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第14話『私は、とても嬉しいです。一緒に行きましょう』③
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「アタシも行く」
「っ! それは」
「酔っ払いに出来る旅じゃねぇぞ。出来もしない事を叫んでねぇで、家に帰れ」
「リアムさん!」
「アメリア。こういう奴にはな。ハッキリ言ってやらなきゃいけねぇんだ。どんな形であれ覚悟も決められない奴は、ここぞという時に足手まといになる。闇の力と戦う時に、腰の抜けた奴を庇ってる余裕はねぇ。そうだろう?」
「舐めんな! 確かにアタシはアメリアみたいな強い心は持ってない! だけどね! アメリアをこのまま見捨てられない。アタシが護らなきゃって気持ちは、アンタらと変わんないんだよ! 同じだ。アンタらだって大した使命感も持ってない癖に、アタシに偉そうに言うな!」
「っ」
「ありゃー。こりゃ痛い所を突かれたな」
「フィン」
「そう怒るなよ。リアム。結局は同じ穴の狢さ。俺たちは世界よりは自分が大事だけど、それと同じくらいアメリアちゃんが大事。だから命を掛けられる。ただそれだけだろ?」
「……足手まといになるなら、捨てていく」
リアムさんはぶっきらぼうにそれだけ言うと、腕を組みながらそっぽを向いてしまった。
まったく。しょうがない人だ。
私はリアムさんからキャロンさんに視線を移しながら、笑う。
「キャロンさん。私は、とても嬉しいです。一緒に行きましょう」
「っ! アメリア! 任せてくれよ! アタシはさ。これでも長い間一人で色々な場所を移動してたんだ。野宿するにしても、色々とコツがあるんだよ」
「あ、そうなんですね! 勉強になります」
「それにさ。女同士の方が話せる事もあるし、安心出来る事もあるだろう? 男なんて野獣と一緒なんだから。これからはアタシがアメリアを護ってやるからね」
「おいおい! いきなり現れて、とんでもない事言ってるな!」
「うっさいよ! 遊び人!」
「アメリアちゃんと合流してからは、遊んでないだけどなぁ」
「っ! アメリア! こっちに来な!」
「え? あ、はい」
「気を付けな。コイツ。アメリアの事を狙ってるんだよ。危ない所だった」
「そういうんじゃない! そもそもアメリアちゃんはまだ小さいんだから、手を出すならもっと育ってからだ!」
「そんな事言って! そっちの無愛想な男も、アンタもアメリア狙いじゃ無いか。だから言ったんだ。男は危ないって」
「俺をフィンと一緒にするな。俺は乳臭いガキに興味はない」
「お、俺は姉ちゃんの事は姉ちゃんだって思ってるからな! ヘンな事は考えてないぞ!」
ドタバタと、ワイワイと騒がしくなってきた皆さんの会話を聞きながら私はピコーンと一つの答えにたどり着いた。
そうか。
ここで行われている会話。その全ては一つの答えに繋がっていたんだ。
「つまり……皆さん、キャロンさんの事が好きという事でしょうか」
私は指を立てながら名推理を放った。
我ながらなんて勘の良い人間なのだろう……。
「「「「そんな訳無いだろ!」」」」
と思っていたんだけどなぁ。
「っ! それは」
「酔っ払いに出来る旅じゃねぇぞ。出来もしない事を叫んでねぇで、家に帰れ」
「リアムさん!」
「アメリア。こういう奴にはな。ハッキリ言ってやらなきゃいけねぇんだ。どんな形であれ覚悟も決められない奴は、ここぞという時に足手まといになる。闇の力と戦う時に、腰の抜けた奴を庇ってる余裕はねぇ。そうだろう?」
「舐めんな! 確かにアタシはアメリアみたいな強い心は持ってない! だけどね! アメリアをこのまま見捨てられない。アタシが護らなきゃって気持ちは、アンタらと変わんないんだよ! 同じだ。アンタらだって大した使命感も持ってない癖に、アタシに偉そうに言うな!」
「っ」
「ありゃー。こりゃ痛い所を突かれたな」
「フィン」
「そう怒るなよ。リアム。結局は同じ穴の狢さ。俺たちは世界よりは自分が大事だけど、それと同じくらいアメリアちゃんが大事。だから命を掛けられる。ただそれだけだろ?」
「……足手まといになるなら、捨てていく」
リアムさんはぶっきらぼうにそれだけ言うと、腕を組みながらそっぽを向いてしまった。
まったく。しょうがない人だ。
私はリアムさんからキャロンさんに視線を移しながら、笑う。
「キャロンさん。私は、とても嬉しいです。一緒に行きましょう」
「っ! アメリア! 任せてくれよ! アタシはさ。これでも長い間一人で色々な場所を移動してたんだ。野宿するにしても、色々とコツがあるんだよ」
「あ、そうなんですね! 勉強になります」
「それにさ。女同士の方が話せる事もあるし、安心出来る事もあるだろう? 男なんて野獣と一緒なんだから。これからはアタシがアメリアを護ってやるからね」
「おいおい! いきなり現れて、とんでもない事言ってるな!」
「うっさいよ! 遊び人!」
「アメリアちゃんと合流してからは、遊んでないだけどなぁ」
「っ! アメリア! こっちに来な!」
「え? あ、はい」
「気を付けな。コイツ。アメリアの事を狙ってるんだよ。危ない所だった」
「そういうんじゃない! そもそもアメリアちゃんはまだ小さいんだから、手を出すならもっと育ってからだ!」
「そんな事言って! そっちの無愛想な男も、アンタもアメリア狙いじゃ無いか。だから言ったんだ。男は危ないって」
「俺をフィンと一緒にするな。俺は乳臭いガキに興味はない」
「お、俺は姉ちゃんの事は姉ちゃんだって思ってるからな! ヘンな事は考えてないぞ!」
ドタバタと、ワイワイと騒がしくなってきた皆さんの会話を聞きながら私はピコーンと一つの答えにたどり着いた。
そうか。
ここで行われている会話。その全ては一つの答えに繋がっていたんだ。
「つまり……皆さん、キャロンさんの事が好きという事でしょうか」
私は指を立てながら名推理を放った。
我ながらなんて勘の良い人間なのだろう……。
「「「「そんな訳無いだろ!」」」」
と思っていたんだけどなぁ。
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