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本編
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僕はクライヴ様と無事に夫婦となったこともあり、少し安心して生活を送れるようになった。ディルク殿下とシリウス様も永久に封印されたし、プリシラ嬢は長い眠りについた。
穏やかな日常が送れそうだな、と廊下を歩いていると、ふと声をかけられる。
「あ、あ、あの、シュリエル様……!」
「はい……あ、戻られたのですね、クラリッサ嬢」
「シュリエル様の仰る通り、修道院はとても素晴らしい所でして、予想外に入り浸ってしまい……!ですがこの度復帰させて頂いたので、改めて、シュリエル様の素晴らしさを布教させていただきますね!」
「なんですって?」
「クラリッサ様は大変美麗な絵を描くのですよ!シュリエル様!」
「えっ……」
ぬっ、と現れたのはマリー・ホワイト侯爵令嬢。水の巫子候補生の令嬢で、僕に対して少し過激派な彼女。なんと、二人はいつの間にか意気投合していた。
バンっ!と広げられたのは、僕が、クライヴ様の両頬に手を当てている絵。
場所は医務室だろうか、大変、大変良く描かれていた。二人とも過剰に目がキラキラしているようだが。
えっと、これって、いつぞやクラリッサ様に施した治癒の時の僕かな?相手がクライヴ様になっているけれど。
「ふむ、なかなか良く描けている」
「クライヴ様……っ!?」
「シュリエルの美しい髪に関してはまだまだだが、これを表現できる者はそういまい。まだ未熟だが光るものを感じる」
「何を…?」
「ありがたき幸せ!この不肖クラリッサ、更なる高みを目指したく存じます!この絵は、私が天啓を受けました時のもので、お相手が殿下だったらと思い描いたものであります!殿下に献上致します」
「えっと……?」
「まぁ、シュリエル。若き才能を支援するのも良いことだ。クラリッサ嬢と言ったか。これは有り難く受け取ろう。その心意気に免じ、俺とシュリエルの絵を描き続けることを許可する。ただし、卑猥な目的、商業的な目的には使わないことを誓え」
「命にかけて」
僕を置いてけぼりにして、何か始まって終わった。
マリー嬢もにこにこして眺めているだけで、僕はもう諦めが肝心かな、と思った。
後日、モデルを頼まれるまでは。
「そうですっ……!そう、もう少し、首を傾げるように……!」
そう指示をする監督、マリー嬢。
その後ろで一心不乱に筆を走らせ続けているクラリッサ嬢は、血走った目で僕らを眺め尽くしている。
窓辺を背中にして、クライヴ様がノリノリで僕を追い詰めているのだ。
近い。
近いし、この距離でキスもせず、触れもせず、視線だけを受けているのもあまり無いことで、熱視線によりじりじりと焼かれているようだった。
冷や汗が出そう。
「ああんっ!その伏目、最高……っ!」
「はぁ、はぁ、なんて、なんて、ぶふっ……」
「マリー嬢!?」
「動かないで下さいっ!もう少し、もう少しですからっ……!」
ちょっと、鼻血出して倒れた令嬢を、放置していいの?
あ、マリー嬢とよく一緒にいる水の巫子候補生がサッと治癒を施している。良かった。随分と手慣れているね?
クラリッサ嬢がふごふごと身悶えしながら描いているのを横目に、クライヴ様は、僕のきょろきょろと忙しない視線を追いかけたり、じっくりと肌を眺めたりして余裕そうである。
僕はクライヴ様の顔面に弱い。何回見てもいつ見てもどこで見てもどんな顔をしていたって完璧に好きなお顔。
はぁ、まだ、学園へ戻ってきてからは肌を重ねていないのもあって、何だか、火照ってくる……っ。
「シュリエル……?」
そのお声も、狡い。魔物に浴びせたら一瞬痺れて隙が出来るだろうと思う。僕だけかな。チョロすぎる?
もう、腰のあたりが熱を帯びて来る。
あれだけたくさん抱かれたのに。いや、抱かれたからこそなのか。その状態に身体が慣れてしまい、少し離れただけで禁断症状が出てしまっている?
「ん……」
クライヴ様の指が頬に触れて、ぶるりと身震いした。
あ、……ダメ。
「全員出ろ!今日はここまでだ!」
「ハイッ!!」
その途端にクライヴ様が怒号を発し、統率の取れた動きでクラリッサ嬢や他の生徒達が、マリー嬢を抱えて去っていく。ご丁寧に、扉も閉めて。
美術室だからか分からないが、全部の窓にカーテンが設置されていて、クライヴ様の闇魔術でザッと引かれて暗くなった。
「あ……っ、クライヴ、様……」
「シュリエル、可愛いな……俺に見つめられて、こんな風になったのか?」
「そんな……っ、んっ……」
クライヴ様に、硬くなった腰のものをそっと触られて、うっかり声が出そうになる。
ちゅうっ、ちうう。
この室内には寝台も何もないのに、クライヴ様は口付け始め、僕もまた受け入れる。
互いの身体を弄り合うようにして制服を脱がし、ベルトを引き抜き、引っ掛けただけの姿になった。
そしてぷちゅっと音がして、性急に蕾が解されていく。あ、窓に押しつけられたら、カーテンが、捲れてしまう……!
「大丈夫だ。シュリエルの艶姿は誰にも見せやしない」
「ん……っ、クライヴ様、もっと……っ!」
ひしとしがみつき、口付けを強請る。
前回の性交から一週間は経っていない。
僕の後孔は素知らぬ顔で頑固に閉じていたけれど、クライヴ様のお指だとわかったら簡単に開いた。
柔らかくひくついて、ご褒美を求めて。
「挿れるぞ……!」
「ああっ、……あ――っ!」
一気に剛直で貫かれ、絶頂に達した。
えっ?こんな、突かれただけで?
目の前がちかちかしてのけ反る。僕の身体をいとも簡単に支えて、クライヴ様は突き上げる。
「ふ、ア、んん“~~っ!」
「シュリエル、声を。その腰にクる声を聞かれてしまったら、その者の記憶を消さなくてはならなくなる」
「だっ、そん、あっ、んんっ……!」
そんな鬼畜な。
とは言えず。腰を支えられながら、窓際に押し付けられて揺さぶられる。深い奥にいちいち当たる毎に絶頂し、僕の花芯からは白濁がひっきりなしに舞い、それすら出なくなるとナカだけでイった。
脳が壊れそうだ。どこもかしこも気持ち良くて、声を抑えるなんて出来る訳も無い。
それなのにクライヴ様は、剥き出しの僕の胸の飾りを、その辺にあった滑らかな筆でなぞって遊んだりして。その僅かな刺激もまた僕を掻き立てる。
「あんっ、あっ、んっ、やっ、ああ――!」
「イキすぎてキツイか?シュリエル。俺ももう……っ」
「あアッ――――」
ドクン!
ドク、ドク、ドク、ドク。
クライヴ様の注ぎ込む脈動に合わせて、痙攣する僕。熱い飛沫を奥に感じて、それがまた、緩やかな快感を誘う。
「はぉ、はぁ、……はぁ、……」
ぐらり。クライヴ様にしがみ付く。なんて事だ。同級生の前で発情するなんて……!
いや、そんな体にしたのは誰だ。クライヴ様!
「クライヴ様。もう……モデルは辞めましょう。毎回こんな風にする未来しか見えません」
「…………一理ある。今度は適切な距離を保つことにしよう」
……辞めようとは言わないあたり、なんだかんだと気に入っているようだ。僕は呆れながら、身体や、汚してしまったカーテンやら筆やら制服やらを浄化して綺麗にしたのだった。
後片付けをして換気をし、扉を開けると、ジタリヤ様が立っていた。僕は瞬時に顔を赤くする。
「いやいや、今更ですって!でも安心してください、ここらに来ようとする輩は全員遠ざけましたから!ボクしか聞いてませんから!」
「ジタリヤ様……っ、」
何故そんな爽やかに対応出来るのか。
恥ずかしさのあまり埋まってしまいたい。
教室で発情してはならない。絶対に。僕は心に刻んだのだった。
あまりにショックだった僕は、気づいたら防音の結界やら、幻影を見せる結界やらの魔術符を開発していた。それも、呆れるほど多くの魔力を注ぎ込んだのに数時間しか保たない、とても効率の悪い魔術符!
ハッと気付いたら手元に完成していたのだ。これまでに無かった魔術符ではあるけど、自分の才能が恐ろしい。こんなものを使ってしまったら、いつでもどこでも盛ってしまうじゃないか……!
僕はそっとそれを空間収納鞄に入れて、見なかったことにした。うん、やっぱり愛の行為は誰にも迷惑をかけない、安心できる場所でなくてはね。
穏やかな日常が送れそうだな、と廊下を歩いていると、ふと声をかけられる。
「あ、あ、あの、シュリエル様……!」
「はい……あ、戻られたのですね、クラリッサ嬢」
「シュリエル様の仰る通り、修道院はとても素晴らしい所でして、予想外に入り浸ってしまい……!ですがこの度復帰させて頂いたので、改めて、シュリエル様の素晴らしさを布教させていただきますね!」
「なんですって?」
「クラリッサ様は大変美麗な絵を描くのですよ!シュリエル様!」
「えっ……」
ぬっ、と現れたのはマリー・ホワイト侯爵令嬢。水の巫子候補生の令嬢で、僕に対して少し過激派な彼女。なんと、二人はいつの間にか意気投合していた。
バンっ!と広げられたのは、僕が、クライヴ様の両頬に手を当てている絵。
場所は医務室だろうか、大変、大変良く描かれていた。二人とも過剰に目がキラキラしているようだが。
えっと、これって、いつぞやクラリッサ様に施した治癒の時の僕かな?相手がクライヴ様になっているけれど。
「ふむ、なかなか良く描けている」
「クライヴ様……っ!?」
「シュリエルの美しい髪に関してはまだまだだが、これを表現できる者はそういまい。まだ未熟だが光るものを感じる」
「何を…?」
「ありがたき幸せ!この不肖クラリッサ、更なる高みを目指したく存じます!この絵は、私が天啓を受けました時のもので、お相手が殿下だったらと思い描いたものであります!殿下に献上致します」
「えっと……?」
「まぁ、シュリエル。若き才能を支援するのも良いことだ。クラリッサ嬢と言ったか。これは有り難く受け取ろう。その心意気に免じ、俺とシュリエルの絵を描き続けることを許可する。ただし、卑猥な目的、商業的な目的には使わないことを誓え」
「命にかけて」
僕を置いてけぼりにして、何か始まって終わった。
マリー嬢もにこにこして眺めているだけで、僕はもう諦めが肝心かな、と思った。
後日、モデルを頼まれるまでは。
「そうですっ……!そう、もう少し、首を傾げるように……!」
そう指示をする監督、マリー嬢。
その後ろで一心不乱に筆を走らせ続けているクラリッサ嬢は、血走った目で僕らを眺め尽くしている。
窓辺を背中にして、クライヴ様がノリノリで僕を追い詰めているのだ。
近い。
近いし、この距離でキスもせず、触れもせず、視線だけを受けているのもあまり無いことで、熱視線によりじりじりと焼かれているようだった。
冷や汗が出そう。
「ああんっ!その伏目、最高……っ!」
「はぁ、はぁ、なんて、なんて、ぶふっ……」
「マリー嬢!?」
「動かないで下さいっ!もう少し、もう少しですからっ……!」
ちょっと、鼻血出して倒れた令嬢を、放置していいの?
あ、マリー嬢とよく一緒にいる水の巫子候補生がサッと治癒を施している。良かった。随分と手慣れているね?
クラリッサ嬢がふごふごと身悶えしながら描いているのを横目に、クライヴ様は、僕のきょろきょろと忙しない視線を追いかけたり、じっくりと肌を眺めたりして余裕そうである。
僕はクライヴ様の顔面に弱い。何回見てもいつ見てもどこで見てもどんな顔をしていたって完璧に好きなお顔。
はぁ、まだ、学園へ戻ってきてからは肌を重ねていないのもあって、何だか、火照ってくる……っ。
「シュリエル……?」
そのお声も、狡い。魔物に浴びせたら一瞬痺れて隙が出来るだろうと思う。僕だけかな。チョロすぎる?
もう、腰のあたりが熱を帯びて来る。
あれだけたくさん抱かれたのに。いや、抱かれたからこそなのか。その状態に身体が慣れてしまい、少し離れただけで禁断症状が出てしまっている?
「ん……」
クライヴ様の指が頬に触れて、ぶるりと身震いした。
あ、……ダメ。
「全員出ろ!今日はここまでだ!」
「ハイッ!!」
その途端にクライヴ様が怒号を発し、統率の取れた動きでクラリッサ嬢や他の生徒達が、マリー嬢を抱えて去っていく。ご丁寧に、扉も閉めて。
美術室だからか分からないが、全部の窓にカーテンが設置されていて、クライヴ様の闇魔術でザッと引かれて暗くなった。
「あ……っ、クライヴ、様……」
「シュリエル、可愛いな……俺に見つめられて、こんな風になったのか?」
「そんな……っ、んっ……」
クライヴ様に、硬くなった腰のものをそっと触られて、うっかり声が出そうになる。
ちゅうっ、ちうう。
この室内には寝台も何もないのに、クライヴ様は口付け始め、僕もまた受け入れる。
互いの身体を弄り合うようにして制服を脱がし、ベルトを引き抜き、引っ掛けただけの姿になった。
そしてぷちゅっと音がして、性急に蕾が解されていく。あ、窓に押しつけられたら、カーテンが、捲れてしまう……!
「大丈夫だ。シュリエルの艶姿は誰にも見せやしない」
「ん……っ、クライヴ様、もっと……っ!」
ひしとしがみつき、口付けを強請る。
前回の性交から一週間は経っていない。
僕の後孔は素知らぬ顔で頑固に閉じていたけれど、クライヴ様のお指だとわかったら簡単に開いた。
柔らかくひくついて、ご褒美を求めて。
「挿れるぞ……!」
「ああっ、……あ――っ!」
一気に剛直で貫かれ、絶頂に達した。
えっ?こんな、突かれただけで?
目の前がちかちかしてのけ反る。僕の身体をいとも簡単に支えて、クライヴ様は突き上げる。
「ふ、ア、んん“~~っ!」
「シュリエル、声を。その腰にクる声を聞かれてしまったら、その者の記憶を消さなくてはならなくなる」
「だっ、そん、あっ、んんっ……!」
そんな鬼畜な。
とは言えず。腰を支えられながら、窓際に押し付けられて揺さぶられる。深い奥にいちいち当たる毎に絶頂し、僕の花芯からは白濁がひっきりなしに舞い、それすら出なくなるとナカだけでイった。
脳が壊れそうだ。どこもかしこも気持ち良くて、声を抑えるなんて出来る訳も無い。
それなのにクライヴ様は、剥き出しの僕の胸の飾りを、その辺にあった滑らかな筆でなぞって遊んだりして。その僅かな刺激もまた僕を掻き立てる。
「あんっ、あっ、んっ、やっ、ああ――!」
「イキすぎてキツイか?シュリエル。俺ももう……っ」
「あアッ――――」
ドクン!
ドク、ドク、ドク、ドク。
クライヴ様の注ぎ込む脈動に合わせて、痙攣する僕。熱い飛沫を奥に感じて、それがまた、緩やかな快感を誘う。
「はぉ、はぁ、……はぁ、……」
ぐらり。クライヴ様にしがみ付く。なんて事だ。同級生の前で発情するなんて……!
いや、そんな体にしたのは誰だ。クライヴ様!
「クライヴ様。もう……モデルは辞めましょう。毎回こんな風にする未来しか見えません」
「…………一理ある。今度は適切な距離を保つことにしよう」
……辞めようとは言わないあたり、なんだかんだと気に入っているようだ。僕は呆れながら、身体や、汚してしまったカーテンやら筆やら制服やらを浄化して綺麗にしたのだった。
後片付けをして換気をし、扉を開けると、ジタリヤ様が立っていた。僕は瞬時に顔を赤くする。
「いやいや、今更ですって!でも安心してください、ここらに来ようとする輩は全員遠ざけましたから!ボクしか聞いてませんから!」
「ジタリヤ様……っ、」
何故そんな爽やかに対応出来るのか。
恥ずかしさのあまり埋まってしまいたい。
教室で発情してはならない。絶対に。僕は心に刻んだのだった。
あまりにショックだった僕は、気づいたら防音の結界やら、幻影を見せる結界やらの魔術符を開発していた。それも、呆れるほど多くの魔力を注ぎ込んだのに数時間しか保たない、とても効率の悪い魔術符!
ハッと気付いたら手元に完成していたのだ。これまでに無かった魔術符ではあるけど、自分の才能が恐ろしい。こんなものを使ってしまったら、いつでもどこでも盛ってしまうじゃないか……!
僕はそっとそれを空間収納鞄に入れて、見なかったことにした。うん、やっぱり愛の行為は誰にも迷惑をかけない、安心できる場所でなくてはね。
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