恥ずかしい写真

犬童 幕

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男「お前、今年で幾つになる?」

女「十八よ」

男「体は立派な大人だな。きめが細かく透き通るようなその肌。つんと上を向いた乳首と形のいい乳房。陰毛は濃からず薄からず綺麗に整って。小さくこれも形のいい肛門。そして汚れを知らぬピンク色の大陰唇。申し分ないボディを持ちながらなぜ?」

女「もう恥ずかしいから言わないで。その写真返して」

男「いや、これはあいつらに見せないと」

女「いやあだ、やめてよ。つい出来心で撮った写真なんだから」

男「他にもあるんだろう? 恥ずかしい写真」

女「ないわよ」

男「いや、ある筈だ。机の中を調べさせてもらうぞ」

女「やめてってば!」

男「ほら見つけた。こんなにたくさんあるじゃないか。色んなポーズの写真がいっぱい。これ今からあいつらに見せにゆこう」

女「本当に止めてよ。いい加減にしないと怒るわよ」

男「お前怒ると乳首まで赤くなるんだな。どれアソコも真っ赤っかになってるんじゃないのか?」

女「そんな事ないわよ。ほらなんとも無いでしょ」

男「本当だ。大陰唇はピンクのままだ」

女「とにかくこの写真は返して」

男「あいつらに見せたら喜ぶのにな」

女「恥・ず・か・し・いっ!」

男「あいつらお前の服を着た写真なんて見た事ないのに。見せてやれよ」

女「ダーメ! 私は裸しか見せないの」

男「ちえっ」
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