1 / 24
第9話:【終焉の序曲】―跪く八色の駒と、絶対零度の指令―
第9話:【終焉の序曲】―跪く八色の駒と、絶対零度の指令―
深夜、都心の超高層ビルの最上階。一般の入居者が立ち入ることのできない、完全防音のプライベート・サロン。
窓の外には、まるで支配者を祝福するかのように、数百万の民が眠る東京の夜景が広がっている。しかし、この室内にあるのは、その煌めきとは対照的な、澱んだ沈黙と、濃密な雌の匂い、そして絶対的な服従の気配だった。
部屋の中央、広大なリビングの床には、この国の各界を代表する「顔」たちが、一様に跪いていた。
営業元エース、地方議員、保育園の先生、美女アスリート。
そして、教祖、バイオリニスト、旅館の若女将、ニュースキャスター。
かつては誰もが羨望し、あるいは畏敬の念を抱いた、高潔で高慢な8人の女たち。だが今、彼女たちは一糸まとわぬ姿、あるいは僕に命じられた屈辱的な装いで、四つん這いになり、その誇り高き臀部を僕の方へと突き出していた。
「……壮観だな」
僕はソファに深く腰掛け、手にしたグラスの琥珀色の液体を揺らした。
8人の女たちが、示し合わせたかのように、僕の足元で列をなして頭(こうべ)を垂れている。彼女たちの肢体には、これまでの「査定」で僕が刻み込んだ所有印――目に見えない支配の痕跡が、今もなお疼いているはずだ。
僕はゆっくりと立ち上がり、端に位置する営業元エースの背後に立った。
「さて、お前たちをここに集めたのは、他でもない。今日この時から、お前たちは僕の『道具』として、この国の真の支配者たち……あの女性総理を取り囲む上位層を、一人残らず食い荒らしてもらうためだ」
僕は彼女たちの突き出された「弱点」へ、順に指を這わせた。
震える肉体、漏れる吐息。指先で執拗に粘膜を弄り、かつて僕が教え込んだ快楽の記憶を再燃させていく。
「営業エース、お前は経済界の重鎮どもを。議員、お前は党内の長老たちを。保育士、お前は彼らの家庭を内側から壊せ。アスリート、お前の熱狂を総理の政敵へと向けろ」
指が次々と、彼女たちの「聖域」を侵食していく。教祖が悦楽に身をよじり、バイオリニストが楽器を奏でるような高い喘ぎを上げ、若女将が涙を流して畳を掴み、ニュースキャスターが放送では出せない歪んだ顔で僕を見上げる。
「教祖、お前の信者を工作員として政界に潜り込ませろ。バイオリニスト、お前の旋律で大臣たちの理性を溶かせ。若女将、お前の奥座敷ですべての密談を録音しろ。キャスター、お前の報道で、僕の敵を一人残らず社会的に抹殺しろ」
8人の穴という穴に、僕の指が、そして僕の意思が深く突き刺さる。
彼女たちは、その指による「調教」の刺激を受けるたびに、快楽の波に襲われながらも、必死に僕の命令を脳に刻み込んでいた。
「わかったか。お前たちの価値は、ターゲットの弱みを握り、僕の足元に差し出すことだけに集約される。失敗は許さない。もし僕を失望させれば……お前たちが守りたかったその地位も、名誉も、そしてこの調教された身体も、すべてを無残に叩き潰してやる」
「……は、はい……マスター……」
「おっしゃる、通りに……っ、あ、あぁ……っ!」
8人の女たちの声が、重なり合い、不気味な合唱(コーラス)となって室内に響き渡る。
彼女たちは自ら僕の指を求め、さらなる辱めを請うようにして、その秘部を僕の方へと突き出し、貪欲に震えていた。
「いい鳴き声だ。……さあ、行け。この国を、僕の色に塗り替えてこい」
僕は最後の一人を強く突き放し、再びソファに座った。
8人の駒は、濡れた肢体を震わせながらも、獲物を狙う獣のような鋭い瞳を宿し、夜の闇へと散っていった。
この国の心臓部へ。女性総理の喉元へ。
僕の放った「8つの毒」が、静かに、しかし確実に、日本の土台を腐らせ始めていた。
深夜、都心の超高層ビルの最上階。一般の入居者が立ち入ることのできない、完全防音のプライベート・サロン。
窓の外には、まるで支配者を祝福するかのように、数百万の民が眠る東京の夜景が広がっている。しかし、この室内にあるのは、その煌めきとは対照的な、澱んだ沈黙と、濃密な雌の匂い、そして絶対的な服従の気配だった。
部屋の中央、広大なリビングの床には、この国の各界を代表する「顔」たちが、一様に跪いていた。
営業元エース、地方議員、保育園の先生、美女アスリート。
そして、教祖、バイオリニスト、旅館の若女将、ニュースキャスター。
かつては誰もが羨望し、あるいは畏敬の念を抱いた、高潔で高慢な8人の女たち。だが今、彼女たちは一糸まとわぬ姿、あるいは僕に命じられた屈辱的な装いで、四つん這いになり、その誇り高き臀部を僕の方へと突き出していた。
「……壮観だな」
僕はソファに深く腰掛け、手にしたグラスの琥珀色の液体を揺らした。
8人の女たちが、示し合わせたかのように、僕の足元で列をなして頭(こうべ)を垂れている。彼女たちの肢体には、これまでの「査定」で僕が刻み込んだ所有印――目に見えない支配の痕跡が、今もなお疼いているはずだ。
僕はゆっくりと立ち上がり、端に位置する営業元エースの背後に立った。
「さて、お前たちをここに集めたのは、他でもない。今日この時から、お前たちは僕の『道具』として、この国の真の支配者たち……あの女性総理を取り囲む上位層を、一人残らず食い荒らしてもらうためだ」
僕は彼女たちの突き出された「弱点」へ、順に指を這わせた。
震える肉体、漏れる吐息。指先で執拗に粘膜を弄り、かつて僕が教え込んだ快楽の記憶を再燃させていく。
「営業エース、お前は経済界の重鎮どもを。議員、お前は党内の長老たちを。保育士、お前は彼らの家庭を内側から壊せ。アスリート、お前の熱狂を総理の政敵へと向けろ」
指が次々と、彼女たちの「聖域」を侵食していく。教祖が悦楽に身をよじり、バイオリニストが楽器を奏でるような高い喘ぎを上げ、若女将が涙を流して畳を掴み、ニュースキャスターが放送では出せない歪んだ顔で僕を見上げる。
「教祖、お前の信者を工作員として政界に潜り込ませろ。バイオリニスト、お前の旋律で大臣たちの理性を溶かせ。若女将、お前の奥座敷ですべての密談を録音しろ。キャスター、お前の報道で、僕の敵を一人残らず社会的に抹殺しろ」
8人の穴という穴に、僕の指が、そして僕の意思が深く突き刺さる。
彼女たちは、その指による「調教」の刺激を受けるたびに、快楽の波に襲われながらも、必死に僕の命令を脳に刻み込んでいた。
「わかったか。お前たちの価値は、ターゲットの弱みを握り、僕の足元に差し出すことだけに集約される。失敗は許さない。もし僕を失望させれば……お前たちが守りたかったその地位も、名誉も、そしてこの調教された身体も、すべてを無残に叩き潰してやる」
「……は、はい……マスター……」
「おっしゃる、通りに……っ、あ、あぁ……っ!」
8人の女たちの声が、重なり合い、不気味な合唱(コーラス)となって室内に響き渡る。
彼女たちは自ら僕の指を求め、さらなる辱めを請うようにして、その秘部を僕の方へと突き出し、貪欲に震えていた。
「いい鳴き声だ。……さあ、行け。この国を、僕の色に塗り替えてこい」
僕は最後の一人を強く突き放し、再びソファに座った。
8人の駒は、濡れた肢体を震わせながらも、獲物を狙う獣のような鋭い瞳を宿し、夜の闇へと散っていった。
この国の心臓部へ。女性総理の喉元へ。
僕の放った「8つの毒」が、静かに、しかし確実に、日本の土台を腐らせ始めていた。
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
藤白ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。