お見合いに代理出席したら花嫁になっちゃいました

ゆきりん(安室 雪)

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 その後は、綾美の真理亜としての行動をどうするか話し合った。部屋に篭りっ放しにすると、菊花の犯人が行動を起こせない。かと言って余り人の多い場所だと周りに迷惑がかかってしまう。

 「とりあえず、食事はホテルのレストランにしたらどうかな?移動距離は少しだし、歩く順路も決まってくるし」

 朝食バイキングは絶対に行きたいしっ。と拳を握りしめる。食べ物は楽しみたいっ!お昼には湯葉を食べたいし、夜はガッツリお肉っ!!スキヤキとか食べたいなぁ!!

 と、頭の中で食べ物妄想している間に、今日(今は夕方だから今後)と明日の予定が決められて行く。



 今から一条パパ・ママ・涼とディナーだ。食事用に着替えて、移動する。今後、部屋以外は真理亜としての言動・行動をしなければならない。

 あ~苦痛だ。

 折角、涼との『京都ラブラブ温泉旅行』だったのにな・・・。でも、真理亜さんの為だ、早く片付けたい。



 
 部屋を出て、予め決められた通路を歩く。エレベーター前には客を装った警備の人がおり、一緒のエレベーターに乗りレストラン階に向かう。レストランでも綾美達の周りは警護の人が座っている。・・・、怖い顔のオジさんが無言で食べている姿は微妙だ。

 「真理亜、涼さん。さっきは大変だったわね?怪我は無かったようだけど、大丈夫?」

 真理亜ママさんが話しかけてくる。

 「私は怖かったけど、周りの方に助けて頂いたから大丈夫ですよ?涼さんも少し離れた場所にいましたし、ね?」

 「ええ、俺ももっと近くにいれればよかったんですけどね。仕事関係の人と話してて、真理亜のそばはいなくて。でも、真理亜に怪我が無くて安心したよ」

 「ご心配をおかけしました」

 「まあ、真理亜が無事で良かったじゃないか。先に頼んでおいたからゆっくり食事をしようじゃないか」

 との一条パパの言葉に合わせ、料理が運ばれてくる。



 食事会はつつがなく進み、事件も起こらず、側から見れば中の良い家族に見えていたと思う。

 「さて、部屋に戻って真理亜の好きな紅茶でも飲まないか?」

 一条パパの言葉で綾美達の部屋に移動する事になった。

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