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第2部 最終章 始と終のリベレーション
第266話 迷惑と帰宅
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大通りから少し離れた場所にある、セキュリティマンション。
自分の自宅でもあるそのマンションの前に着くと、飛鳥はゆっくりと上空を見上げた。
7階にある我が家には、しっかり明かりが着いていた。今、あの家には、自分の帰りを待っている妹弟がいる。
帰ったら全部話すと約束した──華と蓮がいる。
「……エレナ、行くよ」
意を決して一歩踏み出すと、飛鳥はエレナを連れて、マンションの中に入った。
夜9時を過ぎても、そこはまだ明るかった。
どこか高級感すら感じるエントランスをキョロキョロと見回しながらエレナが飛鳥のあとに続くと、飛鳥はいつものようにオートロックの前に立ち、カードを取り出した。
「あの、飛鳥さん……っ」
「?」
だが、カードを通そうとした瞬間、エレナが突然声を発した。おどおどと、どこか自信なさげな声。飛鳥はそれを見て、何事かと首を傾げる。
「どうしたの?」
「あの……私やっぱり迷惑なんじゃないかな」
瞬間、発した言葉に、飛鳥は眉を顰めた。
キュッと唇をかみ締めて、自分のことを「迷惑」だと主張するエレナ。その姿は、あまり子供らしいと言えるものではなかった。
「迷惑だなんて、思ってないよ」
「でも、華さんと蓮さんは、きっと迷惑だって思うよ! だって、昔、お母さんが刺したのが、華さんと蓮さんのお母さんなんでしょ? 自分の母親を刺した相手の子供と一緒に暮らすなんて、きっと嫌だって思う……っ」
「………」
「それに、病院の先生も入院が長引くかもしれないっていってた。2ヶ月位で退院出来たらいいけど、心の病はいつ治るか分からないから、半年とか1年とか、かかる場合もあるって……もし、本当にそうなったら、私すごく迷惑かけちゃうし……お世話になるっていっても、払えるお金も全然しないし……だったら、もう初めから施設とかにいったほうが」
「あーもう──」
「きゃ!?」
瞬間、なにを思ったのか、飛鳥はエレナの頭をわしゃわしゃと掻き乱す。
「全く、お前のそーいう子供らしくないところ、昔の俺を見てるみたい」
「え?」
「子供がお金の心配なんてしなくていいよ」
「でも、うち母子家庭だけど、飛鳥さんのところも父子家庭でしょ。その上、子供三人もいて、さらに私まで増えたら」
「…………」
お互いに親一人の家庭で育っているからか、エレナは、その辺の物分りが格段に良かった。
確かに、子供一人とはいえ、預かるならそれなりにお金はかかるだろう。それが、長期間ともなれば、なおのこと。
「大丈夫だよ。うちの父さんにも華と蓮にも、金銭的に負担をかけるつもりはないから」
「大丈夫って、いわれても……」
どこか、腑に落ちない表情で見上げられた。お金の出所がわからないからか、納得出来ないかもしれない。
自分も幼い頃、妙に大人びていたから人のことは言えないけど、こういう"頭のいい子"は、誤魔化しが聞かないから厄介だ。
「はぁ……昔、あの人から預かってるお金がある」
「預かってる?」
「うん。ゆりさんが刺された時、あの人が、ゆりさんへの示談金として、うちの父さんに振り込んできたお金。……でも、それが指定した金額より、はるかに多かったんだって」
「……」
「あの人がどういうつもりで、多めに振り込んできたのかは分からないし、父さん達は、俺に使い道を決めさせるって言ってるんだけど……正直、あの人からのお金って思ったら、俺には使えないから、エレナのために使わせて」
そう言って、エレナの頭を優しく撫でる。
あの通帳を見る度、モヤモヤしていた。どうせ使い道のないお金なら、今ここで使うのが一番いい。
「まぁ、余ればあの人の入院費用に当ててもいいし、長引いて足りなくなったら、俺がバイトでもするよ」
「え!? でも、それじゃ、やっぱり迷惑かけ」
「だから、俺には迷惑かけていいんだって!」
「っ……」
エレナの茶色い瞳と目が合えば、溢れんばかりに涙を溜めて、だけどそれを必死に堪えようとしていた。
今、この小さな身体の中には、たくさんの不安が渦巻いているんだろう。
母親のこととか、これから先のこととか……
「エレナ。こういう時、どうすればいいかわかる?」
「え?」
「辛い時、苦しい時、助けて欲しい時……こういう時はさ、誰かに頼っていいんだって。だから、無理に聞き分けのいい子を演じる必要はないし、俺には素直に甘えて、迷惑かければいい。エレナは──俺の妹だろ」
「……っ」
妹──その言葉に、エレナが目を見開く。
「い、もうと……?」
「うん。血は半分しか繋がってないけど、それでも、俺はエレナのことを妹だとおもってるよ。だから、ここは妹らしく、お兄ちゃんに甘えるべきだと思うけどな~。それともエレナは、まだ俺のこと、お兄ちゃんとは思えない?」
「うんん、そんなことない! 飛鳥さんがお兄ちゃんで、私凄く嬉しいし、それに私と飛鳥さん、そっくりだもの……!」
そう言ったエレナを見て、飛鳥は小さく微笑む。
本当によく似ていて、エレナを見ていると、時々、胸が締め付けられる。
だけど、エレナがいてくれるのは、飛鳥自身にとっても救いだった。
もしも、この後、華と蓮に見限られたとしても、きっと──独りにはならないから
「なら、もう迷惑だなんて言うなよ」
「うん……っ」
◆
◆
◆
「えぇ!? 隆臣さん、帰っちゃうの!?」
一方、リビングで料理を終えた華は、隆臣の言葉を聞いて、慌てた声を発した。
なんでも隆臣は、飛鳥が帰ってきたら、家に帰るつもりらしく
「当たり前だろ。飛鳥が帰ってきたあと、俺がいたら話しづらいだろ」
「待ってムリ! 3人だけにされるのは怖い! もし本当にやばい話だったら私達どうすればいいの!?」
「どうするって……何年かかっても戻す覚悟で聞くんだろ?」
「そうだけど、そうなんだけどね!? でも、あの飛鳥兄ぃが16年間、隠し通してきたことだよ!? 墓場まで持って行こうとしてた話だよ!? 3人だけにされて、冷静でいられるかな、私たち!」
「隆臣さん、できるなら俺もいてほしい」
「ほら、蓮もこういってる!!」
「あのな、お前達はそれでいいだろうけど、話すのは飛鳥だろ。飛鳥が、俺に聞かれたくないと思ってたらどうするんだ」
「っ……それは」
「大丈夫だよ、お前達なら」
不安げな華を諭すように、隆臣は優しく声をかける。
華と蓮の気持ちも分からなくはない。本当に、どんな話が飛び出してくるのか分からないから。
だが、できるなら居てやりたいが、やはり、ここで優先させるべきなのは、飛鳥の気持ちだと思う。
──ガチャ!
「「!?」」
瞬間、玄関から物音がした。
鍵が開く音だ。それを聞いて、双子の身体には無意識に力が入った。
帰ってきたのだと思った。
ずっと、待っていた兄が───
「お兄ちゃん……っ」
胸の奥に溜まった不安な気持ち。
だけど、身体は自然と動き出した。
足早にリビングを出ると、華と蓮は真っ直ぐに玄関を見つめた。扉を開けた玄関には、兄の長い金色の髪が見えた。
ちゃんと帰ってきた、お兄ちゃんが
だけど──
「兄貴、その腕……どうしたの?」
いつもと変わらない兄の姿。そう思ったのに、兄の腕には包帯が巻かれていた。
「け、怪我したの!? なんで!? 何があったの?!」
慌てて二人が飛鳥に詰め寄れば、心配そうに見上げる華と蓮を見て、飛鳥は
「大丈夫だよ。たいした怪我じゃないから……それより──」
そう言って、自分の後ろに視線を移した。
それにつられて華と蓮も飛鳥の背後に目を向ける。
すると、そこには兄と同じ、金色の髪をした
────"女の子"がいた。
「「……え?」」
双子が困惑し言葉をなくすと、後から出てきた隆臣も、その光景に目を見開いた。
空気がピンと張りつめる。
すると、スっと息を飲んだ後、飛鳥がゆっくりと言葉を発した。
「この子は、エレナ。俺の──妹だよ」
自分の自宅でもあるそのマンションの前に着くと、飛鳥はゆっくりと上空を見上げた。
7階にある我が家には、しっかり明かりが着いていた。今、あの家には、自分の帰りを待っている妹弟がいる。
帰ったら全部話すと約束した──華と蓮がいる。
「……エレナ、行くよ」
意を決して一歩踏み出すと、飛鳥はエレナを連れて、マンションの中に入った。
夜9時を過ぎても、そこはまだ明るかった。
どこか高級感すら感じるエントランスをキョロキョロと見回しながらエレナが飛鳥のあとに続くと、飛鳥はいつものようにオートロックの前に立ち、カードを取り出した。
「あの、飛鳥さん……っ」
「?」
だが、カードを通そうとした瞬間、エレナが突然声を発した。おどおどと、どこか自信なさげな声。飛鳥はそれを見て、何事かと首を傾げる。
「どうしたの?」
「あの……私やっぱり迷惑なんじゃないかな」
瞬間、発した言葉に、飛鳥は眉を顰めた。
キュッと唇をかみ締めて、自分のことを「迷惑」だと主張するエレナ。その姿は、あまり子供らしいと言えるものではなかった。
「迷惑だなんて、思ってないよ」
「でも、華さんと蓮さんは、きっと迷惑だって思うよ! だって、昔、お母さんが刺したのが、華さんと蓮さんのお母さんなんでしょ? 自分の母親を刺した相手の子供と一緒に暮らすなんて、きっと嫌だって思う……っ」
「………」
「それに、病院の先生も入院が長引くかもしれないっていってた。2ヶ月位で退院出来たらいいけど、心の病はいつ治るか分からないから、半年とか1年とか、かかる場合もあるって……もし、本当にそうなったら、私すごく迷惑かけちゃうし……お世話になるっていっても、払えるお金も全然しないし……だったら、もう初めから施設とかにいったほうが」
「あーもう──」
「きゃ!?」
瞬間、なにを思ったのか、飛鳥はエレナの頭をわしゃわしゃと掻き乱す。
「全く、お前のそーいう子供らしくないところ、昔の俺を見てるみたい」
「え?」
「子供がお金の心配なんてしなくていいよ」
「でも、うち母子家庭だけど、飛鳥さんのところも父子家庭でしょ。その上、子供三人もいて、さらに私まで増えたら」
「…………」
お互いに親一人の家庭で育っているからか、エレナは、その辺の物分りが格段に良かった。
確かに、子供一人とはいえ、預かるならそれなりにお金はかかるだろう。それが、長期間ともなれば、なおのこと。
「大丈夫だよ。うちの父さんにも華と蓮にも、金銭的に負担をかけるつもりはないから」
「大丈夫って、いわれても……」
どこか、腑に落ちない表情で見上げられた。お金の出所がわからないからか、納得出来ないかもしれない。
自分も幼い頃、妙に大人びていたから人のことは言えないけど、こういう"頭のいい子"は、誤魔化しが聞かないから厄介だ。
「はぁ……昔、あの人から預かってるお金がある」
「預かってる?」
「うん。ゆりさんが刺された時、あの人が、ゆりさんへの示談金として、うちの父さんに振り込んできたお金。……でも、それが指定した金額より、はるかに多かったんだって」
「……」
「あの人がどういうつもりで、多めに振り込んできたのかは分からないし、父さん達は、俺に使い道を決めさせるって言ってるんだけど……正直、あの人からのお金って思ったら、俺には使えないから、エレナのために使わせて」
そう言って、エレナの頭を優しく撫でる。
あの通帳を見る度、モヤモヤしていた。どうせ使い道のないお金なら、今ここで使うのが一番いい。
「まぁ、余ればあの人の入院費用に当ててもいいし、長引いて足りなくなったら、俺がバイトでもするよ」
「え!? でも、それじゃ、やっぱり迷惑かけ」
「だから、俺には迷惑かけていいんだって!」
「っ……」
エレナの茶色い瞳と目が合えば、溢れんばかりに涙を溜めて、だけどそれを必死に堪えようとしていた。
今、この小さな身体の中には、たくさんの不安が渦巻いているんだろう。
母親のこととか、これから先のこととか……
「エレナ。こういう時、どうすればいいかわかる?」
「え?」
「辛い時、苦しい時、助けて欲しい時……こういう時はさ、誰かに頼っていいんだって。だから、無理に聞き分けのいい子を演じる必要はないし、俺には素直に甘えて、迷惑かければいい。エレナは──俺の妹だろ」
「……っ」
妹──その言葉に、エレナが目を見開く。
「い、もうと……?」
「うん。血は半分しか繋がってないけど、それでも、俺はエレナのことを妹だとおもってるよ。だから、ここは妹らしく、お兄ちゃんに甘えるべきだと思うけどな~。それともエレナは、まだ俺のこと、お兄ちゃんとは思えない?」
「うんん、そんなことない! 飛鳥さんがお兄ちゃんで、私凄く嬉しいし、それに私と飛鳥さん、そっくりだもの……!」
そう言ったエレナを見て、飛鳥は小さく微笑む。
本当によく似ていて、エレナを見ていると、時々、胸が締め付けられる。
だけど、エレナがいてくれるのは、飛鳥自身にとっても救いだった。
もしも、この後、華と蓮に見限られたとしても、きっと──独りにはならないから
「なら、もう迷惑だなんて言うなよ」
「うん……っ」
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「えぇ!? 隆臣さん、帰っちゃうの!?」
一方、リビングで料理を終えた華は、隆臣の言葉を聞いて、慌てた声を発した。
なんでも隆臣は、飛鳥が帰ってきたら、家に帰るつもりらしく
「当たり前だろ。飛鳥が帰ってきたあと、俺がいたら話しづらいだろ」
「待ってムリ! 3人だけにされるのは怖い! もし本当にやばい話だったら私達どうすればいいの!?」
「どうするって……何年かかっても戻す覚悟で聞くんだろ?」
「そうだけど、そうなんだけどね!? でも、あの飛鳥兄ぃが16年間、隠し通してきたことだよ!? 墓場まで持って行こうとしてた話だよ!? 3人だけにされて、冷静でいられるかな、私たち!」
「隆臣さん、できるなら俺もいてほしい」
「ほら、蓮もこういってる!!」
「あのな、お前達はそれでいいだろうけど、話すのは飛鳥だろ。飛鳥が、俺に聞かれたくないと思ってたらどうするんだ」
「っ……それは」
「大丈夫だよ、お前達なら」
不安げな華を諭すように、隆臣は優しく声をかける。
華と蓮の気持ちも分からなくはない。本当に、どんな話が飛び出してくるのか分からないから。
だが、できるなら居てやりたいが、やはり、ここで優先させるべきなのは、飛鳥の気持ちだと思う。
──ガチャ!
「「!?」」
瞬間、玄関から物音がした。
鍵が開く音だ。それを聞いて、双子の身体には無意識に力が入った。
帰ってきたのだと思った。
ずっと、待っていた兄が───
「お兄ちゃん……っ」
胸の奥に溜まった不安な気持ち。
だけど、身体は自然と動き出した。
足早にリビングを出ると、華と蓮は真っ直ぐに玄関を見つめた。扉を開けた玄関には、兄の長い金色の髪が見えた。
ちゃんと帰ってきた、お兄ちゃんが
だけど──
「兄貴、その腕……どうしたの?」
いつもと変わらない兄の姿。そう思ったのに、兄の腕には包帯が巻かれていた。
「け、怪我したの!? なんで!? 何があったの?!」
慌てて二人が飛鳥に詰め寄れば、心配そうに見上げる華と蓮を見て、飛鳥は
「大丈夫だよ。たいした怪我じゃないから……それより──」
そう言って、自分の後ろに視線を移した。
それにつられて華と蓮も飛鳥の背後に目を向ける。
すると、そこには兄と同じ、金色の髪をした
────"女の子"がいた。
「「……え?」」
双子が困惑し言葉をなくすと、後から出てきた隆臣も、その光景に目を見開いた。
空気がピンと張りつめる。
すると、スっと息を飲んだ後、飛鳥がゆっくりと言葉を発した。
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