36 / 80
36
しおりを挟む
次の日ベッドの上で目覚めた彩音は、アヤトにゆるく抱きしめられていた。この腕の中で目が覚めるのにも何だか慣れちゃったな。
何だかとっても安心する。
思わずギュッとアヤトを抱きしめてしまった。
するとアヤトが少し身じろぐ。
あ、アヤト起こしちゃったのかな?
「ん、彩音おはよ」
「おはよう、アヤト」
アヤトの腕の中で目覚めるのには慣れたけど、この朝イチの挨拶が慣れないっ。
めちゃ、照れるっ。
「体調どお?」
寝たままの状態で顔を覗き込まれる。
「うん、多分大丈夫。迷惑かけてごめんなさい」
結局、昨日は全然歌えなかった。
予定ではスノスタバージョン、明日中に録り終わらなきゃなのに。
「大丈夫だ。彩音とならタイムリミットまで充分だ。さ、朝ごはん食べるぞ」
朝食を食べ終わり、スタジオに向かうためエレベーターで下に降りる。途中で止まり蓮が乗ってくる。
あ、昨日助けてもらったんだ。
「蓮さん、昨日はあり・・.」
「お前、自己管理位きちんとしとけ」
お礼を言ってる途中で遮られる。そして、またムカつく口調でグサリとキズを抉ぐる。ただでさえ、アヤトに申し訳なく思ってるのに。
チンッとエレベーターがスタジオの階で止まる。アヤトに促され降りる。
蓮を振り返るが、目は合わなかった。
スタジオに入り、ブースには入らずアヤトと椅子に座りながら歌を合わせていく。1日空いてしまったので復習しながら歌って感覚を戻さなきゃ。
集中して歌っていると『ぐぅ~っ』とお腹がなる。
「ぷぷっ、そうだな。昼食べに行くか。ぷぷぶっ」
2人揃って食堂に向かうとお昼真っ只中でかなりの混みである。しかもアヤトがいるのでさらに人が動かなくなってしまい、だんだん身動きがとれなくなってきた。
「彩音、移動しよう」
アヤトに引っ張られエレベーターで部屋まで戻ってくる。
「はぁ、何だか疲れた」
「だな、とりあえず食べ物頼もう」
アヤトはタブレットを持ってきて、鼻歌を歌いながらメニューを見る。
「彩音、何食べたい?」
顔を上げ聞いてくる。
「う~ん、アヤトは?」
「胃袋に入れば何でもいいかな。食堂だとAセットとかBセットとかで楽なのにな」
「私も実はそんな感じで」
歌の事で頭がいっぱいで、食べれれば何でもいい状態なのだ。
するとアヤトはスマホで電話をかけはじめる。
「颯さん?俺アヤト、何でもいいから2人分部屋までお願い」
電話を切って彩音に向かい、
「多分10分位で何か届くから」
そして数分後、届いたカレーを平らげる。デザートにはタピオカと果物の盛り合わせ。
「ふぅ、お腹いっぱい~。食べ過ぎたかも」
「そうだな、少し休憩だな」
急な食事リクエストにも答えれるように、カレーはいつもストックがあるらしく、たっぷり運ばれてきた。あまりにも美味しくガツガツ食べてしまった。
何だかとっても安心する。
思わずギュッとアヤトを抱きしめてしまった。
するとアヤトが少し身じろぐ。
あ、アヤト起こしちゃったのかな?
「ん、彩音おはよ」
「おはよう、アヤト」
アヤトの腕の中で目覚めるのには慣れたけど、この朝イチの挨拶が慣れないっ。
めちゃ、照れるっ。
「体調どお?」
寝たままの状態で顔を覗き込まれる。
「うん、多分大丈夫。迷惑かけてごめんなさい」
結局、昨日は全然歌えなかった。
予定ではスノスタバージョン、明日中に録り終わらなきゃなのに。
「大丈夫だ。彩音とならタイムリミットまで充分だ。さ、朝ごはん食べるぞ」
朝食を食べ終わり、スタジオに向かうためエレベーターで下に降りる。途中で止まり蓮が乗ってくる。
あ、昨日助けてもらったんだ。
「蓮さん、昨日はあり・・.」
「お前、自己管理位きちんとしとけ」
お礼を言ってる途中で遮られる。そして、またムカつく口調でグサリとキズを抉ぐる。ただでさえ、アヤトに申し訳なく思ってるのに。
チンッとエレベーターがスタジオの階で止まる。アヤトに促され降りる。
蓮を振り返るが、目は合わなかった。
スタジオに入り、ブースには入らずアヤトと椅子に座りながら歌を合わせていく。1日空いてしまったので復習しながら歌って感覚を戻さなきゃ。
集中して歌っていると『ぐぅ~っ』とお腹がなる。
「ぷぷっ、そうだな。昼食べに行くか。ぷぷぶっ」
2人揃って食堂に向かうとお昼真っ只中でかなりの混みである。しかもアヤトがいるのでさらに人が動かなくなってしまい、だんだん身動きがとれなくなってきた。
「彩音、移動しよう」
アヤトに引っ張られエレベーターで部屋まで戻ってくる。
「はぁ、何だか疲れた」
「だな、とりあえず食べ物頼もう」
アヤトはタブレットを持ってきて、鼻歌を歌いながらメニューを見る。
「彩音、何食べたい?」
顔を上げ聞いてくる。
「う~ん、アヤトは?」
「胃袋に入れば何でもいいかな。食堂だとAセットとかBセットとかで楽なのにな」
「私も実はそんな感じで」
歌の事で頭がいっぱいで、食べれれば何でもいい状態なのだ。
するとアヤトはスマホで電話をかけはじめる。
「颯さん?俺アヤト、何でもいいから2人分部屋までお願い」
電話を切って彩音に向かい、
「多分10分位で何か届くから」
そして数分後、届いたカレーを平らげる。デザートにはタピオカと果物の盛り合わせ。
「ふぅ、お腹いっぱい~。食べ過ぎたかも」
「そうだな、少し休憩だな」
急な食事リクエストにも答えれるように、カレーはいつもストックがあるらしく、たっぷり運ばれてきた。あまりにも美味しくガツガツ食べてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
放課後の約束と秘密 ~温もり重ねる二人の時間~
楠富 つかさ
恋愛
中学二年生の佑奈は、母子家庭で家事をこなしながら日々を過ごしていた。友達はいるが、特別に誰かと深く関わることはなく、学校と家を行き来するだけの平凡な毎日。そんな佑奈に、同じクラスの大波多佳子が積極的に距離を縮めてくる。
佳子は華やかで、成績も良く、家は裕福。けれど両親は海外赴任中で、一人暮らしをしている。人懐っこい笑顔の裏で、彼女が抱えているのは、誰にも言えない「寂しさ」だった。
「ねぇ、明日から私の部屋で勉強しない?」
放課後、二人は図書室ではなく、佳子の部屋で過ごすようになる。最初は勉強のためだったはずが、いつの間にか、それはただ一緒にいる時間になり、互いにとってかけがえのないものになっていく。
――けれど、佑奈は思う。
「私なんかが、佳子ちゃんの隣にいていいの?」
特別になりたい。でも、特別になるのが怖い。
放課後、少しずつ距離を縮める二人の、静かであたたかな日々の物語。
4/6以降、8/31の完結まで毎週日曜日更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる