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第五首
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七夕の ほんとの願い 書けなくて 代わりに晴れを 祈る夏空
「君と一緒にいれますように」そんな本当の願いは、誰に見られるか分からない短冊には書くことができなかった。
私は君と会えないかもしれないけれど、織姫と彦星は会えますように。
私自身のことは願えないから、せめて、晴れて織姫と彦星が会えるように。
七夕の空に、そっと祈る。
……この祈りが巡って私にも。
「君と一緒にいれますように」そんな本当の願いは、誰に見られるか分からない短冊には書くことができなかった。
私は君と会えないかもしれないけれど、織姫と彦星は会えますように。
私自身のことは願えないから、せめて、晴れて織姫と彦星が会えるように。
七夕の空に、そっと祈る。
……この祈りが巡って私にも。
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