いま、ささみが思うこと

東條ささみ

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少しだけ、頑張る

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一度精神疾患にかかると、無理が出来なくなる。

 いや、無理をしてきたから病気になったと言う方が正しいのかもしれない。
これは、病気になったことが無い人からは理解されにくいので、当事者はそこでもまた苦労することになりがちだ。

 だからといって「私は病気だから」と開き直るのとはまた、違うと感じる。これは私の体験にもなるけれど、開き直ろうとするとまた別の弊害が出てくるのだ。

 まず、家族はなんだかんだ病気の自分を見ているので理解しているように見えるけど案外怠けているようにしか捉えられていない。
だからそこで開き直ると、直ぐに批判されるのだ。

 なので、私は「ちょっとだけ、頑張る」ようにしている。「面倒だな」と「やる気が出ない」という感情は紙一重。普通の人でもダルい、やる気出ない、は当たり前。
そこで、「いや、ちょっとだけここは頑張ろう」と自分を鼓舞する。

 少しでも頑張って結果を出せば、自分の自信にもなるし、周りも「病気のせい」で甘えているという偏見を少しでも無くしてくれるだろうという期待も持てる。

 プラスに考えれば、普通の人が当たり前に頑張っていることも、二重の意味で評価されると思えば、頑張ることは無駄では無いと思える。かなりの自己満足に過ぎないけれど、そのように考えている。

 
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