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ガーンッとショックを受けながら彩音はスタジオを出ようとする。
「彩音、大丈夫か?」
「・・・、何か私キス運無いかも。拓哉には無理やりだし、次は酔っ払いだし、その次はムカつく蓮さんだし!」
もうっ!と今度こそ部屋を出ようとすると、扉を閉められ彩音の左右にアヤトが腕をドンっと付く。壁ドン囲われバージョン!?
「イヤなら断ればいい。でも、俺は今逃すつもりはない」
そう言ってアヤトは彩音の頤を掴み唇を寄せる。触れるまであとちょっと、という所でアヤトは一瞬止まり、ふっと笑ったがそのまま唇を合わせる。
!?
何で何でっ!?
今、酔ってないよね!?
パニックしている彩音を他所に、唇を離すとまた角度を変えてキスする。啄ばむように、チュッ・チュッとキスしながら彩音の頭をアヤトは両手で撫でまわす。しばらくすると片手は顔に、もう片腕は彩音の腰にまわしてくる。
彩音は腰砕け状態で立っていられなくなるが、アヤトが腰に腕をまわして支えてくれているので、何とか立っていられる。フワフワと浮いている気分だ。
アヤトの唇柔らかくて気持ちいい・・・。と彩音は考える事を放棄した。
「彩音、大丈夫か?」
「・・・、何か私キス運無いかも。拓哉には無理やりだし、次は酔っ払いだし、その次はムカつく蓮さんだし!」
もうっ!と今度こそ部屋を出ようとすると、扉を閉められ彩音の左右にアヤトが腕をドンっと付く。壁ドン囲われバージョン!?
「イヤなら断ればいい。でも、俺は今逃すつもりはない」
そう言ってアヤトは彩音の頤を掴み唇を寄せる。触れるまであとちょっと、という所でアヤトは一瞬止まり、ふっと笑ったがそのまま唇を合わせる。
!?
何で何でっ!?
今、酔ってないよね!?
パニックしている彩音を他所に、唇を離すとまた角度を変えてキスする。啄ばむように、チュッ・チュッとキスしながら彩音の頭をアヤトは両手で撫でまわす。しばらくすると片手は顔に、もう片腕は彩音の腰にまわしてくる。
彩音は腰砕け状態で立っていられなくなるが、アヤトが腰に腕をまわして支えてくれているので、何とか立っていられる。フワフワと浮いている気分だ。
アヤトの唇柔らかくて気持ちいい・・・。と彩音は考える事を放棄した。
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