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騒動の予感
もう既に旅も半分ほど終わってはいるけど、よっぽどのことはなくのんびりと旅を続けられている。
途中、私のことをテレシアだって知ってる貴族から接触があって口封じしたり、贈り物を特定の人達以外断ったり。私の踊り子姿自体が有名になって「銀蝶の舞姫」なんて恥ずかしい名前で呼ばれ始めたりして。
あとは私が踊り子姿で情報収集してる様子を怪しんだ者もいて、接触してきたこともあるけど丁重にご退場頂きましたわ。
私が他国のスパイだったらもっと上手くやるわよ!
いっそ、無能な王だったら国を乗っ取ってやる!
さて、今日の衣装は和服っぽい感じ。
だけど、ミニスカート丈だし肩出てるし足も露出してるし肘上から手首にかけて長いそで部分あるけど...うーん、普段に比べたら露出度的にはましな方ね。
曲はこれまた和風っぽいんだけど、サビの部分だけ盛り上がって、他はゆったりな感じの恋歌。
ただ、純粋な恋歌なのにこの露出度は如何なのかしら...まぁいいか。
私の踊りの様子を知ってる人は、普段とは違うステージに驚いたみたい。
この曲の気分だったからなんだけどねー。
「いやー...その衣装姿もいいね。普段とは違うからうちの主人も喜びそう。いや、この前みたいに衣装を贈るはめになりそう...仕事増える...うげ...最悪。」
ファンクラブ会長の影さんが声を掛けてきました。けど、愚痴混じりね。苦労してるようで...。
「あら、誉めてくれるの?ありがとう。貴方が声を掛けてくるなんて珍しいわね。なんか面白いことでもあったかしら?」
特になにか問題なく旅できてるから、よっぽどなことがない限り声を掛けられることはないと思うのだけど...と不思議そうな顔して尋ねる。
「ちょ...ちょっとここではあれだから場所変えよ!あの隅にいる護衛んとこでいいから!」
「仕方ないわね...。」
二人で場所を変え、隅にいる護衛のレンとフェリナの近くでこそこそ話し合う。
「で、どうしたの?」
「ああ、面白いこと...面白いこと...ね。
いや、全く面白くないよ!これから騒動起こるよ!まじでやめてほしくって邪魔したんだけど、へこたれてないからね!滅茶苦茶大変なことになるよ!」
軽く尋ねただけなのに、切羽詰まった必死の形相で言われてしまった。
何をそんなに焦っているのだろう?
「落ち着いて。いったい何があったのよ。」
落ち着かせようとしてもファンクラブ会長の影さんは全く落ち着いてくれない。
「ああ!もう!まじでここから逃げてください!遠くに行って下さい!いますぐ!」
「無理よ。まだやるべきことがあるもの。」
「まじか!ああ、でも逃がしても追い掛けてくるだろうし、いっそ会わせた方がいいのか?いや、まじでそれはやめたい。でもなー...。」
ついには混乱してブツブツ独り言を呟き始めてしまった。
私は何がなんだかわからないのに苛ついて、相手の両肩に手を置いて前後に勢いよく揺さぶる。
「うわっわっうわわっ!酔う!酔うからやめてー!」
「ねぇ、なにが起こったの?ちゃんと説明しなさい。わからないでしょ!」
まだ話してくれそうにもないので、揺さぶるのをやめない。
「わかった!わかったから!言う!言う!アクセラント殿下がテレシア様に会うためにこっちに向かってきてるんだよ!めっちゃ怖い顔して!」
「え...?」
私は思わず手を離してしまい、相手は勢いよく後ろに倒れてしまった。
途中、私のことをテレシアだって知ってる貴族から接触があって口封じしたり、贈り物を特定の人達以外断ったり。私の踊り子姿自体が有名になって「銀蝶の舞姫」なんて恥ずかしい名前で呼ばれ始めたりして。
あとは私が踊り子姿で情報収集してる様子を怪しんだ者もいて、接触してきたこともあるけど丁重にご退場頂きましたわ。
私が他国のスパイだったらもっと上手くやるわよ!
いっそ、無能な王だったら国を乗っ取ってやる!
さて、今日の衣装は和服っぽい感じ。
だけど、ミニスカート丈だし肩出てるし足も露出してるし肘上から手首にかけて長いそで部分あるけど...うーん、普段に比べたら露出度的にはましな方ね。
曲はこれまた和風っぽいんだけど、サビの部分だけ盛り上がって、他はゆったりな感じの恋歌。
ただ、純粋な恋歌なのにこの露出度は如何なのかしら...まぁいいか。
私の踊りの様子を知ってる人は、普段とは違うステージに驚いたみたい。
この曲の気分だったからなんだけどねー。
「いやー...その衣装姿もいいね。普段とは違うからうちの主人も喜びそう。いや、この前みたいに衣装を贈るはめになりそう...仕事増える...うげ...最悪。」
ファンクラブ会長の影さんが声を掛けてきました。けど、愚痴混じりね。苦労してるようで...。
「あら、誉めてくれるの?ありがとう。貴方が声を掛けてくるなんて珍しいわね。なんか面白いことでもあったかしら?」
特になにか問題なく旅できてるから、よっぽどなことがない限り声を掛けられることはないと思うのだけど...と不思議そうな顔して尋ねる。
「ちょ...ちょっとここではあれだから場所変えよ!あの隅にいる護衛んとこでいいから!」
「仕方ないわね...。」
二人で場所を変え、隅にいる護衛のレンとフェリナの近くでこそこそ話し合う。
「で、どうしたの?」
「ああ、面白いこと...面白いこと...ね。
いや、全く面白くないよ!これから騒動起こるよ!まじでやめてほしくって邪魔したんだけど、へこたれてないからね!滅茶苦茶大変なことになるよ!」
軽く尋ねただけなのに、切羽詰まった必死の形相で言われてしまった。
何をそんなに焦っているのだろう?
「落ち着いて。いったい何があったのよ。」
落ち着かせようとしてもファンクラブ会長の影さんは全く落ち着いてくれない。
「ああ!もう!まじでここから逃げてください!遠くに行って下さい!いますぐ!」
「無理よ。まだやるべきことがあるもの。」
「まじか!ああ、でも逃がしても追い掛けてくるだろうし、いっそ会わせた方がいいのか?いや、まじでそれはやめたい。でもなー...。」
ついには混乱してブツブツ独り言を呟き始めてしまった。
私は何がなんだかわからないのに苛ついて、相手の両肩に手を置いて前後に勢いよく揺さぶる。
「うわっわっうわわっ!酔う!酔うからやめてー!」
「ねぇ、なにが起こったの?ちゃんと説明しなさい。わからないでしょ!」
まだ話してくれそうにもないので、揺さぶるのをやめない。
「わかった!わかったから!言う!言う!アクセラント殿下がテレシア様に会うためにこっちに向かってきてるんだよ!めっちゃ怖い顔して!」
「え...?」
私は思わず手を離してしまい、相手は勢いよく後ろに倒れてしまった。
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