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幼馴染
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俺、楠木 晴空は、とある幼馴染が居た。あいつ、蒼葉冬華は、俺の幼馴染で親同士も仲が良いことから、一緒にいることが多かった、だが中学に上がる時に突然、遠い所に引っ越しすることになっていた、その時中学生になる歳の俺は冬華の前で泣くのが嫌で見送りは行かなかった、でも、親が貰って来た手紙を開けると〘 今までありがとう〙と冬華の名前だけが書かれていた、その手紙を読んだ瞬間涙が溢れて来て泣いて後悔した。あれから全く連絡を取らず5年が過ぎ高3の春突然、親の、携帯に1件のメールが届いていたその送り主は冬華のお母さんだった、〘 お久しぶりです。急にすいません、楠木さんには、言わなければと思い、連絡させていただきました。先日、冬華が死にました。お葬式は、冬華の生まれた街に帰り、おこなおうと思っておりますので時間があれば、来てください〙その、メールを読み終わった瞬間絶望感に苛まれた、そして、家を飛び出した、外は、雨が降っていた、だが、そんなものは関係なく何も考えずに走り出した。
気づけばそこは、冬華と、良く遊んでいた森の中の少し開けた場所だった、その場所は、夜になると星空が綺麗で、俺と冬華のお気に入りの穴場スポットだった、そこで俺は涙を流しながら、何も考えずに座り込み雨の降る空を見上げていた、服はずぶ濡れ、髪からはぽたぽたと水滴が滴るほどには濡れていた。
それから10分ぐらい経ち、なんとなく心も落ち着いてきた、このままだと風邪を引くので帰ろうと思ったとき
「晴空!」
なんだか聞き覚えのある声で名前を呼ばれ、振り返ると
「え………と…うか……?」
そこには、死んだはずの冬華が立っていた
そして、冬華だと分かった瞬間、収まったはずの涙が再び溢れてきた
「どう…して……ここに?」
「私が、いちゃダメ?」
「い…や…たし…か……死んだ…はずじゃ」
「私ね、未練があるみたいで、まだ向こうに行けないの」「まぁ、とりあえず泣き止んで」
そうして、俺は自分の涙を拭き取る
「ということは、幽霊なんだな」
「そうだよ、でも何故か晴空には、私が見えるみたい」
「せっかく、晴空を観察出来ると、思ったのになぁ」
「そんな、趣味の悪いこと、するなよ。」
「でも、もう会えないと思っていたのに、あえるなんて」「良かったよ、最後に会えるのが晴空で…」
「俺も、死んだって聞いたからまた会話が出来るなんて」
「まぁ、とにかく風邪引くよ晴空」
「そうだな」
そうして俺達は、家に帰ってきた
「ただいま~」
「おかえり晴空、落ち着いた?」
「まぁ、それなりに」
母さんには、冬華は見えてないんだな、
「母さん、先風呂入って来るよ」
「じゃあ、お風呂上がってからご飯にしましょうか」
「ありがとう、母さん」
「早く入ってらっしゃい、風邪引くわよ」
「うん」
風呂に入ろうとしたのだが
「なんで付いてきてるんだ?」
「別にいいじゃん、昔はよく一緒に入ったんだから」
「それは、関係ねぇだろ」
「私、濡れてるんだよ」
「幽霊だから濡れてねぇだろ」
「そうだね、今回は諦めるよ」
「そうしてくれ」
風呂場に行き、頭と体を洗った後、湯船に浸かったのだがその瞬間気付いてしまった
「なんでいるんだよ!」
冬華が壁から頭を出して、くすくす笑いながら、覗いていたのだ
「だってー、成長した晴空の姿を…」
「いいから、出てけ変態!」
「分かったよー」
生首が出てたから、一瞬叫びそうになった…
風呂からあがると、料理が机に並べられていた。
「いただきます」
今日は肉じゃがと焼き魚、味噌汁といった和の定食のようだ、
「それで、晴空は冬華ちゃんのお葬式は出るの?」
「出ようかな、冬華の親とも久々にあいたいし」
「そうなの、てっきり泣いて恥ずかしいから行かないと言うのかと思ったよ」
「もう、そんな子供じゃないよ」
「私の前であんなに泣いてた癖に」
と、どこからか、そんな声が聞こえてきた
「じゃあ、連絡しとくわね」
「うん、よろしく」
と、話をしながら俺はご飯を食べ終わって
「ご馳走様でした」
そして、俺は2階の自室に戻った
「冬華、お前一言多いんだよ」
「事実をゆっただけだし~」
「なんだと~」
で、冬華を捕まえようと飛び付くと、
「いって~!」
すり抜けて、床に頭から落ちて、ドンッと大っきい音がした、すると、下から階段を急いで駆け上がる音がして、バンッと勢いよく扉が開いた
「大丈夫!?」
「あ~うん、大丈夫だよ」
「どうしたのよ一体」
「え~と、ベッドから落ちて…」
「そうなの、気おつけなさいよ」
と言って部屋から出て行った
「そこっ、笑うな」
「ご、ごめん、面白くて…」
「幽霊って事忘れてた…」
「普通忘れないでしょ、浮いてるし」
「そっか、浮いてたわ」
「え、いま?」
「うん、いま」
「はははははははは(笑)」
「そんなに笑う?」
「だ、だってずっと浮いてるのに、」
「仕方ねぇじゃん気づかなかったんだから」
「ごめん、ごめん」「で、気にならないの?なんで私が死んだのか」
「気になるけど、こっちから聞いてもし話したく無いんだったら、気まずくなるじゃねぇか」
「良いよ、聞いても」
「じゃあ、冬華なんで死んだんだ?」
「な・い・しょ」
「この、クソ幽霊が~」
そうして俺は、冬華を追いかける、冬華が扉を通りぬけ、瞬間目の前に扉が現れ、為す術なく顔から扉にぶつかった
「いって~」
「何暴れてるの~」
と、下から母さんの声が聞こえてきた
「ごめーん、部屋にいた虫を捕まえてたそうとしてたんだ~」
「静かにね~」
「わかった~」
「くっそ~、あいつ」
「呼んだ?」
「しれっと、天井から顔出すなよ」
「災難だったねぇ~」
「お前のせいでな」
「反省してます」
「で、話したくないんだな」
「うん」
「じゃあ最初に言っとけよ」
「ごめんなさ~い」
こいつ、反省してないな
「もう、俺は寝る、邪魔するなよ」
「はーい」
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみ~」
幽霊でも、睡眠は必要なのかな?
と、思いながら俺は眠るのだった
気づけばそこは、冬華と、良く遊んでいた森の中の少し開けた場所だった、その場所は、夜になると星空が綺麗で、俺と冬華のお気に入りの穴場スポットだった、そこで俺は涙を流しながら、何も考えずに座り込み雨の降る空を見上げていた、服はずぶ濡れ、髪からはぽたぽたと水滴が滴るほどには濡れていた。
それから10分ぐらい経ち、なんとなく心も落ち着いてきた、このままだと風邪を引くので帰ろうと思ったとき
「晴空!」
なんだか聞き覚えのある声で名前を呼ばれ、振り返ると
「え………と…うか……?」
そこには、死んだはずの冬華が立っていた
そして、冬華だと分かった瞬間、収まったはずの涙が再び溢れてきた
「どう…して……ここに?」
「私が、いちゃダメ?」
「い…や…たし…か……死んだ…はずじゃ」
「私ね、未練があるみたいで、まだ向こうに行けないの」「まぁ、とりあえず泣き止んで」
そうして、俺は自分の涙を拭き取る
「ということは、幽霊なんだな」
「そうだよ、でも何故か晴空には、私が見えるみたい」
「せっかく、晴空を観察出来ると、思ったのになぁ」
「そんな、趣味の悪いこと、するなよ。」
「でも、もう会えないと思っていたのに、あえるなんて」「良かったよ、最後に会えるのが晴空で…」
「俺も、死んだって聞いたからまた会話が出来るなんて」
「まぁ、とにかく風邪引くよ晴空」
「そうだな」
そうして俺達は、家に帰ってきた
「ただいま~」
「おかえり晴空、落ち着いた?」
「まぁ、それなりに」
母さんには、冬華は見えてないんだな、
「母さん、先風呂入って来るよ」
「じゃあ、お風呂上がってからご飯にしましょうか」
「ありがとう、母さん」
「早く入ってらっしゃい、風邪引くわよ」
「うん」
風呂に入ろうとしたのだが
「なんで付いてきてるんだ?」
「別にいいじゃん、昔はよく一緒に入ったんだから」
「それは、関係ねぇだろ」
「私、濡れてるんだよ」
「幽霊だから濡れてねぇだろ」
「そうだね、今回は諦めるよ」
「そうしてくれ」
風呂場に行き、頭と体を洗った後、湯船に浸かったのだがその瞬間気付いてしまった
「なんでいるんだよ!」
冬華が壁から頭を出して、くすくす笑いながら、覗いていたのだ
「だってー、成長した晴空の姿を…」
「いいから、出てけ変態!」
「分かったよー」
生首が出てたから、一瞬叫びそうになった…
風呂からあがると、料理が机に並べられていた。
「いただきます」
今日は肉じゃがと焼き魚、味噌汁といった和の定食のようだ、
「それで、晴空は冬華ちゃんのお葬式は出るの?」
「出ようかな、冬華の親とも久々にあいたいし」
「そうなの、てっきり泣いて恥ずかしいから行かないと言うのかと思ったよ」
「もう、そんな子供じゃないよ」
「私の前であんなに泣いてた癖に」
と、どこからか、そんな声が聞こえてきた
「じゃあ、連絡しとくわね」
「うん、よろしく」
と、話をしながら俺はご飯を食べ終わって
「ご馳走様でした」
そして、俺は2階の自室に戻った
「冬華、お前一言多いんだよ」
「事実をゆっただけだし~」
「なんだと~」
で、冬華を捕まえようと飛び付くと、
「いって~!」
すり抜けて、床に頭から落ちて、ドンッと大っきい音がした、すると、下から階段を急いで駆け上がる音がして、バンッと勢いよく扉が開いた
「大丈夫!?」
「あ~うん、大丈夫だよ」
「どうしたのよ一体」
「え~と、ベッドから落ちて…」
「そうなの、気おつけなさいよ」
と言って部屋から出て行った
「そこっ、笑うな」
「ご、ごめん、面白くて…」
「幽霊って事忘れてた…」
「普通忘れないでしょ、浮いてるし」
「そっか、浮いてたわ」
「え、いま?」
「うん、いま」
「はははははははは(笑)」
「そんなに笑う?」
「だ、だってずっと浮いてるのに、」
「仕方ねぇじゃん気づかなかったんだから」
「ごめん、ごめん」「で、気にならないの?なんで私が死んだのか」
「気になるけど、こっちから聞いてもし話したく無いんだったら、気まずくなるじゃねぇか」
「良いよ、聞いても」
「じゃあ、冬華なんで死んだんだ?」
「な・い・しょ」
「この、クソ幽霊が~」
そうして俺は、冬華を追いかける、冬華が扉を通りぬけ、瞬間目の前に扉が現れ、為す術なく顔から扉にぶつかった
「いって~」
「何暴れてるの~」
と、下から母さんの声が聞こえてきた
「ごめーん、部屋にいた虫を捕まえてたそうとしてたんだ~」
「静かにね~」
「わかった~」
「くっそ~、あいつ」
「呼んだ?」
「しれっと、天井から顔出すなよ」
「災難だったねぇ~」
「お前のせいでな」
「反省してます」
「で、話したくないんだな」
「うん」
「じゃあ最初に言っとけよ」
「ごめんなさ~い」
こいつ、反省してないな
「もう、俺は寝る、邪魔するなよ」
「はーい」
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみ~」
幽霊でも、睡眠は必要なのかな?
と、思いながら俺は眠るのだった
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