女体パトロール

犬童 幕

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女体パトロール出動

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隊員「隊長、おはようございます」

隊長「おはよう。今日のパトロール予定はどうなってる?」

隊員「午前中は三丁目のA子さんで午後が四丁目のᗷ子さんです」

隊長「三丁目のA子さんって最近多くないか? 今週だけでも三度目じゃないか。彼女に何か特別な思い入れでもあるのか?」

隊員「はあ」

隊長「個人に特別な感情を抱く事はパトロール隊規約で禁じられているじゃないか。それに最近女体パトロールに理解を示さない市民も増えているから十分注意しないと」

隊員「わかりました」

隊長「それで今日のパトロール予定は本部に報告したのか?」

隊員「はい、先ほど報告しました」

隊長「報告したなら仕方ないが次からは同じ女性のパトロールは週一回程度にしておくように」

隊員「以後気を付けます」

隊長「それじゃあ出発しようか」

隊員「はい、女体パトロール隊出動します!」

三丁目にて

ピンポーン

A子「はーい、どなた?」

隊員「女体パトロールの者ですが」

A子「えー、またですか? 一昨日来たばっかりじゃないですか」

隊長「すみませんがご協力お願いします」

A子「わかりました」

隊員「では失礼します。寝室はこちらでしたね」

A子「はいはい」

隊長「では全身麻酔で眠って頂きますのでベッドに横になって下さい」

A子「脱がせた服をこの前は綺麗にたたんではあったんですがショーツにシミが付いてたんですよ。まさか私の下着にいたずらなんてしてないですよね」

隊員「下着の中身が目の前にあるのにわざわざ下着にいたずらなんてしませんよ」

A子「下着の中身って」

隊長「お前はいらん事言うな! すみません。女体パトロール隊の名にかけていたずらなんて絶対にしませんのでご安心下さい」

A子「わかりました」

隊員「では麻酔薬を注射しますね」

五分後

隊員「麻酔効きました」

隊長「では服を綺麗に脱がそう。この前みたいにパンティを脱がそうとしてヨダレなんか垂らすなよ」

隊員「今日はマスクしてますから大丈夫です」

隊長「ブラとパンティも綺麗にたたんでと」

隊員「それでは始めますか」

隊長「うむ。まずは乳輪からだ」

隊員「乳輪の色、形、大きさ、全て理想的です」

隊長「乳輪オッケーっと。次は乳首」

隊員「乳首の柔らかさ右が3.1左が3.0。乳首の勃ち加減も申し分ありません」

隊長「乳首オッケー。次は肛門」

隊員「肛門括約筋異常なし。イボ痔、切れ痔などの疾患なし。宿便なし」

隊長「肛門オッケー。次は生殖器」

隊員「陰毛は濃くもなく薄くもなく、ほぼ直毛。大陰唇は健康的なピンク色。クリトリスも綺麗です」

隊長「それじゃあ膣にCCDカメラ入れてみようか」

隊員「すみません。CCDカメラ、フニャフニャの柔らかい方を持ってきちゃいました」

隊長「それじゃ奥まで挿入出来ないだろ」

隊員「それで提案なんですが自分のペニスを添え木代わりにして挿入させて頂けないでしょうか?」

隊長「硬い方のカメラを忘れたんじゃ仕方ないな。君のペニスを十分に硬くして添え木代わりにしたまえ」

隊員「自分のペニスはすでに準備完了です」

隊長「それじゃあ挿入してくれ」

隊員「はい、挿入します」

隊長「おお、膣の内部がって、ピストン運動したら見づらいだろ!」

隊員「あっ、すみません。ハアハア」

隊長「そうそう、ゆっくり挿入して。見える見える膣の内部がって何か白濁した液体が広がって何も見えなくなったぞ」

隊員「すっ、すみません!」

隊長「すみませんってお前、射精したのか!」

隊員「我慢出来なくて・・・」

隊長「すぐにバキュームで精液を吸い取らないと妊娠でもされた日にゃ大変な事になる。早く、バキューム!」

隊員「バキュームは車です」

隊長「早く取って来い! 馬鹿、パンツなんか履いてる暇があるか。一刻を争うんだぞ。そのままで早く行け!」

隊員「はい!」

「キヤーッ!」(下半身丸出しで外に飛び出した隊員に驚いた通りがかりの女性の悲鳴)

かくして女体パトロールは施行後わずか三ヶ月で廃止となった

残念!



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