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脅威との邂逅編
第26章 それぞれの事情2 華やぐ?女子会
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『居酒屋イオリ』の宴席では、ティルたちの身の上話が続いていた。
実家での訓練の日々がいかに辛いものであったかを切々と語るティルの表情は冒険物語の紙芝居のようにコロコロと変わり、口は糸車のようにクルクルと回り、言葉を紡いだ。
ふと、敵がオーバーテクノロジーを集めて回っているというバルトスの話が、ティルの頭をよぎる。この先、キサラギの里が襲撃される可能性もあるのだろうか。
街明かりのように色味を帯びていた心に、一抹の影が刺す。
スルメの炙り焼きをつまみながら、何かに気づいたような視線をシェリーが向けてくる。不意に目が合ったティルは自分の顔が硬くなっていたことに気がつき、努めて笑顔を浮かべ直した。
「(・・・今考えても仕方ないよね。簡単に見つからないように魂気術で守られてるハズだし、母さんもみんなも強いし、・・・大丈夫、大丈夫!)」
心に立ち込めかけた雲を振り払うと、ティルはレイチェルへと質問を向けた。
「レイチェルも家出して来たって聞いて、つい色々話しちゃった!ねぇ、レイチェルはどうして家出して来たの?やっぱり訓練とか厳しかった?」
レイチェルは微笑みを浮かべて答える。
「世界を自分の目で見てみたくなったので、飛び出してしまったんです。・・・ティルと同じですよ」
しかし、生まれ故郷の話になるにつれ、少しずつ言い淀むようになり、視線も下へ落ちて行く。
「大丈夫?あんまり聞かない方がよかったかな?」
異変を感じたティルが、心配そうに覗き込んだ。
「・・・いえ。興味を持ってもらえて嬉しいです。ティルも色々教えてくれましたし、私も話しますね。」
レイチェルはゆっくりとグラスを置き、語り始めた。
「私は、代々『魔導士』、つまり魔法使いを輩出する一族の生まれなんです。」
「魔法って、試験でも使ってた技のこと?」
ティルが興味深げに聞き返した。
「そうですね。魂気を用いて自然現象や生命活動をコントロールする・・・代々受け継がれてきたその技術体系が、私たち一族が『魔法』と呼んでいるものです。」
かつては『魔法使い』として崇拝された存在も、今ではガンダラの軍事力の前に影は薄くなり、特別な立場とは言い難い。
とはいえ、一族からは今も自然現象の操作に長けた魂気使いが比較的高い確率で生まれてくる。
「その中でも私は稀な才能だったらしく、蝶よ花よと箱入り娘として育てられました。秘伝『カオスフレア』を修めた者が現れたのは、数世代ぶりの一大事だったそうです。」
「すごい!もしかして、故郷ではアイドル並の存在だったり・・・⁉︎」
レイチェルは静かに頭を振る。
「生まれつき魂気が強すぎて、同年代と同じ感覚で遊ぶこともできなかったんです。友達・・・というものもよくわからないままで。それに、魔導士の里からの外出は許されませんでした。」
「ええ!外出禁止⁉︎」
ティルは思わず声を上げた。
「万が一外の世界に出てしまえば、一族にとって取り返しのつかない損失になる・・・、大人たちは本気でそう思っていたんです。私の身の周りは常に整えられ、外に興味を持ちそうな情報にも触れさせてもらえませんでした。魔獣の攻勢が強まっていることも、ずっと知らなかったんです」
シェリーがバーボンのグラスを傾けながら、興味深そうに促す。
「よく我慢してたね。あれだけ力があったのに。周りの大人より強かったんじゃないの?」
レイチェルは苦笑し、ローブの裾に視線を落とす。
「・・・自信がなかったんです。物事を自分で決めた経験がなくて。服を自分で選んだこともないんです。このローブも『魔導士のしきたり』でずっと着ているうちに、他の服では落ち着かなくなってしまったんです。」
ティルは絶句した。自分も相当世間離れした環境で育ったはずだが、温厚な父バンがなんだかんだと調整役になってくれていたし、時々街に出て買い物をするくらいの自由はあった。
「ごめんなさい。せっかくの場なのに空気を暗くしちゃって・・・。」
いたたまれなくなり、机の上のグラスに手を伸ばすと、レイチェルは気を紛らわせるかのように一息に飲み干した。
「(あれ?こんな味のジュースでしたっけ?いや、もう何でもいいです!)」
ドリンクの味に違和感を覚えながらも、レイチェルは自分を縛る何かを振り払うかのように、喉に流し込み続けた。
「大丈夫だよ。でもいくら里にとって大事だからって、ひどい話だよね。私だったら、イヤな連中に思わずカオスフレアぶっ放しちゃうかも⁉︎」
ティルは冗談めかしながらも憤慨した。
「確かにね。」
「え⁉︎」
押し込めるような声で便乗して来たシェリーの顔を、ティルは思わず二度見した。
「(ああ、シェリーさん、けっこう酔ってるかも。)」
シェリーはすっかりレイチェルに感情移入してしまったようで、軽く鼻を啜りながらうっすらと涙を浮かべさえしている。
それを誤魔化すように、机の上に手を迷わせる。
ところが・・・
「あれ?この辺に並べといたピーチサワー、どこいったかな⁉︎」
あるべき所に、自分のグラスがない。
頭の上に疑問符と感嘆符を並べて、視線を泳がせる。
すると、思わぬところから妙にたどたどしい声が・・・
「・・・そうでしゅよね。里を飛び出すとき、発射すんじぇんまで魔法力、もとい、魂気?何でもいいや、とにかく目いっぱい貯めたのに、踏みとどまったんれす。偉いれすよね、私・・・。いや、そんなんらからダメなんでしゅかね・・・。」
ふと見るとレイチェルの呂律が回らなくなっており、その目つきはいつも以上に覚束ないものになっている。何より顔にほんのりと赤みがさして、まるで桃のようになっている。
「レイチェル!その手に持ってるの、ジュースじゃなくて私のピーチサワーだよ。」
我に返ったシェリーが慌ててがグラスを取り上げるが、時すでに遅く、レイチェルは酩酊して体を左右に揺らしていた。
「おふたりのリクエストにお答えして、あのとき撃てなかった一発を、ヒック・・・今ここで、ドカーーーんと!」
テーブルがカタカタと鳴り、個室席の壁が明々と照らされる。いよいよリンゴのように真っ赤になったレイチェルは、鬱屈したものを抑えきれなくなったかのように、あろうことか杖を高々と掲げ出した。杖の先にはあの極彩色の輝きと黒い火花が・・・!!
「まさか、『カオスフレア』⁉︎」
「こんなとこでダメーーー!!」
シェリーとティルが大慌てでレイチェルを取り押さえた。杖の先に灯りかけていた明滅が収まる。2人は肩を撫で下ろして額の汗を拭った。
「ポテンシャルはすごいけど、ちょっと放っておけないね。」
羽交締めにした腕の中で寝息を立て始めたレイチェルの顔をシェリーは愛おしそうに眺めていた。
「・・・今日の訓練、楽しかったれす。シェリーさんになら、安心してぶっ放せます・・・。」
レイチェルがムニャムニャと寝言をこぼす。
酔いが回り切ったところで魂気を高めたのがトドメになって、寝落ちしてしまったようだ。
彼女の漏らした心の奥の言葉を耳にしたティルも、顔を緩めながらレイチェルの背中にそっと手を置いた。
「私たち、もう友達だよ?」
聞こえたのか聞こえてないのか、レイチェルの緩んだ口元から、朗らかな寝息が上がる。
「青春だねー。お姉さんは嬉しいぞ!」
グラスの底に残っていたピーチサワーをぐいっと飲み干し、シェリーが楽しそうに場を締めた。
実家での訓練の日々がいかに辛いものであったかを切々と語るティルの表情は冒険物語の紙芝居のようにコロコロと変わり、口は糸車のようにクルクルと回り、言葉を紡いだ。
ふと、敵がオーバーテクノロジーを集めて回っているというバルトスの話が、ティルの頭をよぎる。この先、キサラギの里が襲撃される可能性もあるのだろうか。
街明かりのように色味を帯びていた心に、一抹の影が刺す。
スルメの炙り焼きをつまみながら、何かに気づいたような視線をシェリーが向けてくる。不意に目が合ったティルは自分の顔が硬くなっていたことに気がつき、努めて笑顔を浮かべ直した。
「(・・・今考えても仕方ないよね。簡単に見つからないように魂気術で守られてるハズだし、母さんもみんなも強いし、・・・大丈夫、大丈夫!)」
心に立ち込めかけた雲を振り払うと、ティルはレイチェルへと質問を向けた。
「レイチェルも家出して来たって聞いて、つい色々話しちゃった!ねぇ、レイチェルはどうして家出して来たの?やっぱり訓練とか厳しかった?」
レイチェルは微笑みを浮かべて答える。
「世界を自分の目で見てみたくなったので、飛び出してしまったんです。・・・ティルと同じですよ」
しかし、生まれ故郷の話になるにつれ、少しずつ言い淀むようになり、視線も下へ落ちて行く。
「大丈夫?あんまり聞かない方がよかったかな?」
異変を感じたティルが、心配そうに覗き込んだ。
「・・・いえ。興味を持ってもらえて嬉しいです。ティルも色々教えてくれましたし、私も話しますね。」
レイチェルはゆっくりとグラスを置き、語り始めた。
「私は、代々『魔導士』、つまり魔法使いを輩出する一族の生まれなんです。」
「魔法って、試験でも使ってた技のこと?」
ティルが興味深げに聞き返した。
「そうですね。魂気を用いて自然現象や生命活動をコントロールする・・・代々受け継がれてきたその技術体系が、私たち一族が『魔法』と呼んでいるものです。」
かつては『魔法使い』として崇拝された存在も、今ではガンダラの軍事力の前に影は薄くなり、特別な立場とは言い難い。
とはいえ、一族からは今も自然現象の操作に長けた魂気使いが比較的高い確率で生まれてくる。
「その中でも私は稀な才能だったらしく、蝶よ花よと箱入り娘として育てられました。秘伝『カオスフレア』を修めた者が現れたのは、数世代ぶりの一大事だったそうです。」
「すごい!もしかして、故郷ではアイドル並の存在だったり・・・⁉︎」
レイチェルは静かに頭を振る。
「生まれつき魂気が強すぎて、同年代と同じ感覚で遊ぶこともできなかったんです。友達・・・というものもよくわからないままで。それに、魔導士の里からの外出は許されませんでした。」
「ええ!外出禁止⁉︎」
ティルは思わず声を上げた。
「万が一外の世界に出てしまえば、一族にとって取り返しのつかない損失になる・・・、大人たちは本気でそう思っていたんです。私の身の周りは常に整えられ、外に興味を持ちそうな情報にも触れさせてもらえませんでした。魔獣の攻勢が強まっていることも、ずっと知らなかったんです」
シェリーがバーボンのグラスを傾けながら、興味深そうに促す。
「よく我慢してたね。あれだけ力があったのに。周りの大人より強かったんじゃないの?」
レイチェルは苦笑し、ローブの裾に視線を落とす。
「・・・自信がなかったんです。物事を自分で決めた経験がなくて。服を自分で選んだこともないんです。このローブも『魔導士のしきたり』でずっと着ているうちに、他の服では落ち着かなくなってしまったんです。」
ティルは絶句した。自分も相当世間離れした環境で育ったはずだが、温厚な父バンがなんだかんだと調整役になってくれていたし、時々街に出て買い物をするくらいの自由はあった。
「ごめんなさい。せっかくの場なのに空気を暗くしちゃって・・・。」
いたたまれなくなり、机の上のグラスに手を伸ばすと、レイチェルは気を紛らわせるかのように一息に飲み干した。
「(あれ?こんな味のジュースでしたっけ?いや、もう何でもいいです!)」
ドリンクの味に違和感を覚えながらも、レイチェルは自分を縛る何かを振り払うかのように、喉に流し込み続けた。
「大丈夫だよ。でもいくら里にとって大事だからって、ひどい話だよね。私だったら、イヤな連中に思わずカオスフレアぶっ放しちゃうかも⁉︎」
ティルは冗談めかしながらも憤慨した。
「確かにね。」
「え⁉︎」
押し込めるような声で便乗して来たシェリーの顔を、ティルは思わず二度見した。
「(ああ、シェリーさん、けっこう酔ってるかも。)」
シェリーはすっかりレイチェルに感情移入してしまったようで、軽く鼻を啜りながらうっすらと涙を浮かべさえしている。
それを誤魔化すように、机の上に手を迷わせる。
ところが・・・
「あれ?この辺に並べといたピーチサワー、どこいったかな⁉︎」
あるべき所に、自分のグラスがない。
頭の上に疑問符と感嘆符を並べて、視線を泳がせる。
すると、思わぬところから妙にたどたどしい声が・・・
「・・・そうでしゅよね。里を飛び出すとき、発射すんじぇんまで魔法力、もとい、魂気?何でもいいや、とにかく目いっぱい貯めたのに、踏みとどまったんれす。偉いれすよね、私・・・。いや、そんなんらからダメなんでしゅかね・・・。」
ふと見るとレイチェルの呂律が回らなくなっており、その目つきはいつも以上に覚束ないものになっている。何より顔にほんのりと赤みがさして、まるで桃のようになっている。
「レイチェル!その手に持ってるの、ジュースじゃなくて私のピーチサワーだよ。」
我に返ったシェリーが慌ててがグラスを取り上げるが、時すでに遅く、レイチェルは酩酊して体を左右に揺らしていた。
「おふたりのリクエストにお答えして、あのとき撃てなかった一発を、ヒック・・・今ここで、ドカーーーんと!」
テーブルがカタカタと鳴り、個室席の壁が明々と照らされる。いよいよリンゴのように真っ赤になったレイチェルは、鬱屈したものを抑えきれなくなったかのように、あろうことか杖を高々と掲げ出した。杖の先にはあの極彩色の輝きと黒い火花が・・・!!
「まさか、『カオスフレア』⁉︎」
「こんなとこでダメーーー!!」
シェリーとティルが大慌てでレイチェルを取り押さえた。杖の先に灯りかけていた明滅が収まる。2人は肩を撫で下ろして額の汗を拭った。
「ポテンシャルはすごいけど、ちょっと放っておけないね。」
羽交締めにした腕の中で寝息を立て始めたレイチェルの顔をシェリーは愛おしそうに眺めていた。
「・・・今日の訓練、楽しかったれす。シェリーさんになら、安心してぶっ放せます・・・。」
レイチェルがムニャムニャと寝言をこぼす。
酔いが回り切ったところで魂気を高めたのがトドメになって、寝落ちしてしまったようだ。
彼女の漏らした心の奥の言葉を耳にしたティルも、顔を緩めながらレイチェルの背中にそっと手を置いた。
「私たち、もう友達だよ?」
聞こえたのか聞こえてないのか、レイチェルの緩んだ口元から、朗らかな寝息が上がる。
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