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ものをだいじにしよう!
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「はっはぁ!」
パァン!パァン!パァン!
ボイルズが拳銃を連射している。フレデリックは刀を使い軌道を逸す。
だがそれでも彼の連射速度はフレデリックを容易く上回っている。ボイルズの銃器はなんの変哲もない量産型。
能力者は普通変わった武器を使いがちだ。『変わり者』、それが能力者としての第一条件だからだ。
しかしボイルズはハッピートリガー。
『撃つ』ということを極限まで行き着くところは、つまり使う道具の安定性、安定供給。
彼はこの危ない街テキサス大阪街で一般的に手に入りやすい安価な銃器を愛用している。何十年もかけて手に馴染むように。壊れたらすぐに変えが効くように、
そしてそれができるゆえの武器の過度な使用法。
「はっはぁー!」
フレデリックは目を見開いた。
ボイルズ、投擲っ!
今まで撃っていた自身の銃を投げ、それと同時に背中に手を回して新しい銃を取り出す。
「くっ!」
弾はあと数発残っていたはずなのに、、!
不意を付かれる。使い捨てにする彼のプレイスタイルは知っていた。だが、普通すべての弾丸を撃ち終わってから、投擲なりなんなりするはずと思い込みがあった。
そう、その思い込みは、彼の武器を大事に修理や手入れするというスタイルによるものも大きいだろう。
そのような性格でないと扱えないほどに、彼の珍刀、雲霧(スパイダーカッター)は手入れが行き届いてないといけないのだ。
フレデリックはその持ち手が奇妙な形の刀で銃を弾いた。そしてその隙を見逃すほどボイルズは甘くない。
「はっはー!」
「チッ、、!」
ボイルズは奥の手を使った。足を持ち上げ足指を器用に動かして靴裏の機構をはつどうさせる。
「隠し剣、踏絵(スタンプソード)!」
一瞬で何やら複雑な機構が発動し、足裏に剣が生えた。そしてそれによって弾丸をなんとか弾く。
「くっ!」
かろうじてこの場は凌ぎきる。
しかし次第に追い詰められていた。
袋小路に追い詰めたボイルズは両手拳銃でじりじりとフレデリックを威嚇する。
「おまえよー、暗殺集団に入ったからにはこうなることもわかってたんだろ?馬鹿なことをしたねぇ」
「馬鹿なこと、、ねえ」
「なんだぁ?何か不服かぁ?」
「馬鹿なこととは、暗殺集団に入ったことか?それとも抜け出そうとしたことか?」
「どっちもに決まっているだろ?」、
そして、おしゃべりは終わりだとばかりにボイルズは銃を。
「びゃっはー!」
乱射する。
そしてそれに対しフレデリックも防御。普通弾丸を刀で応戦できること自体が達人の領域。
しかし、それも時間の問題。
連射時間が続くに連れ、刀は徐々に欠けていく。
「ふふふ、あと少しで武器も壊れるぜー!」
と、面積で半分まで刀が欠けていったときである。
「ん?」
何か痒みを感じてボイルズは手を見やった。すると、そこには一筋の切り傷が。
「、、?」
なんのことか分からず疑問符を提示していると、徐々に切り傷が増えていくことにを、発見する。そしてさらには
「なんだぁ!?こりゃあ!?」
彼は驚いた。周囲を飛来する謎の金属片が街頭の光を反射してキラキラときらめいているのだ。
「ふふふ、これを見せるのは初めてかな?」
「てめえ!その刀!」
「ふふふ」
そういう、フレデリックは、自らのそのボロボロの刀を自在に何やら指揮棒のように動かしているではないか。
そしてさらには その刀から細い糸のようなものが見えるのを視力両目2.0のボイルズは見逃さなかった。
「その周囲の金属片はこの刀の一部だった破片なのだ。そしてこの糸でその金属片を操り今お前を攻撃している」
「何!?つまり、、」
「ボロボロに見えるこの刀だが、これは壊れているんじゃない。意図的に最初からこのように金属片を飛ばすように作られていたのだ。そう、今のお前の状況を作り出すためにな」
今の状況、つまり、破片を匠に操り、好きなところから攻撃されるということだ。
「何クソー!」
頭に血が上ったボイルズを銃を乱射した。
しかしそうすればするほど 金属片の起動が読めない。
さらに本体を攻撃しようとしても彼は金属片を匠に動かして中断を弾いていた
そう、ゲームで言うところの詰みである
「くく、終わったと思うなよ」
ボイルズは負け惜しみのようにつぶやいた。もはや、彼の体のほうがボロボロである。
「題に第三の刺客がお前をおってくる。逃げ切れるかな?」
「逃げ切れるさ。俺はこの愛刀の手入れをしないといけないのでね」
その刀はボロボロにかけているように見えるが、拡大するときちんと全ての金属片が嵌まるようになっていて専用の接着剤で完全に固定することができるのだ。
しかしその機構を利用し、また使えるよう復元するには何年もの修行が必要であり。さらにその接着剤も作り方に手間暇を、掛けないといけなかった。
それに加え、その刀の扱い方、金属片を分離させて扱うだけでなく、壊れにくい斬り方、バレずにパージさせるやり方など、覚えることは膨大になっていた。
これだけやってとても強いというわけでなく負けるときは負ける程度なのだ。
実にコストにたいしてリターンが小さすぎる、
しかしフレデリックはこの刀を大層気に入っていた。
そう変態。珍刀使いは変態だった。
パァン!パァン!パァン!
ボイルズが拳銃を連射している。フレデリックは刀を使い軌道を逸す。
だがそれでも彼の連射速度はフレデリックを容易く上回っている。ボイルズの銃器はなんの変哲もない量産型。
能力者は普通変わった武器を使いがちだ。『変わり者』、それが能力者としての第一条件だからだ。
しかしボイルズはハッピートリガー。
『撃つ』ということを極限まで行き着くところは、つまり使う道具の安定性、安定供給。
彼はこの危ない街テキサス大阪街で一般的に手に入りやすい安価な銃器を愛用している。何十年もかけて手に馴染むように。壊れたらすぐに変えが効くように、
そしてそれができるゆえの武器の過度な使用法。
「はっはぁー!」
フレデリックは目を見開いた。
ボイルズ、投擲っ!
今まで撃っていた自身の銃を投げ、それと同時に背中に手を回して新しい銃を取り出す。
「くっ!」
弾はあと数発残っていたはずなのに、、!
不意を付かれる。使い捨てにする彼のプレイスタイルは知っていた。だが、普通すべての弾丸を撃ち終わってから、投擲なりなんなりするはずと思い込みがあった。
そう、その思い込みは、彼の武器を大事に修理や手入れするというスタイルによるものも大きいだろう。
そのような性格でないと扱えないほどに、彼の珍刀、雲霧(スパイダーカッター)は手入れが行き届いてないといけないのだ。
フレデリックはその持ち手が奇妙な形の刀で銃を弾いた。そしてその隙を見逃すほどボイルズは甘くない。
「はっはー!」
「チッ、、!」
ボイルズは奥の手を使った。足を持ち上げ足指を器用に動かして靴裏の機構をはつどうさせる。
「隠し剣、踏絵(スタンプソード)!」
一瞬で何やら複雑な機構が発動し、足裏に剣が生えた。そしてそれによって弾丸をなんとか弾く。
「くっ!」
かろうじてこの場は凌ぎきる。
しかし次第に追い詰められていた。
袋小路に追い詰めたボイルズは両手拳銃でじりじりとフレデリックを威嚇する。
「おまえよー、暗殺集団に入ったからにはこうなることもわかってたんだろ?馬鹿なことをしたねぇ」
「馬鹿なこと、、ねえ」
「なんだぁ?何か不服かぁ?」
「馬鹿なこととは、暗殺集団に入ったことか?それとも抜け出そうとしたことか?」
「どっちもに決まっているだろ?」、
そして、おしゃべりは終わりだとばかりにボイルズは銃を。
「びゃっはー!」
乱射する。
そしてそれに対しフレデリックも防御。普通弾丸を刀で応戦できること自体が達人の領域。
しかし、それも時間の問題。
連射時間が続くに連れ、刀は徐々に欠けていく。
「ふふふ、あと少しで武器も壊れるぜー!」
と、面積で半分まで刀が欠けていったときである。
「ん?」
何か痒みを感じてボイルズは手を見やった。すると、そこには一筋の切り傷が。
「、、?」
なんのことか分からず疑問符を提示していると、徐々に切り傷が増えていくことにを、発見する。そしてさらには
「なんだぁ!?こりゃあ!?」
彼は驚いた。周囲を飛来する謎の金属片が街頭の光を反射してキラキラときらめいているのだ。
「ふふふ、これを見せるのは初めてかな?」
「てめえ!その刀!」
「ふふふ」
そういう、フレデリックは、自らのそのボロボロの刀を自在に何やら指揮棒のように動かしているではないか。
そしてさらには その刀から細い糸のようなものが見えるのを視力両目2.0のボイルズは見逃さなかった。
「その周囲の金属片はこの刀の一部だった破片なのだ。そしてこの糸でその金属片を操り今お前を攻撃している」
「何!?つまり、、」
「ボロボロに見えるこの刀だが、これは壊れているんじゃない。意図的に最初からこのように金属片を飛ばすように作られていたのだ。そう、今のお前の状況を作り出すためにな」
今の状況、つまり、破片を匠に操り、好きなところから攻撃されるということだ。
「何クソー!」
頭に血が上ったボイルズを銃を乱射した。
しかしそうすればするほど 金属片の起動が読めない。
さらに本体を攻撃しようとしても彼は金属片を匠に動かして中断を弾いていた
そう、ゲームで言うところの詰みである
「くく、終わったと思うなよ」
ボイルズは負け惜しみのようにつぶやいた。もはや、彼の体のほうがボロボロである。
「題に第三の刺客がお前をおってくる。逃げ切れるかな?」
「逃げ切れるさ。俺はこの愛刀の手入れをしないといけないのでね」
その刀はボロボロにかけているように見えるが、拡大するときちんと全ての金属片が嵌まるようになっていて専用の接着剤で完全に固定することができるのだ。
しかしその機構を利用し、また使えるよう復元するには何年もの修行が必要であり。さらにその接着剤も作り方に手間暇を、掛けないといけなかった。
それに加え、その刀の扱い方、金属片を分離させて扱うだけでなく、壊れにくい斬り方、バレずにパージさせるやり方など、覚えることは膨大になっていた。
これだけやってとても強いというわけでなく負けるときは負ける程度なのだ。
実にコストにたいしてリターンが小さすぎる、
しかしフレデリックはこの刀を大層気に入っていた。
そう変態。珍刀使いは変態だった。
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