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今までの和やかなムードが一変し、誰もが時が止まったように少しも動かず、花を見ている。怒っているわけでもなく、全員が感情のこもらない目で見つめている。その状況に気持ち悪さを感じながら、ここで一番位の高いであろう男を見た。
「梅子ではない?」
男が確かめるように花を見つめた。こちらは困惑しているらしい。
「だが、この匂いはやはり梅子に似ている。お前、一族の者か?」
梅子という親類・・・・・・親戚の顔を順番に思い浮かべていくと、一人思い当たる人物がいた。
「うちの祖母がウメというんです。あの社の下にある家に住んでました。」
「そうだ!そこの娘が梅子だろう!まだ幼かったはずだ。100年も経っていまい。今は娘の頃か・・・・・・お前くらいの年の頃だろう。」
100年単位で計算し始める男の感覚が、人間と違う者だと実感させられる。100年あれば、幼い子供は老人になるし、亡くなる。現に、祖母はもうこの世にいない。
「祖母は2年前に亡くなりました。私は孫の花です。」
そういうと、男と同じく、こちらを見つめて無表情だった侍女たちも悲しそうな表情になった。
「祖母を知っているんですか?」
問いかけるも、男は侍女に再び盃を満たしてもらい、それを煽った。まるでこちらには興味もない、という風に見向きもしない。
「梅子でないなら、お前なんぞいらん。」
男は懐から出した扇を広げると、こちらに向けてしっし、という仕草をした。その風にのって甘い匂いが運ばれてくると花の視界がぼんやりし始めた。
「―――っおい!磐永、大丈夫か!?」
再び視界が鮮明になるにつれて、男の声が近くに聞こえていることに気がついた。花は声の方に顔を向けた。日に焼けた若い男がこちらをのぞき込んで、声をかけているらしい。
「磐永!気がついたか!?大丈夫か!?」
先ほどまで大きな社で座っていたはずが、木々と男の顔を見上げている。目覚めてすぐは、どういう体勢でいるのか把握できなかったが、どうやらあの森の中で倒れているらしい。
「・・・・・・あ、なたは?」
想像以上にかすれた声が花の喉からでてきた。
「俺、中村だよ。中村 光太郎。同級生の。」
「中村君か・・・・・・」
中学まで同じ学校だった中村光太郎。さっき中村のおばあちゃんが孫が農業を継いだと言っていたな。と、思い出す。
「お前、貧血か?立てるか?」
中村の言うように立てるか確認してみるが、思いの外、体が重く感じられる。その様子を見かねたのか、中村が花の腕を自分の肩に回して引き上げた。
「お前の家、戻るぞ。足下気をつけて歩けよ。」
中村に肩を貸してもらいながら、下山する。歩き始めは体が重く感じられていたが、家に近づくにつれて、体のだるさは軽減していく。花は自分の家の前までくると中村の肩から腕を放した。
「わざわざありがとう。これからご近所さん同士よろしくね。」
喉のかすれも消え、普段通りに話すことができ、内心ほっとする。
「おう。来たばっかりなんだから、あんまり無理すんなよ。ばあちゃんが夕飯誘いに行けって言うから来たけど、今日は休んどけよ。」
学生時代から変わらず、さわやかで溌剌としたスポーツマンタイプ。中村の変わらない接し方に、昔に戻ったように砕けて会話ができる。ここまで散々な目に遭っているが、人のいい男に助けられて本当に良かった。あのまま意識を失っていたらどうなっていたか。
「そうだね・・・今日はやめとく。また今度誘ってくださいって伝えて。それと、助けてくれてありがとう。」
「なんだよ、俺はおまけかよ。」
中村は、そう言いながらも、花の様子に安心したのか笑顔で応えてくれる。その笑顔に花もつられて笑った。
「じゃ、またな。ほんと、何かあったら俺ん家でも連絡しろよ。ここ、救急車来るのに時間かかるからさ。」
さらっと怖いことを言ってくれる。中村の様子から脅しではないらしい。中村自身も脅しているつもりもないのか、そのまま手を振って花の家から去って行った。
花は家の中に入ると、またしても居間の畳にごろんと横になった。首筋から肩にかけてを手でなぞってみる。やはり、傷は何もない。夢か現実か、判断がつかないが、土に汚れた蕎麦の袋を見るに、花が倒れたのは現実だ。どこからが夢なのか分からないが、きっとお参りした後からは夢だったに違いない。傷のない首筋をさすりながら、半ば自分を強引に納得させた。田舎で暮らすことにあこがれを持ってやってきたはいいが、確実に体は疲れているのだろう。だから、倒れてしまったのだろうし、帰ったら食べようと楽しみにしていた蕎麦を見ても食欲がわかない。もう今日はこのまま寝てしまおう。
そうして、花は畳の上で大の字になった。い草の匂いと祖母の家の匂いが混じった匂い。慣れ親しんだ匂いを吸って目を閉じると、いつの間にか眠りについていた。
翌日、障子に朝日が透けて、光が差し込んでくる。その光に気がついて目が覚めた。体を起こして大きくのびをする。立ち上がって自分の体の動きを一通り確認してみた。だるさもなく、通常通り元気だ。これなら、荷ほどきやら庭の雑草抜きやら色々と作業もできそうだ。
まずは朝ご飯、と昨日食べられなかった蕎麦でもゆでようと、花は段ボールから調理器具を捜索し始めた。しかし、鍋や菜箸、手頃な食器を探し出しているところで、玄関先のチャイムが鳴った。
「誰かな。」
朝早くから誰だろう、と首をかしげながら、花は玄関先に向かった。昔ながらのすりガラスの玄関扉には二人分の影が映っている。背格好からして、一つは男性、もう一つは女性のようだ。
「はーい、どなたですかー?」
と、花が靴を履きながら問うと、そちらも玄関扉越しに応えた。
「中村光太郎だよ、様子見に来たぞー」
その返答を聞くか聞かないかで、花は扉をがらがらと開いた。目の前には中村と見知らぬ女性が立っていた。手にはなにやら布に包んだものを持っている。
「こっちは嫁の由香。」
「初めまして、由香です。」
由香さんは控えめな感じの女性で、中村から紹介されると、言葉少なに頭を下げた。
「これ、引っ越したばっかりだから朝飯にってばあちゃんと由香で詰めた弁当。よかったら食ってくれよ。」
中村の言葉に由香さんが包みを花の方に差し出した。
「買い出しとか荷ほどきで大変かと思ったので、良かったら。」
「わざわざありがとうございます。昨日の今日で何も買ってなかったから助かります。」
由香さんから包みを受け取る。ずっしりと重量感のある感じだ。朝食だけでなく、昼食までいけそうな重さだ。多めに入れてくれたのだろう、二人の親切がありがたい。
「おばあちゃんにも、ありがとうございます、とお伝えください。来たばかりでお世話になることも多いと思いますが、私にできることはお手伝いしますので!」
由香さんにそう言うと、にこりと笑いかけてくれる。おしとやかな女性だ。一歩引いた感じが大和撫子感あるというか、同性の花からみても魅力的な人だ。その隣で中村が、「俺には何もなしかよ!」と言い始めたので「いや、中村は来ただけだからね。」と返して黙らせておく。中村もそこまで気にしていないようで、特にそれ以上は何も言ってこなかった。
弁当を渡し終えると農作業があるとのことで二人はすぐに引き返していった。花はもらった弁当を手に、ほくほく顔で居間の方へ戻っていく。中身はなんだろう、久々に誰かの手作り弁当を頂ける。学生以来ではないだろうか。普段は自炊で作ってくれる相手も作ってあげる相手もいない花にとって、ありがたい差し入れだ。玄関伝いの廊下を歩きながら包みをほどき、居間に到着して机に弁当を広げる。お重が三段の箱で、中には和洋折衷なメニューが所狭しと詰められている。おにぎりや揚げ物、フルーツなど朝だけでなく昼食にも食べられそうなメニューが豊富に入っている。弁当の豪華さに花は目を輝かせた。
「すごい-!!豪華弁当!」
「見慣れぬ料理だな。」
はしゃいでいた花は、弁当に注いでいた視線をそのまま上に向かわせた。するとのぞき込むようにこちらを眺めている男が立っていた。昨日、祠の前で襲ってきた男。夢だったはずの男が目の前にいる。
「なんで、え、どうやって入ってきて・・・」
花が動揺していると、男は珍しそうにフルーツが盛り合わせになっている重箱からイチゴをひとつ手にとって口に含んだ。
「今の世は珍しい果実があるものだ。」
男はもう一つ、イチゴを摘まむと口の中に放り込んだ。
「して、私の座はいつ用意されるのだ?花よ」
当たり前のように言い放つ男は、整った口元に微笑を浮かべた。
「梅子ではない?」
男が確かめるように花を見つめた。こちらは困惑しているらしい。
「だが、この匂いはやはり梅子に似ている。お前、一族の者か?」
梅子という親類・・・・・・親戚の顔を順番に思い浮かべていくと、一人思い当たる人物がいた。
「うちの祖母がウメというんです。あの社の下にある家に住んでました。」
「そうだ!そこの娘が梅子だろう!まだ幼かったはずだ。100年も経っていまい。今は娘の頃か・・・・・・お前くらいの年の頃だろう。」
100年単位で計算し始める男の感覚が、人間と違う者だと実感させられる。100年あれば、幼い子供は老人になるし、亡くなる。現に、祖母はもうこの世にいない。
「祖母は2年前に亡くなりました。私は孫の花です。」
そういうと、男と同じく、こちらを見つめて無表情だった侍女たちも悲しそうな表情になった。
「祖母を知っているんですか?」
問いかけるも、男は侍女に再び盃を満たしてもらい、それを煽った。まるでこちらには興味もない、という風に見向きもしない。
「梅子でないなら、お前なんぞいらん。」
男は懐から出した扇を広げると、こちらに向けてしっし、という仕草をした。その風にのって甘い匂いが運ばれてくると花の視界がぼんやりし始めた。
「―――っおい!磐永、大丈夫か!?」
再び視界が鮮明になるにつれて、男の声が近くに聞こえていることに気がついた。花は声の方に顔を向けた。日に焼けた若い男がこちらをのぞき込んで、声をかけているらしい。
「磐永!気がついたか!?大丈夫か!?」
先ほどまで大きな社で座っていたはずが、木々と男の顔を見上げている。目覚めてすぐは、どういう体勢でいるのか把握できなかったが、どうやらあの森の中で倒れているらしい。
「・・・・・・あ、なたは?」
想像以上にかすれた声が花の喉からでてきた。
「俺、中村だよ。中村 光太郎。同級生の。」
「中村君か・・・・・・」
中学まで同じ学校だった中村光太郎。さっき中村のおばあちゃんが孫が農業を継いだと言っていたな。と、思い出す。
「お前、貧血か?立てるか?」
中村の言うように立てるか確認してみるが、思いの外、体が重く感じられる。その様子を見かねたのか、中村が花の腕を自分の肩に回して引き上げた。
「お前の家、戻るぞ。足下気をつけて歩けよ。」
中村に肩を貸してもらいながら、下山する。歩き始めは体が重く感じられていたが、家に近づくにつれて、体のだるさは軽減していく。花は自分の家の前までくると中村の肩から腕を放した。
「わざわざありがとう。これからご近所さん同士よろしくね。」
喉のかすれも消え、普段通りに話すことができ、内心ほっとする。
「おう。来たばっかりなんだから、あんまり無理すんなよ。ばあちゃんが夕飯誘いに行けって言うから来たけど、今日は休んどけよ。」
学生時代から変わらず、さわやかで溌剌としたスポーツマンタイプ。中村の変わらない接し方に、昔に戻ったように砕けて会話ができる。ここまで散々な目に遭っているが、人のいい男に助けられて本当に良かった。あのまま意識を失っていたらどうなっていたか。
「そうだね・・・今日はやめとく。また今度誘ってくださいって伝えて。それと、助けてくれてありがとう。」
「なんだよ、俺はおまけかよ。」
中村は、そう言いながらも、花の様子に安心したのか笑顔で応えてくれる。その笑顔に花もつられて笑った。
「じゃ、またな。ほんと、何かあったら俺ん家でも連絡しろよ。ここ、救急車来るのに時間かかるからさ。」
さらっと怖いことを言ってくれる。中村の様子から脅しではないらしい。中村自身も脅しているつもりもないのか、そのまま手を振って花の家から去って行った。
花は家の中に入ると、またしても居間の畳にごろんと横になった。首筋から肩にかけてを手でなぞってみる。やはり、傷は何もない。夢か現実か、判断がつかないが、土に汚れた蕎麦の袋を見るに、花が倒れたのは現実だ。どこからが夢なのか分からないが、きっとお参りした後からは夢だったに違いない。傷のない首筋をさすりながら、半ば自分を強引に納得させた。田舎で暮らすことにあこがれを持ってやってきたはいいが、確実に体は疲れているのだろう。だから、倒れてしまったのだろうし、帰ったら食べようと楽しみにしていた蕎麦を見ても食欲がわかない。もう今日はこのまま寝てしまおう。
そうして、花は畳の上で大の字になった。い草の匂いと祖母の家の匂いが混じった匂い。慣れ親しんだ匂いを吸って目を閉じると、いつの間にか眠りについていた。
翌日、障子に朝日が透けて、光が差し込んでくる。その光に気がついて目が覚めた。体を起こして大きくのびをする。立ち上がって自分の体の動きを一通り確認してみた。だるさもなく、通常通り元気だ。これなら、荷ほどきやら庭の雑草抜きやら色々と作業もできそうだ。
まずは朝ご飯、と昨日食べられなかった蕎麦でもゆでようと、花は段ボールから調理器具を捜索し始めた。しかし、鍋や菜箸、手頃な食器を探し出しているところで、玄関先のチャイムが鳴った。
「誰かな。」
朝早くから誰だろう、と首をかしげながら、花は玄関先に向かった。昔ながらのすりガラスの玄関扉には二人分の影が映っている。背格好からして、一つは男性、もう一つは女性のようだ。
「はーい、どなたですかー?」
と、花が靴を履きながら問うと、そちらも玄関扉越しに応えた。
「中村光太郎だよ、様子見に来たぞー」
その返答を聞くか聞かないかで、花は扉をがらがらと開いた。目の前には中村と見知らぬ女性が立っていた。手にはなにやら布に包んだものを持っている。
「こっちは嫁の由香。」
「初めまして、由香です。」
由香さんは控えめな感じの女性で、中村から紹介されると、言葉少なに頭を下げた。
「これ、引っ越したばっかりだから朝飯にってばあちゃんと由香で詰めた弁当。よかったら食ってくれよ。」
中村の言葉に由香さんが包みを花の方に差し出した。
「買い出しとか荷ほどきで大変かと思ったので、良かったら。」
「わざわざありがとうございます。昨日の今日で何も買ってなかったから助かります。」
由香さんから包みを受け取る。ずっしりと重量感のある感じだ。朝食だけでなく、昼食までいけそうな重さだ。多めに入れてくれたのだろう、二人の親切がありがたい。
「おばあちゃんにも、ありがとうございます、とお伝えください。来たばかりでお世話になることも多いと思いますが、私にできることはお手伝いしますので!」
由香さんにそう言うと、にこりと笑いかけてくれる。おしとやかな女性だ。一歩引いた感じが大和撫子感あるというか、同性の花からみても魅力的な人だ。その隣で中村が、「俺には何もなしかよ!」と言い始めたので「いや、中村は来ただけだからね。」と返して黙らせておく。中村もそこまで気にしていないようで、特にそれ以上は何も言ってこなかった。
弁当を渡し終えると農作業があるとのことで二人はすぐに引き返していった。花はもらった弁当を手に、ほくほく顔で居間の方へ戻っていく。中身はなんだろう、久々に誰かの手作り弁当を頂ける。学生以来ではないだろうか。普段は自炊で作ってくれる相手も作ってあげる相手もいない花にとって、ありがたい差し入れだ。玄関伝いの廊下を歩きながら包みをほどき、居間に到着して机に弁当を広げる。お重が三段の箱で、中には和洋折衷なメニューが所狭しと詰められている。おにぎりや揚げ物、フルーツなど朝だけでなく昼食にも食べられそうなメニューが豊富に入っている。弁当の豪華さに花は目を輝かせた。
「すごい-!!豪華弁当!」
「見慣れぬ料理だな。」
はしゃいでいた花は、弁当に注いでいた視線をそのまま上に向かわせた。するとのぞき込むようにこちらを眺めている男が立っていた。昨日、祠の前で襲ってきた男。夢だったはずの男が目の前にいる。
「なんで、え、どうやって入ってきて・・・」
花が動揺していると、男は珍しそうにフルーツが盛り合わせになっている重箱からイチゴをひとつ手にとって口に含んだ。
「今の世は珍しい果実があるものだ。」
男はもう一つ、イチゴを摘まむと口の中に放り込んだ。
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