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77 大賑わい
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抱えられて騎士食堂に着くと大賑わいだ。何事かと思うほどだけど楽しそう。
「これはケビン様、また抱えられての移動ですか!あははは」
「ガルトレイン騎士団長、この賑わいはどうしたのかな?料理が足りないと聞いたのだけど、結構料理用意したよ。それでも足りないの?」
「申し訳ないです。あまりにも美味しくて、おかわりはしていたら、足りなくなりました。特に女性騎士達が不満気です。2.3回大盛りでおかわりするものもいたので、足りなくなったのです」
あー、女性騎士達に囲まれて怒られているのが、数回、それも大盛りでお代わりした奴らか。
「とりあえず、女性達のは僕がストックしている料理を渡すよ。あと、みんなどれぐらいお代わりしたいの?」
四方八方からいっぱい食べたいと言っている。
「料理長、肉まん、ピザまんを大量に出そう。それと女性騎士達にはパスタを出そう。あとはデザートを出すよ。それで機嫌が良くなればいいな」
「ケビン様申し訳ございません。こんな大騒ぎになってしまって。ですが、今回の料理は美味しすぎます」
「では、不味く作ろうか?野菜がいっぱい入った料理」
「そ、それは勘弁願いたい。討伐に力が出なくなってしまいます」
「今回、一気に出しすぎたかなぁ」
周りから、そんなことはない、いつでも歓迎だなど聞こえてくる。
「とりあえず、パスタを作る間、これを食べていて」
肉まん、ピザまんを大量に出す。女性陣にはデザートを渡した。笑顔が戻ってよかったよ。作っても食べ切らなかったらマジックバッグに入れて置くからいいんだけど。
「ケビン様、俺たちもデザート欲しいなぁ」
こいつら、俺にたかりすぎだよ!全く。今回はプリン、スイポテ、マフィンを大量に作ってある。
「とりあえず、これらとポテイモチップス食べていて。本当に食べられるの?」
「ケビン様、余裕で食べられますよ。ケビン様もいっぱい食べた方が大きくなりますよ」
俺の頭をポンポンする。こいつらー、ふざけるなー、没収するぞ。
また大量のパスタが運び込まれ、ペロリとなくなっていく。
「もうこれで終わり。食べ過ぎだから、騎士団長、明日はみっちり鍛錬してあげて。余計な贅肉がついている可能性があるのでよろしくね」
「ケビン様、仰せのままに」
ブーブー言っている騎士達だが知らん!
「ケビン坊っちゃま、ありがとうございました。助かりました」
「副料理長も大変だったね。全くよく食べるよ。これからは徐々に新料理を出そうかな」
「それはダメです。ぜひいろいろ教えてください。お願いします」
「僕は刺繍とかの方がいいんだけどなぁ。父様が仕事を僕にさせるから時間がないんだよ。ひどいと思わない?」
料理長と副料理長兄弟にぼやいた。
「ケビン坊っちゃまがいろいろやらかすことで仕事が増えるんだと思いますよ。多分誰もが思っていることですよ」
的確な答えをありがとう。
「別にやらかそうとしてやっているわけではないんだよなぁ」
みんな大笑い。ひどい。
「そうだ、みんな聞いて。親戚とか知り合いで漁村出身の人はいない?魚などを卸してもらえるところ」
「また何か考えていることがあるのですか?」
ガルトレイン騎士団長が興味津々だ。
「単なる新鮮な魚介類が食べたいだけなんだ。知っている人いない?」
魚は母様の創造種ではできないんだよ。当たり前か!
「私の妻の実家が東地域の漁村です。とても小さいですが。確かイーサン様のご学友にその出身の領主様のご子息がいたと思いますよ。双子のお子様だったと思いました。もう一人方は女の子で二人ともイーサン様と同じ学園で一緒だったと思います」
この前貝殻をもらえないかという話で出た友人か!なるほど。
「ガルトレイン騎士団長ありがとう。イーサン兄様にも聞いてみるね」
「できれば、ケビン様の知恵で漁村の活性化をお願いしたいです。なにぶんあそこも貧しいので、妻がいつも家族の心配しているのです。こちらに呼べばと昔から言っていたのですが、まぁ、今はこの領地は繁栄してますが、昔は大変でしたから呼ぶに呼べなかったのもあります。しかし、漁村を離れたくない、死ぬまでそこにいると言っているので、なんとかイーサン様と話をしていただければありがたいです」
「そうなんだ。ガルトレイン騎士団長もその漁村に行ったことがあるの?」
「ええ、結婚の承諾をいただきに行きました。なかなかいい返事がもらえなくて、毎日頭を下げていました。結局妻がキレて、父親に喧嘩を売ってました。そして渋々了承してもらえました」
ん?奥さん強い?
「奥さん強いの?」
「あははは、うちの騎士団の奥方はみんな強いですよ。肝が据わっているというかなんというか。尻に引かれているという感じですね」
そうか、みんな奥さんに頭が上がらないんだ。
「お酒もほどほどにね。それじゃあ、イーサン兄様と話してみるよ」
イーサン兄様のお友達か。まだ王都の仕事の引き継ぎが終わらないと無理かなぁ。醤油は錬金で作った。これを刺身で食べたいよ。とりあえずイーサン兄様に言ってみよう。
「これはケビン様、また抱えられての移動ですか!あははは」
「ガルトレイン騎士団長、この賑わいはどうしたのかな?料理が足りないと聞いたのだけど、結構料理用意したよ。それでも足りないの?」
「申し訳ないです。あまりにも美味しくて、おかわりはしていたら、足りなくなりました。特に女性騎士達が不満気です。2.3回大盛りでおかわりするものもいたので、足りなくなったのです」
あー、女性騎士達に囲まれて怒られているのが、数回、それも大盛りでお代わりした奴らか。
「とりあえず、女性達のは僕がストックしている料理を渡すよ。あと、みんなどれぐらいお代わりしたいの?」
四方八方からいっぱい食べたいと言っている。
「料理長、肉まん、ピザまんを大量に出そう。それと女性騎士達にはパスタを出そう。あとはデザートを出すよ。それで機嫌が良くなればいいな」
「ケビン様申し訳ございません。こんな大騒ぎになってしまって。ですが、今回の料理は美味しすぎます」
「では、不味く作ろうか?野菜がいっぱい入った料理」
「そ、それは勘弁願いたい。討伐に力が出なくなってしまいます」
「今回、一気に出しすぎたかなぁ」
周りから、そんなことはない、いつでも歓迎だなど聞こえてくる。
「とりあえず、パスタを作る間、これを食べていて」
肉まん、ピザまんを大量に出す。女性陣にはデザートを渡した。笑顔が戻ってよかったよ。作っても食べ切らなかったらマジックバッグに入れて置くからいいんだけど。
「ケビン様、俺たちもデザート欲しいなぁ」
こいつら、俺にたかりすぎだよ!全く。今回はプリン、スイポテ、マフィンを大量に作ってある。
「とりあえず、これらとポテイモチップス食べていて。本当に食べられるの?」
「ケビン様、余裕で食べられますよ。ケビン様もいっぱい食べた方が大きくなりますよ」
俺の頭をポンポンする。こいつらー、ふざけるなー、没収するぞ。
また大量のパスタが運び込まれ、ペロリとなくなっていく。
「もうこれで終わり。食べ過ぎだから、騎士団長、明日はみっちり鍛錬してあげて。余計な贅肉がついている可能性があるのでよろしくね」
「ケビン様、仰せのままに」
ブーブー言っている騎士達だが知らん!
「ケビン坊っちゃま、ありがとうございました。助かりました」
「副料理長も大変だったね。全くよく食べるよ。これからは徐々に新料理を出そうかな」
「それはダメです。ぜひいろいろ教えてください。お願いします」
「僕は刺繍とかの方がいいんだけどなぁ。父様が仕事を僕にさせるから時間がないんだよ。ひどいと思わない?」
料理長と副料理長兄弟にぼやいた。
「ケビン坊っちゃまがいろいろやらかすことで仕事が増えるんだと思いますよ。多分誰もが思っていることですよ」
的確な答えをありがとう。
「別にやらかそうとしてやっているわけではないんだよなぁ」
みんな大笑い。ひどい。
「そうだ、みんな聞いて。親戚とか知り合いで漁村出身の人はいない?魚などを卸してもらえるところ」
「また何か考えていることがあるのですか?」
ガルトレイン騎士団長が興味津々だ。
「単なる新鮮な魚介類が食べたいだけなんだ。知っている人いない?」
魚は母様の創造種ではできないんだよ。当たり前か!
「私の妻の実家が東地域の漁村です。とても小さいですが。確かイーサン様のご学友にその出身の領主様のご子息がいたと思いますよ。双子のお子様だったと思いました。もう一人方は女の子で二人ともイーサン様と同じ学園で一緒だったと思います」
この前貝殻をもらえないかという話で出た友人か!なるほど。
「ガルトレイン騎士団長ありがとう。イーサン兄様にも聞いてみるね」
「できれば、ケビン様の知恵で漁村の活性化をお願いしたいです。なにぶんあそこも貧しいので、妻がいつも家族の心配しているのです。こちらに呼べばと昔から言っていたのですが、まぁ、今はこの領地は繁栄してますが、昔は大変でしたから呼ぶに呼べなかったのもあります。しかし、漁村を離れたくない、死ぬまでそこにいると言っているので、なんとかイーサン様と話をしていただければありがたいです」
「そうなんだ。ガルトレイン騎士団長もその漁村に行ったことがあるの?」
「ええ、結婚の承諾をいただきに行きました。なかなかいい返事がもらえなくて、毎日頭を下げていました。結局妻がキレて、父親に喧嘩を売ってました。そして渋々了承してもらえました」
ん?奥さん強い?
「奥さん強いの?」
「あははは、うちの騎士団の奥方はみんな強いですよ。肝が据わっているというかなんというか。尻に引かれているという感じですね」
そうか、みんな奥さんに頭が上がらないんだ。
「お酒もほどほどにね。それじゃあ、イーサン兄様と話してみるよ」
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