膣の違和感

犬童 幕

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忘れ物

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患者「先生、この前診てもらってから膣に違和感があるんです」

医者「そうですか。それじゃあ診てみましょう。下を全部脱いでベッドに上がって」

患者「はい」

医者「じゃあ中を見るんで大陰唇を押し広げますね」

患者「うっ」

医者「すみません。痛かったですか?」

患者「大丈夫です」

医者「内視鏡を挿入しますね」

患者「内視鏡ってそんなに太いんですか?」

医者「これは男性のペニスの標準的な大きさになっています」

患者「形もペニスに似てますけど」

医者「人間工学に基づいてこの形になったんです。もっと大きいのもありますし、よりすんなり挿れられるように先端からガマン汁のようなものが出る物も有ります」

患者「あっ、振動してますけど」

医者「これは膣にすんなり挿入出来るようにバイブ機能が付いているんです」

患者「あっ、あっ」

医者「おや? 中に何か有りますね」

患者「えっ、何が有るんですか?」

医者「何だろう? もっとよく観察してみますね」

患者「あっあー、いやっ!」

医者「すみません。カメラの拡大スイッチと間違えてバイブの切り替えボタンを強にしてしまいました」

患者「はあ、はあ」

医者「バイブのせいで内視鏡が振動してよく分かりません」

患者「止めればいいじゃないですか」

医者「仕方がありません。不本意ですがバイブを一旦止めます」

患者「分かりましたか?」

医者「なーんだ。これだったのか」

患者「何ですか?」

医者「ちょっとした忘れ物です」

患者「何を忘れたんですか?」

医者「この前診た時に入れた小型のコードレス内視鏡のうちの一つです。あの時幾つも入れたので一つ出し忘れたんですね。ははは」

患者「はははじゃありませんよ。何で内視鏡を幾つも挿れる必要があったんですか?」

医者「あの時は新しい内視鏡が幾つも届いたんで嬉しくてつい」

患者「嬉しくてついって、私の膣で遊ばないで下さい」

医者「すみません。それじゃあバイブをオンにして内視鏡を抜きますね」

患者「うっ、バイブをオンにする必要あるんですか? うっうっ、あー」

医者「はい、抜けました。診察終わりです」

患者「って、忘れ物の内視鏡は取らないんですか?」

医者「小さくて丸っこいから取ろうとすればするほど奥に行っちゃって、ははは」

患者「奥に行っちゃって、はははじゃないですよ。取って貰わないと困ります!」

医者「特に健康上問題ないので・・・駄目ですか?」

患者「駄目です。絶対に取って下さい!」

医者「分かりました。それじゃあこれを使いましょう」

患者「それって、掃除機じゃないですか。そんな物入りません!」

医者「このヘッド部分を外せば・・・ほら、これなら入るでしょ?」

患者「・・・」

医者「その前にこの大型のペニス型内視鏡で練習しましょう。太さがほぼ同じですから」

患者「やっぱり私の膣で遊んでるでしょ?」

医者「分かります?」

患者「そりゃ分かるわ!」

医者「そうだ! バイブのスイッチを入れてから立ってピョンピョンしたら出るかも」

患者「いっぺん死ねや!」

医者「すんませーん」
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