ありふれた日常には戻れない

ロジー

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第一章

第2話 神器

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「Bってすごくない?」
コンが興奮している

確かにランクBはかなり高い方だろう

ん?神器はランクが低い順に与えられるって言ってたよな、、
俺たちはもっと高いランク?
果たしてランクが高い方がいいのか?
ランクが高ければより危険な目に遭うのではないか?

「まずいな。ランクが高いと利用される可能性が高いってことだ。コンより俺らが高いランクの神器が手に入るとしたら、、それこそ危険だ」
タクはやっぱり冷静

「別に他とつるまなきゃいいんじゃないすか?いま流行りの漫画みたいに独自のクランみたいな物を作れば自由に動けません?」
「ちょうど拠点になるサダさんの店もあることだし」
アイは運動神経抜群な漫画オタク
この知識は必ず役に立つはずだ

アイが光出す
神器が来たようだ

→ランクA
種類:剣
等級:迅速の剣
能力:光の斬撃

タクが光出す

→ランクA++
種類:銃
等級:ワルサーP38
能力:悪戯な銃弾

何かが身体に伝わる

→ランクS
種類:ユニーク
等級:妖刀時雨
スキル:成長

ユニーク?
俺だけスキルがあるのか

利用される前にクランを作るべきだろうか
頭が追いつかない

「わりぃ。遅れた」
アベだ
俺たちの頭脳がようやく来た

「神器はもう来たか?」
アベの存在は俺たちにとって重要だ

「あぁ、俺らしい神器だよ」
→ランクA
種類:扇子
等級:諸葛孔明の扇子
能力:真実の鉄扇
「この世界の変化を予想できる能力みたいだ」
「A級以上は他にいるか?」

俺含め3人が返事をする

アベが続ける
「A級以上の神器を持ってる人間は、漫画のようなベタな能力を持ってる」
「政府も漫画を参考にしたんだろ」
「まずはイベントリ。亜空間に収納できるスキル」
「そしてもう一つは鑑定。政府が言ってた個人で特定してほしいという神器もこのスキルで鑑定出来る」
「サダ、他のメンバーはまだか?」

「あぁ、今のとこ集まってるのはこれだけだ」

「政府が言う蟲が現れるまでにやれることをやるぞ」
「まず食料の調達。拠点の強化。仲間を集合させること」
やはりアベはこのチームの頭脳だ

「アイが言ってたが、クランみたいな物を作る必要があると思うか?」

「いまはまだ必要ない。けど時間が経てば必要になるだろうな。だからまずは仲間を集める必要がある。」
こうゆう事はアベに任せよう

☆♪ヴーーーー
予定より早く蟲が現れます
国民の、、み、な、さま、、準備を

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