お疲れ様です。
おもしろく拝読させていただきました。

『トワイライトゾーン』を、ちょっとシュールな短編連作仕上げたようになっておりますが、それでもちゃんと、オチがついた中編になっているところがさすがですね。特に、読者を巻き込んだメタなどんでん返しは、おもしろく思いました。

　しかし「朝の布団」のネーミングセンスに、脱帽!

久しぶりの『彼女』との再会に感謝を。

第一夜
今は亡き大切な人と過ごす時間。
満ち足りた夢の終わりに、それでも”いい夢”だと思えたならば、それはきっと良い事だ。
それが役割であれ、気遣いのできる『彼女』の優しさが心にしみる。

第二夜
どこか懐かしい冒険活劇。
まだまだ楽しみたいけれど、布団を世界地図に変える前に起こせてもらえて良かったね。
こういうの意外とあるのかな？　間に合わずに「あちゃ～」と頭に手をやる『彼女』が見える。

第三夜
混ざりあった物語の戦記。
戦闘力0のラブコメキャラに、敵陣にはロボット軍団。調整もできんとは難儀なことよ。
必要とあらば『彼女』も参戦してくれるとは、サービス範囲広いな。

第四夜
夢の中で見る夢の中の夢。彼女の思いを添えて。
夢の海のその深淵に住まう異形の怪物、それを退けるは夢覚ますお茶。
思い出せない彼女の思いを届けるのも『彼女』の役割なのか。