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基盤の解体(ファウンデーション・リセット)
第2話:落日の「氷の女王」―契約の代償と、暴かれた本能―
第2話:落日の「氷の女王」―契約の代償と、暴かれた本能―
居酒屋での密会から数日後。彼女の会社の業績は、僕が回した大型案件によって劇的に回復の兆しを見せていた。
「氷の女王、見事な復活劇だね」
社内でそう称賛されるたび、彼女はどんな顔をしているのだろう。その称賛が、僕の指先に弄ばれた代償であることを、彼女だけが知っている。
指定したのは、都心の外資系ホテルの高層階。
チャイムを鳴らすと、扉はすぐに開いた。そこに立っていたのは、もうあの「武装」した彼女ではなかった。
「……お待ちしておりました」
声は震え、視線は僕の靴先を彷徨っている。彼女は既に、僕が事前に贈っておいた「衣装」を身に纏っていた。
「……似合っているよ。黒のスーツより、ずっとね」
彼女が着ていたのは、透けるような極薄のシルクガウンのみ。その下には、あの「白」すら身に着けていないことが、歩くたびに揺れるシルエットで容易に想像できた。
「……契約の件、本当にありがとうございました。上層部も、泣いて喜んで……」
「仕事の話はもういい。今は『査定』の時間だ。……ソファに横になりなさい」
僕の冷徹な声に、彼女は喉を鳴らして従った。
高級なレザーソファに、かつてのエース営業が、無防備な姿で横たわる。ガウンの裾がはだけ、隠しようのない秘部が露わになった。
「君は、僕が助けたことで『救われた』と思っているかもしれない。だが、それは間違いだ。君は今日、この場所で、僕という飼い主に生涯飼われることを誓うんだ」
僕は彼女の足首を掴み、強引に開かせた。
「ひっ……! あ、あぁ……っ」
居酒屋での「指」とは違う、僕自身の熱が彼女を貫く。
「あ、がっ……ぁ……! す、すごい……っ!」
彼女は顔を背け、シーツを強く握りしめた。だが、その体は裏腹に、かつてないほどの熱を持って僕を受け入れ、締め付けてくる。
「どうした? 氷の女王様が、こんなに熱い声を上げるのか」
「ちが……っ、私は、ただ、契約のために……っ、ふあぁあ!!」
「まだ嘘をつくのか。君はもう、仕事のために抱かれているんじゃない。僕に支配される快楽に、脳が焼かれているんだ」
激しいピストンが繰り返されるたび、彼女のプライドが物理的に削り取られていく。
やがて、彼女の瞳から理性の光が消え、視線が定まらなくなった。
「あ、あ、……しゅ、主人……さま、ごしゅじん、さまぁ……っ!」
ついに彼女は、自ら腰を振り、僕を求めて縋り付いてきた。
「……合格だ」
絶頂の瞬間、僕は彼女の耳元でそう告げた。
彼女の体は激しく痙攣し、僕が与えた「印」をその最奥で受け止めた。
嵐のような時間が過ぎ、彼女は僕の足元で、魂を抜かれたような顔で横たわっていた。
僕は彼女の頬を優しく撫で、ポケットから数日前に取り上げた「あの時計」を取り出した。
「これは返してあげよう。明日からは、これを着けてまた『女王』として振る舞いなさい。……ただし」
僕は彼女の耳を甘く噛んだ。
「その時計の針が刻む一秒一秒、君が僕の所有物であることを忘れないように。……次は、君のオフィスで査定してもいいんだよ?」
彼女は時計を抱きしめ、涙を流しながら微笑んだ。
「……はい。いつでも、どこでも……あなたの望むままに」
かつて「氷の女王」と呼ばれた女は、今、一人の男の飼い犬として、完成された。
これで「氷の女王」編は完結です。
居酒屋での密会から数日後。彼女の会社の業績は、僕が回した大型案件によって劇的に回復の兆しを見せていた。
「氷の女王、見事な復活劇だね」
社内でそう称賛されるたび、彼女はどんな顔をしているのだろう。その称賛が、僕の指先に弄ばれた代償であることを、彼女だけが知っている。
指定したのは、都心の外資系ホテルの高層階。
チャイムを鳴らすと、扉はすぐに開いた。そこに立っていたのは、もうあの「武装」した彼女ではなかった。
「……お待ちしておりました」
声は震え、視線は僕の靴先を彷徨っている。彼女は既に、僕が事前に贈っておいた「衣装」を身に纏っていた。
「……似合っているよ。黒のスーツより、ずっとね」
彼女が着ていたのは、透けるような極薄のシルクガウンのみ。その下には、あの「白」すら身に着けていないことが、歩くたびに揺れるシルエットで容易に想像できた。
「……契約の件、本当にありがとうございました。上層部も、泣いて喜んで……」
「仕事の話はもういい。今は『査定』の時間だ。……ソファに横になりなさい」
僕の冷徹な声に、彼女は喉を鳴らして従った。
高級なレザーソファに、かつてのエース営業が、無防備な姿で横たわる。ガウンの裾がはだけ、隠しようのない秘部が露わになった。
「君は、僕が助けたことで『救われた』と思っているかもしれない。だが、それは間違いだ。君は今日、この場所で、僕という飼い主に生涯飼われることを誓うんだ」
僕は彼女の足首を掴み、強引に開かせた。
「ひっ……! あ、あぁ……っ」
居酒屋での「指」とは違う、僕自身の熱が彼女を貫く。
「あ、がっ……ぁ……! す、すごい……っ!」
彼女は顔を背け、シーツを強く握りしめた。だが、その体は裏腹に、かつてないほどの熱を持って僕を受け入れ、締め付けてくる。
「どうした? 氷の女王様が、こんなに熱い声を上げるのか」
「ちが……っ、私は、ただ、契約のために……っ、ふあぁあ!!」
「まだ嘘をつくのか。君はもう、仕事のために抱かれているんじゃない。僕に支配される快楽に、脳が焼かれているんだ」
激しいピストンが繰り返されるたび、彼女のプライドが物理的に削り取られていく。
やがて、彼女の瞳から理性の光が消え、視線が定まらなくなった。
「あ、あ、……しゅ、主人……さま、ごしゅじん、さまぁ……っ!」
ついに彼女は、自ら腰を振り、僕を求めて縋り付いてきた。
「……合格だ」
絶頂の瞬間、僕は彼女の耳元でそう告げた。
彼女の体は激しく痙攣し、僕が与えた「印」をその最奥で受け止めた。
嵐のような時間が過ぎ、彼女は僕の足元で、魂を抜かれたような顔で横たわっていた。
僕は彼女の頬を優しく撫で、ポケットから数日前に取り上げた「あの時計」を取り出した。
「これは返してあげよう。明日からは、これを着けてまた『女王』として振る舞いなさい。……ただし」
僕は彼女の耳を甘く噛んだ。
「その時計の針が刻む一秒一秒、君が僕の所有物であることを忘れないように。……次は、君のオフィスで査定してもいいんだよ?」
彼女は時計を抱きしめ、涙を流しながら微笑んだ。
「……はい。いつでも、どこでも……あなたの望むままに」
かつて「氷の女王」と呼ばれた女は、今、一人の男の飼い犬として、完成された。
これで「氷の女王」編は完結です。
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