神様とツンデレ吸血鬼と恥ずかしがり魔皇のトリニティデスティニー 〜神様と吸血鬼の姉妹が転生して、気まぐれに世界を救います〜

ネコトーニャ

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魔帝動乱編 アストラルノヴァ

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三人が構えた瞬間、

シャルロットだけが、先に攻撃を開始し

大地を大きく踏み込み接近し

サタンを遥か先まで殴り飛ばした。





「顕現せよ、蒼雷神剣ファルシオン!」



「おらあっ!」


「くそが!」

シャルロットが魔王剣ヴォルディスノアールを振り下ろすと


サタンは蒼雷の魔剣を召喚して弾く


シャルロットは魔王剣を持って更に踏み込んで剣を横薙ぎに振ると


サタンはそれを紙一重で回避して蜘蛛のように天井に張り付く。



「はっ!前戯無しかよ!少しは会話を楽しめないのかよ!」




「悪いが私に騎士道精神なんてこれっぽっちもないんだよな!」

 

シャルロットは壁を蹴り上げて跳躍して

サタン目掛けて魔王剣ヴォルディスノアールを振るって


サタンの剣を粉々に砕くと

そのまま壁を蹴って方向転換して

サタンの右腕を斬ろうとすると左手から新たな魔剣を召喚した。


形状からして刺突用のレイピア型の魔剣と思われるが

シャルロットはそんなことお構いなしに

闇色の魔剣でその細剣を即座に砕いた。


そしてそのまま踵落としの応用でサタンの頭に蹴りを叩き込んだ。


「グオオ!」



そしてシャルロットはそのまま着地して見てみると

サタンが砂煙から忌々しい表情で出てきた。




「くそが………滅茶苦茶するじゃねえか………。」

するとシャルロットはサタンに向けてある事を言った。



「閉鎖環境での魔力操作による高次立体移動は

暗殺者なら真っ先に教え込まれる基本技だぜ?

まあ、私はあんたほど徹底して教えられてないが。」




するとサタンはシャルロットに向けてある事を聞いた。




「なああんた……魔王転生の実験って知ってるか?」

「まあ、それなりには。」



「確か、前世で男の子だけが集められた実験施設

エデンの一つでは

被検体の子供達、特に異能に目覚めた

僅かに交感能力を持った少年を使って

催眠、薬物投与、悪魔憑依をして

魂の形を無理矢理変えて神核を人工的に造り出し

その個体を転生させた魂を人工神核に変質させて

それを魔王の器となる存在に植え付けて力を目覚めさせ

人為的に魔王を作るって言う阿保じみた計画が行われていた………だったか?」



まあ、全部失敗だったがなと締めると

サタンは声を高らかにこう言い放った。



「そして俺がその成功例だ!!

そして俺はテメエよりも格上なんだよ!」


「………かわいそうなくらい残念だなお前。」

「・・・何だと?」


サタンは目を見開いて憎らしそうな表情に歪むと

シャルロットはこう続けた。



「お前が使っているのは全部…偽物の力だろ。」


「・・・!!!???」




サタンはそれを聞いて驚いている中

シャルロットは更にこう続けた。



「第一に、お前が何体もの同じタイプの

元素や剣に関連する悪魔を使っていることが変だ。



魔王とは最も強い悪魔や魔族

72柱の悪魔を従える悪魔だったり

神を殺せるぐらい強い悪魔だとか

様々な解釈が存在しているが

お前はそのどれにも当てはまらない。


数多もの異なる悪魔を使役する存在という伝承も存在する。

なのにお前はそうじゃなく同じタイプだけを使役していたじゃろ?」



「・・・くう!!」


「第二に、魔剣の耐久値が低い事も理由の一つ。

いくら、私の魔王剣が最強の魔剣とはいえ

ちゃんと手加減してたのに、一回剣を交えただけで

あんなに、たやすく砕けるのもおかしな話だ。」



「第三に・・・それだ!」



するとシャルロットは魔王剣から不可視の刃を飛ばすと

そのままサタンの左腕に当てた。



「なああにいいいいい!!!??」



するとサタンの切り口から血液ではなく

大量の魔石がポロポロと出てきた。



「お前が魔剣とかを召喚してる時に

毎回それが光っていたことには気づいていたよ。


恐らくお前は風や火と言った力を使う時は

その指輪に宿した悪魔を解放して

剣等の武器は肉体に埋め込み血液に溶け込ませた魔石を使っていた


要するに、手品みたいな物だったってことさ。」



「貴様!!」



「顕現せよ、アイスエイジスっ!!!」



すると目の前に聖なる氷の楯が現われた。



本来、この聖氷盾は魔剣の攻撃すら弾く程の耐久力があるのだが

シャルロットはそのまま盾に刃を押し込んだ。



すると魔王剣ヴォルディスノアールが闇色に光り輝いた瞬間、身の丈すら超える

巨大な大剣へと姿を変えた。



「なん・・・だと・・・!?」


「残念ながら、この魔剣は形を自由に変えられるんだよっ!!」

「うおらああああ!!」



そのままバスターソードになった
魔王剣ヴォルディスノアールを振るった瞬間

聖なる氷の盾が真っ二つに切り裂かれた。



「馬鹿な………そんな魔剣が存在するのか!!?」


「これで、終わらせてやるよっ!」


そしてそのままバスターソードを振り上げた瞬間


サタン・ジオ・インザークが右手を掲げると

そこには・・・紅く輝いた勾玉が埋め込まれていた。



「………!??」



シャルロットはその禍々しい紅い勾玉に

言い表せない何かを感じた瞬間


魔王剣ヴォルディスノアールがその石に触れた瞬間

魔王剣の刃に罅が入った。


「……………!!」



シャルロットがそこから離れると

今度はそこから黒いシミのような物が広がっていた。



「それがあんたの弱点だぜ。」


するとサタンが溶岩のような猟犬を召喚すると

それがシャルロットに襲い掛かった。


「うおっ!」


シャルロットはそれを避けて

溶岩の猟犬を切り伏せてサタンにある事を聞いた。



「何それ!?」



するとサタン・ジオ・インザークは

シャルロットに見せつけるようにこう言った。



「こいつこそ俺の力の根源…………!!!

全てを狂わせ支配することのできる狂暴神の神格

人工神核ネブガドネザールだ!!」



「……成程、そいつが手品の種だったってことか。」



サタン・ジオ・インザークは

魔王剣ヴォルディスノアールを見てこう言った。



「もうすぐその魔剣は俺の物だ。そいつで殺してやるよ。」



げははははと笑うサタンを見て

シャルロットはある事をサタンに言った。



「おいお前、ここって結構反響するよなぁ?」


「はあ?それが何だよ。」


「私が、何でお前をすぐに殺さずに

力の正体をわざわざ、べらべら喋ったと思ってるんだよ?」



「・・・なんだと?」




シャルロットの言葉に

サタンは何だと思っていると

シャルロットはサタンに向けてこう言い放った。




「準備はもう良いかーーい!?ルミナたん!!」



すると後ろからルミナがこう言った。


「はい………準備完了しましたっ!」



そこにはルミナが杖を構えてこう言った。




星命流転アストラル!!!】



帝国全体にも効果が及ぶ広大な魔力が

精密な魔力操作で一瞬の間に圧縮されていく。



まるで夜空に浮かぶ星座のような星雲の魔法陣を描き



全知全能の世界の記録アカシックレコードを改竄し書き換える。


世界の法則や理から完全に逸脱している魔法を行使する。


星命流転アストラル、その魔法の力は


魔王剣を狂暴神の支配から解き放ち


サタン・ジオ・インザークの身体にも異変が起こり始める。





「があ・・・あああ・・・アア・・・貴様アアア!

オレにナニヲシターーーー!!!!!!」



突如サタンの体が捩れて地面に倒れ伏した。


両腕が有り得ない方向にねじ曲がり始めたのだ。




「くそがあ!!」


半狂乱になったサタン・ジオ・インザークは


五体の悪魔を召喚してルミナを攻撃するも


「無駄よ。」


モルドレッドがそう言った瞬間

破壊神の瞳が真紅に輝き、それらを全て倒した。



「くそがあ……!!まだだああ…!!!」

「俺は魔王の後継者だああああああ!!!」

「こんな所で…終わるはずがねえええんだよおおお!!!!!!!」



「往生際が悪いなあ、これで、幕引きだよ。」





魔王剣ヴォルディスノアールをサタンの首に当てようとした

その瞬間、突如、黒雷が降り注ぎ


星命流転アストラルの効果が掻き消されてしまった。


「あ…ああ…あはは……来るのが…遅えよ………ヘスティア」




「まったく……だから言ったでしょ。」


「貴方じゃ、彼女達には勝てないって」

「う……る……せ…ええええ!!!」


狂暴神の神核に意思を徐々に呑み込まれて半狂乱になっている

サタン・ジオ・インザークは

ヘスティアの服を素手で無理矢理破り捨てて


人工神核ネブガドネザールをヘスティアの胸に押し当てて


ヘスティアは黒い靄に包まれてサタンに支配してしまう。


「うそ……で…しょ……貴方如きが………

闇の……精霊王の力を………支配…出来るはず……!?」


闇の精霊王ヘスティアは

禍々しく紅い勾玉に吸収されてしまい

人工神核ネブガドネザールは闇色の魔神剣へ姿を変える。



「きゃははははひひひひひひひ…!!!」


狂ったように笑っているサタンは

魔神剣から黒い靄を大量に放出し

ほとんど封印が解除されていた

白銀の巨人ヨルムンガンドを支配し暴走させる。





「嘘……でしょ!?」



「モルちゃん、これ受け取ってっ!」



シャルロットはモルドレッドに魔王剣を投げ渡した。


「あのデカブツは私とルインがやっつけるから !

お姉ちゃんはアイツを頼んだっ!」



「ちょっ!?シャルロット…大丈夫なの!?」

「大丈夫大丈夫、ワタシちゃん最強だから。」






シャルロットはヨルムンガンドと素手で殴り合っている。


ヨルムンガンドはシャルロットに砲撃を撃つ準備を整えていた。


もしもその砲撃が地上に向けて放ったら

この大陸に大きなヒビが入るほどの威力を持った砲弾である。


40以上の砲弾がシャルロットに向かってきたが


それ以上の数の分身を造ったルインが

それら全てをヨルムンガンドに投げ返し

ヨルムンガンドに撃ち込んでいた。

そして、ルインがヨルムンガンドに向けて
握り潰すように手を動かすと破壊が執行され

赤黒い隕石を無数に降らせ、連鎖爆発を引き起こし
ヨルムンガンドを足止めする。


そろそろ決着をつけることにしたシャルロットは


莫大な体内エネルギーの放出を魔力に変換させて

生物の限界を超えた身体能力を引き出す

神核の創世の能力を解放した。




その力は1%の力を100倍以上に無制限に増大させるが

強大な力と引き替えに身体に多大な負荷がかかる為


余程の相手でなければ使わない短期決戦用の切り札だ。




ヨルムンガンドは口から全エネルギーを放出して

星の表面を完全に消滅させるほどに強力無比で

天地を消し飛ばす攻撃をシャルロットに向けて放った。



ヨルムンガンドの終末崩星哮砲に

シャルロットは拳の一撃を放った。

振るわれたのはただの拳だが、その威力は

世界の法則や理なんか超越したあり得ない威力で

とても、一人の個体から出せるモノではないはずの破壊力

それは、数多の星を打ち砕く絶対一撃必殺の一撃であった。




鉱石都市が崩壊し拳圧は地下深くの岩盤を貫き天まで届き

ヨルムンガンドが居た場所には巨大な大穴が空いていた。











私がシャルロットの一撃に驚愕している隙に

サタンは魔神剣から全てを滅ぼす闇色の雷を放出させ

ルミナを葬り去ろうとする。


「キャア!?」

殺られると思って思わず目を瞑ってしまった。

けれど、痛みはどれだけ待ってもやってこない。

目を開けると、そこには、モルお姉ちゃんの背中がありました。



「お、お姉ちゃん……!?」


「大丈夫……!ルミナは……私が…護るからっ!」







私を庇ったモルドレッドさんの背中は


遠い昔に、見たことがある気がする

私より小さな身体なのにとっても大きく見えた

お姉ちゃんの背中と全く同じで…………

今よりずっと遠く昔の記憶の中のお姉ちゃんは

意気地なしで臆病で腰抜けでダメダメで

いつも、私と同じでひとりぼっちでした。


私は、幼い頃に天涯孤独になってしまい

孤独に慣れてしまった私だけど


あの日見たモルドレッドさんの笑顔が

あの時のお姉ちゃんのように眩しくて、憧れてしまった。

憧れは、止められなくなって、思わず

私は、モルドレッドさんと友達になりたいと思ってしまいました。


モルドレッドさんはこんな私のことを軽蔑せずに

友達だって言ってくれて

私が危険な目にあったら……お姉ちゃんは

いつも私を救ってくれていた気がするんです。


私は、お姉ちゃんの為になにか出来ないか

考えて、考えて、考えました。


そしたら、この間の呪文が浮かんできました。

あのときは無我夢中でしたが、関係ありません。

私も、お姉ちゃんを助けるんですっ!






「ルミナス・メモティック・フォールンナイトが命じますっ!!!」



ルミナは脳裏に浮かんだ呪文を再び唱える



「アルメーテ、ゴルハールペート………エスパルダール!」


ただの影でしかなかった剣に実体が宿り



「ブラフオネーラ、ファルダーヘ……エスカルセーラ・・!!!」




聖剣の基盤となる聖遺物から聖なる光を帯びたものを抽出する。

 


「ブフエータ、オンブレーラ……

アンテブラーゾ…………マノーボラ…………」


聖なる光が宿った影の剣は闇色に輝いていき……

 

「キホーテ…………グアルダ…………

グレーバ…………エスカルペ…………………」


白と黒の魔力粒子が影の剣に収束し混ざり合い

その聖剣を現実に顕現させる開放の言葉を紡ぐ。

 

「―――エスポラーソ・アブソリュート!」


「どうか、受け取ってくださーーーいっ!」



【神核覚醒・星煌銀輝星覇廻流転アストラル・スターダスト


ルミナの強い想いが神核に大きな変化をもたらした。

ルミナの神核が覚醒し、白銀の星神の力を解き放つ。


ルミナから白銀の膨大過ぎる魔力が銀河のように広がり



星雲や星々のような光がモルドレッドに注がれる。


モルドレッドの髪がルミナのような白銀に染まり


右目が真祖の吸血鬼の真紅の瞳に変わり

左目が雪の結晶のような透き通った白銀の瞳へ染まり


世界中の魔素の色を書き換えて

塗り替える程の膨大な魔力を放出し

天地を紅と白銀の魔力に塗り変える。



モルドレッドは天に手を掲げると
光り輝く星空と星座の魔法陣

そして白銀と黒紫の魔法陣を展開し

脳裏に浮かんだ呪文を唱える。



「顕現せよ……光の恩寵を受けし剣よ……!

神々の血肉を喰らい黒雲の天を絶ち

星雲を支配し星命を廻転させる星空よ…!

すべての闇を祓う力を、我に与えよ……!!

その銘は……聖剣エクス=ヴォルディスノアール!」



モルドレッドの手に現れたのは一振りの

光輝く闇色の剣だった。

聖なる光を帯びた、闇色の聖なる神滅の剣。


聖剣は闇色の黒雷を切り裂き


モルドレッドの魔剣と聖剣が煌めく。



妹に託された魔王剣ヴォルディスノアールと

ルミナの想いを乗せた

聖魔神剣エクス・ヴォルディスノアールが

サタン・ジオ・インザークの肉体を十字に切り裂く。


黒皇天魔覇星氷銀河斬ルミナス・クロス・コキュートス



「アアアアアアアアーーーッ!?」




そして、狂暴神の支配から解放されたことで

闇の精霊王ヘスティアが復活する。

彼女は一糸纏わぬ、全裸の少女の姿をしていた

衣服を作成する為の僅かな魔力も全て

最期の魔法を放つ為の魔力に回すつもりなのであろう。



真実さえ滅ぼす滅雷ヴィーバル・ティアーズ


「まだよ!まだ…私は生き延びないといけないのっ!

こんな小娘に消滅させられてたまるものですか!」





星命流転覇星激爆覇アストラル・ノヴァ

ルミナが放った星座の魔法陣から放たれた

超新星爆発のような白銀の輝きにも見える

究極の極大消滅魔法の力は

星の最期の煌きを彷彿とさせる、淡く美しい輝き。





魔神剣から人型に戻った闇の精霊王ヘスティアの

最期の抵抗の黒雷さえも消滅させて

その余波で人工神核も砕け散って消滅した。 

その光は降り注いだ魔帝国や大陸だけでは無く

その背後に聳える鉱山都市や霊峰も音も無く、消滅させた。


人の可聴域などあっさりと振り切り

その音と衝撃波だけで周囲の全てを破壊し尽す。


その光の直撃を受けたモノは、何者だろうと

ありとあらゆる手段を用いても反射も吸収も不可能

如何なる抵抗も許されず、ただ崩壊するのみである。


それが、皇帝陛下が彼女を六天魔皇に選んだ真の理由

彼女の中に眠っていた六天魔皇に相応しい力

ルミナス・メモティック・フォールンナイトの

究極にして最強の魔法。


それが、星命流転覇星激爆覇アストラル・ノヴァなのである。


そして、神核の覚醒という現象に例外はなく

戦闘後の記憶の喪失が起こってしまうのか

覚醒状態となったルミナとモルちゃんも

戦いの最後辺りの記憶が曖昧になっているようだ。



こうして、魔王の後継者と闇の精霊王を滅ぼした私達は

オルガンティア魔帝国に帰還したのであった。






帰還した私達は再び宮殿に集められた。

「いやー、此度は実にご苦労だった。

君達はボクの予想以上の活躍をしてくれたよ。」


「褒美は…そうだな…ここに

海が綺麗なリゾートのチケットが三枚あるんだが

これで、羽を休めてくるといいよ。」


「おおっ!ジルちゃん太っ腹じゃあないか!」

「よーしっ!こうなったら水着買っていこうぜ!」

「ちょっ!?待ってよシャルロット~!」


モルドレッドはシャルロットに連れられて

謁見の間を飛び出してしまった。




「それと、ルミナス・メモティック・フォールンナイト

君には長期休暇を与えよう。

ここに長期間居なくても大丈夫なように

他の魔皇になんとかするように頼んでおくよ。

どうせ、君のことだ。魔皇の仕事なんかより

彼女達と共に行きたいんだろう?」



「あ…ありがとうございますっ!」






宮殿を後にして帰りの馬車を待っていると

ルミナが走って追いかけてきた。


「あ……あのっ!」

「ん…?どうしたの?ルミナ」


「あの…モルドレッドさん…に……

お姉ちゃんにお願いがあるんです……。」


「お願い?ルミナのお願いなら何でも聞くわよ!」

「そ…そうですか…ありがとうございます…。」


「これは…私の我儘なんですけど…

これからも、お姉ちゃんと一緒にいたいんですっ!」

「だから、私も一緒に付いてきても宜しいですか!」


「なんだ…そんなことか……

もちろんいいわよ、ルミナなら大歓迎だよ。」


「おお~、ってことは、これからも仲間だね

よろしくルミナちゃん。」



「はい…不束者ですが…これからよろしくお願いします。」





こうして、私達はルミナという友達を加えて

我が家に帰ってきました。


お父様の怪我もルミナのお陰ですぐに治って

入院することなく、その日に帰ることに。


お母さんにも、ルミナと同棲することを話したんだけど


どうやら、何か勘違いしたのか

両親はわたしとルミナが結婚するだの許嫁だの騒いで大暴走

今夜のご飯はお赤飯フィーバーだったわ。 


ルミナはわたしのベットで一緒に寝ることになった。

少し狭いけど

ルミナ用の新しい部屋や家具やベットが届くまでの我慢だ。


モルドレッドは寝相の悪い
シャルロットとルインにベットから追いやられ

ルミナはモルドレッドの腕に抱きついて離れない。




シャルロットはベットに入ってある事を考えていた。

(結局、百名の殺害と蘇生を繰り返した

犯人の謎は分からなかったけど

私達がこれ以上首を突っ込むことじゃねえしな。

まあ、なんとなく犯人の目星は付いてるし、

もう放っておいても害は無さそうだしいいかな。)


こうして、私達は深い眠りに付いたのでした。






 
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