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五年間の間
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あれから五年が経ちました。
早いような遅いような...まぁ、実際はいつでも五年後に行けるのだからと精霊界でのんびりしすぎましたけれどね。
身体の成長をゆっくりにさせたにも関わらず、実年齢の19歳に近い容姿に変わるぐらいのんびりと...。
っていっても、イチャイチャしてただけ。
感覚で言うと十数年...?
精霊界の時間の流れは他の世界と全く違うから、正確じゃないけれど。
さて、これまで話していなかったことを簡単に言っておきましょう。
私が戻ってくる五年後という時間は、王家主催のパーティーに出席するということにして、それまでは表舞台に出ないと家族と話し合った。
家族の所はたまに行っていたし、宮廷魔法師の執務室...団長と副団長がいる所には基本はルディークが行ってくれていたけど説明が必要な書類を届けるついでに説明してたり。
五年間精霊界にいくとは言ったけれど、戻ってこないとは言ったわけではないので...嘘はついていない。
ただ、言わなかっただけ。
五年後の王家主催のパーティーに着ていくドレスの採寸は近くの日程になったらって話をしていたのだけれど...今現在のドレスにはコルセットが...あるのよね。
ドレスがどうのという話は、精霊界に行って少し経ったあとの家族との話し合いの場だったので、まだ間に合ったというべきか。
コルセットが嫌すぎる私はお姉様と協力してデザイナーと話し合い、部分的に引き締めるだけのコルセットや下着等を作り出して、お姉様に広めて貰った。
いままでは胸元から腰までの長いコルセットしかなく、体型によっては不要な所ばかり引き締めてしまうことが多かったので、新しい物は好評だった。
ちなみに腰が悪い人用にサポーターも作ったら人気商品になったわ。
おかげで売上がすごいらしい。
これでパーティーに着ていくドレスはコルセット無しでも平気になるわね!
まぁ、そんなこんな影で活躍してたからか...王子が不定期的に宮廷魔法師執務室に突撃してたらしい。
副団長が腹黒い微笑みを浮かべながら教えてくれたけれども...もう既に色々お仕置きをやってるんだろうなー...。
王子にとっては婚約者...いや、妻になった人は一応大事にしているらしいけれども、私は別枠なんだそうな。
迷惑。
別枠って意味わからん。
陛下も私のこと以外は優秀で有能な王子をどうしたら良いかわからなくなったらしい。
とりあえず、公務等を押し付けて忙しくさせたり跡継ぎの話をしたりして自由に動ける時間を削るのが精一杯らしい。
副団長も陛下と一緒に対策を考えているからか、二人は仲良しさんだ。
最近の副団長は腹黒い微笑みを絶やすことがなくなり、団長に八つ当たり気味らしいので、副団長に甘いものを作って持っていったら喜ばれた。
お菓子に魔力を入れて、リラックス出来るようにほんわかした気持ちになるようにしたのが良かったらしい。
もちろん、それも研究として書類をまとめて持っていったら、目の前で書類を大切に大事に仕舞ってしまった。
お疲れ様です...副団長...。
早いような遅いような...まぁ、実際はいつでも五年後に行けるのだからと精霊界でのんびりしすぎましたけれどね。
身体の成長をゆっくりにさせたにも関わらず、実年齢の19歳に近い容姿に変わるぐらいのんびりと...。
っていっても、イチャイチャしてただけ。
感覚で言うと十数年...?
精霊界の時間の流れは他の世界と全く違うから、正確じゃないけれど。
さて、これまで話していなかったことを簡単に言っておきましょう。
私が戻ってくる五年後という時間は、王家主催のパーティーに出席するということにして、それまでは表舞台に出ないと家族と話し合った。
家族の所はたまに行っていたし、宮廷魔法師の執務室...団長と副団長がいる所には基本はルディークが行ってくれていたけど説明が必要な書類を届けるついでに説明してたり。
五年間精霊界にいくとは言ったけれど、戻ってこないとは言ったわけではないので...嘘はついていない。
ただ、言わなかっただけ。
五年後の王家主催のパーティーに着ていくドレスの採寸は近くの日程になったらって話をしていたのだけれど...今現在のドレスにはコルセットが...あるのよね。
ドレスがどうのという話は、精霊界に行って少し経ったあとの家族との話し合いの場だったので、まだ間に合ったというべきか。
コルセットが嫌すぎる私はお姉様と協力してデザイナーと話し合い、部分的に引き締めるだけのコルセットや下着等を作り出して、お姉様に広めて貰った。
いままでは胸元から腰までの長いコルセットしかなく、体型によっては不要な所ばかり引き締めてしまうことが多かったので、新しい物は好評だった。
ちなみに腰が悪い人用にサポーターも作ったら人気商品になったわ。
おかげで売上がすごいらしい。
これでパーティーに着ていくドレスはコルセット無しでも平気になるわね!
まぁ、そんなこんな影で活躍してたからか...王子が不定期的に宮廷魔法師執務室に突撃してたらしい。
副団長が腹黒い微笑みを浮かべながら教えてくれたけれども...もう既に色々お仕置きをやってるんだろうなー...。
王子にとっては婚約者...いや、妻になった人は一応大事にしているらしいけれども、私は別枠なんだそうな。
迷惑。
別枠って意味わからん。
陛下も私のこと以外は優秀で有能な王子をどうしたら良いかわからなくなったらしい。
とりあえず、公務等を押し付けて忙しくさせたり跡継ぎの話をしたりして自由に動ける時間を削るのが精一杯らしい。
副団長も陛下と一緒に対策を考えているからか、二人は仲良しさんだ。
最近の副団長は腹黒い微笑みを絶やすことがなくなり、団長に八つ当たり気味らしいので、副団長に甘いものを作って持っていったら喜ばれた。
お菓子に魔力を入れて、リラックス出来るようにほんわかした気持ちになるようにしたのが良かったらしい。
もちろん、それも研究として書類をまとめて持っていったら、目の前で書類を大切に大事に仕舞ってしまった。
お疲れ様です...副団長...。
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