13 / 52
13
毎日、大体19時過ぎに涼は帰ってくるので、綾美はすぐにパスタを茹でれる様にお湯を沸かし、クリームの液体は材料を合わせてボウルに入れておく。帰って来るまでにサラダとスープは作り終えておく。
『ガチャリ』と玄関が開く音がして、すぐに涼がリビングに顔を出す。
「ただいま」
「お帰りなさい、今日はカルボナーラです。すぐにパスタ茹でるね」
実際は玄関の開く音が聞こえた瞬間、パスタは鍋に投入済みなのだが。フライパンにベーコンを入れ、こんがり焼く。サラダとスープをテーブルに運び、茹で上がったパスタとベーコンを手早くボウルに入れて、クリームと合わせる。うん、いい感じ。お皿に取り分け、テーブルに持って行く。
「黒胡椒はお好みで、もっとかけてもいいし」
テーブルに胡椒ミルを置く。
「美味そうだな、いただきます」
涼はパスタから食べ始める。
「うまっ!店みたいだな」
「私もお昼間に思った。美味しいよね~」
褒められると嬉しい。
「綾美、昼食ったなら明日でも良かったのに。次からは次の日でいいぞ?」
「でも、すぐに復習したかったし」
実際、事実だ。明日になったら、何か忘れそう。
ペロリと平らげた涼は満足気だ。
「スイカあるんだけど、食べる?」
「ああ、食う」
冷蔵庫に、向かいながら、綾美はクスリと笑う。子供の返事みたいだ。あらかじめカットして冷やしておいたので、すぐに持っていく。涼はパクパク食べながら
「スイカ、何年ぶりだろうな?」
嬉しそうだ。
綾美は1人暮らしだからあまり食べる事に重点は置いていなかったが、涼と2人で暮らす間は、季節感のあるものを一緒に食べるのもいいかも。お財布は涼持ちだし。うん、そうしよう。
「今、何か企んだ?」
「ん?なんでもないよ?」
顔に出てしまった?
でも、悪い事じゃないからいいよね。
『ガチャリ』と玄関が開く音がして、すぐに涼がリビングに顔を出す。
「ただいま」
「お帰りなさい、今日はカルボナーラです。すぐにパスタ茹でるね」
実際は玄関の開く音が聞こえた瞬間、パスタは鍋に投入済みなのだが。フライパンにベーコンを入れ、こんがり焼く。サラダとスープをテーブルに運び、茹で上がったパスタとベーコンを手早くボウルに入れて、クリームと合わせる。うん、いい感じ。お皿に取り分け、テーブルに持って行く。
「黒胡椒はお好みで、もっとかけてもいいし」
テーブルに胡椒ミルを置く。
「美味そうだな、いただきます」
涼はパスタから食べ始める。
「うまっ!店みたいだな」
「私もお昼間に思った。美味しいよね~」
褒められると嬉しい。
「綾美、昼食ったなら明日でも良かったのに。次からは次の日でいいぞ?」
「でも、すぐに復習したかったし」
実際、事実だ。明日になったら、何か忘れそう。
ペロリと平らげた涼は満足気だ。
「スイカあるんだけど、食べる?」
「ああ、食う」
冷蔵庫に、向かいながら、綾美はクスリと笑う。子供の返事みたいだ。あらかじめカットして冷やしておいたので、すぐに持っていく。涼はパクパク食べながら
「スイカ、何年ぶりだろうな?」
嬉しそうだ。
綾美は1人暮らしだからあまり食べる事に重点は置いていなかったが、涼と2人で暮らす間は、季節感のあるものを一緒に食べるのもいいかも。お財布は涼持ちだし。うん、そうしよう。
「今、何か企んだ?」
「ん?なんでもないよ?」
顔に出てしまった?
でも、悪い事じゃないからいいよね。
あなたにおすすめの小説
【完結】私は義兄に嫌われている
春野オカリナ
恋愛
私が5才の時に彼はやって来た。
十歳の義兄、アーネストはクラウディア公爵家の跡継ぎになるべく引き取られた子供。
黒曜石の髪にルビーの瞳の強力な魔力持ちの麗しい男の子。
でも、両親の前では猫を被っていて私の事は「出来損ないの公爵令嬢」と馬鹿にする。
意地悪ばかりする義兄に私は嫌われている。
異世界に逃げたシングルマザー経理は、定時退勤だけは譲れない
木風
恋愛
DV夫から一歳の娘を抱えて逃げた鈴木優子は、光に飲まれて異世界の王宮へ転移してしまう。
生きるために差し出した武器は簿記と経理経験――崩壊寸前の王宮会計を『複式簿記』で立て直すことに。
ただし譲れない条件はひとつ、「午後五時の定時退勤」。娘の迎えが最優先だからだ。
その姿勢に、なぜか若き国王ヴィクトルが毎日経理室へ通い始めて――仕事と子育ての先に、家族の形が芽吹いていく。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
冷徹義兄の密やかな熱愛
橋本彩里(Ayari)
恋愛
十六歳の時に母が再婚しフローラは侯爵家の一員となったが、ある日、義兄のクリフォードと彼の親友の話を偶然聞いてしまう。
普段から冷徹な義兄に「いい加減我慢の限界だ」と視界に入れるのも疲れるほど嫌われていると知り、これ以上嫌われたくないと家を出ることを決意するのだが、それを知ったクリフォードの態度が急変し……。
※王道ヒーローではありません
女性執事は公爵に一夜の思い出を希う
石里 唯
恋愛
ある日の深夜、フォンド公爵家で女性でありながら執事を務めるアマリーは、涙を堪えながら10年以上暮らした屋敷から出ていこうとしていた。
けれども、たどり着いた出口には立ち塞がるように佇む人影があった。
それは、アマリーが逃げ出したかった相手、フォンド公爵リチャードその人だった。
本編4話、結婚式編10話です。
旦那様が素敵すぎて困ります
秋風からこ
恋愛
私には重大な秘密があります。実は…大学一のイケメンが旦那様なのです!
ドジで間抜けな奥様×クールでイケメン、だけどヤキモチ妬きな旦那様のいちゃラブストーリー。
彼と私と甘い月
藤谷藍
恋愛
白河花蓮は26歳のOL。いつも通りの出勤のはずが駅で偶然、橘俊幸、31歳、弁護士に助けられたことからお互い一目惚れ。優しいけれど強引な彼の誘いに花蓮は彼の家でバイトを始めることになる。バイトの上司は花蓮の超好みの独身男性、勤務先は彼の家、こんな好条件な副業は滅多にない。気になる彼と一緒に一つ屋根の下で過ごす、彼と花蓮の甘い日々が始まる。偶然が必然になり急速に近づく二人の距離はもう誰にも止められない?
二人の糖度200%いちゃつきぶりを、こんな偶然あるわけないと突っ込みながら(小説ならではの非日常の世界を)お楽しみ下さい。この作品はムーンライトノベルズにも掲載された作品です。
番外編「彼と私と甘い月 番外編 ーその後の二人の甘い日々ー」も別掲載しました。あわせてお楽しみください。