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大神林の奥にて 出発とにらみ合い
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鬼熊・破壊猪・ディグリと戦ってから三日も経つと筋肉痛なんかは治った。この三日間に三体と戦った広場を中心に植物の様子や状態を確認しながら、迷惑をかけた植物達に謝って周ったんだけど、謝っても全ての植物が「気にするな」っていう意思を僕に伝えてくる。…………父さん達に聞いたら、かなりの被害があったはずなのに何で植物は僕に優しくしてくれるんだろ? わからない。
村の門を潜る前に最後の荷物の確認をする。足りなかったら現地で何とかすれば良いんだけど、用意はしておいた方が後々楽だ。……うん、腰の小袋の中身も問題ない。よし、行くか。
「それじゃあ、出発するね」
「ヤート、くれぐれも、暴れるな」
「ヤート、周りを吹き飛ばしたらダメよ」
「ヤート、地形を変えるんじゃねえぞ」
「ヤート、危険な植物を産み出さないでね」
「ヤート君、えっと……、あの、大量破壊は我慢しないとダメです」
「……………みんな、僕の事を何だと思ってるの?」
ひどい言われ方だ。なんか三体と戦った後から、父さん達を含めた村のみんなに似たような事を言われる。……確かにあの時は三体と戦う事しか頭になくて最後には後先考えずに思いっきりやっちゃったけど、反省はしたしそこまで言わなくても良いと思う。ただ一回定着した事は、たぶんなかなか消えないはずだからあきらめよう。
僕は微妙に納得できないモヤモヤした思いを振り切る様に出発した。とりあえず三体と合流する予定なんだけど近くに来てるのかな? まあ、来てなかったら森の奥の方に向かってればその内会えるか。そんな事を考えながら森に入ると、近くの地面がボコッと盛り上がり、そこからディグリが出て来た。
「オ迎エニアガリマシタ」
「ディグリ、おはよう」
「オハヨウゴサイマス。身体ノ調子ハ大丈夫ナヨウデスネ」
「うん、すっかり良くなったよ。鬼熊と破壊猪は、いっしょじゃないの?」
「私シダケ先ニ来マシタ。オフタカタモ、スグニ来ルハズデス」
ディグリがそう言うと、聞き慣れたドドドドドドドドッという地響きが近づいてくる。そしていつものように、どっちが先に着くか競っているかのように走って来た二体が僕の側を通り越して地面をガリガリ削りながら止まった。
「ケホッ、だからさ、何で無駄に土煙を巻き上げるの?」
「ガア、ガ?」
「ブオ」
「なんとなくで毎回土煙に巻き込まれる身になってほしいんだけど……」
「マッタク、コレダカラ……」
「……ガア?」
「……ブオ?」
「特ニ深イ意味ハアリマセン」
「「「…………」」」
なんというか一緒にいるけど馴れ合わない関係って言えばカッコイイけど、少しの事でにらみ合うのやめてほしいって思うのは贅沢な事かな? ……とりあえず時間がもったいないから森の奥の方に行こう。僕が歩き出し離れて行くのに気づいた三体が慌てて追いかけてくる。そして僕は後ろに来た破壊猪に服の襟に器用に牙を引っ掛けて空中に放り投げられ、破壊猪の背中にまたがる様に着地させられた。
「……背中に乗せてくれるのはうれしいけど、放り投げる必要は無いよね?」
「ブオ」
「気にする気にしないの問題じゃないよ」
「ブオブオ」
「…………わかった」
うん、完全に言っても暖簾に腕押しって感じか。あきらめて大人しく破壊猪の背中に乗ってよう。
「……ガア?」
「ソウデスネ。ドウイウツモリデ、ソノヨウナ真似ヲシタノカ、教エテテクダサイ」
「ブオ。……ブオ?」
「言ウ必要ハ無イ……デスカ。ネジ切リマスヨ?」
「ガア?」
「「「…………」」」
だから何でにらみ合いになるんだろ? しかも、にらみ合いになったら先に進まないし参ったな。……しょうがない別の方法でさっさと行こう。
「緑盛魔法・超育成・緑盛網」
周りの植物の蔓にお願いして樹上に引き上げてもらい、今いる位置より森の奥の方に投げてもらう。その後、別の蔓に受け止めてもらい、また森の奥の方へ投げてもらう。樹上を植物に投げてもらうこの方法なら直線で進めるから効率良く進める。それにしても今更ながらに空中で姿勢を保つのに、赤の村に行く時の兄さんと姉さんに何回も崖や谷の間を投げられた経験が役に立ってる。……未だに投げられた事は納得いかないけどね。
しばらく樹上を投げられながら進んでいると、後ろから地響きが追ってくる。にらみ合いはやめたみたいだね。……そういえば鬼熊と破壊猪は走ってるのはわかるけど、ディグリはどうやって追って来てるんだろ? 人みたいに走るのか、それとも地面の中を進んでるのかちょっと気になるな。
そんな風に投げられながら考えていると、少し後ろからズザザザザザっていう何かがはいずる音が聞こえてきた。確認のため体勢が崩れないように気をつけながら、音のする方を見ると基本茶色で先の方が緑色の蛇みたいに長いのが樹々の間を縫うように僕を追って来るのが見える。その蛇みたいなのが僕の横に来ると、姿がよく見え話しかけられたからディグリだとわかった。
「植物ニ投ラレルトイウ移動方法ガアルトハ思イマセンデシタ」
どうやらディグリは自分の身体を変形させて蛇みたいに移動してるようだ。考えてみればディグリに骨格とかないんだから変形できるのも当たり前か。面白いね。ちなみにディグリが僕の横に来た時には二体の地響きは僕の真下から聞こえて来た。…………にらみ合いがなかったら、この速さで進めるって事か。ベタベタしてとは言わないから、にらみ合いしないでほしいって思うのは高望みじゃないよね。
「ディグリ、周りの植物がこの先に水辺があるって言ってる。そこで少し休憩するって二体に伝えて」
「ワカリマシタ。少シオ待チクダサイ」
そう言ってディグリは二体の方に降りて行く。僕は水辺に向かって思いっきり投げてもらう。そして水辺の上に来た時に、緑盛網に包まれて減速した後ゆっくりと地面に降りる。ふー、しばらく投げられて移動してたから、ちょっとふらつくね。やっぱり地面を歩いてる方が良いな。僕が水辺の手頃な岩に座ると、すぐに三体がやってくる。並んで歩いてくるけど遠めに見ても雰囲気がギスギスしてた。
「アマリ調子ニノラナイデクダサイネ」
「……ガア?」
「ブオ」
「調子ニノルナト言イマシタヨ?」
「「「…………」」」
村を出て三度目のにらみ合い……、ゆっくり散歩をしながら行けると思ってたんだけど、この感じで無事に森の奥に行って帰って来れるのか不安だ。まあ、最悪三体を振り切って一人で奥に行けば良いか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
村の門を潜る前に最後の荷物の確認をする。足りなかったら現地で何とかすれば良いんだけど、用意はしておいた方が後々楽だ。……うん、腰の小袋の中身も問題ない。よし、行くか。
「それじゃあ、出発するね」
「ヤート、くれぐれも、暴れるな」
「ヤート、周りを吹き飛ばしたらダメよ」
「ヤート、地形を変えるんじゃねえぞ」
「ヤート、危険な植物を産み出さないでね」
「ヤート君、えっと……、あの、大量破壊は我慢しないとダメです」
「……………みんな、僕の事を何だと思ってるの?」
ひどい言われ方だ。なんか三体と戦った後から、父さん達を含めた村のみんなに似たような事を言われる。……確かにあの時は三体と戦う事しか頭になくて最後には後先考えずに思いっきりやっちゃったけど、反省はしたしそこまで言わなくても良いと思う。ただ一回定着した事は、たぶんなかなか消えないはずだからあきらめよう。
僕は微妙に納得できないモヤモヤした思いを振り切る様に出発した。とりあえず三体と合流する予定なんだけど近くに来てるのかな? まあ、来てなかったら森の奥の方に向かってればその内会えるか。そんな事を考えながら森に入ると、近くの地面がボコッと盛り上がり、そこからディグリが出て来た。
「オ迎エニアガリマシタ」
「ディグリ、おはよう」
「オハヨウゴサイマス。身体ノ調子ハ大丈夫ナヨウデスネ」
「うん、すっかり良くなったよ。鬼熊と破壊猪は、いっしょじゃないの?」
「私シダケ先ニ来マシタ。オフタカタモ、スグニ来ルハズデス」
ディグリがそう言うと、聞き慣れたドドドドドドドドッという地響きが近づいてくる。そしていつものように、どっちが先に着くか競っているかのように走って来た二体が僕の側を通り越して地面をガリガリ削りながら止まった。
「ケホッ、だからさ、何で無駄に土煙を巻き上げるの?」
「ガア、ガ?」
「ブオ」
「なんとなくで毎回土煙に巻き込まれる身になってほしいんだけど……」
「マッタク、コレダカラ……」
「……ガア?」
「……ブオ?」
「特ニ深イ意味ハアリマセン」
「「「…………」」」
なんというか一緒にいるけど馴れ合わない関係って言えばカッコイイけど、少しの事でにらみ合うのやめてほしいって思うのは贅沢な事かな? ……とりあえず時間がもったいないから森の奥の方に行こう。僕が歩き出し離れて行くのに気づいた三体が慌てて追いかけてくる。そして僕は後ろに来た破壊猪に服の襟に器用に牙を引っ掛けて空中に放り投げられ、破壊猪の背中にまたがる様に着地させられた。
「……背中に乗せてくれるのはうれしいけど、放り投げる必要は無いよね?」
「ブオ」
「気にする気にしないの問題じゃないよ」
「ブオブオ」
「…………わかった」
うん、完全に言っても暖簾に腕押しって感じか。あきらめて大人しく破壊猪の背中に乗ってよう。
「……ガア?」
「ソウデスネ。ドウイウツモリデ、ソノヨウナ真似ヲシタノカ、教エテテクダサイ」
「ブオ。……ブオ?」
「言ウ必要ハ無イ……デスカ。ネジ切リマスヨ?」
「ガア?」
「「「…………」」」
だから何でにらみ合いになるんだろ? しかも、にらみ合いになったら先に進まないし参ったな。……しょうがない別の方法でさっさと行こう。
「緑盛魔法・超育成・緑盛網」
周りの植物の蔓にお願いして樹上に引き上げてもらい、今いる位置より森の奥の方に投げてもらう。その後、別の蔓に受け止めてもらい、また森の奥の方へ投げてもらう。樹上を植物に投げてもらうこの方法なら直線で進めるから効率良く進める。それにしても今更ながらに空中で姿勢を保つのに、赤の村に行く時の兄さんと姉さんに何回も崖や谷の間を投げられた経験が役に立ってる。……未だに投げられた事は納得いかないけどね。
しばらく樹上を投げられながら進んでいると、後ろから地響きが追ってくる。にらみ合いはやめたみたいだね。……そういえば鬼熊と破壊猪は走ってるのはわかるけど、ディグリはどうやって追って来てるんだろ? 人みたいに走るのか、それとも地面の中を進んでるのかちょっと気になるな。
そんな風に投げられながら考えていると、少し後ろからズザザザザザっていう何かがはいずる音が聞こえてきた。確認のため体勢が崩れないように気をつけながら、音のする方を見ると基本茶色で先の方が緑色の蛇みたいに長いのが樹々の間を縫うように僕を追って来るのが見える。その蛇みたいなのが僕の横に来ると、姿がよく見え話しかけられたからディグリだとわかった。
「植物ニ投ラレルトイウ移動方法ガアルトハ思イマセンデシタ」
どうやらディグリは自分の身体を変形させて蛇みたいに移動してるようだ。考えてみればディグリに骨格とかないんだから変形できるのも当たり前か。面白いね。ちなみにディグリが僕の横に来た時には二体の地響きは僕の真下から聞こえて来た。…………にらみ合いがなかったら、この速さで進めるって事か。ベタベタしてとは言わないから、にらみ合いしないでほしいって思うのは高望みじゃないよね。
「ディグリ、周りの植物がこの先に水辺があるって言ってる。そこで少し休憩するって二体に伝えて」
「ワカリマシタ。少シオ待チクダサイ」
そう言ってディグリは二体の方に降りて行く。僕は水辺に向かって思いっきり投げてもらう。そして水辺の上に来た時に、緑盛網に包まれて減速した後ゆっくりと地面に降りる。ふー、しばらく投げられて移動してたから、ちょっとふらつくね。やっぱり地面を歩いてる方が良いな。僕が水辺の手頃な岩に座ると、すぐに三体がやってくる。並んで歩いてくるけど遠めに見ても雰囲気がギスギスしてた。
「アマリ調子ニノラナイデクダサイネ」
「……ガア?」
「ブオ」
「調子ニノルナト言イマシタヨ?」
「「「…………」」」
村を出て三度目のにらみ合い……、ゆっくり散歩をしながら行けると思ってたんだけど、この感じで無事に森の奥に行って帰って来れるのか不安だ。まあ、最悪三体を振り切って一人で奥に行けば良いか。
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◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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