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異世界編-スノー編
音楽
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「まったく……何者なんだい……」
ナキがキツネ面を横目で見ながら……
「こんな住宅街で……あんたの能力《ほんき》は……迷惑過ぎるんじゃないか」
セティは……ナキの飛空艇を見上げながら言う。
「確かに……こんな夜中といっても……誰か……」
誰かを巻き込むかもしれない……リプリスが周りを見る。
「……って、あれ……」
言っているそばから、後ろからこちらの様子に気づかないように歩いてくる青年。
レスたちの通う学園の制服。
薄紫色の髪、目元が隠れるくらいの長い前髪。
耳が隠れるくらいの大き目のヘッドフォンをしていて……
両手をズボンのポケットに突っ込み。
少し猫背気味に歩いている。
大音量で聞いている音楽が、シャカシャカと少し外にこぼれている。
普通の人間ならこの様子に気がついて違う道を探しそうなところ、
その学生の男は構うことなく、そしてそんな場所を平然と横切る。
「あっ……」
そして、見向きもせず通りすがろうとした身体を不意に止めると。
長い前髪で隠れている瞳を横に向ける。
「……セティじゃん」
そんな男に……セティは迷惑そうな目だけを返す。
「……あはっ、めっちゃ傷つく」
楽しそうに男は……セティ以外の人間が見えていないように。
「あれ……もしかして、ピンチだったりする……?」
ゆっくりと顔を動かし……
他所の家の塀の上で、かえる座りのように構えているキツネ面を見る。
「手伝う……?」
「かかわるな……さっさと帰れ……」
そんな、協力者をセティは強く突き放す。
「相変わらず……連れないなぁ」
「いいよ……解らせ涯がある……」
「ちょっと、ノッテきた」
ヘッドフォンから零れる音楽《リズム》に男子生徒は身体を揺らしながら……
「!?」
その場の誰もが、その動きを捉えれなかったように……
「ねぇ……その仮面の下……どうなってる?」
いつの間にか、キツネ面の真横に……反対向きで同じ体制で塀の上にしゃがむ男子生徒……その右手がキツネ面の顔面に触れる寸前。
「っち」
バリアー、攻撃、どちらとも取れそうな高い電流のようなものをキツネ面が周囲に放つ。
「あははっ」
男子生徒は再び楽しそうに笑い……
その攻撃から逃れるように、
細い塀の上で片手でバク転するように後退し、その勢いでつけているヘッドフォンが落ちないように空いた片手でささえる。
「嬢《セティ》ちゃん……何者だい……彼《あれ》」
ナキが現れた男子生徒を見ながら、顔見知りでありそうなセティに尋ねる。
「嬢ちゃん……私のこと?気持ち悪い呼び方すんなよ……」
セティは先にそこを否定しながら……
「3年A組……ソアラ=ノイズ……」
ゆっくりと男を改めて見上げながら……
「私をこの世界に召喚した能力者《にんげん》だよ」
ここまで……それほどの実力を持ちながらも、表に表れることは無かった。
武術会、魔王……神、そんな争いが身近で見ていた……
それでも、もしかしたら、今日、偶然この場に居合わせなければ……
彼女の口から彼の説明をすることなど、一生無かったのかもしれない。
「あは……嫌がるなよ」
仮面をはがされる事を拒むように、敵意を向けられたソアラは楽しそうに笑いながら……
「ノッテきた……そんなに嫌がられたらさぁ……俺も少し意地になっちゃうじゃん」
「……たぁーーーっ」
音楽に乗るように身体を揺すっていたソアラは、不意に叩き込まれたキツネ面の魔法のような能力に吹き飛ばされる。
「いたぁ……さすが、セティ、君が苦戦するはずだね」
起き上がり、両手をポケットに入れる。
「でも……なんで加減してるの、あれ……俺、もしかして舐められてる?傷つくなぁ」
猫背の体制は少しソアラの身体を小柄に見せる。
「……あいつは居ないのか」
ソアラはゆっくりと、その場にいる全員を見ながら……
「誰の……ためにもならない、そう俺も拒み続けてきた……そんな君がさ、魔王討伐だ、神討伐だと……そりゃ随分と哀れだったなぁ……そんな君を変えてしまった彼《おとこ》に挨拶しておきたかったけど……」
そう、セティを通し……レスを見るように睨む。
「まぁ……いいかぁ」
ゆっくりと前髪で隠れる瞳を再びキツネ面に向ける。
青白い魔力の塊がソアラの周りに作り出される。
一斉にそれがソアラ目掛け飛ぶ。
ソアラはただ目を瞑り、ヘッドフォンの音楽に神経を傾け……
「その音は覚えた……」
一瞬で……再びソアラの身体はキツネ面の真横に位置している。
仮面に触れる寸前の右手……
再び、電流がキツネ面の周囲に放出される。
「……煩い雑音《おと》だ……でも、それも覚えた……」
ソアラの右手がキツネ面のフードの奥の顔面を掴み上げる。
「……煩い奴ですね」
「あいたぁーーーっ」
再びソアラの身体がキツネ面の魔力で弾き飛ばされる。
「あいたた……ちょっと怒らせちゃったかな」
楽しそうにソアラは言う。
「セティ……久しぶりだね、はい……プレゼント」
丁度、セティの横に吹き飛ばされたソアラは手にした仮面をセティに渡す。
「………」
フードの奥……暗闇でその素顔は確認できない。
口元が少しだけ、夜の月の光に照らされるように見えている程度。
そして……
くるりとそのまま、セティたちのいる塀の反対側に落ちるようにその姿を消す。
「なんのつもりだ……」
未だ受け取られない仮面を手にした右手をセティに差し向けたままのソアラにセティが問う。
「……本当に、偶然で気まぐれだよ……たまたま、此処に君が居た……孤高で誰の干渉を嫌う君の生き方はさ……結構好きだったんだよなぁ」
ソアラは笑いながら……
「孤高で余計な雑音のない音に……なんだか最近……いろいろ混ざってるような気がしてさ……」
「音楽はいいよね……周りの雑音を消してくれる」
シャカシャカとヘッドフォンからは音が流れている。
それでも、ソアラはセティの言葉《おと》を聞き分けるように……
きちんと言葉を理解する。
「昔の……ただ……素直な君の音が好きだった……孤高に……世界に抗う君の言葉《おと》はね……最高に素敵だった……そんな君の音の波長を狂わせた……あの転入生……ぜひ挨拶したいな」
「言ったよな……これ以上、私に……私たちに関わるな」
そう、ソアラを睨む。
「あは……傷つくなぁ……でもノッテきた……そう嫌がられるとさぁ」
楽しそうにソアラはセティの睨みに笑みで返す。
「そんな……君を惑わす言葉《かれ》は……俺にどんな音楽《ことば》を送ってくれるのだろうか……」
「それじゃ……これ以上、君に嫌われたくないからね」
ソアラは両手をポケットに収めると猫背の姿勢で立ち去るように歩き出す。
「安心しろ……忠誠心も愛情値も……底辺だよ」
その後姿にセティが言い放つ。
「あはっ……傷つくなぁ……」
ソアラはそう笑いながら……
「せいぜい、マイナスにならないよう気をつけようかな」
そして、その後姿は見えなくなる。
残された4人もろくな会話をすることなく、解散する。
ナキがキツネ面を横目で見ながら……
「こんな住宅街で……あんたの能力《ほんき》は……迷惑過ぎるんじゃないか」
セティは……ナキの飛空艇を見上げながら言う。
「確かに……こんな夜中といっても……誰か……」
誰かを巻き込むかもしれない……リプリスが周りを見る。
「……って、あれ……」
言っているそばから、後ろからこちらの様子に気づかないように歩いてくる青年。
レスたちの通う学園の制服。
薄紫色の髪、目元が隠れるくらいの長い前髪。
耳が隠れるくらいの大き目のヘッドフォンをしていて……
両手をズボンのポケットに突っ込み。
少し猫背気味に歩いている。
大音量で聞いている音楽が、シャカシャカと少し外にこぼれている。
普通の人間ならこの様子に気がついて違う道を探しそうなところ、
その学生の男は構うことなく、そしてそんな場所を平然と横切る。
「あっ……」
そして、見向きもせず通りすがろうとした身体を不意に止めると。
長い前髪で隠れている瞳を横に向ける。
「……セティじゃん」
そんな男に……セティは迷惑そうな目だけを返す。
「……あはっ、めっちゃ傷つく」
楽しそうに男は……セティ以外の人間が見えていないように。
「あれ……もしかして、ピンチだったりする……?」
ゆっくりと顔を動かし……
他所の家の塀の上で、かえる座りのように構えているキツネ面を見る。
「手伝う……?」
「かかわるな……さっさと帰れ……」
そんな、協力者をセティは強く突き放す。
「相変わらず……連れないなぁ」
「いいよ……解らせ涯がある……」
「ちょっと、ノッテきた」
ヘッドフォンから零れる音楽《リズム》に男子生徒は身体を揺らしながら……
「!?」
その場の誰もが、その動きを捉えれなかったように……
「ねぇ……その仮面の下……どうなってる?」
いつの間にか、キツネ面の真横に……反対向きで同じ体制で塀の上にしゃがむ男子生徒……その右手がキツネ面の顔面に触れる寸前。
「っち」
バリアー、攻撃、どちらとも取れそうな高い電流のようなものをキツネ面が周囲に放つ。
「あははっ」
男子生徒は再び楽しそうに笑い……
その攻撃から逃れるように、
細い塀の上で片手でバク転するように後退し、その勢いでつけているヘッドフォンが落ちないように空いた片手でささえる。
「嬢《セティ》ちゃん……何者だい……彼《あれ》」
ナキが現れた男子生徒を見ながら、顔見知りでありそうなセティに尋ねる。
「嬢ちゃん……私のこと?気持ち悪い呼び方すんなよ……」
セティは先にそこを否定しながら……
「3年A組……ソアラ=ノイズ……」
ゆっくりと男を改めて見上げながら……
「私をこの世界に召喚した能力者《にんげん》だよ」
ここまで……それほどの実力を持ちながらも、表に表れることは無かった。
武術会、魔王……神、そんな争いが身近で見ていた……
それでも、もしかしたら、今日、偶然この場に居合わせなければ……
彼女の口から彼の説明をすることなど、一生無かったのかもしれない。
「あは……嫌がるなよ」
仮面をはがされる事を拒むように、敵意を向けられたソアラは楽しそうに笑いながら……
「ノッテきた……そんなに嫌がられたらさぁ……俺も少し意地になっちゃうじゃん」
「……たぁーーーっ」
音楽に乗るように身体を揺すっていたソアラは、不意に叩き込まれたキツネ面の魔法のような能力に吹き飛ばされる。
「いたぁ……さすが、セティ、君が苦戦するはずだね」
起き上がり、両手をポケットに入れる。
「でも……なんで加減してるの、あれ……俺、もしかして舐められてる?傷つくなぁ」
猫背の体制は少しソアラの身体を小柄に見せる。
「……あいつは居ないのか」
ソアラはゆっくりと、その場にいる全員を見ながら……
「誰の……ためにもならない、そう俺も拒み続けてきた……そんな君がさ、魔王討伐だ、神討伐だと……そりゃ随分と哀れだったなぁ……そんな君を変えてしまった彼《おとこ》に挨拶しておきたかったけど……」
そう、セティを通し……レスを見るように睨む。
「まぁ……いいかぁ」
ゆっくりと前髪で隠れる瞳を再びキツネ面に向ける。
青白い魔力の塊がソアラの周りに作り出される。
一斉にそれがソアラ目掛け飛ぶ。
ソアラはただ目を瞑り、ヘッドフォンの音楽に神経を傾け……
「その音は覚えた……」
一瞬で……再びソアラの身体はキツネ面の真横に位置している。
仮面に触れる寸前の右手……
再び、電流がキツネ面の周囲に放出される。
「……煩い雑音《おと》だ……でも、それも覚えた……」
ソアラの右手がキツネ面のフードの奥の顔面を掴み上げる。
「……煩い奴ですね」
「あいたぁーーーっ」
再びソアラの身体がキツネ面の魔力で弾き飛ばされる。
「あいたた……ちょっと怒らせちゃったかな」
楽しそうにソアラは言う。
「セティ……久しぶりだね、はい……プレゼント」
丁度、セティの横に吹き飛ばされたソアラは手にした仮面をセティに渡す。
「………」
フードの奥……暗闇でその素顔は確認できない。
口元が少しだけ、夜の月の光に照らされるように見えている程度。
そして……
くるりとそのまま、セティたちのいる塀の反対側に落ちるようにその姿を消す。
「なんのつもりだ……」
未だ受け取られない仮面を手にした右手をセティに差し向けたままのソアラにセティが問う。
「……本当に、偶然で気まぐれだよ……たまたま、此処に君が居た……孤高で誰の干渉を嫌う君の生き方はさ……結構好きだったんだよなぁ」
ソアラは笑いながら……
「孤高で余計な雑音のない音に……なんだか最近……いろいろ混ざってるような気がしてさ……」
「音楽はいいよね……周りの雑音を消してくれる」
シャカシャカとヘッドフォンからは音が流れている。
それでも、ソアラはセティの言葉《おと》を聞き分けるように……
きちんと言葉を理解する。
「昔の……ただ……素直な君の音が好きだった……孤高に……世界に抗う君の言葉《おと》はね……最高に素敵だった……そんな君の音の波長を狂わせた……あの転入生……ぜひ挨拶したいな」
「言ったよな……これ以上、私に……私たちに関わるな」
そう、ソアラを睨む。
「あは……傷つくなぁ……でもノッテきた……そう嫌がられるとさぁ」
楽しそうにソアラはセティの睨みに笑みで返す。
「そんな……君を惑わす言葉《かれ》は……俺にどんな音楽《ことば》を送ってくれるのだろうか……」
「それじゃ……これ以上、君に嫌われたくないからね」
ソアラは両手をポケットに収めると猫背の姿勢で立ち去るように歩き出す。
「安心しろ……忠誠心も愛情値も……底辺だよ」
その後姿にセティが言い放つ。
「あはっ……傷つくなぁ……」
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