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~番外編~ハロウィン殺人事件

容疑者 島三男(32)①

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 まず、島三男に逢って、話を聞いてみる事にした


 「島さん、こんには。警察に何度も聞かれていると思いますが、もう一度、事件当夜の事をお聞かせ頂きますか?」


「何度もいってる通り……」


 島三男の言ってる事は検察官からの供述の通りだった。

「わかりました。殺す気は無かったのですね。しかし、このように、死に至らしめる可能性があることは考えなかったんですか?」


「この首絞めsexは、以前にも試している。でも、あれほどのゾンビメイクをしてやったのは初めてだ」

「そうなんですね。奥様と以前にも首絞めsexをやられているんですね。」

  

   「うっ……うんっ……。」


 『相手は奥様じゃないなあ。目が泳いでいて、少し、挙動不審だった。すると、不倫しているのか?ここは、突っ込むか?』



 瞬時に判断して、「相手は、奥様じゃないのですね」と突っ込むが、島が黙っているため、まあ、事件は自供しているので、ここは、流すことにして、絞殺について、突っ込む事にした。



 どこを絞めたのか?とか力の具合とか?

 
頸動脈は外しているようで、絞めの位置とか力加減で、殺意があったのか?立証しようと思った。



 あと、この事件は、殺害された奥様の方に、抵抗の痕跡が無いことから、奥様も首絞めsexを楽しむ気持ちがあった事が立証される。抵抗の痕跡とは、普通、窒息するほどの苦しさなら、相手の手を引っ掻いたり、抵抗するだろう。そう言うのが一切なく、相手に身を任せているのである。



 聞き込みは、これ位にして、島についての調書を読んでみた。

 




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