最強ショタ魔王の家出録〜ショタ化した元おっさん、偶然出会った勇者と共に世界平和を目指します〜

青王(あおきんぐ)

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第4章 ジャペン編

121話 暇なし

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 俺に負けたショックで、穴に埋まり塞ぎ込んでいるニックに俺は声を掛ける。

「がっかりして、めそめそして、どうしたんだ? 太陽みたいに笑う、貴様はどこだ?」

「……は?」

「エル様……?」

「何言ってんだ、エル様?」

 俺の言葉にニックのみならず、スカーレットとゴラムも首を傾げている。だが、俺は止まらない。

「やりたいことはやったもん勝ちだろう。青春ならな。辛い時はいつだってそばにいてやるから……」

「この人はさっきから何を言っているんだ……?」

「私にもわかりません、ニック様……。エル様? エル様ー?」

「ダメだ、止まらねぇ……」

 三人は何やら話していたが、最早俺の耳には入らない。

「夢はでかくなければ、つまらないだろう? 胸を叩いて冒険しようではないか!」

「ぼ、冒険……?」

「エル様? 冒険はもうしておりますよ?」

「あぁ……俺様の尊敬するエル様が壊れちまった……」

 止まらない俺にニックは戸惑い、スカーレットは呼び掛け、ゴラムは天を仰いだ。そして俺は大きく息を吸い口を開く。

「そうさ! 100パーセントゆう――――」

「――――そこまでです、エル様。何やら嫌な予感がいたします……」

「大丈夫だ、俺様がエル様を必ず守ってやるぜ……!」

「な、何なんだ一体……? オラには何もわからん……」

 勢い良く飛び出した俺の言葉をスカーレットは慌てて止めた。何か不穏な空気を感じ取ったようだ。

「……すまない。落ち込むニックを見ていると、つい言葉が浮かんでな」

「戻って来て下さり何よりです……」

「ニック様と勝負し過ぎて頭がおかしくなっちまったのかと思ったぜ!」

「すまないな、二人とも。――――して、ニックよ。貴様はいつまでそこにいるつもりだ?」

 突然の覚醒で戸惑わせてしまった事に詫びを入れ、俺は未だ穴の中にいるニックに再度声を掛けた。

「オラはお前みたいなちびっ子にすら勝てねぇゴミカスだ……。オラみたいな奴はこの穴の中にいるのがお似合いなんだ……」

「何を気色の悪い凹み方をしておるのだ!? 俺に負けて塞ぎ込んでいる暇があるのなら、さっさと他の四天王を見つけ出し、馬鹿な真似を辞めるよう説得してこい!」

「…………っ!!」

 いつまでも女々しい事をふにゃふにゃと言い続けるニックに対し、俺は声を荒らげてそう命じた。
 当然、子供に怒鳴られた事など無いだろうニックは驚きの余り声を失っていた。

「ほら、ニック様。さっさと行かねーと、次は競走くらいじゃ済ましてくんねーぞ?」

「そうですよ……。ニック様も、エル様の強さはもうわかったでしょう?」

「あ、あぁ。よーくわかった……。オラはもう、エル様には逆らわない」

 スカーレットとゴラムに諭され、漸く穴から出て来たニックは、やけにしおらしくなっていた。

「ふにゃ丸はもう大丈夫だ。あと残りの二人と、ダグラスを説得して来い。いいな?」

 そして俺は改めてニックに指示を出した。するとニックは黙って頷き、何処かへと走り去って行った。


「ふぅ……。世話の焼ける爺さんだな、まったく……。それよりスカーレットとゴラム、ご苦労だった。傷は平気か?」

「問題ありません、エル様。ご期待に添えず申し訳ありません」

「俺様も心配いらねぇぜ! 核が無事なら何ともねぇーからよ!」

 走り去るニックを見送った後、俺はスカーレットとゴラムに労いの言葉を掛けてやる。二人は俺の命令を聞き、ニックと戦ってくれたのだから上司としてこのくらいの事は当然の義務である。

「よし、じゃあ早速――――」

「――――マゼンタとロクサーヌの後を追わないとですね……!」

「…………あぁ」

 俺が口を開くと、スカーレットは被せるようにそう言った。まるで俺の考えている事はわかっていますよと言わんばかりの表情まで浮かべて。だが――――

 ――いや、俺はジャペンでゆっくり米を食べたいと思っていたんだけど?
 確かにスカーレットの言う通り、俺のママンの動向は気になる……。
 でも、結局その目的を果たす為には俺が必要なわけで、考え方を変えれば、俺さえ捕まらなければ何も起こらないし、ロクサーヌも無事なんじゃないか?

「その事なんだが、俺が――――」

「流石はエル様だぜ! 俺が全てどうにかするって言うんだろ? わかってるって!」

「いや、ちが……」

「そうと決まれば、早くユーリ達を起こさないといけませんね!」

「ちょ、待って……」

 俺は何とか引き止めようと声を掛けたが、二人は何故かやる気が漲っており、一切聞く耳を持ってはくれなかった。
 そして、スカーレットはユーリ達を起こしに。ゴラムは町の修繕へと向かった。全てが終われば合流する約束をして――――

 ◇

 俺は仕方なくスカーレットについて行った。ゴラムについて行っても出来る事は特に無いからだ。

 店に到着すると、先まで気絶していた人達が次々と目を覚まし始めていた。そしてそれは、ユーリ達も同様であった。


「ん……? 俺、いつの間に寝てたんだ……?」

「私もよ……。気が付いたら眠って……。あら? スカーレットはどこに……?」

「私ならここにいますよ」

「あぁ、スカーレット。そこにいたのね……って、エルきゅん!?」

「…………っ!?」

 ユーリとセリーヌは目を覚まし、スカーレットが声を掛けるとそちらに目をやった。そして隣に立っていた俺を見るやいなや、二人は驚いた表情を見せる。

「や、やぁ……二人とも。元気……?」

「元気も何も……心配してたんだぞ? 一人で大丈夫だったか――――」

「――――エルきゅーーーーん……!!!」

 ユーリが俺に声を掛け始めると、それを遮るようにセリーヌは叫び、俺に抱きついた。その声を聞いたリリィとボンズも漸く目を覚まし始めた。

「んもう……うるさいよ、セリーヌ……」

「何ですか、大声出して……。他のお客さんだっているんですよ……?」

「寝ている場合じゃないぞ、二人とも! エルだよ、エル! ジャペンに入って来たんだよ!」

「「えっ……!?」」

 ユーリの説明を受け、リリィとボンズは驚きの声を上げる。全員の反応を見るに、相当俺の事を心配してくれていたのだろう。そして未だセリーヌは俺に抱きついたまま離れない。

「よし、じゃあ米を食べに行こう! それがエルの望みだったしな!」

「そうね! エルきゅんの為に、ここへ来たんだから当然よね!」

「リリィも賛成。リリィ、お腹すいた……」

「さっきあんなに食べたのに? リリィ、それ以上食べたらふと――――」

「ん……?」

「何でもないや。オイラもお腹空いたなぁ……」

 俺は何も話していないというのに、勝手に話がどんどん進んでいく。

 ――あぁ、何だか凄く久しぶりな気がするな、この感じ。
 やっぱりコイツらといると楽しいし、飽きないな。
 みんな、俺の事を好いてくれているし、考えてくれている。
 こんな事、前世では有り得なかったな……。

「少し待ってください。皆さんが寝ている間に色々と事情が変わりまして……」

 俺が前世と今を比べて思いを馳せていると、スカーレットは盛り上がり始めた場の空気をピシャリと止めた。

「何よ、事情って? エルきゅんのお米事情より大切なことなのかしら?」

 セリーヌはそう問い詰める。正直、俺の米事情とは何なのかはわからないが、それを受けたスカーレットは先の出来事を皆に説明し始めた。マゼンタの話を除いて――――

 ◇

 
「――――といった感じで、エル様を町の外で保護してくれていたロクサーヌが悪い魔人に連れ去られてしまったようで、助けに行きたいと……」

「それは大変だ! エルの恩人は俺達の恩人でもあるからね!」

 スカーレットが説明を終えると、ユーリは物の見事にすぐさま同意した。残りの皆もユーリの言葉に頷き、意外とすんなりロクサーヌを助けに行く事に決まった。

「あとは、私の知り合いが一人……このジャペンにいまして。旅に同行する事になりそうです……」

「ん……? スカーレット、何か不満そうな顔ね? どうかしたの?」

「いえ……。少々口が悪く、面倒事を増やす奴ですが、よろしいでしょうか?」

「まぁ、そのくらいは別にいいんじゃない? な、みんな?」

 スカーレットはどこか断ってくれと言わんばかりの表情を浮かべているように見えたが、ユーリの助け舟により皆はそれに了承した。

 そしてついに、俺はジャペンで米を食う事も叶わず、ゴラムと合流し、ロクサーヌを救うべく旅立つのだった。


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