神様とツンデレ吸血鬼と恥ずかしがり魔皇のトリニティデスティニー 〜神様と吸血鬼の姉妹が転生して、気まぐれに世界を救います〜

ネコトーニャ

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23話 ロリ魔王、依頼を受ける。

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ウチの家は喫茶店と万屋を兼ねているのはご存知であろう。

異世界バーミストでは少々有名な喫茶店になっていたらしいが
魔界に引っ越してきてからは
あまり喫茶店にお客さんも
万屋にも依頼や相談してくる人がいないらしく
最近、無償でやってるけど相談や依頼等が全然来なくなっているのを
ローザお姉ちゃんが嘆いていた。

「一応、宣伝とかしてるつもりなんですけどね~
最近はなかなかお客さんが来ません~!」


「まあまあ…街の人達が困ってることが
特にないのはいいことじゃないかな?」


「それは…そうなんですけどおおお………!」

そんなことを話していたら
店の鈴が鳴り喫茶店の扉が開く。

入ってきたのは小さな魔族の女の子であった。



「あ……あの!ここが悩みをなんでも解決してくれる
万屋喫茶店ですか!?
チラシにそう書いてあったので来ました!」


「お~さっそく宣伝効果が現れてるじゃんか。」



「よし!ちびっ子……この私が解決してやるから
お姉さん達に相談してみろ?」

「ほんとうに…解決してくれるんですか?」


「わーはっはっ!まかせておけっ!」


「………お母さんが中々治らない難しい病気にかかってしまったんです。
街のお医者さんに見せても治し方が分からないって言われて
街の図書館で調べたら
とある薬草から創られた薬なら治せる…ってことは分かったんですけど…
でも…薬草が生えてる場所は
……魔物がいっぱいいて危険な場所だから

お姉さん達に……魔物退治を手伝ってもらっていいですか?」

「あっはっは!魔物退治なら大得意だから
お姉ちゃん達にまっかせなさーーい!」

「あっ…せっかく来てくれた久しぶりのお客さんなので
サービスに…これどうぞ。」

ローザお姉ちゃんは少女にハニートーストをあげた。

「わあ~…これ凄く美味しいです!」




「それじゃ、お嬢ちゃん
この絵馬に願い事を描いてここに飾ってね。
そうしたら、願いが叶うかもしれないよ?」


そして、少女は絵馬に願い事を描き、吊るした。


「ふーん、お母さんがはやく元気になれますように……ねえ」

「いいねえ…これから一緒に叶えにいこう。」



というわけで、私達は依頼人の少女に案内されて

魔物が多い樹海の入口にやってきた。

そして、依頼主の少女に薬草の外見等を教えてもらったら
私は少女を転移魔法で喫茶店まで送り帰した。


編成メンバーは、リーダーがシャルロット
その他の仲間はモルドレッド、ルミナ

ローザ、久遠零、ネムリン、ジャンヌだ

アリスとティナは喫茶店の方で店番だ。








「………うにゅ…………そこらじゅう魔物の匂い………。」

「……………シャルロット……優しいね………。」

「ありがとジャンヌ」

「よーーしっ!魔物なんかこの私が
バッサバッサやっつけてやるんだからっ!」

モルちゃんは破壊神の魔剣をブンブン振り回しながら意気揚々としている。

「いつ魔物が飛び出してくるか分からないので
気をつけて進みましょう。」



「………というかモルお姉ちゃんがその魔剣で
全員滅ぼしちゃえばよくない?」

「確かに…その方が手っ取り早いわね!」


モルお姉ちゃんは破壊神の魔剣を天に掲げて
破壊神の魔剣の魔力を放出する。
すると刀身から禍々しい魔力が渦巻き
暴風のように噴き出し荒れ狂い
ありとあらゆる者を一刀両断する赤黒い斬撃が
波のように何度も魔剣から発せられ広がっていく。

そして、破壊神の権能により
ありとあらゆる理や摂理を破壊することにより
距離や標的を視認出来ているかなどお構いなしに
この樹海の魔物達の肉体は血肉さえも残さず
一瞬でバラバラにされ跡形もなく消滅する。
あちこちから魔物の魂の断末魔が聞こえてくる。


「さて、それじゃあ…目立ての薬草を探すとしますか!」


私は創世の力を使い、薬草までの道のりを導き出す。

そして、樹海の魔力に干渉することで
樹海の魔力は薬草までの道のりを記す光りとなって教えてくれる。
私達は樹海を歩きながらその薬草が放つ微量な魔力を見つけ出す。


「あっ!見つけた!」

「あの子が教えてくれた薬草と一致してますね。」

「………ん…………。」

「これで………あの子のお母さんを助けられるわね!」


私達は転移魔法を使い、喫茶店まで戻ってきた。


「ほら、見つけてきたぞ!」


「わあっ!本当に図鑑の写真と同じ薬草です!
あ……あの……ありがとうございました!」

「おいおい、感謝するのはまだ少しだけはやいぜ?」

「え?」

「この薬草を今からお姉さんが魔法で
お母さんを元気にする薬に造り変えてあげよう。」

創世の力を使い、薬草をありとあらゆる病魔を滅ぼす
治癒のマジックポーションに作り変える。


「ほら、これで完成だ。
これをお母さんに飲ませればすぐに良くなるはずだ。」


「わあ……ほんとうに…ありがとうございましたっ!」


そして、少女は駆け出していった。


「元気になるといいですね…あの子のお母さん」

「まっ、あの子の未来を見たけど
お母さんが元気になってる姿が映ってるから大丈夫だろう?」





そして、数日後、あの少女と母親が
ローザお姉ちゃんにお礼をしに喫茶店に来てくれたらしい。

そして、親子に喫茶店の美味しい料理を振る舞った所
親子は病みつきになって
この喫茶店の常連さんになったらしい。



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