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ご用件はなぁに?
「いらっしゃいませアクセラント殿下。着替える時間がなかったので、この格好のまま失礼致します。
本日はどのようなご用でしょうか?」
私が宿に着いてフェリナがお茶を用意したタイミングで、レイを伴って訪れたアクセラント殿下と疲れている護衛さん達。
タイミングが良いんだか悪いんだか...。
レイ、護衛さん達にお水を配ってくれてありがとう。
どうせアクセラント殿下に引っ張り回されたのでしょう。
疲労感が漂っているわ...。
フェリナが護衛さん達に軽食を配り始めたわ...護衛さん達が感動で涙を流しそうね...お疲れ様です。
ちなみに私の格好とは言っても露出度が過去最高に激しい衣装の上に薄い大判ストールを肩から掛けて前で留めてるので、衣装も身体もある程度隠れているのよ。
素材と色によっては衣装の一部になり得そうなほどね。
腰に巻くか、いっそ手に持って踊りに合わせてふわふわ振るか...。
それだと大きいかしら?
いくら薄いやつでもこのサイズは大きいわね。
首に巻くようなストールぐらいの大きさが良いのかもしれないわ。
さて、思考が違うところにいってましたが...アクセラント殿下ったら答えないんですもの。
ご用件なぁに?って聞いているのにー。
こっちをみて口をパクパクしてはいるものの、一向に声を発しないの。
とりあえず疲れたから座りましょう。
長居してほしくないからあえて勧めなかったのだけど。
「アクセラント殿下、良ければ座りませんか?」
と、この宿備え付けのソファーに手を向ける。
殿下はハッと気がついて、ゆっくりとソファーに向かったのを見た私はそそくさと別のソファーに座る。
色々とお話し合いする必要があるから、応接室みたいになっている部屋+寝室は私の泊まる場所として必要なのよね。
まぁ、その分お値段が張るのだけど...別に私のお金じゃないから気にしないことにしている。
私用の経費が貰えるのだけど、いままで必要最低限しか使ってこなかったから余ってるし、今回も衣装代と飲食代と宿泊代と幌馬車代ぐらいだけど、冒険者ギルドで稼いでる分もあるからそこまで減ってないのよね。
...それより早く声を発しないかしら?
「アクセラント殿下、何か用があって来られたのでしょう?何も無いのならご退室頂きたいのですが。」
お出口はこちらですと手で扉を指し示すと殿下は慌てて声をやっと発した。
「用はある。しかし...」
殿下はどう言おうとしているのか悩んでいるみたい。
また後日来てもらいましょうかねー?
話す内容を整理した方が良いでしょうし。
と思ったら、殿下が前のめりになってこう良い放ってくれた。
「今すぐにそういう格好をして人前に出るのはやめてくれ。そういう衣装を着て見せて良いのは俺だけにしてくれ!」
本日はどのようなご用でしょうか?」
私が宿に着いてフェリナがお茶を用意したタイミングで、レイを伴って訪れたアクセラント殿下と疲れている護衛さん達。
タイミングが良いんだか悪いんだか...。
レイ、護衛さん達にお水を配ってくれてありがとう。
どうせアクセラント殿下に引っ張り回されたのでしょう。
疲労感が漂っているわ...。
フェリナが護衛さん達に軽食を配り始めたわ...護衛さん達が感動で涙を流しそうね...お疲れ様です。
ちなみに私の格好とは言っても露出度が過去最高に激しい衣装の上に薄い大判ストールを肩から掛けて前で留めてるので、衣装も身体もある程度隠れているのよ。
素材と色によっては衣装の一部になり得そうなほどね。
腰に巻くか、いっそ手に持って踊りに合わせてふわふわ振るか...。
それだと大きいかしら?
いくら薄いやつでもこのサイズは大きいわね。
首に巻くようなストールぐらいの大きさが良いのかもしれないわ。
さて、思考が違うところにいってましたが...アクセラント殿下ったら答えないんですもの。
ご用件なぁに?って聞いているのにー。
こっちをみて口をパクパクしてはいるものの、一向に声を発しないの。
とりあえず疲れたから座りましょう。
長居してほしくないからあえて勧めなかったのだけど。
「アクセラント殿下、良ければ座りませんか?」
と、この宿備え付けのソファーに手を向ける。
殿下はハッと気がついて、ゆっくりとソファーに向かったのを見た私はそそくさと別のソファーに座る。
色々とお話し合いする必要があるから、応接室みたいになっている部屋+寝室は私の泊まる場所として必要なのよね。
まぁ、その分お値段が張るのだけど...別に私のお金じゃないから気にしないことにしている。
私用の経費が貰えるのだけど、いままで必要最低限しか使ってこなかったから余ってるし、今回も衣装代と飲食代と宿泊代と幌馬車代ぐらいだけど、冒険者ギルドで稼いでる分もあるからそこまで減ってないのよね。
...それより早く声を発しないかしら?
「アクセラント殿下、何か用があって来られたのでしょう?何も無いのならご退室頂きたいのですが。」
お出口はこちらですと手で扉を指し示すと殿下は慌てて声をやっと発した。
「用はある。しかし...」
殿下はどう言おうとしているのか悩んでいるみたい。
また後日来てもらいましょうかねー?
話す内容を整理した方が良いでしょうし。
と思ったら、殿下が前のめりになってこう良い放ってくれた。
「今すぐにそういう格好をして人前に出るのはやめてくれ。そういう衣装を着て見せて良いのは俺だけにしてくれ!」
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