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お礼参り
しおりを挟む今回は細部まで確認しながら取り込んでいくか。
特に脳を丹念に取り込んでみようと思う。
記憶までどうかは分らないがやってみる価値はあるだろう。
問題は何処でやるからだけども、ダンジョンの41階層の入り口でいいかな?
転移も出来るようになったし、あそこなら誰も来ないだろうし。よしそうしよう。
って言う事で転移っ!
おぅ・・・こっち見てるしドラゴン達。
でも、近づこうとはしないって事は此処はセイフティなんだろうなぁ。
よし、吸収開始っ!
あれからどれ位経っただろう、結構な時間かけて取り込んだが。
記憶は少し読み取れた、んだがこの人問題有りだわぁ。
この人王都で生活してた貴族の娘だ、伯爵家の長女でアリサ・ルーデンス17歳。
冒険者名義はリサで登録してるのな。
何かあったら困るから血は残してある、何か登録するにも血が必要になるだろうし。
取り合えず人間形態になってみるか、うまく行ってると良いんだけども。
おぉ・・・ナイスバディ、最初に見た時に気づいてたけども良い身体してるなぁ。
服は落ちてたの使うしかないか、多少破れてるがしかたない。
蜘蛛の糸で応急処置しとこうかな。
後、この人がダンジョンに来た理由がなぁ。
どうやら弟が病気で薬を作るのにオーク・エンペラーの睾丸が必要らしい。
エンペラーなんて滅多に出ないから、それだけが足りないらしい。
あっもしかしてこの前エンペラーが出現したの聞いて来たのかもしれない。
つっても冒険者が言ってた感じだとエンペラーは普通出ないって感じだし。
最初から無理筋だったんだがなぁ。
がしかし、残ってるんだよなぁ、エンペラー。
取り合えず街にもどるか、何時までも居てもドラゴンの視線が痛いだけだし。
くそっ、何時かお前らを倒してやるんだからねっ!ふんっ!
と捨て台詞を残して転移した。
あっ、しまった人間モードで来ちゃったよ。
裏路地に入って透明狼モードにチェンジ。
服を収納してギルドに向かう。
ギルドにこっそり侵入すると、この人を殺した冒険者5人発見。
これは、落とし前付けようかねぇ。
物陰にこっそりと、あっ丁度女冒険者が扉から出て来た。
あそこはトイレか?丁度良い。トイレに入って変装だぁ。
ん~ギルマスと話するまでバレない様に、おっこれが良い。
隠者のローブ、40層の宝箱から出て来たや~つ。
うし、これでおk。
トイレから出て、受付嬢の前に行きカードを出しながら。
「ギルマスと話がしたい。」
受「えっ?」
カードを見てビックリしている。この人、私の事知ってるのか?
「しっ」
口に人差し指を当て黙って貰った。
「酒場に居るあいつらを追い詰めるからギルマスに話を通して」コソッと受付嬢に話す。
受「か、かしこまりました。付いて来て下さい」
「ありがと」
コンコンコンコン
ギルマス「誰だ」
受付嬢「コリンです、少しお話が有ります」
ギルマス「入って良いぞ」
受付嬢「失礼します」
俺も後について入っていくと
ギルマス「ん?その人は?」
受付嬢「はい、この前の被害者です」
ギルマス「な、なんだとっ!」
「話の前に酒場に居る5人を確保してください。」
ギルマス「わ、わかった」
「訓練場は在りますよね?そこに連れて行って下さい。そこで話を付けます」
ギルマス「わかった、直ぐに連れて行く」
「コリンさん、訓練場に案内してください」
コリン「か、かしこまりました」
訓練場で待っているとぞろぞろと5人がギルマスに連れられてきました。
冒1「なんだよ、ギルマス前の事は話付いただろ?」
冒2「そうだよ、10階層のボスでやられたって説明したじゃん」
ギルマス「あぁ、そう言う話だったな」
冒3「なら、なんの話があるんだよぉ」
冒4「折角いい気分で飲んでたのにぃ」
冒5「チっ、全く何時までも」
ギルマス「よし、お前ら其処に並べ」
冒「なんだよ、めんどくせぇなぁ」
こっそりと5人の手足に糸を括り付けていく。
「あんたら、さぞ気分が良いでしょうねぇ。人のお金で酒盛りですか?」
ゆっくりと、フードを外していくと。
冒1「お、お前はっ!?」
冒2「な、何で此処に居るっ?」
冒3「そ、そんなばかなっ?」
「何が馬鹿なですか?私が此処に居るのがそんなに不思議ですか?」
冒1「お、お前は死んだはず・・・」
「えぇ、あなた達に犯され殺されましたね」
冒4「!俺たちはそんなことしてねぇっ」
冒5「そ、そうだお前は10層のボスで殺されたんだっ」
「そう?、私が居たのは16層のはずですが?」
「20層のボスを討伐するのを頼んだはずですが?」
コリン「はい、新人の子が受け付けてます20層のボス討伐を」
冒1「あ、あの時は肩慣らしに10層のボスを倒してから行こうと」
「へぇ、転移する時に16層と確認しましたよね?」
冒2「そんなはずはねぇっ!6層って言ったはずだっ!」
「まぁ、そんな事はどうでもいいのです。問題は私を殺したと言う事実です」
冒3「そんな事やってねぇ!第一お前はあの時っ」
冒5「こらっ!黙ってろ」
「あの時、どうしたのです?眠り薬で意識が無かったと?」
冒「!」
「あの時意識はありましたよ?身体が動かないだけで、存分に味わいましたよ。その汚いモノが私の中を蹂躙するのをねっ!」
手足に巻き付けた糸を一気に引き絞って後ろ側で纏めて縛る。
糸を使ってズボンを脱がしながら、宝箱から出た剣を取り出し転がってる5人に近づくと
「この汚物が諸悪の根源ですね」
剣を冒険者の股間に当て、一気に切り取る。
冒1「ぎゃっ!」
ギルマス「お、おいっ!あんたやり過ぎ」
「はぁ?何を言ってるんですか?この汚物は私を穢したモノですよ?」
ギルマス「しかし、私刑は認められんっ」
「そうですか、なら」
「ルーデンス伯爵家長女アリサが命じます、この者の行為を不敬罪として私が処罰しますっ!」
ギルマス「伯爵・・・」
「これなら問題無いでしょう?何せ伯爵家の娘を犯したのだから、ねぇ?」
切り取ったモノをファイアで焼却しながら次々と切り落として行く。
最後は切り取った場所を下級ポーションで傷を塞いでいく。
こうすることによって次に特級ポーションでも生えてくることは無い。
「次は、保証の問題でしょうかね?ギルドマスター」
ギルマス「な、なんでしょうか?」
「今回の事でギルドの落ち度はどう見てますか?」
ギルマス「そ、それは・・・」
「まさか、関係無いとは言いませんよね?斡旋したのはギルドなんですから」
ギルマス「くっ、そう・・・ですね」
「そこで、この者たちを奴隷としてギルドで買い取って下さい。一人金貨100枚で」
ギルマス「そ、それは幾何でも」
「あら?私の身体が穢されたのがそんなに安いのかしら?」
ギルマス「そ、そんな事はありませんが」
「そう、なら金貨1000枚でお願いしますね」
ギルマス「!か、勘弁してください。」
「あら?私はこれから貴族として生きて行けない身体になったんですが、それはどうお思いになってるのかしら?」
ギルマス「わ、わかりました。金貨1000枚、合計5000枚で手打ちをお願いします。」
「わかりました、それで終わりにしましょう」
「では、カードに振り込んでおいて下さい。もし1週間以内に振り込まれてなければ」
「わかってますね?」
ギルマス「必ず、振り込みます」
「お願いしますね。では、私は王都に帰ります」
冒険者の顔を1人づつ蹴りながら訓練所を後にした。
さて、この人の記憶では王都まで馬車で1週間か、飛んで行けば2.3日で着くかな?
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