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月ウサギ系魔法少女・カグヤ・カグヤと、完全で完璧で潔癖な人類
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ある日、竹狩りの翁が仕事中に地面に無造作に落ちている奇妙なものを発見した。
「ほ?なんじゃこの透明で綺麗に輝く筒は、、」
それは現代人からみたら、試験管とかポーション的なガラスに似た容器だった。翁の言うとおりこの世とは思えない光を放ち、中に小さな球体のものが入っていた。
とりあえず翁は拾ってみることにした。すると
《現地人と接触、インターフェイスモードを起動》
《現地人の年齢と性別から対応する最も適切な姿形を選択》
《形成開始します》
パキン!
「ほえ!?」
いとも簡単に筒は割れて液体が漏れ出した。そらだけならまだしも、中の球体が大きくなってゆくのである。
「はわわ、、」
腰を抜かして見ているうちに、その球体はメロンほどの大きさになり、よく見れば赤ん坊の形をしていた。
《形成完了》
《それでは10年後までミッションを一時凍結》
《10年後帰還の使節を送る》
《以上》
「おぎゃあおぎゃあ」
「ほう、元気な女の子のようじゃ、、!なんか普通でない事態だが、ここでお持ち帰りしなければ翁失格!」
そう言ってお持ち帰りした。
「あなたこの子は一体、、」
翁は最初は本当のことを話したのだが、
「なんか綺麗な色で光る筒から丸いものが大きくなって最後にはこの子になったのじゃ!でもかわいいからいいのじゃ!」
「は?」
信じてもらえないので竹の筒の中に捨てられてたと話した。
そして育て始めるとすごい勢いで成長した。10年後には大人の女性になっていた。そしてその間、求婚されて、彼女は様々な伝説となっている宝を集めろと要求したりした。
その殆どが偽物だと断じて追い返したのだが、時たま
「ほう、こんな辺境に落ちているものですね、、」といい、袖に隠していたのを翁はたまに見ていた。
そして、
「今までありがとうございました」
「え?」
彼女は突然謎の銀色に光る円流線型の塊の中に吸い込まれ消えていった。
超高速移動で月の方向に消えていく。それ以来カノジョヲ見たものはもう一人もいなかった。
そう、この瞬間までは
高校生である彼は一般的な陰キャラだった。ラノベを好み人と喋るのが極端に苦手だった。その日も下を見て誰とも目を合わさず歩いていた。
「?」
しかしそれが幸いしたのか、彼が初めにその筒を見つけた。
不思議な色で光る物体だった。現代人であるかれはそれが試験管やポーションのように見えた。
とりあえず翁は拾ってみることにした。すると
《現地人と接触、インターフェイスモードを起動》
《現地人の年齢と性別から対応する最も適切な姿形を選択》
《形成開始します》
パキン!
「ほえ!?」
いとも簡単に筒は割れて液体が漏れ出した。そらだけならまだしも、中の球体が大きくなってゆくのである。
「はわわ、、」
腰を抜かして見ているうちに、その球体はメロンほどの大きさになり、よく見れば赤ん坊の形をしていた。
《形成完了》
《それでは10年後までミッションを一時凍結》
《10年後帰還の使節を送る》
《以上》
「私が月の魔法の国からやって来た、超絶かわいい萌え萌えきゅんな月兎型魔法少女、かぐやにゃんにゃん!うさ!魔法の試練で人間の家に居候しなきゃいけないのー!誰か陰キャぽいけど根が優しそうな人いないかなー!」
それを見た 陰キャぽいけど根が優しそうな人は、
「かわいいですぞー!なんか普通でない事態けど、ここでお持ち帰りしなければ陰キャラ失格!」
そう言ってお持ち帰りしたのだった。
ーー
地上観測インターフェイスは試験官の中で生まれたように見える生命体だが、それ以前に意識はある。
それらに対し説明している文言をお教えするとしよう。
月にそれら、いわば月人造人間ホムンクルスを送り、地上の文化を持ち帰ることがそれらに課せられたミッションだ。
我らは我らだけで完成された文化を形成している。一切ムダのない設計された社会。
例えば、地上の人間は、愚かなことに設計思想を持たずに行きあたりに統治者を定め、行きあたりばったりに行動する。愚かだと分かっていながら正そうとはしない。
その点私達は予め設計された思想に基づき繁殖、教育、研究、創造を行っている。あらゆる可能性を否定も肯定もせず、ただ実験と評価によって物事を判断する。そう、我々はこれ以上ないほど完全で完璧な社会を形成していると自負している。
しかし、完全であるという盲信は、時に不足の自体を招く。このような完全な社会であっても、どこかに綻びがあるかもしれない。故に綻びにまみれた地上を観測、そして我らのシステムにフォードバックし、早期に綻びを発見。修復するという計画だ。
そのためには実際に内部から文化に触れなければならない。外側から観察するにはコストがかかりすぎ、かつ歪んだ情報になりかねんからだ。故にホムンクルスを作成し、実際に10年間地上を体験してもらう。
しかし、実際に観測するホムンクルスは、人権が尊重されるとはいえ、再び我らの社外において参政権を与えるわけにはいかない。彼らは汚れた地上の文化に汚されている。尊い調査員ではあるし、不当な扱いだとは思うが、彼らと我らは隔離して生活せねばならない。
故に地下の一角に隔離地区を設け、彼らはそこで生活してもらうことになった。不当ゆえ、その罪滅ぼしに、地上を再現した娯楽、文化などを作製する協力はしよう。その代わり定期的に彼らは地上にミッションのために働いてもらうことになる。
そう、これが私達の完璧な社会を完璧にするべく行われているシステムだ。何か質問はあるかね?
「いえ、問題はないようですね。宇宙同盟に入るための倫理的な条件は満たしていると判断されたようです」
それは良かった。
そういえば、君とは昔こうやって会った気がするが、気のせいではないようだね
「ええ、あの時は約二千年前でしたか。その時の抜き打ち検査も私が同じ管轄でした」
そうか。ところでこのアーティファクトだが、これを見てどう思う?
それらは物語の中で
龍の頸の玉、仏の御石の鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の皮衣、燕の子安貝と呼ばれている宇宙的に見ても最高ランクアーティファクトのたぐいだった。
それらは知能ある生物のいる惑星で時折発見されているオーパーツだったが、それは強い思いを持った時に超宇宙的確率で現れるいわば感情や思念の結晶のやうなものだったのだ。
「すごく、、おおきいです、、!これどうしたのですか!?」
ふふふ、地上観測の際に偶然見つけてね。私達はこれの複製手段を手に入れた。これがそれだ。まあ本物に比べれば若干機能は劣るがね。どうだろう。取引といかないか?技術交換というやつだ。悪くない話だろう?
「はい、少しかけあってみます。多分OK出ると思いますが」
地上観測は予期せぬところで多大のせいかをえていた。何億と同時並列しているミッションの中でも悪くない成果だ。
「ほ?なんじゃこの透明で綺麗に輝く筒は、、」
それは現代人からみたら、試験管とかポーション的なガラスに似た容器だった。翁の言うとおりこの世とは思えない光を放ち、中に小さな球体のものが入っていた。
とりあえず翁は拾ってみることにした。すると
《現地人と接触、インターフェイスモードを起動》
《現地人の年齢と性別から対応する最も適切な姿形を選択》
《形成開始します》
パキン!
「ほえ!?」
いとも簡単に筒は割れて液体が漏れ出した。そらだけならまだしも、中の球体が大きくなってゆくのである。
「はわわ、、」
腰を抜かして見ているうちに、その球体はメロンほどの大きさになり、よく見れば赤ん坊の形をしていた。
《形成完了》
《それでは10年後までミッションを一時凍結》
《10年後帰還の使節を送る》
《以上》
「おぎゃあおぎゃあ」
「ほう、元気な女の子のようじゃ、、!なんか普通でない事態だが、ここでお持ち帰りしなければ翁失格!」
そう言ってお持ち帰りした。
「あなたこの子は一体、、」
翁は最初は本当のことを話したのだが、
「なんか綺麗な色で光る筒から丸いものが大きくなって最後にはこの子になったのじゃ!でもかわいいからいいのじゃ!」
「は?」
信じてもらえないので竹の筒の中に捨てられてたと話した。
そして育て始めるとすごい勢いで成長した。10年後には大人の女性になっていた。そしてその間、求婚されて、彼女は様々な伝説となっている宝を集めろと要求したりした。
その殆どが偽物だと断じて追い返したのだが、時たま
「ほう、こんな辺境に落ちているものですね、、」といい、袖に隠していたのを翁はたまに見ていた。
そして、
「今までありがとうございました」
「え?」
彼女は突然謎の銀色に光る円流線型の塊の中に吸い込まれ消えていった。
超高速移動で月の方向に消えていく。それ以来カノジョヲ見たものはもう一人もいなかった。
そう、この瞬間までは
高校生である彼は一般的な陰キャラだった。ラノベを好み人と喋るのが極端に苦手だった。その日も下を見て誰とも目を合わさず歩いていた。
「?」
しかしそれが幸いしたのか、彼が初めにその筒を見つけた。
不思議な色で光る物体だった。現代人であるかれはそれが試験管やポーションのように見えた。
とりあえず翁は拾ってみることにした。すると
《現地人と接触、インターフェイスモードを起動》
《現地人の年齢と性別から対応する最も適切な姿形を選択》
《形成開始します》
パキン!
「ほえ!?」
いとも簡単に筒は割れて液体が漏れ出した。そらだけならまだしも、中の球体が大きくなってゆくのである。
「はわわ、、」
腰を抜かして見ているうちに、その球体はメロンほどの大きさになり、よく見れば赤ん坊の形をしていた。
《形成完了》
《それでは10年後までミッションを一時凍結》
《10年後帰還の使節を送る》
《以上》
「私が月の魔法の国からやって来た、超絶かわいい萌え萌えきゅんな月兎型魔法少女、かぐやにゃんにゃん!うさ!魔法の試練で人間の家に居候しなきゃいけないのー!誰か陰キャぽいけど根が優しそうな人いないかなー!」
それを見た 陰キャぽいけど根が優しそうな人は、
「かわいいですぞー!なんか普通でない事態けど、ここでお持ち帰りしなければ陰キャラ失格!」
そう言ってお持ち帰りしたのだった。
ーー
地上観測インターフェイスは試験官の中で生まれたように見える生命体だが、それ以前に意識はある。
それらに対し説明している文言をお教えするとしよう。
月にそれら、いわば月人造人間ホムンクルスを送り、地上の文化を持ち帰ることがそれらに課せられたミッションだ。
我らは我らだけで完成された文化を形成している。一切ムダのない設計された社会。
例えば、地上の人間は、愚かなことに設計思想を持たずに行きあたりに統治者を定め、行きあたりばったりに行動する。愚かだと分かっていながら正そうとはしない。
その点私達は予め設計された思想に基づき繁殖、教育、研究、創造を行っている。あらゆる可能性を否定も肯定もせず、ただ実験と評価によって物事を判断する。そう、我々はこれ以上ないほど完全で完璧な社会を形成していると自負している。
しかし、完全であるという盲信は、時に不足の自体を招く。このような完全な社会であっても、どこかに綻びがあるかもしれない。故に綻びにまみれた地上を観測、そして我らのシステムにフォードバックし、早期に綻びを発見。修復するという計画だ。
そのためには実際に内部から文化に触れなければならない。外側から観察するにはコストがかかりすぎ、かつ歪んだ情報になりかねんからだ。故にホムンクルスを作成し、実際に10年間地上を体験してもらう。
しかし、実際に観測するホムンクルスは、人権が尊重されるとはいえ、再び我らの社外において参政権を与えるわけにはいかない。彼らは汚れた地上の文化に汚されている。尊い調査員ではあるし、不当な扱いだとは思うが、彼らと我らは隔離して生活せねばならない。
故に地下の一角に隔離地区を設け、彼らはそこで生活してもらうことになった。不当ゆえ、その罪滅ぼしに、地上を再現した娯楽、文化などを作製する協力はしよう。その代わり定期的に彼らは地上にミッションのために働いてもらうことになる。
そう、これが私達の完璧な社会を完璧にするべく行われているシステムだ。何か質問はあるかね?
「いえ、問題はないようですね。宇宙同盟に入るための倫理的な条件は満たしていると判断されたようです」
それは良かった。
そういえば、君とは昔こうやって会った気がするが、気のせいではないようだね
「ええ、あの時は約二千年前でしたか。その時の抜き打ち検査も私が同じ管轄でした」
そうか。ところでこのアーティファクトだが、これを見てどう思う?
それらは物語の中で
龍の頸の玉、仏の御石の鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の皮衣、燕の子安貝と呼ばれている宇宙的に見ても最高ランクアーティファクトのたぐいだった。
それらは知能ある生物のいる惑星で時折発見されているオーパーツだったが、それは強い思いを持った時に超宇宙的確率で現れるいわば感情や思念の結晶のやうなものだったのだ。
「すごく、、おおきいです、、!これどうしたのですか!?」
ふふふ、地上観測の際に偶然見つけてね。私達はこれの複製手段を手に入れた。これがそれだ。まあ本物に比べれば若干機能は劣るがね。どうだろう。取引といかないか?技術交換というやつだ。悪くない話だろう?
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