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基盤の解体(ファウンデーション・リセット)
第4話:【美女アスリート】―最速のプライドを砕く、ドーピング検査の真実―【後編:剥奪される栄光、震える筋肉(マッスル)】
第4話:【美女アスリート】―最速のプライドを砕く、ドーピング検査の真実―
【後編:剥奪される栄光、震える筋肉(マッスル)】
「……っ……ぁ……」
控室の冷たい長椅子(ベンチ)に、彼女は身を投じさせられていた。
日本中を熱狂させた、あの商社ロゴ入りのユニフォームは床に脱ぎ捨てられ、そこには鍛え抜かれた褐色の肉体が剥き出しになっていた。
無駄な脂肪が一切ない、鋼のような腹筋と、力強く隆起した太腿。だが、その強靭な肉体は、今や僕の冷徹な視線に晒され、産まれたての小鹿のように細かく震えている。
「どうしました? 世界を相手に戦うスプリンターが、男一人の視線に怯えるなんて。……その自慢の脚は、逃げ出すためにあるのではないのですか?」
僕は冷たく言い放ち、彼女の膝の皿を指先でなぞった。指先に伝わる筋肉の緊張が、彼女の絶望を物語っている。
「……逃げられる、わけ……ないじゃない……。あなたが、すべてを握っているんだから……っ」
彼女は顔を伏せ、溢れる涙を堪えるように歯を食いしばる。
「……賢明な判断だ。……さて、これほどまでに発達した筋肉に、どれほどの不純物が混じっているのか、詳しく『検査』させてもらいましょう」
僕は、彼女が普段のトレーニングで使っている「マッサージオイル」のボトルを手に取った。
「……ひっ! それ、で、何を……」
「ケアですよ。……ただし、僕という支配者に奉仕するための、ね。……あなたのその脚が、薬物の力で得たものなのか、それとも僕に屈服するためにあるのか、教え込んであげる」
僕は粘り気のあるオイルを彼女の太腿に垂らし、力強く揉みしだいた。
「あ、ああぁっ! ……痛、い……! やめて……っ!」
アスリートの身体を熟知しているからこそ、僕は彼女が最も敏感に、そして屈辱を感じる部位に力を込める。
「痛い? おかしいですね。あなたはいつも、この脚に過酷な負荷をかけてきたはずだ。……それが今、僕の指先ひとつでこれほどまでに無様に悶えている。……これが、プライドを捨てた女の本当の姿だ」
僕はオイルまみれの指を、彼女の「最速」を支える大腿部の付け根、その最も深い聖域へと滑り込ませた。
「……っ! あ、あああぁっ……! そこ、は……だめ……っ……!」
「だめ? 自分の身体を制御できない人間に、そんな言葉を使う資格はありませんよ。……ほら、もっと脚を開きなさい。……あなたのその強靭な内転筋が、僕を拒むのか、それとも快楽を求めて誘うのか。……それを査定するのが、今日の僕の仕事だ」
彼女は激しい羞恥と、自身の身体が裏切るように感じ始める情動に、必死に抗おうとしていた。だが、背後に飾られた大会のポスターの中で輝く自分の姿が、今の無様な姿を嘲笑っているかのように見え、彼女の心は急速に折れていく。
「……ぁ……あ……っ、ご主人様……。……お願いします……。……どうか、私を……めちゃくちゃに……査定して……」
ついに、日本記録保持者の口から、屈服の言葉が漏れた。
僕は彼女の髪を掴み、無理やり顔を上げさせた。そこには、もはやアスリートの闘志など微塵もなく、ただ一人の男の支配を渇望する、堕ちた女の瞳があった。
【後編:剥奪される栄光、震える筋肉(マッスル)】
「……っ……ぁ……」
控室の冷たい長椅子(ベンチ)に、彼女は身を投じさせられていた。
日本中を熱狂させた、あの商社ロゴ入りのユニフォームは床に脱ぎ捨てられ、そこには鍛え抜かれた褐色の肉体が剥き出しになっていた。
無駄な脂肪が一切ない、鋼のような腹筋と、力強く隆起した太腿。だが、その強靭な肉体は、今や僕の冷徹な視線に晒され、産まれたての小鹿のように細かく震えている。
「どうしました? 世界を相手に戦うスプリンターが、男一人の視線に怯えるなんて。……その自慢の脚は、逃げ出すためにあるのではないのですか?」
僕は冷たく言い放ち、彼女の膝の皿を指先でなぞった。指先に伝わる筋肉の緊張が、彼女の絶望を物語っている。
「……逃げられる、わけ……ないじゃない……。あなたが、すべてを握っているんだから……っ」
彼女は顔を伏せ、溢れる涙を堪えるように歯を食いしばる。
「……賢明な判断だ。……さて、これほどまでに発達した筋肉に、どれほどの不純物が混じっているのか、詳しく『検査』させてもらいましょう」
僕は、彼女が普段のトレーニングで使っている「マッサージオイル」のボトルを手に取った。
「……ひっ! それ、で、何を……」
「ケアですよ。……ただし、僕という支配者に奉仕するための、ね。……あなたのその脚が、薬物の力で得たものなのか、それとも僕に屈服するためにあるのか、教え込んであげる」
僕は粘り気のあるオイルを彼女の太腿に垂らし、力強く揉みしだいた。
「あ、ああぁっ! ……痛、い……! やめて……っ!」
アスリートの身体を熟知しているからこそ、僕は彼女が最も敏感に、そして屈辱を感じる部位に力を込める。
「痛い? おかしいですね。あなたはいつも、この脚に過酷な負荷をかけてきたはずだ。……それが今、僕の指先ひとつでこれほどまでに無様に悶えている。……これが、プライドを捨てた女の本当の姿だ」
僕はオイルまみれの指を、彼女の「最速」を支える大腿部の付け根、その最も深い聖域へと滑り込ませた。
「……っ! あ、あああぁっ……! そこ、は……だめ……っ……!」
「だめ? 自分の身体を制御できない人間に、そんな言葉を使う資格はありませんよ。……ほら、もっと脚を開きなさい。……あなたのその強靭な内転筋が、僕を拒むのか、それとも快楽を求めて誘うのか。……それを査定するのが、今日の僕の仕事だ」
彼女は激しい羞恥と、自身の身体が裏切るように感じ始める情動に、必死に抗おうとしていた。だが、背後に飾られた大会のポスターの中で輝く自分の姿が、今の無様な姿を嘲笑っているかのように見え、彼女の心は急速に折れていく。
「……ぁ……あ……っ、ご主人様……。……お願いします……。……どうか、私を……めちゃくちゃに……査定して……」
ついに、日本記録保持者の口から、屈服の言葉が漏れた。
僕は彼女の髪を掴み、無理やり顔を上げさせた。そこには、もはやアスリートの闘志など微塵もなく、ただ一人の男の支配を渇望する、堕ちた女の瞳があった。
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