私の事を否定するんだよ。〕
そんな事ない!ママは私の事を否定してないし、パパも否定しない!
〔本当にそう言えるの?聞こえてたのに『聞こえない』って言ったんだよ?〕
でも……でも私は信じてる!
「パパ、おかえりなさい。」
私は不思議な声を気にしていてもしょうが無いと思い、パパに話す事にした。
「花美、ただいま。最近忙しくてごめんね。もう忙しいのは終わったから、これからは一緒にいっぱい遊べるからな!」
パパは目の下に濃い隈ができていて、顔が少し痩せていた。とても疲れていたのだろう。だけど、私の目を見ながら笑顔でそう言った。私は今すぐに不思議な声について話をしたかったが、そんなことよりもパパが心配だったので、また明日聞くことにした。
「パパ、もう今日は早く休んでね。疲れてるんでしょ?」
私はパパと一緒にリビングに向かいながらそう言った。
「そうだね。今日はもう寝ようかな。」
パパが自分の部屋に向かいながらいつもより元気の無い声で言った。
「あなた。大丈夫?とても疲れてるでしょ?夕飯は残しておくから、明日食べてね。今日はもう寝なさい。」
ママはとても疲れた様子のパパに心配そうに駆け寄りながらそう言い、パパの部屋に一緒に入っていった。
〔結局言わないのね。言う勇気がないんでしょ?〕
そんな事ない!パパがとっても疲れてるみたいだったから、今日は言わないことにしたの。明日には絶対に言うんだから!
不思議な声とそんな話をしていたら、パパを寝かせてママがパパの部屋から出てきた。
「花美、パパは疲れてもう寝てるから、今日はもうパパの部屋には入らないのよ。」
ママはまだ心配そうにしながら私にそう言った。
「さて、夜ご飯にしましょうか!今日はパパの好きな唐揚げよ。パパは今日は食べれないけど、ママと花美で食べちゃお。」
ママは少し無理をして明るく振舞っているように見えた。私に心配させないようにしているのだろうか…
「さあ花美、早く座って!」
ママはもうリビングのテーブルの右のキッチン側、ママの席に座っていた。
「今行く。」
私もそう言ってママの隣に座った。ここが私の席だ。パパ明日には元気になるよね?大丈夫だよね?
〔どうかしらね。明日も話せないかも…〕
私は不思議な声がそう言っていたような気もしたが、明日が待ち遠しくてあまり気にしていなかった。
「おやすみ花美。」
ママが電気を消しながら言う。
「おやすみママ。」
私はママにそう返した。明日になったらパパに不思議な声の事を言うと強く思いながら。そして、深い深い眠りの世界に落ちていった。
〔ダメだよ。いい子にしてないと……〕
私は山瀬花美[やませはなみ]。5歳。今ね不思議な声が聞こえたの!私と同じぐらいの歳の子の声だった。誰だろう?今この部屋には私しか居ないのに…。今ねママがお買い物に言ってるから、1人でお留守番してるの。
「イタズラしたり、暴れたり、物を壊したり、勝手に何か食べちゃダメよ!」
ってママに言われたから大人しく待っとくの!私って偉い子なのよ!
パパはお仕事に行ってるの。最近なんか忙しいらしくてあんまり遊んでくれないの。だけど、
「いい子にしてたら、また遊んでくれるわよ。」
ってママが言ってたから私いい子にしとくの!偉いでしょ?私がいい子にしてたら、ママは褒めてくれるし、パパも遊んでくれるの。だから、私頑張るの!
そういえば、さっきの不思議な声はなんだったんだろう?
〔そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?〕
え?でも頑張らないと…
〔いいじゃん!もっと自分に素直になっても!〕
でも……ママに怒られちゃうよ………
〔大丈夫だって!〕
そうかな?
〔大丈夫!大丈夫!〕
なら、お菓子食べたいな~。食べちゃおうかな?
〔でも、お菓子食べたら怒られるよ?怒られたいの?〕
えぇ?あなたが言ったんじゃん!
〔本当に食べていいの?〕
やっぱりやめとこうかな?どうしよう……
〔やっぱり大丈夫だよ。〕
え?え?もう言ってることが違うよ!どっちなの?
〔どっちもだよ…〕
ん?どっちも?意味わかんない!もう黙ってて!!
家のドアが開く音がした。
「ただいまー。いい子にしてた?」
ママが私に向かって言う。一体あれからどれくらい時間がたってるんだろう?
「どうしたの?ボーっとして。何かあった?」
ママが買ってきた物を片付けながら聞いてくる。
「ママ。なんかね、不思議な声が聞こえたの。それで、よくわかんない事を言ってくるから『黙ってて』って言ったの。そしたら、なんかよくわかんなくなっちゃって……そしたら、ママが帰ってきたの。」
ママは片ずける手を止めて私の方に来て言った。
「大丈夫よ。不思議な声なんて聞こえないわ。大丈夫大丈夫。きっとただの幻聴よ。疲れてて何か聞こえたかもって思っちゃっただけよ。安心して、もう大丈夫だから。」
信じてくれないんだ…
「うん!わかった…」
本当に聞こえてたのに……
一近所の公園で一
「花美ちゃん!早く遊ぼ?」
私を呼んでいるのは、親友の南美[みなみ]ちゃんだ。南美ちゃんは親同士が仲が良くて、よく一緒に遊んでいる内にに仲良くなった。
「うん!南美ちゃん今行くよ。」
私は南美ちゃんがいる滑り台の方へ駆けていく。
「何して遊ぼっか?」
南美ちゃんが滑り台に座りながら聞いてくる。
「南美ちゃんは何して遊びたい?」
私は南美ちゃんと遊んだらなんでも楽しいので、南美ちゃんに選んでもらうことにした。
「うーん。じゃあ、ブランコに乗りながらおしゃべりしない?」
私は不思議な声について話をしたかったので、都合が良かった。
2人でブランコに向かい、ちょうど人数分空いていたので、そこに座った。
「南美ちゃん、あのね。私この前不思議な声を聞いたの。」
私は早速不思議な声について話し始めた。
「不思議な声?」
南美ちゃんは興味が湧いたようだった。
「うん。不思議な声…ママに行ったんだけど、『幻聴だ』って言われたんだ。」
私は南美ちゃんも信じてくれないのかと不安になった。
「そうだったんだ。私は信じるよ!親友だからね。」
南美ちゃんは笑顔でそう言った。私は南美ちゃんを見つめた。
こんな話を信じてくれるなんて思っても見なかった。心の底から嬉しかった。
〔本当に信じてくれたのかな?〕
え?そんな事言わないでよ!
〔こんな話本当に信じてくれると思ってるの?ママも信じてくれなかったのに。冗談だと思ってるかもよ…〕
確かに…そう思われてるかもしれない……南美ちゃんも信じてくれないのかな?
「花美ちゃん、大丈夫!私信じてるよ!」
そう言われて私は我に返った。親友の南美ちゃんを疑うなんて……!
「うん、ありがとう!これからも相談にのってくれる?」
私は恐る恐る聞いてみた。
「もちろん。親友だもの!」
私はやっぱり南美ちゃんに相談して良かったと強く思った。そして、これからも南美ちゃんを信じてなんでも話そうと決めた。
-花美の家-
今日はパパが早く帰ってくるの!パパなら南美ちゃんみたいに私の話を信じてくれるかもしれない。私はパパが帰ってくるのを楽しみに待っていた。
玄関のドアに鍵を入れた音がした。パパが帰ってきたのだ。私は玄関の方を見つめた。パパがドアを開けて家に入ってきた。私は期待で胸がいっぱいになった。それと同時に不安もあった。パパもママみたいに『幻聴』って言うかもしれない……
〔きっとパパもそうなんだよ…パパもママみたいに私の事を否定するんだよ。〕
そんな事ない!ママは私の事を否定してないし、パパも否定しない!
〔本当にそう言えるの?聞こえてたのに『聞こえない』って言ったんだよ?〕
でも……でも私は信じてる!
「パパ、おかえりなさい。」
私は不思議な声を気にしていてもしょうが無いと思い、パパに話す事にした。
「花美、ただいま。最近忙しくてごめんね。もう忙しいのは終わったから、これからは一緒にいっぱい遊べるからな!」
パパは目の下に濃い隈ができていて、顔が少し痩せていた。とても疲れていたのだろう。だけど、私の目を見ながら笑顔でそう言った。私は今すぐに不思議な声について話をしたかったが、そんなことよりもパパが心配だったので、また明日聞くことにした。
「パパ、もう今日は早く休んでね。疲れてるんでしょ?」
私はパパと一緒にリビングに向かいながらそう言った。
「そうだね。今日はもう寝ようかな。」
パパが自分の部屋に向かいながらいつもより元気の無い声で言った。
「あなた。大丈夫?とても疲れてるでしょ?夕飯は残しておくから、明日食べてね。今日はもう寝なさい。」
ママはとても疲れた様子のパパに心配そうに駆け寄りながらそう言い、パパの部屋に一緒に入っていった。
〔結局言わないのね。言う勇気がないんでしょ?〕
そんな事ない!パパがとっても疲れてるみたいだったから、今日は言わないことにしたの。明日には絶対に言うんだから!
不思議な声とそんな話をしていたら、パパを寝かせてママがパパの部屋から出てきた。
「花美、パパは疲れてもう寝てるから、今日はもうパパの部屋には入らないのよ。」
ママはまだ心配そうにしながら私にそう言った。
「さて、夜ご飯にしましょうか!今日はパパの好きな唐揚げよ。パパは今日は食べれないけど、ママと花美で食べちゃお。」
ママは少し無理をして明るく振舞っているように見えた。私に心配させないようにしているのだろうか…
「さあ花美、早く座って!」
ママはもうリビングのテーブルの右のキッチン側、ママの席に座っていた。
「今行く。」
私もそう言ってママの隣に座った。ここが私の席だ。パパ明日には元気になるよね?大丈夫だよね?
〔どうかしらね。明日も話せないかも…〕
私は不思議な声がそう言っていたような気もしたが、明日が待ち遠しくてあまり気にしていなかった。
「おやすみ花美。」
ママが電気を消しながら言う。
「おやすみママ。」
私はママにそう返した。明日になったらパパに不思議な声の事を言うと強く思いながら。そして、深い深い眠りの世界に落ちていった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
何かと「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢は
だましだまし
ファンタジー
何でもかんでも「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢にその取り巻きの侯爵令息。
私、男爵令嬢ライラの従妹で親友の子爵令嬢ルフィナはそんな二人にしょうちゅう絡まれ楽しい学園生活は段々とつまらなくなっていった。
そのまま卒業と思いきや…?
「ひどいわ」ばっかり言ってるからよ(笑)
全10話+エピローグとなります。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
婚約破棄、別れた二人の結末
四季
恋愛
学園一優秀と言われていたエレナ・アイベルン。
その婚約者であったアソンダソン。
婚約していた二人だが、正式に結ばれることはなく、まったく別の道を歩むこととなる……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる