3 / 64
2
『ゴンゴンゴンッ』
アパートの扉が凄い勢いで叩かれる。
ドラマで見る借金取りの様だ。
美礼は勿論、借金なんてしてないし、夜20時という時間に遊びに来る友達も彼もいない。
とりあえず、怖いから無視する。するとまた、勢いよく扉を叩かれる。
うっ、これは出ないと近所迷惑だよね。
「はい・・・」
そっと、扉を少しだけ開けると、グイッと目1杯開けられる。余りの勢いで、ドアノブを持ったままだった美礼はバランスを崩し、廊下に飛び出てしまう。その美礼を外にいた人が抱きしめて支える。
「きゃっ!すみませんっ!!」
慌てて美礼は離れようとするが、ぎゅっと抱きしめてくる。
「あ、あの?」
美礼は顔を上げるが、美礼を抱きしめている男は長身らしく顔が見えない。
「あ~、秀!抜け駆けだぞっ」
もう1人いるようだ。
美礼は、声がした方を見る。その人も長身で、まるでモデルみたいにすっとした体型の美少年をそのまま大人にした感じだ。
「霧野 美礼、根室物産社長秘書採用につき、引っ越しだ」
美礼を抱きしめた男がそう言うと、引っ越し業者の作業着を来た人達が数人、部屋の中に入っていきダンボールにドンドン詰めていく。
「あっ、あの!?私、御社に派遣で総務課の面接は受けましたが、社長秘書なんて応募してませんし、出来ませんっ!」
力一杯否定するが、聞いてもらえず、あっと言う前に部屋が空になる。
「もう、決まった事だ。行くぞ」
その場を動けず、呆然としている美礼をさっきまで抱きしめていた男が、何を思ったのか、美礼を姫抱きして歩き出す。
「あのっ、降ろして下さいっ。何ですか、これっ?」
ジタバタするが降ろして貰えず、車に乗せられてしまう。暴れながら男の顔を見る。少しワイルドな野性味があり、抱きしめられた感じ、かなり筋肉が付いていた。
「ホントに私、多分人違いです。秘書なんて応募してませんっ」
美礼の方をワイルドイケメンはチラリと見て溜息を吐く。
「新しく秘書を追加する予定だったんだ。面接に来たからには仕事を探してるんだろ?良かったな決まって」
「は?でも、私、秘書なんて、したこと無いです」
無理無理っ。
「大丈夫だ、やれ」
高圧的に言われる。
「何でも経験だ」
「大丈夫だよ、美礼ちゃん。社長秘書は1人だけじゃなくて、俺もだから。一緒にがんばろうね?」
にっこり微笑みながら、ワイルドイケメンとは逆側に座っているイケメンに言われ、思わず『はい』と答えてしまった。
車は高層マンションのエントランスに停まり、3人は車から降り、ある一室に連れて行かれる。室内にはバーハンガーにスーツがいくつかかけられてある。
ソファにワイルドイケメンが座り、イケメンに服を脱がされかける。
「なっ、何するんですかっ」
美礼は脱がされないように、自分を抱きしめる様にする。
「美礼ちゃん、仕事用の服選ぶんだよ?秘書だからね。服装は大事だよ?」
「だからって、何するんですかっ」
「え~?何って、着替えるの手伝ってあげるんだよ?ほら、手を退けて?」
思わず手を退けそうになるが、ダメだ。
「退けませんって!」
「雷、早くすませろ」
ソファに座ったままのワイルドイケメンが言うと
「ごめんね~」
とイケメンが言い、美礼の服をササッと脱がしてしまったのだ。しかも、全裸だ。
アパートの扉が凄い勢いで叩かれる。
ドラマで見る借金取りの様だ。
美礼は勿論、借金なんてしてないし、夜20時という時間に遊びに来る友達も彼もいない。
とりあえず、怖いから無視する。するとまた、勢いよく扉を叩かれる。
うっ、これは出ないと近所迷惑だよね。
「はい・・・」
そっと、扉を少しだけ開けると、グイッと目1杯開けられる。余りの勢いで、ドアノブを持ったままだった美礼はバランスを崩し、廊下に飛び出てしまう。その美礼を外にいた人が抱きしめて支える。
「きゃっ!すみませんっ!!」
慌てて美礼は離れようとするが、ぎゅっと抱きしめてくる。
「あ、あの?」
美礼は顔を上げるが、美礼を抱きしめている男は長身らしく顔が見えない。
「あ~、秀!抜け駆けだぞっ」
もう1人いるようだ。
美礼は、声がした方を見る。その人も長身で、まるでモデルみたいにすっとした体型の美少年をそのまま大人にした感じだ。
「霧野 美礼、根室物産社長秘書採用につき、引っ越しだ」
美礼を抱きしめた男がそう言うと、引っ越し業者の作業着を来た人達が数人、部屋の中に入っていきダンボールにドンドン詰めていく。
「あっ、あの!?私、御社に派遣で総務課の面接は受けましたが、社長秘書なんて応募してませんし、出来ませんっ!」
力一杯否定するが、聞いてもらえず、あっと言う前に部屋が空になる。
「もう、決まった事だ。行くぞ」
その場を動けず、呆然としている美礼をさっきまで抱きしめていた男が、何を思ったのか、美礼を姫抱きして歩き出す。
「あのっ、降ろして下さいっ。何ですか、これっ?」
ジタバタするが降ろして貰えず、車に乗せられてしまう。暴れながら男の顔を見る。少しワイルドな野性味があり、抱きしめられた感じ、かなり筋肉が付いていた。
「ホントに私、多分人違いです。秘書なんて応募してませんっ」
美礼の方をワイルドイケメンはチラリと見て溜息を吐く。
「新しく秘書を追加する予定だったんだ。面接に来たからには仕事を探してるんだろ?良かったな決まって」
「は?でも、私、秘書なんて、したこと無いです」
無理無理っ。
「大丈夫だ、やれ」
高圧的に言われる。
「何でも経験だ」
「大丈夫だよ、美礼ちゃん。社長秘書は1人だけじゃなくて、俺もだから。一緒にがんばろうね?」
にっこり微笑みながら、ワイルドイケメンとは逆側に座っているイケメンに言われ、思わず『はい』と答えてしまった。
車は高層マンションのエントランスに停まり、3人は車から降り、ある一室に連れて行かれる。室内にはバーハンガーにスーツがいくつかかけられてある。
ソファにワイルドイケメンが座り、イケメンに服を脱がされかける。
「なっ、何するんですかっ」
美礼は脱がされないように、自分を抱きしめる様にする。
「美礼ちゃん、仕事用の服選ぶんだよ?秘書だからね。服装は大事だよ?」
「だからって、何するんですかっ」
「え~?何って、着替えるの手伝ってあげるんだよ?ほら、手を退けて?」
思わず手を退けそうになるが、ダメだ。
「退けませんって!」
「雷、早くすませろ」
ソファに座ったままのワイルドイケメンが言うと
「ごめんね~」
とイケメンが言い、美礼の服をササッと脱がしてしまったのだ。しかも、全裸だ。
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。