1 / 1
断罪シーンからごめんあそばせ。
ここはランディス王国王立魔法学園貴族の令息令嬢が集う学園の卒業パーティ、国王陛下・王妃陛下、令息令嬢のご家族が御座すそのさなか私レノア・マクラーレンは婚約者であるランディス王国が第二王子であるクレイマン様から断罪を受けている真っ最中でございます。
「聞いているのか、レノア・マクラーレン公爵令嬢!」
「聞いておりますが身に覚えのない事ばかりでございます。」
激オコのクレイマン様が更に声をあらがえます。
「身に覚えが無いだと!ここいる私の愛するミミアの私物を隠し教科書を破り捨てる。泥水を浴びせさせ、嫉妬に狂った揚げ句ミミアを階段から突き落とす始末だ。この傲慢令嬢が!」
クレイマン様はミミアの肩を抱き叫んでいる。
「はぁ~?それを私がやったと思いで。」
私が公爵令嬢らしかぬ気の抜けた返事をするので苛立っておいでですが知りません。
「そうだ!嫉妬に狂ったお前が行った事だ、証拠は揃っているんだぞ!」
「はぁ~、嫉妬でございますか?」嫉妬ってなぜ私がミミアとか言う女に嫉妬ですってふざけやがって!
「そうだ私がミミアを愛するゆえに嫉妬して・・・・。」私はその言葉にムカついて絶対零度の視線を向けるとクレイマン王子は怯んだ。
「では、その証拠とやらをお聞きかせ下さいませ。」
それは嬉しそうにクレイマン様は意気揚々と話されました。
「ミミアの私物を机から持ち出し、ゴミ捨て場にビリビリに破いて廃しているところを目撃者がいる。逸れも複数回行われている。教科書やノート、文具それも破棄してい所を目撃者がいる。」
「その目撃者はどなたでしょうか?この場に示して下さい。」
「何故お前に教えなければならんのだ!」
こいつバカなのかしら、こんな奴が一国王子だなんて情けない。
「目撃者の証言と私の行動が一致しているのかの再確認の為ですわ。」
そう、再度確認をさせて、逆にあなた方を断罪するのは私よ。
「勿論良かろう、目撃証言者前にでろ!」
そう言われても誰一人として王子の前に出てこない。
「どうなされたのでしょう、目撃者がご不在のようですが。」
「どうなっている、ミミア証言者は何処だ。」
「グランド男爵令息、貴方が承認ですわよね。」
「そうだった、グランド男爵令息前へ。」
グランド男爵令息は尻込みしていた。
「早く、証言しろ!」クレイマン様は苛立っておいでですわ。
グランド男爵令息はクレイマンの側近にぴっぱられるように前に出た。
「お前が見たのだな、ミミアの私物をレノア・マクラーレン公爵令嬢が破り捨てる様をーーー。」
グランド男爵令息はぶるぶると震えるながら「
ーーーほっ、ほほーーー本を破り捨てさる、ぅううーーー後ろ姿を見ただけでーーーレノア・マクラーレン公爵令嬢だったのかはーーーあのーーーっわ、分かりません。」
「顔を見ていないだと!では後ろ姿はどうであった!」
「はい、背の高いプラチナブロンドの髪の女生徒でした。」
はぁ~曖昧ですわね、そんな人複数いるではありませんか。
「背の高さはどの程度だったか。」
「ーーーはぁ~多分、レノア・マクラーレン公爵令嬢位だったと思われます。」
「ほぉ~、レノア・マクラーレン公爵令嬢と似た背丈か。」
どうだと言わんばかりにクレイマン様は意地の悪い顔をしています。
「この様に証言しているが、レノア・マクラーレン公爵令嬢お前じゃないのか。」
「はぁ~、何度も申し上げいますが私ではありません。」
「何故そう言い切れる。」
「では、グランド男爵令息にお聞きしますが、時刻は何時でしたでしょうか?」
「時間ですか?夕刻です確か17時過ぎ頃でしょうか。下校の鐘が鳴っている頃でした。」
「そうですか、では念の為見た日にちを教えて頂けますでしょうか。」
「ーーーえぇっと確か先月の23日でした。」
「グランド男爵令息教えて頂きありがとうございました。」
「それで何が分かったと言うのだ!」
ふっふっーーーお馬鹿過ぎますわね、クレイマン様は。
「そうですか、グランド男爵令息は見てしまわれたのですね。」
クレイマン様もミミアも勝ち誇った顔をしています。
「やはりお前の仕業だったのか、レノア・マクラーレン公爵令嬢。」クレイマン様は高笑いをしています。
ミミアも嬉しそうにクレイマン様にしがみついていた。
「そう、グランド男爵令息は誰を見ていたのでしょうね。」
私はにっこりと微笑んだ。
だって無理なんですもの!
「だって私その日その時刻王子妃に王城におりましたもの。」
王妃様は自分の息子の醜態に苦虫をかみつぶしたような顔をされています。
国王陛下も愕然とされています。
まさかご自身の息子が学園の卒業パーティーでこんな断罪を行うとは思ってもいなかったでしょうに。
お可愛そうな両陛下でございます。
「そんな馬鹿な!お前の他にいるはずがない!お前がやったんだ!私の愛するミミアに嫌がらせをしたんだ!」
あ~ぁ言っちゃましたよ、婚約者の私の前で「私の愛するミミア」だなんて浮気したの王子じゃん、一番駄目なやつでしょう。
「証拠は王子妃教育の先生であるチャタレイ夫人でございますわ、私が馬車に乗り込むまで見送って頂きましたもの、その頃丁度その時刻でございましたわ。チャタレイ夫人にご確認くださいませ。」
「噓だ!お前がやったんだ!」
「そうよ!あんたが全部やったのよ!王子の婚約者が虐めなんてこんな奴が王子妃なんてよクソ女!」
「もうよい、大切な記念卒業パーティーでこんな断罪を行ったランディス王国第二王子クレイマンを拘束し捕らえろ。同じ男爵令嬢ミミアも同じとする。グランド男爵令息はには事情を確認する同じく連れて行け。」
「どうしてです、父上。私は悪くはありません。当然の事をーーー。」
「黙れ!お前の悪行をよく考えろ!婚約者が居ながらにして浮気相手を愛する女だと!成ってはならん事だ!不貞を犯したのはお前だクレイマン!お前を廃嫡とする、よく考えろ。」
クレイマン様とミミアは暴言を吐きながら近衛騎士に拘束されながらこの場を後にし、グランド男爵令息も大人しく従っていた。
「レノア嬢、我が愚息が申し訳無かった。」と頭を下げられた。
「レノア後ほど沙汰を述べる、今日の事は本当に申し訳無かった。」
「陛下家臣に頭を下げてはなりません。そのお気持ちで私はの心は少し楽になりました。」
「あい分かった。」
「皆の物、今日は記念すべき皆の門出だ卒業パーティーを楽しんで欲しい。」そう言い陛下と王妃は席を外すした。
しんっと沈まるホールに
「さぁ皆様、折角の学生最後の卒業パーティーですもの陛下のご厚意に甘えましょうか。先ずはダンスをーーー」それを合図にダンスの曲が流れた。
疲れた、断罪を免れたけど婚約解消になって私は
「傷物令嬢なのかしらーーー。」ぼそっと呟いた。
「いいえ、貴女ほどの方これから山のように釣書が届く筈ですよ。手始めに私とダンスでも如何でしょうか。」
そう私に手を差し伸べる男性を見上げる。
「貴方はーーーランディウス・フォン・ガレット公爵令息」
「ーーーはい、そうです。嬉しいです貴女に覚えて頂きとても幸せです。是非私と一曲踊って頂けないでしょうか。」ランディウス様は優しく微笑んだ。
私は少し迷ったーーー
ランディウス様ーーー、ガレット公爵の次男。学生時代も立たない事をなさらない控えめな方だったーーーまさかこんな私に声を掛けて下さるなんて。
「はい、喜んで。ガレット公爵令息。」
「どうぞ、ランディウスとーーー。」
「では、私の事はレノアとお呼び下さい。」
「ありがとう、レノア。お手をどうぞ。」
ランディウス様は嬉しそうに微笑まれた。なんて優しい笑みーーー癒されるわ。
「では参りましょうか、ランディウス様」私はそっとランディウス様の手を取った。
ーFinー
「聞いているのか、レノア・マクラーレン公爵令嬢!」
「聞いておりますが身に覚えのない事ばかりでございます。」
激オコのクレイマン様が更に声をあらがえます。
「身に覚えが無いだと!ここいる私の愛するミミアの私物を隠し教科書を破り捨てる。泥水を浴びせさせ、嫉妬に狂った揚げ句ミミアを階段から突き落とす始末だ。この傲慢令嬢が!」
クレイマン様はミミアの肩を抱き叫んでいる。
「はぁ~?それを私がやったと思いで。」
私が公爵令嬢らしかぬ気の抜けた返事をするので苛立っておいでですが知りません。
「そうだ!嫉妬に狂ったお前が行った事だ、証拠は揃っているんだぞ!」
「はぁ~、嫉妬でございますか?」嫉妬ってなぜ私がミミアとか言う女に嫉妬ですってふざけやがって!
「そうだ私がミミアを愛するゆえに嫉妬して・・・・。」私はその言葉にムカついて絶対零度の視線を向けるとクレイマン王子は怯んだ。
「では、その証拠とやらをお聞きかせ下さいませ。」
それは嬉しそうにクレイマン様は意気揚々と話されました。
「ミミアの私物を机から持ち出し、ゴミ捨て場にビリビリに破いて廃しているところを目撃者がいる。逸れも複数回行われている。教科書やノート、文具それも破棄してい所を目撃者がいる。」
「その目撃者はどなたでしょうか?この場に示して下さい。」
「何故お前に教えなければならんのだ!」
こいつバカなのかしら、こんな奴が一国王子だなんて情けない。
「目撃者の証言と私の行動が一致しているのかの再確認の為ですわ。」
そう、再度確認をさせて、逆にあなた方を断罪するのは私よ。
「勿論良かろう、目撃証言者前にでろ!」
そう言われても誰一人として王子の前に出てこない。
「どうなされたのでしょう、目撃者がご不在のようですが。」
「どうなっている、ミミア証言者は何処だ。」
「グランド男爵令息、貴方が承認ですわよね。」
「そうだった、グランド男爵令息前へ。」
グランド男爵令息は尻込みしていた。
「早く、証言しろ!」クレイマン様は苛立っておいでですわ。
グランド男爵令息はクレイマンの側近にぴっぱられるように前に出た。
「お前が見たのだな、ミミアの私物をレノア・マクラーレン公爵令嬢が破り捨てる様をーーー。」
グランド男爵令息はぶるぶると震えるながら「
ーーーほっ、ほほーーー本を破り捨てさる、ぅううーーー後ろ姿を見ただけでーーーレノア・マクラーレン公爵令嬢だったのかはーーーあのーーーっわ、分かりません。」
「顔を見ていないだと!では後ろ姿はどうであった!」
「はい、背の高いプラチナブロンドの髪の女生徒でした。」
はぁ~曖昧ですわね、そんな人複数いるではありませんか。
「背の高さはどの程度だったか。」
「ーーーはぁ~多分、レノア・マクラーレン公爵令嬢位だったと思われます。」
「ほぉ~、レノア・マクラーレン公爵令嬢と似た背丈か。」
どうだと言わんばかりにクレイマン様は意地の悪い顔をしています。
「この様に証言しているが、レノア・マクラーレン公爵令嬢お前じゃないのか。」
「はぁ~、何度も申し上げいますが私ではありません。」
「何故そう言い切れる。」
「では、グランド男爵令息にお聞きしますが、時刻は何時でしたでしょうか?」
「時間ですか?夕刻です確か17時過ぎ頃でしょうか。下校の鐘が鳴っている頃でした。」
「そうですか、では念の為見た日にちを教えて頂けますでしょうか。」
「ーーーえぇっと確か先月の23日でした。」
「グランド男爵令息教えて頂きありがとうございました。」
「それで何が分かったと言うのだ!」
ふっふっーーーお馬鹿過ぎますわね、クレイマン様は。
「そうですか、グランド男爵令息は見てしまわれたのですね。」
クレイマン様もミミアも勝ち誇った顔をしています。
「やはりお前の仕業だったのか、レノア・マクラーレン公爵令嬢。」クレイマン様は高笑いをしています。
ミミアも嬉しそうにクレイマン様にしがみついていた。
「そう、グランド男爵令息は誰を見ていたのでしょうね。」
私はにっこりと微笑んだ。
だって無理なんですもの!
「だって私その日その時刻王子妃に王城におりましたもの。」
王妃様は自分の息子の醜態に苦虫をかみつぶしたような顔をされています。
国王陛下も愕然とされています。
まさかご自身の息子が学園の卒業パーティーでこんな断罪を行うとは思ってもいなかったでしょうに。
お可愛そうな両陛下でございます。
「そんな馬鹿な!お前の他にいるはずがない!お前がやったんだ!私の愛するミミアに嫌がらせをしたんだ!」
あ~ぁ言っちゃましたよ、婚約者の私の前で「私の愛するミミア」だなんて浮気したの王子じゃん、一番駄目なやつでしょう。
「証拠は王子妃教育の先生であるチャタレイ夫人でございますわ、私が馬車に乗り込むまで見送って頂きましたもの、その頃丁度その時刻でございましたわ。チャタレイ夫人にご確認くださいませ。」
「噓だ!お前がやったんだ!」
「そうよ!あんたが全部やったのよ!王子の婚約者が虐めなんてこんな奴が王子妃なんてよクソ女!」
「もうよい、大切な記念卒業パーティーでこんな断罪を行ったランディス王国第二王子クレイマンを拘束し捕らえろ。同じ男爵令嬢ミミアも同じとする。グランド男爵令息はには事情を確認する同じく連れて行け。」
「どうしてです、父上。私は悪くはありません。当然の事をーーー。」
「黙れ!お前の悪行をよく考えろ!婚約者が居ながらにして浮気相手を愛する女だと!成ってはならん事だ!不貞を犯したのはお前だクレイマン!お前を廃嫡とする、よく考えろ。」
クレイマン様とミミアは暴言を吐きながら近衛騎士に拘束されながらこの場を後にし、グランド男爵令息も大人しく従っていた。
「レノア嬢、我が愚息が申し訳無かった。」と頭を下げられた。
「レノア後ほど沙汰を述べる、今日の事は本当に申し訳無かった。」
「陛下家臣に頭を下げてはなりません。そのお気持ちで私はの心は少し楽になりました。」
「あい分かった。」
「皆の物、今日は記念すべき皆の門出だ卒業パーティーを楽しんで欲しい。」そう言い陛下と王妃は席を外すした。
しんっと沈まるホールに
「さぁ皆様、折角の学生最後の卒業パーティーですもの陛下のご厚意に甘えましょうか。先ずはダンスをーーー」それを合図にダンスの曲が流れた。
疲れた、断罪を免れたけど婚約解消になって私は
「傷物令嬢なのかしらーーー。」ぼそっと呟いた。
「いいえ、貴女ほどの方これから山のように釣書が届く筈ですよ。手始めに私とダンスでも如何でしょうか。」
そう私に手を差し伸べる男性を見上げる。
「貴方はーーーランディウス・フォン・ガレット公爵令息」
「ーーーはい、そうです。嬉しいです貴女に覚えて頂きとても幸せです。是非私と一曲踊って頂けないでしょうか。」ランディウス様は優しく微笑んだ。
私は少し迷ったーーー
ランディウス様ーーー、ガレット公爵の次男。学生時代も立たない事をなさらない控えめな方だったーーーまさかこんな私に声を掛けて下さるなんて。
「はい、喜んで。ガレット公爵令息。」
「どうぞ、ランディウスとーーー。」
「では、私の事はレノアとお呼び下さい。」
「ありがとう、レノア。お手をどうぞ。」
ランディウス様は嬉しそうに微笑まれた。なんて優しい笑みーーー癒されるわ。
「では参りましょうか、ランディウス様」私はそっとランディウス様の手を取った。
ーFinー
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ゲームの外側
希臘楽園
ファンタジー
乙女ゲームに転生した義妹、公爵家に乗り込んで王太子を狙う完璧な計画。でもゲームの知識で見落としていたのは、モブのはずの使用人と奉公娘たちが、ちゃんと生きて生活していることだった。AIに書かせてみた第6弾。今回はゲームの盲点を突いた意欲作。
悪役令嬢として断罪? 残念、全員が私を庇うので処刑されませんでした
ゆっこ
恋愛
豪奢な大広間の中心で、私はただひとり立たされていた。
玉座の上には婚約者である王太子・レオンハルト殿下。その隣には、涙を浮かべながら震えている聖女――いえ、平民出身の婚約者候補、ミリア嬢。
そして取り巻くように並ぶ廷臣や貴族たちの視線は、一斉に私へと向けられていた。
そう、これは断罪劇。
「アリシア・フォン・ヴァレンシュタイン! お前は聖女ミリアを虐げ、幾度も侮辱し、王宮の秩序を乱した。その罪により、婚約破棄を宣告し、さらには……」
殿下が声を張り上げた。
「――処刑とする!」
広間がざわめいた。
けれど私は、ただ静かに微笑んだ。
(あぁ……やっぱり、来たわね。この展開)
逆ハーレムエンド? 現実を見て下さいませ
朝霞 花純@電子書籍発売中
恋愛
エリザベート・ラガルド公爵令嬢は溜息を吐く。
理由はとある男爵令嬢による逆ハーレム。
逆ハーレムのメンバーは彼女の婚約者のアレックス王太子殿下とその側近一同だ。
エリザベートは男爵令嬢に注意する為に逆ハーレムの元へ向かう。
悪役令嬢に相応しいエンディング
無色
恋愛
月の光のように美しく気高い、公爵令嬢ルナティア=ミューラー。
ある日彼女は卒業パーティーで、王子アイベックに国外追放を告げられる。
さらには平民上がりの令嬢ナージャと婚約を宣言した。
ナージャはルナティアの悪い評判をアイベックに吹聴し、彼女を貶めたのだ。
だが彼らは愚かにも知らなかった。
ルナティアには、ミューラー家には、貴族の令嬢たちしか知らない裏の顔があるということを。
そして、待ち受けるエンディングを。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
死にたくないので、今世は「悪女」の看板を下ろして「聖女」の利権を奪い尽くします
あめとおと
恋愛
「死に様なら、もう八通りも見てきたわ」
公爵令嬢レオノーラは、義妹ミアを「聖女」として引き立てるための「悪役」として、九回の人生をループしてきた。
どれほど善人に振る舞おうと、どれほど婚約者の王太子に縋ろうと、最後は常に処刑台か追放。
すべては、周囲の好感度を強制的に書き換えるミアの「偽りの奇跡」のせいだった。
十度目の十六歳。
累計八十年の人生を経験し、精神年齢も魔導知識も「枯れた」域に達したレオノーラは、ついに決意する。
「いい子を演じるのは、もう飽きたわ。今世は悪役令嬢らしく、あなたの『幸運』をすべて奪い尽くしてあげる」
ミアが手に入れるはずだった【癒やしの聖杯】を先回りして献上し、
ミアの信奉者になるはずだった【最強の騎士団長】を魔導の力で救済して味方につけ、
王太子との「思い出の場所」を物理的に整地してバラ園に変える。
「あら、殿下。ゴミ(思い出)を片付けて何が悪いのかしら?」
冷徹に、そして優雅に「ざまぁ」を完遂していくレオノーラ。
そんな彼女の前に、前世では「死神」と恐れられた隣国の皇帝ギルバートが現れる。
彼は、聖女の補正が効かない唯一の男。そして、誰よりも重すぎる独占欲を抱えた男だった――。
「君は世界を奪え。私は、そんな君を奪うとしよう」
これは、九回殺された悪役令嬢が、十回目で「真の幸福」と「最強の地位」を力ずくでもぎ取る、逆転無双の物語。
【全10話+後日談 完結まで投稿済 最終投稿は3/27】
婚約破棄からの断罪カウンター
F.conoe
ファンタジー
冤罪押しつけられたから、それなら、と実現してあげた悪役令嬢。
理論ではなく力押しのカウンター攻撃
効果は抜群か…?
(すでに違う婚約破棄ものも投稿していますが、はじめてなんとか書き上げた婚約破棄ものです)
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。