58 / 70
キサラギの里編
第55章 切り裂かれる静寂
しおりを挟む
キサラギの里で、当主ジルとの交渉を終えたメタル、レイチェル、ジェノの3人は、一度ガンダラ王都へと舞い戻ると、その足でスカーフェイスの元へと向かった。
「ティルの治療はキサラギの里で、オーバーテクノロジーのレプリカを使って行うことが条件か。今のティルを動かすのは心配だが、やむを得ないな。」
医務室で、スカーフェイスは溜息をついて、黒衣を揺らした。
「実の娘がこんなに大変な目に遭っているのに、色々と条件を引き出して、『商談』だなんて。あの時は私も、ティルのためにと思って提案を出しましたけど、やっぱりあのお母さんのこと、苦手かもです。」
レイチェルは、今回の成り行きに心の底からは腹落ちしていないようで、伏目がちにこぼしている。
「あの当主にも、里をまとめる者としての立場がある。私情に任せて例外を作れば、里の統率が損なわれるだけじゃなく、周りの者がティルを見る目も厳しくなったかもしれない。当主の腹の内の全ては分からないが、やむを得ないだろう。むしろ、私情に任せて話が錯綜するより、スムーズだったかも知れないな。」
ジェノは、当主ジルの立場に理解を示しつつ、現状を前向きに捉えようとしている。
「使わせてもらえるのはレプリカか。ティルのお父さん、優しそうだったけど、どこか少し頼りないというか。本物じゃなくて大丈夫かな?」
メタルも、話が前に進んで良かったと思う一方で、まだ引っかかっている点を口にした。
しかし、スカーフェイスの見解は意外なものだった。
「むしろ好都合かもしれないぞ。本物のオーバーテクノロジーを使うと、かえって制御が難しく、思わぬ結果を招くかもしれない。例えば、効き目が強すぎて、ティルの魂を完全に抜き出してしまい、戻せなくなるとかな。」
腹の奥がヒュッと冷やされるような一言だ。
メタルとレイチェルは思わず肩をすくめる。
「・・・!レプリカの方が安全かも知れないってことか。」
「その父親も、妥協案を出しただけじゃなく、ティルの身を案じていたのかも知れないぞ?」
「だといいんですけど。」
バンの肩を持つスカーフェイスに、レイチェルは口を尖らせて、じっとりとした視線を投げた。
ティルの治療は、交渉の翌日に早速行われることになった。
軍の救急車両へと、寝台に乗せられたティルが運ばれていく。
顔は青白く、長く続いた寝たきり生活のために、検査着の裾から覗く手足は、枯れ枝のように細く乾いている。
生気にあふれて躍動していた『飛行少女』の見る影もない姿。
「ティル・・・!大丈夫だから。必ず、助けるから。」
目を閉ざしたままのティルを見つめ、メタルは、いたたまれない気持ちが溢れ出しそうになるのを、拳を固く握りしめて耐えながら、同じ車両に乗り込む。
護衛として同伴することになったレイチェルとジェノも、神妙な顔つきだった。
「目が覚めたら、いっぱいお話しましょうね。もっとティルのこと、聞きたいです。」
レイチェルは、関節のこわばった手をさするようにぎゅっと包み込んだ。
・・・
今回、キサラギの里には、メタル達3人の他に、スカーフェイスも同行することが決まっていた。
「偵察と交渉は、国王の指示どおり、お前達に任せたが、治療の現場には立ち合わせてもらう。これは、主治医としての責務だ。」
心強い限りだ。
空輸任務で自分達を翻弄し、猛威を振るった特別強化機兵、マッハネオグライダーの姿を思い返す。
実際の所、万が一治療中に、エクトプラズマーや特別強化機兵が襲って来たら、メタル達だけでは自分達の身を守るのに精一杯だと思われた。
ジルを筆頭に、キサラギの里の忍達の強さが折り紙つきなのは肌で感じていたが、やはりS級戦士の出撃は、一際頼もしい。
なお、シェリーもティルのことを気にかけ続けていたが、今回の治療への立ち会いは、見送られていた。
王国北部の『防衛ラインゼロ』で、直属部隊を率いて魔獣と交戦中だったガルドから、増援の要請を受けて、シェリーも出撃することになったためだった。
魔獣の支配領域と接する北部の前線には、砦を守る常駐の部隊に加えて、S級戦士(軍の医療体制の根幹を支えるスカーフェイスを除く)も時折交代しながら定期的に出向くことになっていた。
少し前に北部前線に出撃していたバルトスとギーメルと交代する形で、現在はガルドが出向いていたが、ここに来て、魔獣側から想定以上の攻勢にさらされたとの一報が入り、次の当番だったシェリーが、前倒しで応援に駆けつけることになったのだった。その間、バルトスとメイカは、他の事案に備えつつ、王都の守護に当たる。
「あのガルドから増援の依頼が来るなんて、ただ事じゃない。今は北部の前線に行かなきゃいけない。ティルのこと、頼んだよ。」
「あのガルドさんが、苦戦している⁉︎」
メタルは、鋼魂精鋭隊の入隊試験で主審を務めていた、迷彩服に身を包んだ豪傑の姿を思い起こす。往年の経験に裏打ちされているであろう豪快な高笑い。
ガルドとは小さい頃から師弟関係にあったジェノも、にわかに複雑な面持ちを浮かべるが、それは一瞬の残影としてすぐに沈む。
「・・・それぞれの持ち場でベストを尽くす。それだけのことだ。」
言葉は短かったが、それは師であるガルド、そしてシェリーに対する信頼に裏打ちされていた。
「・・・そうだね。」
シェリーもまた、短く返す。
本当は、自分もキサラギの里に同行して、見守りたい気持ちでいっぱいだったが、王国内に、魔獣の支配領域に生息する危険度の高いモンスターを、易々と侵入させるわけには行かない。
後ろ髪を引かれる思いに駆られながらも、メタル達に託し、使命感を胸に、北部の前線へと赴いたのだった。
・・・
ティルの治療は、キサラギ本家の中で行われることになった。
案内役の忍に導かれて最短ルートで『神隠しの森』を抜け、キサラギの里に到着すると、ティルはキサラギ本家の屋敷、父親のバンの研究室へと運ばれた。
「っ!・・・ティル。」
痛ましい姿で戻って来た娘の姿に、バンは思わず声を漏らしてうつむいたが、すぐに視線を上げると、オーバーテクノロジー『黒き十字架』のレプリカを増幅装置にセットする。その目は研鑽を積んだ技術者、そして、1人の父親のものでもあり、粛々と機材の配線をつないでいく手つきに、一切の迷いはなかった。
そんな様子を見守りながら、当主ジルは口を開かない。瞳を閉ざしたまま研究室の片隅に佇み、バンが組み立てた機器の立ち上がる音を、耳の奥でただ感じていた。
スカーフェイスは、特別に研究室の中に入り、その一角に居座る。
里の機密上、治療行為には参加せず、詳細は目に触れないだけの距離は保ちつつ、万が一ティルに何かあればすぐに対処できる位置で待機することになった。
「もどかしいものだな。」
スカーフェイスは独りごちる。
脳裏には、かつて魔獣の襲撃で命を奪われた、妻と子供達の姿が浮かぶ。
運命の歯車が狂ったあの日をきっかけに目覚めた、魂気使いとしての力と、治癒能力。大切な命が2度と自分の手からこぼれ落ちないように、との思いで作り上げた『リペアボディ』は、破格の肉体修復力を誇るが、穴も多い。
スカーフェイス自身や、人体のブラックボックスである脳、そして魂に関わる不調も対象外なのであったが、老化や衰弱などの、肉体に自然に起こる変化を戻すことも、不可能だった。
これ以上、治癒能力の使用条件を緩和するには、直接的な戦闘能力を大きく犠牲にする必要がある。
しかし、大切な者を守り抜くには戦闘力も失うわけにはいかない。
スカーフェイスは、治療者と戦士の狭間で、常に揺れ動いていた。
メタル、レイチェル、ジェノの3人は、キサラギ本家の屋敷周辺で見張りをしていた。
万が一の敵襲に備えてのことだった。
静かに時が過ぎていく。
キサラギ本家の外で、里の日常はいつも通りに流れる。
往来に混ざる忍服姿。
工作任務の売り込みに出かける使者。
訓練を終えた後も、的当て遊びに興じる子供たち。
寝台に横たわったティルは、なおも動かない。
いつしか日が落ち、里にさらなる静けさに包まれるかと思ったその時、森の一角で天を刺すような閃光が立ち上がると、空気が変わった。
森を包んでいた隠蔽術が、消え去った。
「(これは⁉︎隠蔽術式の源である、キサラギ家の墓に、何かあったのか?」
本家の研究室に佇んでいたジルが、肌で異変を感じ取る。
里に緊急事態を告げる警鐘が鳴り響き、夜の静寂を切り裂いた。
「ティルの治療はキサラギの里で、オーバーテクノロジーのレプリカを使って行うことが条件か。今のティルを動かすのは心配だが、やむを得ないな。」
医務室で、スカーフェイスは溜息をついて、黒衣を揺らした。
「実の娘がこんなに大変な目に遭っているのに、色々と条件を引き出して、『商談』だなんて。あの時は私も、ティルのためにと思って提案を出しましたけど、やっぱりあのお母さんのこと、苦手かもです。」
レイチェルは、今回の成り行きに心の底からは腹落ちしていないようで、伏目がちにこぼしている。
「あの当主にも、里をまとめる者としての立場がある。私情に任せて例外を作れば、里の統率が損なわれるだけじゃなく、周りの者がティルを見る目も厳しくなったかもしれない。当主の腹の内の全ては分からないが、やむを得ないだろう。むしろ、私情に任せて話が錯綜するより、スムーズだったかも知れないな。」
ジェノは、当主ジルの立場に理解を示しつつ、現状を前向きに捉えようとしている。
「使わせてもらえるのはレプリカか。ティルのお父さん、優しそうだったけど、どこか少し頼りないというか。本物じゃなくて大丈夫かな?」
メタルも、話が前に進んで良かったと思う一方で、まだ引っかかっている点を口にした。
しかし、スカーフェイスの見解は意外なものだった。
「むしろ好都合かもしれないぞ。本物のオーバーテクノロジーを使うと、かえって制御が難しく、思わぬ結果を招くかもしれない。例えば、効き目が強すぎて、ティルの魂を完全に抜き出してしまい、戻せなくなるとかな。」
腹の奥がヒュッと冷やされるような一言だ。
メタルとレイチェルは思わず肩をすくめる。
「・・・!レプリカの方が安全かも知れないってことか。」
「その父親も、妥協案を出しただけじゃなく、ティルの身を案じていたのかも知れないぞ?」
「だといいんですけど。」
バンの肩を持つスカーフェイスに、レイチェルは口を尖らせて、じっとりとした視線を投げた。
ティルの治療は、交渉の翌日に早速行われることになった。
軍の救急車両へと、寝台に乗せられたティルが運ばれていく。
顔は青白く、長く続いた寝たきり生活のために、検査着の裾から覗く手足は、枯れ枝のように細く乾いている。
生気にあふれて躍動していた『飛行少女』の見る影もない姿。
「ティル・・・!大丈夫だから。必ず、助けるから。」
目を閉ざしたままのティルを見つめ、メタルは、いたたまれない気持ちが溢れ出しそうになるのを、拳を固く握りしめて耐えながら、同じ車両に乗り込む。
護衛として同伴することになったレイチェルとジェノも、神妙な顔つきだった。
「目が覚めたら、いっぱいお話しましょうね。もっとティルのこと、聞きたいです。」
レイチェルは、関節のこわばった手をさするようにぎゅっと包み込んだ。
・・・
今回、キサラギの里には、メタル達3人の他に、スカーフェイスも同行することが決まっていた。
「偵察と交渉は、国王の指示どおり、お前達に任せたが、治療の現場には立ち合わせてもらう。これは、主治医としての責務だ。」
心強い限りだ。
空輸任務で自分達を翻弄し、猛威を振るった特別強化機兵、マッハネオグライダーの姿を思い返す。
実際の所、万が一治療中に、エクトプラズマーや特別強化機兵が襲って来たら、メタル達だけでは自分達の身を守るのに精一杯だと思われた。
ジルを筆頭に、キサラギの里の忍達の強さが折り紙つきなのは肌で感じていたが、やはりS級戦士の出撃は、一際頼もしい。
なお、シェリーもティルのことを気にかけ続けていたが、今回の治療への立ち会いは、見送られていた。
王国北部の『防衛ラインゼロ』で、直属部隊を率いて魔獣と交戦中だったガルドから、増援の要請を受けて、シェリーも出撃することになったためだった。
魔獣の支配領域と接する北部の前線には、砦を守る常駐の部隊に加えて、S級戦士(軍の医療体制の根幹を支えるスカーフェイスを除く)も時折交代しながら定期的に出向くことになっていた。
少し前に北部前線に出撃していたバルトスとギーメルと交代する形で、現在はガルドが出向いていたが、ここに来て、魔獣側から想定以上の攻勢にさらされたとの一報が入り、次の当番だったシェリーが、前倒しで応援に駆けつけることになったのだった。その間、バルトスとメイカは、他の事案に備えつつ、王都の守護に当たる。
「あのガルドから増援の依頼が来るなんて、ただ事じゃない。今は北部の前線に行かなきゃいけない。ティルのこと、頼んだよ。」
「あのガルドさんが、苦戦している⁉︎」
メタルは、鋼魂精鋭隊の入隊試験で主審を務めていた、迷彩服に身を包んだ豪傑の姿を思い起こす。往年の経験に裏打ちされているであろう豪快な高笑い。
ガルドとは小さい頃から師弟関係にあったジェノも、にわかに複雑な面持ちを浮かべるが、それは一瞬の残影としてすぐに沈む。
「・・・それぞれの持ち場でベストを尽くす。それだけのことだ。」
言葉は短かったが、それは師であるガルド、そしてシェリーに対する信頼に裏打ちされていた。
「・・・そうだね。」
シェリーもまた、短く返す。
本当は、自分もキサラギの里に同行して、見守りたい気持ちでいっぱいだったが、王国内に、魔獣の支配領域に生息する危険度の高いモンスターを、易々と侵入させるわけには行かない。
後ろ髪を引かれる思いに駆られながらも、メタル達に託し、使命感を胸に、北部の前線へと赴いたのだった。
・・・
ティルの治療は、キサラギ本家の中で行われることになった。
案内役の忍に導かれて最短ルートで『神隠しの森』を抜け、キサラギの里に到着すると、ティルはキサラギ本家の屋敷、父親のバンの研究室へと運ばれた。
「っ!・・・ティル。」
痛ましい姿で戻って来た娘の姿に、バンは思わず声を漏らしてうつむいたが、すぐに視線を上げると、オーバーテクノロジー『黒き十字架』のレプリカを増幅装置にセットする。その目は研鑽を積んだ技術者、そして、1人の父親のものでもあり、粛々と機材の配線をつないでいく手つきに、一切の迷いはなかった。
そんな様子を見守りながら、当主ジルは口を開かない。瞳を閉ざしたまま研究室の片隅に佇み、バンが組み立てた機器の立ち上がる音を、耳の奥でただ感じていた。
スカーフェイスは、特別に研究室の中に入り、その一角に居座る。
里の機密上、治療行為には参加せず、詳細は目に触れないだけの距離は保ちつつ、万が一ティルに何かあればすぐに対処できる位置で待機することになった。
「もどかしいものだな。」
スカーフェイスは独りごちる。
脳裏には、かつて魔獣の襲撃で命を奪われた、妻と子供達の姿が浮かぶ。
運命の歯車が狂ったあの日をきっかけに目覚めた、魂気使いとしての力と、治癒能力。大切な命が2度と自分の手からこぼれ落ちないように、との思いで作り上げた『リペアボディ』は、破格の肉体修復力を誇るが、穴も多い。
スカーフェイス自身や、人体のブラックボックスである脳、そして魂に関わる不調も対象外なのであったが、老化や衰弱などの、肉体に自然に起こる変化を戻すことも、不可能だった。
これ以上、治癒能力の使用条件を緩和するには、直接的な戦闘能力を大きく犠牲にする必要がある。
しかし、大切な者を守り抜くには戦闘力も失うわけにはいかない。
スカーフェイスは、治療者と戦士の狭間で、常に揺れ動いていた。
メタル、レイチェル、ジェノの3人は、キサラギ本家の屋敷周辺で見張りをしていた。
万が一の敵襲に備えてのことだった。
静かに時が過ぎていく。
キサラギ本家の外で、里の日常はいつも通りに流れる。
往来に混ざる忍服姿。
工作任務の売り込みに出かける使者。
訓練を終えた後も、的当て遊びに興じる子供たち。
寝台に横たわったティルは、なおも動かない。
いつしか日が落ち、里にさらなる静けさに包まれるかと思ったその時、森の一角で天を刺すような閃光が立ち上がると、空気が変わった。
森を包んでいた隠蔽術が、消え去った。
「(これは⁉︎隠蔽術式の源である、キサラギ家の墓に、何かあったのか?」
本家の研究室に佇んでいたジルが、肌で異変を感じ取る。
里に緊急事態を告げる警鐘が鳴り響き、夜の静寂を切り裂いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
嘘つきな君の世界一優しい断罪計画
空色蜻蛉
ファンタジー
誰も傷つけないよう付いた嘘が暴かれる時、誰よりも優しい青年の真実が明らかになる。
悪逆非道な侯爵家に生まれたリトスは、王太子妃を狙っている妹の野望を阻止し、実家を良い感じに没落させて、自分は国外追放されたいな~と考えていた。
軟派で無能な侯爵令息を装い、妹の対抗馬である庶民出身のテレサ嬢を支援したり、裏でいろいろ画策していた。
しかし、リトスの完璧な計画は、国外から招聘された有名な魔術師レイヴンによって徐々に暴かれていく。
リトスとレイヴン、二人の【星瞳の魔術師】が織りなす、オリジナル世界観の異世界ファンタジー物語。
※女性向けハイファンタジー&ブロマンス作品です
恋愛がメインではないので既存の女性向けカテゴリに分類できず・・主役二人の関係性はBLに近いです。
主人公最強、かつ相方も最強で、対等に戦うライバル&相棒です。
主役二人が水戸黄門よろしく事件を恰好よく解決していくお話になります。いっそ文芸の方がいいのかも?
※カクヨム、エブリスタ、Talesで連載中。掲載サイトによって進行がちがいます。
また、番外編の掲載の仕方も各サイトの仕様に合わせて変えています。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる