私の婚約者は、私を愛してはいませんでした。

三色団子

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私の婚約者はーーークソ野郎でした。

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私、マリベル・ローベンスはローベンス伯爵の息女と生まれた。

ローベンス領の隣にヴァレス伯爵領があり両領主のお父様達は幼なじみで大の親友なのです。
そう言った経緯から、私と同じ歳のヴァレス伯爵家の次男フリスと幼い頃から遊んでいた。

フリスはさらさらの金の髪に新緑の緑を集めたエメラルドグリーンの瞳の綺麗な優しい男の子で私は直ぐにフリスを大好きになった。
そんな綺麗男の子とは違い私はふわふわとした赤毛で瞳は藤色で鼻や頬の上にそばかすが散って余りパッとしない容姿だった。他の少女達より体は小さめでよく男の子に「そばかす」「そばかす」「ちびっ子」と虐められていたがほぼ毎日あっていたフリスが私を守ってくれていた。

「マリベル大丈夫、僕が守るから大丈夫だよ。」

そう言ってフリスは私を守ってくれていた。

「ありがとうフリス、私を守ってくれて。」

私はどんどんフリスを大好きになっていった。

そんな時お父様達から私達の婚約話が上がった。

「どうだろう、二人共ヴァレス家とローベンス家の仲を深める為にフリス君とマリベルを婚約させようと考えているんだ。」両家の両親はとても喜んで合意し、私達二人は婚約者となった。

私はとても嬉しくて喜んだがフリスの気持ちはその頃は考えていなかった。


そうして月日がたって私達は十五歳になっていた。

私は自信もなく容姿の事もありとても弱気な令嬢として育ってしまったが、フリスは成長するに連れて背は高くなり綺麗な顔はそのままに騎士を目指して剣術に研きを掛け鍛錬に余念が無かったそのお陰か肢体の容姿も素敵な令息に育ち令嬢達や夫人まで恋心を寄せたれていた。

そんなフリスを見ていると「こんな私が婚約者だなんてーーー。」更に私は自信を失っていた。

そんな時ダリス子爵令嬢からお茶会のお誘いを頂いた。

ヴィヴィアン・ダリス子爵令嬢かーーー活発で何だか令嬢らしかぬ人だと噂で聞いていた。

「どうしましょう、ダリス子爵令嬢からお茶会のお誘いを頂いたの。」とお母様に相談してみた。

「よかったじゃない、行ってみたらどうかしら。ミリアちゃんにもお誘いが無かったか聞いてみたらどうかしら。」

「そうね、ミリアにも聞いてみるわ。」

ミリアはリーズリー子爵家の次女で十歳の時初めてのお茶会で

知り合った、心優しい女の子で私と話しのあう数少ない友人だ。

「ミリアにお手紙を書いて一緒に参加出来るか聞いてみましょ。」

マリベルへ
お手紙ありがとう、久しぶりですね。
私もダリス子爵令嬢からお茶会のお誘いを受けています、私もマリベルが一緒に参加してくれれば心強いです。それではお茶会の日にお会いいたしましょうね。

            ミリア・リーズリー

「お母様、ミリアも参加するのですって。よかったわ。お母様一緒にドレスを選んで下さる。」    

「ええ、勿論よ。新しいドレスを新調しましょうか。貴方に似合う菫色のシフォンのドレスなんてどうかしら。」

「ありがとうお母様、お願い致します。」

「菫色のドレスに似合うアクセサリーはお母様のを貸してあげるわね。」

私は嬉しくてお母様に抱きついた。

「あらあら、甘えん坊さんね。」と優しく抱きしめてくれた。

そしてお茶会当日ーーー

「ようこそいらっしゃいました、マリベル伯爵令嬢、ミリア子爵令嬢。」

ヴィヴィアン・ダリス子爵令嬢はお昼間のお茶会らしかぬドレスで迎え入れてくれた。

夜会のような肩を出し胸元を強調した奇抜なドレスだった。

「お招きありがとうございます、ヴィヴィアン子爵令嬢。」私達は淑女の礼をした。

「今日はね素敵なゲストをお迎えしているの、楽しみにしていてね。」

暫く私達は令嬢達と今流行のドレスや小説誰が誰を好きなのだのかを情報交換していた。

そんな時

「皆様、素敵なゲストがご到着されましたわ。」とヴィヴィアンの声が響いた。

素敵なゲストその声に令嬢達は目を輝かせた。

こんな子爵邸に現れ筈のない人物ーーー

この国ターミニア王国第一王子アデライト・ターミニア王子殿下でその後ろに私の婚約者フリスがいた。

フリスからここに来る事は聞いていなかった。私はちゃんとダリス子爵令嬢のお茶会に参加すると伝えたのにーーー。

令嬢達は二人の登場に歓喜の声を上げていた。

私はみんな手違い、ここ来る事を知らされていなかった事をショックを受けていた。

令嬢達は我早く自分をアピールしようとアデライト王子殿下の回りに集まっていた。フリスも同様だった。

ヴィヴィアンは自慢のように王子殿下とフリスの間にいた。まるで自分がヒロインのように。

フリスは私の存在に気づかないーーー探そうともしないーーー私、フリスの婚約者なのにーーー。
ヴィヴィアンは親しげにフリスに話しかけ顔を近づけていた。

フリス私にはそんな顔見せないのにーーー婚約が決まった頃からーーーそして成人してからもほぼ悪い達の逢瀬は減っていた。なのにーーー何故。

もしかしたらわざとヴィヴィアンが私をお茶会に招待したのーーー。

私は目眩が起こりーーーくらりとしたーーー

「きゃーーーぁ、マリベル!」私はその場に倒れてしまった。





私は頭痛と共に目が覚めた。

ここは何処だろう?ーーー私は見知らぬ部屋に寝かされいた、ローベンス伯爵家でもヴァレス伯爵家でも無いと言う事はダリス子爵邸であると思われた。こんな所に長いは無用よ。

私は、起き上がって様子を伺うが誰もいなかった。

部屋を出て廊下にも出ても姿が無くーーーそっと廊下を歩いてみた。知らない場所を歩くのは怖かったが、私は勇気を出して侍女を探した。

「ーーー何かしら?人の声がするわ?」小さめの声が扉から聞こえてきた。

「誰かいるのかしら?そうかも知れないわね。早く確認しないとーーー。」と声のする扉へと歩いた。

「あら、扉が少しく空いているわーーー」不思議に思ったが近寄って見るとーーーーーー。

そこにはヴィヴィアンとフリスがいた。

二人は二人掛けのソファに座りーーーーーーいえ、フリスの膝の上にヴィヴィアンが跨ぐように座り激しくキスをしていた。
よく見るとヴィヴィアンのドレスは上半身はだけスカートはまくり上がっている、形の良い豊満な胸が揺れフリスはその豊満な胸に顔を埋めてピンク色の尖った乳首をむしゃぶりついて勢いよく腰を振っていた。

私は唖然としてしまった。

確かに、ヴィヴィアンとフリスも噂は私の耳にも聞こえてきていたまさかダリス子爵邸でしかも私がそばでも眠っている言うのにーーーーーーなんて事なの!

そう、私にチャンスがやって来た。

動揺しては駄目よ、ちゃんと遣りきるのよマリベル!震える肢体に叱咤してーーーーーー。

私は今期を待っていたーーーーーー

ダリス子爵邸の侍女の姿を横目に私は大きく息を吸い大きく叫んだ!

「きゃぁーーーーーーぁぁぁぁぁーーー」全身全霊で叫んだ「嫌ぁぁぁぁっーーーぁぁぁーーー」
私はその場にしゃがみ込み大きく泣き喚いた。

侍女は何事かと慌てて私の元にやって来た。

「如何しましたか、ローベンス伯爵令嬢ーーー」

私は震える腕を上げて二人を指さした。その方向にはあられも無い二人の姿があった。

侍女もびっくりしたのか悲鳴を上げていた。

その異常な悲鳴を聞きつけダリス子爵邸の騎士や侍従がやって来た。

「何事ですか!ご令嬢大丈夫ですか!」騎士は泣きじゃくる私を優しく抱きとめてくれた。

「フリスがヴィヴィアン様がーーー」

異様な後継にフリスもヴィヴィアンも露わなままこちらを見ていた。

「マリベルーーーーーー。」

フリスは青ざめてヴィヴィアンを離そうとしたがヴィヴィアンの中にいたフリスは屹立を抜くことが出来なかった。
ヴィヴィアンは驚きの余りフリスの屹立を締め上げて中々外すことが出来ず医師の手によって成すことが出来た。

「フリスーーーーーー、ヴィヴィアン様酷いーーーーーー。」

私はぐずぐず泣きながも、二人を社交界ーーー嫌、貴族世界から抹消して遣ったのだ。

私を苦しめた二人にずっと願っていたーーー私が受けた苦しみを味合わせるとーーーーーー。

そう、フリスが騎士学校に入学してからあう頻度が激減した、何度もフリスに逢いたいと手紙をしたためても素気ない返事ばかりで、久しぶりのデートも直ぐに切り上げ私といるのが嫌だと言う雰囲気はダダ漏れだった。

その頃からフリスとヴィヴィアンの噂を耳にしていた。
決定的な出来事は、夜会のある日フリスを探し広間抜けベランダに続く廊下でフリスを見付けた私はフリスに声を掛けようとしたがーーーフリス一人では無かった。

「おいフリス婚約者を待たせていいのか!」

「ああ、いいよ。あんな可愛くない女、親が勝手に決めた女だ。」

「でも、幼馴染みだろ?」

「ああ、父親同士が幼馴染みで親友なだけで俺は何とも思っていない。」

「だからダリス子爵のヴィヴィアンと浮気してるのか!」

「あぁそうだなヴィヴィアンの躰はいいよ容姿もな。女としては最高だ。」

「だけど、マリベル嬢と結婚するんだろ?」

「あぁっ、マリベルの魅力は伯爵家の当主になれるだけの魅力さ。」

「お前は酷い男だなーーーーーー。」

「男なんてそんなもんだろう!」

「呆れた奴だな、普通の男をお前と一緒にするなよ。」フリスやフリスの友の言葉にもマリベルの方が呆れ泣いた。

泣いてーーー泣いてーーー泣いてーーーーーーーーー泣きつかれた時ーーー
マリベルの胸の内の中でふつふつと怒りがが湧き上がった。
そしてマリベルは計画を立てたーーーフリスをぎゃふんと言わすその日をーーーーーー

マリベルは変わった綺麗になる為に、身も心もそうしてーーーーーーマリベルが年を重ねるにつれ気にしていたそばかすも消え元々色白だったマリベルは美しくーーーもっと、もっと美容やスタイルに気をつけ内面を美しくしていった。

そう醜い弱気令嬢の仮面はそのまま被ったままでーーーーーー。

「私は変わるの、ヴィヴィアンにもフリスにも負けないわ。」



今日はやっとーーーやっと巡り会えた絶好のチャンス。ヴィヴィアンもフリスも馬鹿にしたみんなをぎゃふんと言わせるのよ。

「ご令嬢立てますか、お部屋をご用意致しました。ローベンス伯爵様にも連絡を入れて直ぐにこちらにいらっしゃいます。」

「騎士様ーーーーーーありがとうございます。」

涙を流す私に「さぁ涙をお拭き下さい。」とハンカチを渡されが、そんな優しい事を男性にされた事なの無い私はハンカチを受け取られ無かった。
そんな私を見かねて騎士様がそっと涙を拭き取って下さいました。

ありがとうと言おうとして顔を上げれば、真っ赤になった騎士様の顔とであった。

「どうかなさいましたか?お顔が真っ赤ですわ。」

そんな騎士様に涙は引っ込んでしまった。

「いえ、余りにもご令嬢が美しすぎてーーーーーー」
騎士様は照れて口篭もるがーーーーーーハッとして自身の役目に気付きーーーーーー失礼しましたと頭を下げた。

えっ、騎士様は何て言ったの『私の事を美しすぎてって言ったわよね。』マリベルは内心ニマニマしてしまった。

「お手をどうぞご令嬢。」

私は足に力を入れて立ち上がろうとしたが、足に力が入らず

「騎士様申し訳ありません、立てそうもありません。」

騎士様は失礼しますと言い、私をお姫様抱っこをして抱き上げたのでした。

余りにも初めてのことで恥ずかしさで顔真っ赤にして居たたまれなかった。

「ご令嬢到着しました、扉をあけますね。」

騎士様は片手で私を抱き、ノックをした。

「ダリス子爵家の騎士様グリフィスです。」

扉の向こうから入りなさいと声が聞こえた。

「失礼します。」

そこにはお父様とお母様がいらした。

「まぁ、マリベル大丈夫なの?」私のお母様が駆け寄って来た。

「ご令嬢は余りのショックで足に力が入らず私がお連れ致しました。」と騎士様は頭を下げた。

「グリフィス卿ありがとう、娘が世話人なった。」グリフィス卿は頭を下げて部屋を後にした。

「お父様ーーーーーー」

私はお父様とお母様を見て安心して又涙が流れた。

「大変なめにあったね、マリベル。」

「ヴァレス家とは話を付ける、このことは公にしてマリベルとフリスは婚約を解消にしする。二人には罪を償って貰う。婚約者が居ながらにして浮気とはヴァレス家はどう言う教育をして来たんだか、ヴァレス家とは金輪際付き合いはしないし両家からの賠償金を頂く。
それにヴィヴィアン嬢は躾のなっていない股の緩い令嬢だったようだった。前々から怪しいと素行調査をしていたんだ。フリスとヴィヴィアン嬢のあれの噂がたってたからね。マリベルもう心配しなくていいんだよ。お父様とお母様がマリベルを守るからね。それに結婚のことは考え無くてもいい、お父様が頑張るから気にせずお家でゆっくり過ごしなさい。」

「ありがとうございます。お父様、お母様。私疲れましたもうお家に帰りたいです。」

「ええ、そうしましょう、お家に帰りましょうね、マリベル。」

「誰かいないか。」お父様は声を掛けた。

「はい、騎士グリフィスがお側に。」

グリフィス卿が入って来た。

「私達はこれで帰る、ダリス子爵とヴァレス伯爵に伝えくれ、後ほどこちらから本日の件について抗議させて貰う早急にのこ不始末につて考えろとな。」

「承知致しました。」グリフィス卿は頭を下げた。

「頼むぞ」とグリフィス卿に念を押した。「はっ」グリフィス卿は更に頭を下げた。

グリフィス卿が悪いわけじゃないのにーーーーーー。

悪いのはフリスとヴィヴィアンーーーなのにーーー。

そうそうフリスが夜会で言ってた事もお父様に伝えておかないとね。

絶対に許さないんだから。



お父様は帰宅後直ぐに抗議文をヴァレス伯爵家とダリス子爵へ送った。





「それであの二人はこれらどうなるのですか。」

「まだ決定で'はないがヴィヴィアン嬢は貴族であることの剥奪平民となって追放あるいは北の躾担っていない令嬢や夫人が入るとても厳しい修道院に入って貰う。フリスは王子殿下の側近候補から外され廃嫡平民として生きる、あそこは親が甘いから所有地の北の荒れた土地の別荘で一生涯をおくるだろう。」

お父様はため息をつかれた。

「本当に酷い話しだ、許せないよ!それにマリベル、ヴァレス家が謝罪に来るがマリベルはどうしたい。」

「私は、許せそうにもありません。お顔も見たくありませんし声も聞きたくありません。会うのは許して下さい。」

「大丈夫よ、マリベル。無理をする事はないわ。」

「ありがとうございます。」私は二人に会うことはしなかった。

ヴァレス伯爵家とダリス子爵家は謝罪には訪れた。フリスは青い顔をして痩せ衰え美貌が見る影も無かったそうだ。それもそうだろう北の荒れた土地の小屋同然の屋敷で一人で暮らさなければならないからだ。貴族令息として何不自由なく暮らしてきたのだ無理もないだろう。

ヴィヴィアンは相変わらずで自分は悪く無いとフリスに強引に関係を持たれたと言い張ったが何の証拠無ければあるのはフリス以外にも貴族令息と関係を持っていたと言うことだった。
ヴィヴィアンは北の奥地にある修道院に生涯出ることを禁じられ死ぬまで厳しい修道院に暮らす事に決まった。

「これで終わったわ、私だって幸せに暮らしたいもの。本当に良い人か見極めるのが今の私に出来るかしら。」不安はあるけど両親に心配は掛けたくはない。

私は今までの姿を辞め、自信を持って行動出来るように心機一転そばかすの無い素の自分で暮らす事にした。

「マリベル、君と話しがしたいと手紙が殺到しているよ。読んでみるかい。」


「本当に私宛なの?」

「綺麗になったマリベルが人気急上昇中だよ。ほらあの時お世話になったグリフィス卿からもあるけどーーーーーーマリベルどうしたい。」

グリフィス卿ーーーーーーあの時お世話になった騎士様。私の事を美しいって言って下さったグリフィス卿。

「先ずはグリフィス卿のお手紙を拝見するわ。」

両親は前向きになった私に嬉しそうだ。

「又グリフィス卿に逢ってみたな。」




私は未来に進もうと思うーーー未来に素敵な出合いがありますように。

         ーfinー











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